エイハブ・リアクター

【武装名】 エイハブ・リアクター
【読み方】 えいはぶ・りあくたー
【搭載MS】 鉄血のオルフェンズ登場MS全て

【詳細】

P.D.世界に存在するMSや施設のエネルギー源などに使われる架空動力炉。

相転移炉の一種であり、人工的に精製した真空素子を相転移させることで莫大なエネルギーを発生させる。
それでいて小型化が可能であり、その出力はMSサイズの炉でも一施設の全電力をまかなえる程高出力。

相転移反応を起こした際にその出力に応じた重力場をリアクター中心に発生させるという特徴があり、それを慣性制御に利用するためMSのコクピットは基本的にリアクターの近辺に配置されている。
またリアクターの稼働に伴い、炉内にエイハブ粒子と呼ばれる粒子が生成され、MSの耐Gシステムや、艦艇の擬似重力発生装置に使われる。

このエイハブ粒子は発生してから僅かな時間で崩壊し、ニュートリノやμ粒子といった素粒子に分解し、超高速で周囲に飛び散ってしまう。
この際に発生する磁気嵐の一種がエイハブ・ウェーブと呼ばれるもので、リアクターが稼働し続ける限り発生するものであるため、このウェーブの検知によりリアクターの所在、ひいてはそれを利用した艦艇やMSの存在を感知することが出来る。

またリアクターが稼働している周辺では、無数の素粒子の妨害を受けるため無線通信やレーダー機器、ミサイルなどの誘導兵器、無人機の遠隔操作もコントロールが不可能になってしまう。
これに伴い、市街地へのリアクター、MSの持ち込みは禁止されており、実際に市街地にMSが出現した際には街中の電力供給が途絶されてしまうシーンが描写されている(1期24話参照)。
グレートメカニックによれば航空機の運用も不可能になってしまうとされる。
ウェーブの影響範囲内での通信にはLCSや専用の中継機が必須。

コクピットがリアクター周辺にあるということは、パイロットという急所の存在が固定されてしまうということになる。
上述のエイハブ粒子に含まれる重力因子の性質を持つ粒子を利用するためであり、車のエンジンのようなものなので位置が決まってしまうのは必然的であるとメカニック&ワールドにて明言されている。

ただロディ・フレームのように背中に取り付けられていたり、胸部にコクピットが存在しないヘキサ・フレームは胴体に真横になって埋め込まれている等、
フレームによって多少の差異は存在する。
他のフレームの形状を見る限りどうやらこのリアクターは円形をしているらしい。

宇宙コロニーの動力源にもこのリアクターが使われており、それ故にコロニー内では無線通信が使えない。
コロニー内で離れた相手と通信するためには有線通信が必須であり、小型端末をケーブルで繋がないと通信ができない。

このようなメリット、デメリットを併せ持つその特性が300年前に発生した厄祭戦の原因とされているが詳細は不明。
元々は行き過ぎた機械化思想により進化が暴走したモビルアーマーに搭載されていたため、この半永久機関が作られ、組み込まれたMAが誕生したのが厄祭戦の原因とすると、リアクター自体が戦争を拡大化させる一因になっていると見ることも出来るだろう。
厄祭戦後技術水準が後退した現在では、ギャラルホルンがその技術を独占しているため新規製造できるのはギャラルホルンにしか出来ないとされる。
そのため他の陣営は厄祭戦時に使われていたものを回収し流用する形でMSに使用していることから希少価値が極めて高く、リアクターは極めて高価。
製造には恒星に建設したプラントにて行われるとされるが劇中で描写されたことはない(メカニック&ワールドP94より)

リアクターとそれを構成する物質はモビルスーツのインナーフレームよりも頑強であり、物理的に破壊するのは不可能なのだとか。
フレーム自体が破損しても、リアクターは壊れない。
万が一エイハブ・リアクターが破損するような場合があるとすると、宇宙の危機に繋がるらしいが、フレーム材として使われる高硬度レアアロイよりも頑強ならそちらでMSを組み上げればよいのではないだろうか。
技術的な問題で大型化出来ない、のか。
其れ故に数百年前の厄祭戦時に開発されたエイハブ・リアクターが今も尚現役で稼働し続けているポイントが有り、
発生したエイハブ粒子がスペースデブリを引き寄せることで高密度のデブリ帯を形成してしまうため、そういった場所でのリアクター回収作業は困難を極める。

なおリアクターは一つ一つがワンオフ品であり、発生するエイハブ・ウェーブは固有周波数が存在する。
これはギャラルホルン等のデータベースに登録されており、周波数を解析することで機体データを逆算する事が可能となっている。
なおスリープモードになれるようで、その場合エイハブ・ウエーブも収まるらしく、再起動をかける必要がある。
エイハブ・ウェーブの反応で数がわかることから、夜明けの地平線団はあえて機体のリアクターをスリープモードにして強襲船で牽引することで敵に戦力を誤認させるという頭脳プレーを披露した。

ちなみに「エイハブ」という名称は、リアクターを開発した科学者の名前であることがグレートメカニックの記述にて判明した。
その科学者の本名は「エイハブ・バラエーナ」。

最終更新:2021年10月27日 01:07