【種別】
人名
【初出】
十五巻
【CV】
赤崎千夏
【概要】
ボブカットの茶髪を持つ大人しそうな少女。
ふわふわしたニットのワンピースを着用。
ワンピースの丈が短くかなりギリギリだが、角度を計算しているので見えそうで見えないとか。
見かけ12歳位(自己申告では中学生)で、『アイテム』所属者では唯一の中学生&最年少
メンバー。
『アイテム』勢の中では割とまともなほうの人間だが、
怪しげなタイトルのC級映画に心惹かれたり、
自分が観た作品の使用済みチケットを集めるのが趣味だったりと、
結局のところ
麦野沈利たちとはまた違ったタイプの変人である。
とはいえ
浜面と一緒に
滝壺のお見舞いや退院祝いを企画したり、
追っ手から逃がしたりと、面倒見はいい模様。
浜面曰く「実は知り合いに依存するタイプ」。
また
フレンダに言わせると人使いが荒く、
滝壺に言わせると寂しがりやらしい。
暗闇の五月計画の被験者であり、研究者内での評価は「優等生」。
一方通行の思考パターンを植え付けられながらも、それなりにまともな人格を維持しているからと思われる。
戦闘では
窒素装甲の特性を生かした近接戦闘を得意とする。
それ以外にも拳銃やミサイルなど兵器の取り扱いにも習熟しており、総合的な戦闘力はかなり高い。
【作中での行動】
十五巻では
第一八学区、
第三学区で『
スクール』所属の能力者たちと戦闘。
『アイテム』の戦闘の要の一人として活躍したが、垣根には遠く及ばず一蹴されてしまった。
その後、能力の過剰使用で限界を迎えた
滝壺理后を逃がそうとする
浜面仕上を見逃した。
垣根との戦闘で受けた負傷により行動不能に陥ったが、
浜面に情報隠蔽と救急車の手配を頼んでおり、その後救助されたようだ。
以来、二十巻から二十二巻まで登場する事はなかったが、新約一巻で新生アイテムの一員として再登場。
再登場時は麦野に施された特殊メイク等に興味津々な様子を見せた。
その後、とあるビルの屋上で
黒夜と交戦。
序盤は対等(若干押し気味)な勝負をしていたが、黒夜がイルカのビニール人形から出した大量の腕から、
一転集中で『
窒素爆槍』を放たれ『窒素装甲』を貫かれた。
さらに屋上を縁取る四方の端から出た数千本の腕より『窒素爆槍』を放たれ、
捻じれた槍と化した空気に腹を刺され数百メートル先にあった給水タンクに直撃し重傷を負った。
重傷は負ったものの、『窒素装甲』によりスタミナの減少等で済んだ様子。
絹旗自身は「能力の加護が無ければ挽き肉になっていた」と分析している。
ビルで逆さまにぶら下がっているところに現れた
一方通行に『
新入生』の行き先を聞かれ助言した。
新約二巻では、
バードウェイ・一方通行・浜面・当麻・その他大勢で『ヤツら』に関する重要会議をしている中、
どういう風にフレメアと浜面の接触を感知したのか嫉妬心を限界まで沸かせた滝壺の後を追うようにと麦野と一緒に学生寮の当麻の部屋にやって来た。
しかし『
ヤツら』に関する話を円滑に進めるためにと浜面によって部屋を追い出された。
とある科学の超電磁砲では、
絶対能力進化実験を止めるべく各研究施設を襲撃していた
御坂美琴から施設を防衛する為に、
依頼を受けて脳神経応用分析所で待機していた。
美琴は結局もう一つの施設を襲撃したが、
麦野の指示により防衛組として残っていた絹旗は、
布束砥信が地下の端末を使用して感情の入力を試みている所を発見する。
布束に拳銃での発砲を受けたが、これを
窒素装甲で防御し彼女を拘束。
その後は遊撃隊を離脱したフレンダや
滝壺と合流し、移送を護衛した。
一方、仕事と私生活はしっかりと割り切って物事を考えられるタイプらしく、『
インディアンポーカー』を購入する際に偶然御坂と遭遇しても
「今日はオフですし」というだけで何も気にせず揃って買い物を楽しんでいた。
その後『
巨乳御手』のエッセンスが込められている可能性がある…とされたインディアンポーカーを巡り、
「大量のインディアンポーカーの中から巨乳御手のカードを見つけ出して共有する」という共通目的を持って
(文字通り)胸の膨らみそうな夢の共闘が実現する。
しかし、全てのカードの夢を見ても巨乳御手は見つけられず、2人揃って徒労に終わるのであった。
【口調】
誰に対してもですます調で話す。
会話の中で用いる単語(名詞が多い)に「超」とつける。
例)「キモイと言っても超種類があるんですけど、浜面のは最悪のキモさですね」
また、能力使用時に精神が高ぶると
一方通行の口調が伝染する。( ア行小文字・ンが片仮名化、名前や呼称以外での二人称はオマエ )
例)「……掌から噴射するしか能のねェ超クソ野郎が、私に勝てるとでも思ってンですか」
例)「あァン! そろそろこっちもキャパ超えそォなンだけど状況分かってンのかオマエ!?」
最終更新:2024年09月05日 11:21