【初出】
創約五巻
名前のみ創約四巻
【概要】
不思議の国のアリスのヒロイン、アリスの名を名乗る魔術師の少女。
超絶者達の大元であるイレギュラーの超絶者であり、彼女の能力を目当てに橋架結社は結成された。
【人物】
白い肌に青い瞳、長い金髪を持つ12歳くらいの少女。
頭部には動物の耳に似た巻き髪が一対付いている。
青い半袖ワンピースの上に白いエプロンを重ねて着用し、足には白いストッキングに黒い革靴を履いている。
性格は純粋無垢で無邪気、かつ好奇心旺盛...と、見た目通りの幼い性格。
常にニコニコと笑い、好奇心に従って何にも興味を示し、冒険を求めてあちらこちらと行ったり来たりする。
しかしそれは気紛れで一貫性がないことを意味し、彼女の考えや行動は誰にも読めず、彼女がこれから何をしようとするかは誰にも分からない。
過去に癇癪を引き起こした時は、手当たり次第にお菓子や陶器のポットを何十光年先の惑星にまで投げつけたらしい。なお巷はそんな真実など当然知らないので、遠い遠い星に水や生命の痕跡があった程度の認識の模様。
このアリスの癇癪は同じ『橋架結社』のメンバー達も手を出せず、存在自体が爆弾のようなものと化している。
【裏アリス】
エプロン姿のアリスは「安全で優しい絵本という封印」を施された状態であり、
封印を解除することで、普段のエプロン姿のアリスから、体が中心から左右へ大きく引き裂かれるようにして、黒いボンデージ衣装のアリスが現れる。
この二つのアリスに明確な呼称はないため、便宜上エプロン姿のアリスを表アリス、ボンデージ衣装のアリスを裏アリスと読者は呼称している。
裏アリスは表アリスと容姿こそ同じだが衣装が異なり、
黒いボンデージ衣装(光沢を放つ赤と黒のベルトの拘束具、金属のバックル)のみを身につけ、地肌を大きく晒した格好をしている。
裏アリスの外見年齢は変えることができ、18歳くらいの外見で出現することもある。
裏アリスから表アリスへと戻ることもでき、その際は同様に裏アリスが裂けて中から表アリスが現れる。
表と裏は別個体や本体などではなくどちらも同じ「アリス」なようで、性格は変わらず、記憶のズレなどもない。
裏アリスはアリスにとっての戦闘形態であり、表アリスの能力に加えて、アリスの特異な魂に付随する「奇跡」を戦闘手段として振るう。
なお、封印を解放して力を発揮するという点が「
人域離脱」と共通しているが、関連性は不明。
【能力】
超絶者の大元であるイレギュラーの超絶者であり、レギュラーの超絶者達とは一線を画す力の持ち主。
誕生経緯の結果、彼女自身が「不思議の国のアリス」の魔術概念そのものと化しており、
「
魔神」や「
聖人」と同様に魔術を基礎から組み立てずともその身一つで振るうことができる。
その極めて高い出力のため、魔神と同じく世界崩壊を考慮し、常に力をセーブしている。
その圧倒的な存在は一種のカリスマ性を帯び、その場の運や確率といった流れを掌握し、周囲の生物はカリスマに当てられテンションがおかしくなる。
この結果として学園都市ではコタツシンドロームが発生した。
エネルギー・物理・精神、ありとあらゆる攻撃を食らっても傷一つつかず、同等以上の存在でなければダメージを与えることもできない。
そして首を破壊するような負傷を与えても、時間経過で勝手に復元して元に戻る。
普段は
アリスシリーズが代行するため行わないが、殴る、蹴るといった物理攻撃の威力も尋常ではなく、アリスがその気になればどんな物体も一撃で破壊できるという。
アリスが予言したことは必ず的中し、あるといったらあり、ないといったらなく、死ぬといったら死ぬ。
不思議の国のアリスが夢オチなことに由来する能力。
対象を喰らうことで対象の歴史や由来を読み取り、その正体を明らかにすることができる。
神装術の使い手には天敵となる能力である。
橋架結社のレギュラー超絶者は全員アリスの下位互換であり、術式の相性差などで多少抗うことはできるものの根本的に勝つことはできない。
記事のある能力は以下。
【作中での行動】
シュプレンゲルから
上条当麻の話を聞き、好奇心に駆られて橋架結社から抜け出し上条の元へ赴く。
12月29日、学園都市の
上条の寮に忍び込み、浴槽で寝ている上条の毛布に潜り込み添い寝する。
インデックスらと朝食を済ませると上条に付き添って外出し、小萌先生の補習に向かう。
補習が終わり帰りに『
デリバリーゴーラウンド」で買い物していると、「
