玄関に編み上げの可愛らしいブーツが置いてある。黒曜石ちゃんが来ているようだ。
「おじゃましています」
「いらっしゃい、ゆっくりしていってね。それにしても、本だらけだね。何の相談かな?」
「クリスマスにパーティでも、と思いまして。黒曜石と料理の相談をしていたのです。人数が多いですから、いまから手配や準備しておかないと」
「ああ、なるほどね……手伝えることがあったら言ってよ。力仕事くらいしかできないけど。さて、お風呂に入るよ」
「はい。その時はお願いしますね」
「おじゃましています」
「いらっしゃい、ゆっくりしていってね。それにしても、本だらけだね。何の相談かな?」
「クリスマスにパーティでも、と思いまして。黒曜石と料理の相談をしていたのです。人数が多いですから、いまから手配や準備しておかないと」
「ああ、なるほどね……手伝えることがあったら言ってよ。力仕事くらいしかできないけど。さて、お風呂に入るよ」
「はい。その時はお願いしますね」
「でも……どう考えても厨房係が足りないわね……」
「他の姉様たちはいかがでしょう?」
「う~ん、彼女たちには会場のほうをね。気配りと采配は一流だから、厨房に閉じ込めるのはもったいないわ。虎ちゃんや漬物石ちゃんにもお願いしてみようかしら……」
「置石さんも来ちゃいそうですね……」
「それ、いいかもしれないわね。イタズラさえしなきゃ結構な腕前よ、彼女。私が声を掛けてみるわ。手は多いほうが仕事は早くすむし。せっかくのパーティだもの、私たちも楽しまなきゃね」
「そうですね。私からもお願いしてみます」
「お願いね。私は夜には戻るつもりだから。後片付けは翌日でいいわね」
「何かあるんですか?」
「マスターと二人っきりでね」
「あ~~~、いいなぁ姉様」
「ふふふっ。あなたのところは人数が多いから大変そうね。殺生石さんのところもかしら。鶏冠石は素直になれるか心配ね」
「ツリーはどうしましょう?」
「珊瑚に頼んであるから大丈夫よ。雲母が枝振りのいい樹を知っているそうだから。オーナメントは瑪瑙に任せてあるし、アメジストあたりがアンティークのいい物を持っていそうね。瑪瑙に伝えておいてくれるかしら。飾りつけは月長石と子供たちにしてもらおうかしら。結構いいセンスしているし、子供の扱いも上手だし」
「早めに準備してもちょうどいいくらいですね。プレゼントはどうしましょうか?」
「それも大丈夫。信頼できる人にお願いしてあるわ」
「さすが姉様です」
「あとのことはその時に考えましょう。それじゃ、頼むわね」
「他の姉様たちはいかがでしょう?」
「う~ん、彼女たちには会場のほうをね。気配りと采配は一流だから、厨房に閉じ込めるのはもったいないわ。虎ちゃんや漬物石ちゃんにもお願いしてみようかしら……」
「置石さんも来ちゃいそうですね……」
「それ、いいかもしれないわね。イタズラさえしなきゃ結構な腕前よ、彼女。私が声を掛けてみるわ。手は多いほうが仕事は早くすむし。せっかくのパーティだもの、私たちも楽しまなきゃね」
「そうですね。私からもお願いしてみます」
「お願いね。私は夜には戻るつもりだから。後片付けは翌日でいいわね」
「何かあるんですか?」
「マスターと二人っきりでね」
「あ~~~、いいなぁ姉様」
「ふふふっ。あなたのところは人数が多いから大変そうね。殺生石さんのところもかしら。鶏冠石は素直になれるか心配ね」
「ツリーはどうしましょう?」
「珊瑚に頼んであるから大丈夫よ。雲母が枝振りのいい樹を知っているそうだから。オーナメントは瑪瑙に任せてあるし、アメジストあたりがアンティークのいい物を持っていそうね。瑪瑙に伝えておいてくれるかしら。飾りつけは月長石と子供たちにしてもらおうかしら。結構いいセンスしているし、子供の扱いも上手だし」
「早めに準備してもちょうどいいくらいですね。プレゼントはどうしましょうか?」
「それも大丈夫。信頼できる人にお願いしてあるわ」
「さすが姉様です」
「あとのことはその時に考えましょう。それじゃ、頼むわね」
「帰ったのかい?」
「ええ、あとは動くだけです。楽しみにしていてくださいね」
「ああ、そうするよ。賑やかになるだろうね」
「そうですね。でも、マスター。忘れないで下さいね。パーティは昼間ですけど、夜は二人で過ごすクリスマス・イヴですから……」
「……はい」
クリスマスまで1ヶ月。僕は鋼の精神を鍛えることを誓った。
「ええ、あとは動くだけです。楽しみにしていてくださいね」
「ああ、そうするよ。賑やかになるだろうね」
「そうですね。でも、マスター。忘れないで下さいね。パーティは昼間ですけど、夜は二人で過ごすクリスマス・イヴですから……」
「……はい」
クリスマスまで1ヶ月。僕は鋼の精神を鍛えることを誓った。