用語:ラピュタの雷

ゲーム内におけるラピュタの雷

第3部にてムスカニコニコ上層部の海に放ったラピュタの兵器で、旧約聖書にあるソドム*1とゴモラ*2を滅ぼした天の火。
だがそれ以上の破壊力を持つ全盛期のイチローの凄まじさをよく知る一行(特に落合軍のメンバー)からは「しょぼい」「とんだ茶番」「井の中の蛙」とコケにされる始末。
これにキレたムスカは床を外してイチローをラピュタから突き落とし、「見ろ!人がゴミのようだ!」と悲しく高笑いするのであった。

原作におけるラピュタの雷

概ねゲーム中で表現された通り。だが行数の都合で「ラーマヤーナ*3ではインドラの矢*4とも伝えている」というセリフは省略されている。
原作アニメの中では高さ1300mの爆炎を巻き上げるほどの古代兵器で、柳田理科雄の計算によると「ビキニ環礁で使用された水爆23発分」の威力だとか。

余談

なおこの時、イチローが世界を一瞬で焦土と化したホームランを放つ回想シーンで使われた映像は2009年9月18日にセーフコ・フィールドで行われたニューヨーク・ヤンキースシアトル・マリナーズの9回の裏にマリアノ・リベラから放ったサヨナラ2ランホームラン。

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最終更新:2023年10月21日 19:01

*1 旧約聖書に登場する伝説的な都市。ヨルダンの低地にあったとされ、住民の罪悪のために天から降る硫黄と火によって焼滅したと言われている。

*2 旧約聖書に登場する古代パレスチナの都市。住民の罪悪により神の下した天からの火によって滅ぼされたとされている。

*3 古代インドの大長編叙事詩。ヒンドゥー教の聖典の1つ。

*4 「ラーマヤーナ」の主人公・ラーマが敵のクンバカルナを討つために使用した武器。