【種別】
人名

【元ネタ】
『不思議の国のアリス』およびその続編『鏡の国のアリス』のヒロイン
Wikipedia-アリス (不思議の国のアリス)

【初出】
創約五巻
名前のみ創約四巻


【概要】

橋架結社』に所属する超絶者の1人で、橋架結社のトップ。

不思議の国のアリスのヒロイン、アリスの名を名乗る魔術師の少女。

超絶者達の大元であるイレギュラーの超絶者であり、彼女の能力を目当てに橋架結社は結成された。

【人物】

白い肌に青い瞳、長い金髪を持つ12歳くらいの少女。
頭部には動物の耳に似た巻き髪が一対付いている。
青い半袖ワンピースの上に白いエプロンを重ねて着用し、足には白いストッキングに黒い革靴を履いている。

性格は純粋無垢で無邪気、かつ好奇心旺盛...と、見た目通りの幼い性格。
常にニコニコと笑い、好奇心に従って何にも興味を示し、冒険を求めてあちらこちらと行ったり来たりする。

しかしそれは気紛れで一貫性がないことを意味し、彼女の考えや行動は誰にも読めず、彼女がこれから何をしようとするかは誰にも分からない。

過去に癇癪を引き起こした時は、手当たり次第にお菓子や陶器のポットを何十光年先の惑星にまで投げつけたらしい。なお巷はそんな真実など当然知らないので、遠い遠い星に水や生命の痕跡があった程度の認識の模様。

このアリスの癇癪には、同じ『橋架結社』のアラディア達も手を出せず、もはや存在自体が爆弾のようなものと化している。

【能力】

超絶者の大元であるイレギュラーの超絶者であり、レギュラーの超絶者達とは一線を画す力の持ち主。

魔神や聖人と同様に魔術を基礎から組み立てずとも振るえる特別な存在であり、彼女自身が魔術概念と化している。

その圧倒的な存在は一種のカリスマ性を帯び、その場の運や確率といった流れを掌握し、周囲の生物はカリスマに当てられテンションがおかしくなる。
この結果として学園都市ではコタツシンドロームが発生した。

エネルギー・物理・精神、ありとあらゆる攻撃を食らっても傷一つつかず、同等以上の存在でなければダメージを与えることもできない。
そして首を破壊するような負傷を与えても、時間経過で勝手に復元して元に戻る。

普段はアリスシリーズが代行するため行わないが、殴る、蹴るといった物理攻撃の威力も尋常ではなく、アリスがその気になればどんな物体も一撃で破壊できるという。

さらに彼女が予言したことは必ず的中し、あるといったらあり、ないといったらなく、死ぬといったら死ぬ。

他にも不思議の国のアリスが夢オチなことに由来する「情報を読み取り、真実を暴く力」を有しており、喰らうことで歴史や由来を読み取り、その正体を明らかにするという神装術の使い手には天敵となる能力を持つ。

その極めて高い出力のため、魔神と同じく世界崩壊を考慮し、常に力をセーブしている。

記事のある能力は以下。

【口調】

一人称は「少女」。こどもっぽい口調で話す。
語尾を「です」、「ですし」で締める。
共通トーンを使っているため、本来の口調は不明。
「少女はアリスですっ、せんせいが好きなのです。」

最終更新:2025年09月08日 09:47