【名前】明桜闘熾(あけざぐら とうき)
【性別】男
【所属】科学/双天秤《オルタナティブス》
【能力】筋線隆起(ビーストグロウ)レベル3
【能力説明】
肉体系能力。自分の筋繊維を強化する際に繊維内外の膜の張力の強弱もコントロールする能力。
増強された筋肉を張力の強弱によって制御する事で強大なエネルギーの解放に繋がる。
速筋繊維、中間筋繊維、遅筋繊維などを効率よく強化する事で瞬発力や持久力などが上昇。
膜の張力に干渉するので選択的な透過壁として特定物質の進入を阻止したり、
隣接する細胞と様々な情報交換を行ったりする膜機能を部分的に行使できる。
【概要】
帝白サーカス団『
スタンティーク』で活動するピエロ巨人&野獣コンビ双天秤《オルタナティブス》の片割れ。
『右天秤の野獣』を名乗っている
七狩野高校三年生。『野獣』と書いてビーストと読む。
中学時代は
明知中等教育学院に存在するサークル
明知男児の会の四代目会長を務めた。
設立当初は真面目なサークルだった明知男児の会がただの趣向をぶつけ合うお遊び的なサークルになった原因。
エロい事が大好きな明桜が会長になった事で明知男児の会での議題は思春期の男の子らしくエロ話関係が多くなった。
不真面目な学院生活を送った事で当初志望していた有名高校の推薦入試に失敗。
失敗した原因がふしだらなサークル活動だと見抜いた親の指示もあり七狩野高校へ入学。
七狩野高校であれば肉体的・精神的にも鍛えられると見込んだ親だったが、明桜にとってはまるで刑務所の中に入れられたかのような日々を送る羽目になった。
親に頭が上がらない明桜は2年以上我慢していたが、来る日も来る日もトレーニングや勉強漬けの毎日でとうとうストレスが爆発寸前に。
スキルアウトをブッ飛ばす事でストレスを発散させようと鼻息を荒くしながらウロついていた所へ、
女性と共にバイクを走らせる
帝白紫天が偶然通り掛かる。
卒業以来久し振りの再会だったが、帝白が女性とイチャついていると勘違いした明桜は法定速度で走行するバイクと並走しながら帝白を尋問。
一緒にいた女性とサーカスが契機となって知り合った旨を聞き出し、色々混乱していた明桜は帝白を半ば脅しながら『スタンティーク』へ入団。
団員の1人の影響で動物演芸を全く行わない事情を聞いた明桜は自ら動物役を買って出る。
サーカスにて人間が動物演目を率先して行うなど前代未聞クラスの与太話に聞こえるが、明桜は至って真面目に動物演芸ならぬ人物演芸を行っている。
男に生まれた者として何らかのナンバーワンに上り詰めたいという熱い想いを胸に抱き、その為には努力を惜しまないという潔さ。
四代目会長を務めた日本男児としての誇りは今もなお持っている。当時の仲間達との付き合いは続いており、サーカステントの設置の手伝いで呼んだりしている。
当初はモテる為とストレス発散を理由に『スタンティーク』へ加入したが、今では人物演芸でナンバーワンになりたいと考えるようになった。
相方である『左天秤の巨人』
キルイ=クレアランスとは、七狩野へ転校してきた彼が周囲に上手く馴染めていない所に声を掛けた事が関係の始まり。
穏やかながら芯の強いキルイに日本男児とはまた違う“男”を見た明桜は後に彼を『スタンティーク』へ誘う。
現在では息の合ったピエロ巨人&野獣コンビとして活動している二人だが、「ナンバーワンとオンリーワン。どっちが上か」で時々喧嘩腰になりながら激論を交わしている。
【特徴】
筋骨隆々な190センチを超える体格だが、相方のキルイが約2.5メートルという規格外な身長の為それ程目立たない。
角刈りの黒髪にしゃくれたアゴ、全体的にいかつい顔の造形。興奮した時の目はまさに野獣の眼光。ボディビルダーのように黒光りした皮膚を持つ。
着崩したラフな格好に下駄を履く。全力走行や人物演芸を行う際は裸足。近頃は演芸の為に伝統芸能の資料を収集するようになった。
『スタンティーク』団員として現地集合する時はマラソン感覚でキルイと一緒に走って行く。
【台詞】
「帝白!何故お前はじじくさい癖にいつもいつも女子と行動を共にできるのだ!?学院時代もそう。今もそう!ふざけるな!女子との出会いを求める気持ちならお前に負けん!」
「ミカちゃ~ん!
ギンちゃ~ん!クリスちゃ~ん!サーカスが終わったら俺と一緒に遊びに行こうぜええぇぇ!!」
「オンリーワンよりナンバーワン!それはこのサーカス団でも変わらぬ!日本男児ならその頂を目指すに決まってるだろうがキルイ!!」
「まだまだ血湧き肉躍らぬ。あのような火の輪くぐりなど前座も前座。余興程度よ。さぁ観衆達よ。『右天秤の野獣』に更なる障害を訴えよ。それら全て、この誇り高き日本男児が踏破してくれようぞ!!」
【SS使用条件】
特になし