[惹かれて 幻想入り]
[町田野彼方]
動画リンク
大まかなあらすじ
MMOゲームプレイヤーが本物の幻想郷(戦国幻想郷?)に入ることに。
ゲームの中だと思っている主人公の目の前には本物の四季映姫様がいた。そして名前もすっかり忘れていた。
その後、映姫様の所に居候し、治安調査の名目で各地を回り雑務・修行などをしながら幻想郷での生活が始まっていく。
特徴
戦国幻想郷の立ち絵を使ったADV形式で物語は進んでいく。
ゲームのステータス画面も出るのでゲーム感覚で見るのが吉。
会話方式で主に主人公視点・心理描写もする。所属・保護者は映姫様・小町(ただ別行動が多いので出番的には・・・)
内容は全体的に幻想郷における主人公の成長物語的なもの。
良い点
ノベルのような大容量の文字形式ではなくADV会話形式なので本格ノベルのように気構えずに読める。
ゲームの立ち絵を使っているだけあって表情は豊かで視覚でも訴えられるので、文字量がなくても雰囲気は伝わる。
全体的に丁寧に作っている感じはある。初期は画像が荒いが、最近は安定して綺麗になっている。
改善点も話を重ねるたびに見られるので、長い目で見てあげると吉。
悪い点
作者自身も謝罪しているが、映姫様の口調など所々のおかしい部分が気になる。これは戦国幻想郷+求聞史記設定なので、原作至上主義の人は気に入らない部分はあると思う。
最近はそうでもないが、初期は潰れやすい字(赤字など、話す人ごとに色を使い分けている)が見えにくくなっている画面がある。
そして結構設定説明が長く、難解に感じる。そういった細かい設定好きな人には受けるかもしれないが、どうでもいい人には少々苦痛かも。
その説明が長さゆえか、展開が遅いのが難点か。
最終更新:2008年07月21日 00:31