ソル=ハイド


魔神王教団の教皇補佐を担当していた。
30歳、男性。身長178cm、体重79kg。
スポーツ刈りの薄い紫の髪。

クラスはヒーラーナイトという珍しい職種。
魔神王教団に入信した幹部。
エッセの述べる教義に入れ込み、
自らが常に組織のナンバー2であるべきだと自己確信しきっている。
そのためか、戦闘隊長という宗教者にあるまじき
部署の担当を任されているが、本人はむしろ誇りに思っていた。

しかしブラック・レインとそれに伴う
イグジスター発生の現実を目の当たりにした彼は、
いきなりエッセのご都合的な言い分に疑問を持ち、
独自に対イグジスター作戦を立てるべく、奔走する。
ロバート=ストレンジャーを鉄砲玉にして、
殺さず、生かしておいたのも彼の提言によるところが大きい。

イノが離反して、それに合流してからは
現実をよく見据え、細かい事にこだわらなくなり、
一時的とはいえ、非常に高い指揮能力を発揮するが、
ゲイリー=ダーン等の死に激昂、特攻の果てに自爆して死亡。
最後の最後に指揮官らしからぬ行動をしてしまったと言える。

魔神王教団幹部はそれぞれ特異極まる武装を保持しており、
彼は鞭と剣の混合兵装『蛇腹剣』の扱いを得意とする。
他の幹部達への感情は基本的に中立という具合だが、
とにかく随所で仕切りたがるため、煙たがられる事もある。
学者肌で、魔神王の歴史について深く知識をもっている。
その側面から、イノを教育したのも彼である。
性格的には冷静であるが、他者から見ればどうでもいい事に固執し、
周囲の和をまとめる事に失敗してしまう事がある。
好物は黒糖パンという質素さ。
最終更新:2012年08月06日 21:48