コウヤトビバッタ - 日本が核戦争で滅んだ後、ポストアポカリプスになったので設定を投げ合ってシェアワールドにするWIKI

荒野を翔ける蝗害

　和名：コウヤトビバッタ
　学名：スチストセル・グレガリア
　科目：バッタ目バッタ科

　放射線の影響下で種を存続させるため変性したサバクトビバッタ。
　放射線への高い耐性を獲得し、植物の減少に伴い、食性が肉食へと変化している。
　種に関係無く、蛋白源となる動物は人間であろうと捕食する。

　繁殖能力が極めて高く、その卵は成体の有する放射線耐性だけでなく、乾燥や水没にも強い。
　ただし、戦後の殺虫剤散布が激減したことで耐性が低くなっており、広範囲に殺虫剤を散布すれば駆除は比較的容易。
　しかし、核戦争後の荒野でそれを行うことは不可能に近い。
　そのため個体数は現在も増加の一途を辿っており、総数は現状把握できていない。

　一個体の危険度は低いが、群れると大きな脅威となる。
　獲物を見つけては骨まで貪り喰らう彼らは、まさに捕食者だろう。