DynagenでCCIEを目指す
Dynamips Dynagen 起動 トラブル事例
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事例1 ファイルパスに2バイト文字を含む場合
- エラー概要
以下のように2バイト文字を含む位置にnetファイルを配置します。
C:\日本語\sample1.net
- エラー内容
すると、netファイル起動時に以下のようなエラーメッセージが表示されます。
Reading configuration file... Error: lost communication with dynamips server localhost It may have crashed. Check the dynamips server output. Exiting... Press ENTER to exit
- 対処方法
2バイト文字を含まない位置にnetファイルを配置します。
事例2 ルータが単独で存在する場合
- エラー概要
ルータが1台のみで何も接続されていない場合は、ルータを起動できない事もあります。c3660などはルータ1台のみでも起動できましたが、c2600シリーズなどの場合はルータ1台で起動する事ができませんでした。
実際に私がエラーに遭った時のnetファイルは以下の通りです。
実際に私がエラーに遭った時のnetファイルは以下の通りです。
ghostios = True sparsemem = True [localhost] [[2610]] image = \Program Files\Dynamips\images\c2600-ipbasek9-mz.124-21.bin # On Linux / Unix use forward slashes: # image = /opt/7200-images/c7200-jk9o3s-mz.124-7a.image # npe = npe-400 ram = 160 [[ROUTER R1]] # s1/0 = R2 s1/0 model=2610 # [[ROUTER R2]] # No need to specify an adapter here, it is taken care of # by the interface specification under Router R1
- エラー内容
ルータに接続するとOKと表示されてからの処理が一向に進みません。あたかもコンソールがキー入力を受け付けないかのようにも見えました。その時の画面キャプチャは以下です。

- 対処方法
事例3 ghostios, sparsememの設定がない場合
- エラー概要
ghostios, sparsememが有効になっていない場合は、ルータを起動できない事もあります。c3660などはghostios, sparsememの設定がなくても起動しますが、c2600シリーズなどの場合はghostios, sparsememを有効にしないと起動しませんでした。
実際に私がエラーに遭った時のnetファイルは以下の通りです。
実際に私がエラーに遭った時のnetファイルは以下の通りです。
[localhost] [[2610]] image = \Program Files\Dynamips\images\c2600-ipbasek9-mz.124-21.bin # On Linux / Unix use forward slashes: # image = /opt/7200-images/c7200-jk9o3s-mz.124-7a.image # npe = npe-400 ram = 160 [[ROUTER R1]] # s1/0 = R2 s1/0 f1/0 = R2 f1/0 model=2610 [[ROUTER R2]] # No need to specify an adapter here, it is taken care of # by the interface specification under Router R1 model=2610
- エラー内容
ルータに接続するとOKと表示されてからの処理が一向に進みません。あたかもコンソールがキー入力を受け付けないかのようにも見えました。その時の画面キャプチャは以下です。

- 対処方法
事例4 対応していないIOSを使用した場合
- エラー概要
Dynagenは全てのIOSに対応しているわけではありません。advsecurityk9のように対応していないIOSもあります。対応していないIOSを使用するとルータは起動しません。
実際に私がエラーに遭った時のnetファイルは以下の通りです。
実際に私がエラーに遭った時のnetファイルは以下の通りです。
ghostios = True sparsemem = True [localhost] [[2610]] image = \Program Files\Dynamips\images\c2600-advsecurityk9-mz.123-12.bin # On Linux / Unix use forward slashes: # image = /opt/7200-images/c7200-jk9o3s-mz.124-7a.image # npe = npe-400 ram = 160 [[ROUTER R1]] # s1/0 = R2 s1/0 f1/0 = R2 f1/0 model=2610 [[ROUTER R2]] # No need to specify an adapter here, it is taken care of # by the interface specification under Router R1 model=2610
- エラー内容
ルータに接続するとOKと表示されてからの処理が一向に進みません。あたかもコンソールがキー入力を受け付けないかのようにも見えました。その時の画面キャプチャは以下です。

- 対処方法
Dynagenに対応したIOSに変更して下さい。
事例5 メモリの割り当てが大きすぎる場合
- エラー概要
貧弱なマシンの場合、メモリの割り当てが大きすぎると、ルータが起動しません。
実際に私がエラーに遭った時のnetファイルは以下の通りです。
実際に私がエラーに遭った時のnetファイルは以下の通りです。
model = 3620 [localhost] [[3620]] image = C:\Program Files\Dynamips\images\c3620-j1s3-mz.123-18.bin ram = 256 [[ROUTER R1]] f0/0 = NIO_gen_eth:\Device\NPF_{0D51D0BB-041D-44A5-9315-1F17595F3E28} e1/0 = R2 e1/0 e1/1 = R3 e1/1 [[ROUTER R2]] f0/0 = NIO_gen_eth:\Device\NPF_{86622A85-C3D8-422D-ACEB-4828937850FA} e1/2 = R3 e1/2 [[ROUTER R3]]
- エラー内容
以下のエラーメッセージが表示されます。
Error: time out communicating with dynamips server localhost Exiting... Press Enter to exit
- 対処方法
メモリの割り当てを減らします。私の場合、メモリ割り当てを256から128に減らす事でルータが起動しました。