オーバーハンティング」との衝突事故に上条と共に巻き込まれ、事態の収集に奔走する上条に付き添う。
上条らは見事この一件を大団円で納めたが、実はその結末はアリスの『
ライブアドベンチャーズインワンダーランド』により作られた都合のいい結果だった。
その結果を良しとせず、アリスに元の世界に戻すよう願い出た上条に対して『死にますけど』と忠告するも、上条は「それでもだ」と言い、干渉前の世界に巻き戻す。
巻き戻し後の世界でも事態を解決した上条を見届け、シュプレンゲルに連れられて帰還。計画を進める準備を始める。
...と思いきや、上条が喜ばないからと、橋架結社の計画を放棄した。
そのため橋架結社は上条に対する対応を巡り、殺害派と救出派に別れた。
1月1日、アリスの我儘で橋架結社は学園都市に領事館を建設。
アリスは上条を領事館に招き、館内を案内する。
1月3日、裏切り者のシュプレンゲルをどうするか話し合う会議にて、シュプレンゲルの殺害を止めようとアリスを説得しようとする上条に対し、殺害派の
H・T・トリスメギストスと救出派の
旧き善きマリアが対峙する。
アリスは上条を巻き込み戦いを始めた両者に制裁を加えるが、2人を殺さないために上条が止めに入ったことで、関係が悪化。
拗ねたアリスは上条に
グリフォンを嗾ける。
妹達の狙撃や
一方通行の介入で上条は領事館から逃げ延び、アリスは涙ながらに目を背けた。
上条の逃走後、ショックが大きかったのか半ば硬直して動かなくなってしまう。
これ以上儀式に悪影響を齎すことを防ぐために、トリスメギストスの指示のもと急ピッチで復活の儀式の準備が進められる。
儀式においてはアリスは計画されていたメインステージではなく、端に置かれていた。
儀式は成功し、
ローゼンクロイツが復活。しかし復活したCRCは超絶者達を一掃。唯一生き残ったアリスに注目し、硬直したままアリスは頭部を潰される。
そして
キングスフォードとCRCとの交戦中、CRCの
死体を操る魔術によって操られ、キングスフォードに致命傷を与えた。
その後遺体はその場に放置され、目撃した上条達は完全に死亡したと判断した。
しかしどういうわけか立ち上がり、頭部のないままに生存。
上条たちに
第一二学区まで吹き飛ばされたCRCをトリスメギストスと共に襲撃。
全身の肉を抉り、真実を暴く力で神装術を剥がしCRCを殺害。
その場に居合わせたインデックスと
オティヌスの方を向く。
頭を再生したアリスとトリスメギストスはオティヌスを逃すため自分を囮にしたインデックスを捕虜にし、
とある高校で上条を待つ。
学園都市はアリスの影響を受けた学生達が暴徒と化して暴れ回っており、上条はインデックスを救いアリスを正気に戻す為、アリスが居るとある高校へ赴く。
夜遅く、とある高校に辿り着いた上条を笑顔でクラッカーを鳴らして出迎え、上条に肉体の限界が近づいていることを告げる。
上条はこれまでの幾度もの無茶で既に肉体の崩壊が始まっており、アリスはそれを回避する方法を探すためインデックスを攫ったという。
インデックスの知識にも彼を救う方法がないと知ったアリスは、上条に救われた世界なのだから、上条が居なくなるのであれば壊しても構わないと言い出す。
アリスは首のない状態に戻り、その後それを脱ぎ捨て大人の姿をした裏アリスになる。
アリスは上条と仲直りするために本気で戦うことを告げ、そんな彼女を止めるため、上条は拳を握り対峙する。
シュプレンゲルとトリスメギストスの助力もあり何とかアリスを止めることはできたが、上条は予言通り死亡した。
その後大人の状態で学園都市を彷徨うが、1月8日、地獄巡りを乗り越えて復活した上条と遭遇。泣きながら上条の復活を喜ぶ。
表アリスになると上条の寮についていき、上条との会話を楽しむが、そこに顔を出した魔神とステイルと戦闘になる。
アリスは魔神の相手を引き受け、慣れない詠唱をしてでも加減して魔神と戦闘。他人に任せる成長をした姿を見せる。
戦闘終結後、上条と寮を出ると、主導権を取り戻した
コロンゾンが超絶者を圧倒しているところと遭遇。そのままコロンゾンとの戦いへと移行する。
コロンゾンとの追撃戦が終了すると、シュプレンゲルや橋架結社の面々たちと共に学園都市を去る。
【口調】
一人称は「少女」。こどもっぽい口調で話す。
語尾を「です」、「ですし」で締める。
共通トーンを使っているため、意図した話し方かは不明。
「少女はアリスですっ、せんせいが好きなのです。」
最終更新:2026年05月17日 21:42