続きへのお返事
2006/7/196:31[No.37054 / 39215 ]
投稿者 :
ja2047
ja2047
このトピで、例のmisareiji氏などは、国際法違反と主張するのをあきらめて、日本軍にとっての軍律違反を問えるという主張に転換してましたね。それにしても現実には軍律裁判をやってないわけですから、アウトには変わりないですが。
ここでも指摘したことがあると思いますが、当時の日本軍の記録で、安全区の敗残兵について、「私服戦闘は戦争犯罪だから処刑した」と書いてある記録は現存しないのですね。
単に中国兵を拘束し、処分したという記述だけしかなく、そこには私服で潜伏していたことの違法性を問うた形跡は全く見られません。後の東京裁判でのやりとりでも、検事側はこれを捕虜殺害として告発しており、これに対して弁護側中山証人は>>「殺したと言うことはないはずで釈放した。 若干は裁判に掛けた後処刑したかもしれない。」
という趣旨の供述をしています。
という趣旨の供述をしています。
無裁判処刑が合法であるなどという主張はまったくなされていません。実は、今日の「無裁判処刑合法論」というのは当時の軍人の常識では考えられない論だったのではないでしょうか。
「無裁判処刑合法論」というのを誰が最初に言い出したのかは気になりながら確認できていないのですが、「現代歴史学と南京事件」では東中野センセが言いだしのように書かれていますね。
やはり実際のところは、当時の日本軍としては捕獲した中国兵は軍服を着ていようといまいと、その場の勢いで殺してしまったというのが実態で、国際法違反だの戦時重罪だのまではなにも考えていなかったと見るのが正解なのでしょう。 だって記録がないんだもん。
「無裁判処刑合法論」はずいぶん後になって東中野センセか田中正明センセあたりが苦し紛れにひねり出したもので、井上久士氏からも色摩力夫氏からも批判されている、学問的にはお話にならない説のわけです。
この点
「皆さん、生真面目に考え過ぎじゃないでしょうか?」
というnmwgipさんの発言はこの一言について言えば、的を「得た」ものだと思います。
返信
これは メッセージ 37049 shoujouji さんに対する返信です
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