「ううぅ~。食べ過ぎたー、飲みすぎたー、頭いたいし~あづいぃ~、さぶいぃ~」
「うっとうしい、くっついてこないで。歩きにくい」
あれだけパーティーではっちゃけるなって言ったのに。
「ごめ~ん」
「おかげで片づけまでできなかった。まったく」
黒曜石に気を使わせちゃって、先に帰らせてもらった。
「あ~、でもたのしかったよ。黒曜石のケーキも料理も美味しかったし、私たちの特大ケーキも結構ウケてたじゃん」
「まぁ、ね。いろいろ分かったし……」
「なにが?」
「おしえない」
「あ、ずるい」
「……ほら、ベンチがあったよ。休憩する?」
「話しそらした……休憩はするけどさ」
「……ふぅ」
「おしり冷たい」
「文句いわない」
「ふぁああっ……空気が冷たいねぇ」
空気が澄み切ってる。置石が伸びをしたままの状態でベンチの背にもたれかかって分厚い雲を眺めている。
「うん、もうじき雪でも降ってくるんじゃないかな」
「そ」
「……」
「……」
「……何、考えてるの」
なんとなく、置石に尋ねてみた
「……別に。ただ……ありがと」
内心驚いたけど、表情には出さなかった……出てないと思う。
「珍しいね」
「まぁね。私にもなにがありがたいのか説明できないけど」
「そう……そうだ。これ、プレゼント」
「え、コレ……ナニ?」
懐から手帳状のものをとりだし、ぴらぴらと置石に見せた。
「置石に内緒でこっそり撮ってた『置石フォトアルバム』。あんな姿やこんな姿、中にはモザイク必須のものまで」
「……」
「怒った?まぁ、これはちょっとした冗――」
「コレを絆とも言うのだわっ!!!!」
「ゴフッ」
ヤバイ、ちょっと入った。
「もうお嫁にいけないぃ……」
「ゲフゲフ」
道にあお向けで倒れて、しばらくそのままで真っ黒い空をあおぐ。
「……いつまで寝てるの」
「ん……ねぇ、置石」
「なに?」
「目、つぶって」
「うん? なにするつもり?」
ゆっくり起き上がって、目をつぶって無防備な置石のおでこに軽く口づけをした。
「うわっ!」
「……クリスマスプレゼント、嫌だった?」
「い、嫌じゃない、けど、びっくりした……」
「そう、じゃぁ、帰ろうか」
置石の手を取って、二人くっついて道を歩く。
「あ、わたしもプレゼントあったんだ。ちょっとまって」
ポケットというポケットをひっくり返す。
「あれ? ……やばっ、どーしよう! おとしちゃったみたい……」
「なにおとしたの……」
「…………元祖ボンバーマン爆弾」
「そんなもの持ち歩いてたの……?」
「うぅ、ちゃんと可愛くラッピングしたのに……」
本当に悔しそうな顔をしているから冗談じゃなかったんだろうなぁ……。
「そーだ!」
置石がなにか思いついたみたい。
「目ぇつぶって!」
「……それ、さっき私がした奴じゃない?」
ネタの繰り返しはさすがに……ねぇ?
「ほらぁ! はやく!」
しぶしぶ、わたしは目をつぶる。
外灯の明かりの下、二つの影がかさなった。
「うっとうしい、くっついてこないで。歩きにくい」
あれだけパーティーではっちゃけるなって言ったのに。
「ごめ~ん」
「おかげで片づけまでできなかった。まったく」
黒曜石に気を使わせちゃって、先に帰らせてもらった。
「あ~、でもたのしかったよ。黒曜石のケーキも料理も美味しかったし、私たちの特大ケーキも結構ウケてたじゃん」
「まぁ、ね。いろいろ分かったし……」
「なにが?」
「おしえない」
「あ、ずるい」
「……ほら、ベンチがあったよ。休憩する?」
「話しそらした……休憩はするけどさ」
「……ふぅ」
「おしり冷たい」
「文句いわない」
「ふぁああっ……空気が冷たいねぇ」
空気が澄み切ってる。置石が伸びをしたままの状態でベンチの背にもたれかかって分厚い雲を眺めている。
「うん、もうじき雪でも降ってくるんじゃないかな」
「そ」
「……」
「……」
「……何、考えてるの」
なんとなく、置石に尋ねてみた
「……別に。ただ……ありがと」
内心驚いたけど、表情には出さなかった……出てないと思う。
「珍しいね」
「まぁね。私にもなにがありがたいのか説明できないけど」
「そう……そうだ。これ、プレゼント」
「え、コレ……ナニ?」
懐から手帳状のものをとりだし、ぴらぴらと置石に見せた。
「置石に内緒でこっそり撮ってた『置石フォトアルバム』。あんな姿やこんな姿、中にはモザイク必須のものまで」
「……」
「怒った?まぁ、これはちょっとした冗――」
「コレを絆とも言うのだわっ!!!!」
「ゴフッ」
ヤバイ、ちょっと入った。
「もうお嫁にいけないぃ……」
「ゲフゲフ」
道にあお向けで倒れて、しばらくそのままで真っ黒い空をあおぐ。
「……いつまで寝てるの」
「ん……ねぇ、置石」
「なに?」
「目、つぶって」
「うん? なにするつもり?」
ゆっくり起き上がって、目をつぶって無防備な置石のおでこに軽く口づけをした。
「うわっ!」
「……クリスマスプレゼント、嫌だった?」
「い、嫌じゃない、けど、びっくりした……」
「そう、じゃぁ、帰ろうか」
置石の手を取って、二人くっついて道を歩く。
「あ、わたしもプレゼントあったんだ。ちょっとまって」
ポケットというポケットをひっくり返す。
「あれ? ……やばっ、どーしよう! おとしちゃったみたい……」
「なにおとしたの……」
「…………元祖ボンバーマン爆弾」
「そんなもの持ち歩いてたの……?」
「うぅ、ちゃんと可愛くラッピングしたのに……」
本当に悔しそうな顔をしているから冗談じゃなかったんだろうなぁ……。
「そーだ!」
置石がなにか思いついたみたい。
「目ぇつぶって!」
「……それ、さっき私がした奴じゃない?」
ネタの繰り返しはさすがに……ねぇ?
「ほらぁ! はやく!」
しぶしぶ、わたしは目をつぶる。
外灯の明かりの下、二つの影がかさなった。
「今後一切耳に息吹きかけるのやめてくんない?」
「えー」
置石にはあとで服をプレゼントしました。
「えー」
置石にはあとで服をプレゼントしました。