ASW-G-71 ガンダム・ダンタリオン

【形式番号】 ASW-G-71
【機体名】 ガンダム・ダンタリオン
【パイロット】 ザザ・フォッシル(ザディエル・ザルムフォート)
【所属陣営】 不明
【動力】 エイハブ・リアクター
フレーム ガンダム・フレーム
【武装】 ベイオネット・ライフル/ソード
バイデント
ケラウノス
アイギス
Tブースター/ハーフカウルT
Bブースター/ハーフカウルB

【詳細】

かつて厄祭戦末期に開発された72機存在するガンダム・フレームタイプMSの一つ。
ギャラルホルンの中でもセブンスターズに次ぐ名家であるザルムフォート家が所有している。

ASW-G-08 ガンダム・バルバトスよりも更に細身のまるで骸骨のような姿が特徴。
ブースターやサブアームというバルバトスですら持っていた装備を一切持っていない、フレームに最小限の装甲を取り付けただけとも思えるMS。

71という形式番号からわかるように、本機はガンダム・フレームの中でも開発がストップするほど後期に近い時期に開発されたMSであり、
これまでのガンダムとMAの戦闘データを反映させ、大規模な装備の見直しが何度も行われた機体である。

「ネイキッド」と呼ばれる素体を中心としてバックパック及び上半身、腰部及び下半身をまるごと覆うような大型の兵装を換装し単騎であらゆる局面に対応することを目的に調整が進められていた。
その結果としてフレーム自体にも独自規格が用いられており、膝関節はダンタリオンオリジナルのもので機動性を高めるよう駆動系も調整されている。
ドクロのような顔を持ち、背部の基礎ユニットから伸びるアームに接続されるヘッドギアのようなパーツを装着している。

ベイオネット・ライフルと呼ばれる折りたたみ式の銃剣、バイデント、ケラウノス等基本兵装が豊富に揃えられており、
それらはハーフカウルTの巨腕状態でも扱えるように設計されている。
また各強化パーツには専用の装備が有り、TブースターとBブースターをハーフカウルとして全身に装着したあと、アイギスを胸部装甲として装着することで、
「パーフェクトカウル」と呼ばれる最強形態になれると言う。

元々トライエイジ限定のMSとして登場したが、外伝月鋼の2期への登場が確定。
パイロットも設定され、加えてHGとしてのキット化も決定した。

【余談】

ダンタリオンとは地獄の36の軍団を率いる序列71番の大公爵のこと。

無数の老若男女の顔を持ち、右手には書物を持った姿で現れる。
あらゆる学術に関する知識を教えてくれる他、人間の心を読み取り意のままに心を操る力を持ち、他人の秘密を明らかにするという。
愛を燃え立たせる力や望む場所に幻覚を送り込む力を持つらしい。

ザルムフォート家とザザの関連性は不明。なお、ザルムフォートという名前を持つキャラは外伝2期に登場しており、
ジルト・ザルムフォートというギャラルホルンの首席交渉官。
かつてダンタリオンに乗り活躍したことでザルムフォート家の名を名乗ることを許されたという由緒ある家柄である。

このダンタリオン、ザルムフォート家の管理下から何者かが盗み出したらしいが、パイロットのザザ・フォッシルは、
ザルムフォート家の嫡男、ザディエル・ザルムフォートの偽名であった。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2018年12月30日 02:13