今日は、電気石を連れてペリドットさんの家に遊びに来ている。
「じー……」
で、さっきから電気石がペリドットさんの顔を見つめたまま動かない。
一体どうしたのだろう。さっきまで話していた僕とペリドットさんも、口を閉ざしてしまう。
「じー……」
「あ、あまり見られると照れちゃいますね」
「じー…………」
眉をハの字にして、困った顔のペリドットさん。
それでも電気石の凝視は終わらない。一体どうしたものか。
「電気石、ペリドットさんの顔に何か付いてるの?」
「……メガネ」
ペリドットさんのかけている丸レンズのメガネを指差す。
「確かに顔に付いていると言えばメガネだけど……」
「……メガネ、かけたい」
ペリドットさんの顔を見ながら一言。
「メガネ、メガネ」
「……だそうです。どうしますか?」
「はぁ……少しだけなら構いませんけど」
「じー……」
で、さっきから電気石がペリドットさんの顔を見つめたまま動かない。
一体どうしたのだろう。さっきまで話していた僕とペリドットさんも、口を閉ざしてしまう。
「じー……」
「あ、あまり見られると照れちゃいますね」
「じー…………」
眉をハの字にして、困った顔のペリドットさん。
それでも電気石の凝視は終わらない。一体どうしたものか。
「電気石、ペリドットさんの顔に何か付いてるの?」
「……メガネ」
ペリドットさんのかけている丸レンズのメガネを指差す。
「確かに顔に付いていると言えばメガネだけど……」
「……メガネ、かけたい」
ペリドットさんの顔を見ながら一言。
「メガネ、メガネ」
「……だそうです。どうしますか?」
「はぁ……少しだけなら構いませんけど」
「くらくらぁ……」
ペリドットさんのメガネをかけながらふらつく電気石。
そんなに度がきついって、そもそもだてメガネじゃないとは……じゃない!
「で、電気石っ、危ないよ」
電気石の体を抱き上げる。それでも顔はふらふらしている。
「あ、あらら、どうかしましたか? えと、えーと……」
メガネを外したペリドットさんはといえば、その場から動かずにおろおろと周りを見渡すだけ。
僕が電気石を抱き上げたのも見えていない様子。そんなに目が悪いんだ……。
「ほら、ペリドットさんにメガネ返さないと……」
ふらつく電気石の顔から、メガネを取り上げる。
途端にふらつきが収まる電気石。そして僕の手の中にあるメガネを見て……。
「……もう一回」
「駄目っ」
どうしてそこでそうなるのかな……。
「あ、あのぉ……メガネメガネ」
「え、ああはい、どうぞ……」
そして、メガネをかけないと一挙一動が危なっかしいペリドットさん。
宝石乙女って、視力もしっかり作り込まれてるんだなぁ……ちょっと感心。
と、考えるふける前に、ペリドットさんにメガネを差し出す。
僕の手とペリドットさんの間は30センチほど。一応僕の手は見えているのだろうけど、どこか手で探っているような動作も。
やや危なげに僕の手からメガネを取るペリドットさん。ほっと一息つき、メガネをかける。
「ふぅ。何も見えないとやっぱり不安になってしまいますね」
「そ、そうですか……」
「もう一回」
「だからだーめ」
残念そうに肩を落とす電気石。これ以上ペリドットさんに迷惑はかけられないので、仕方ない。
それにしても、どうしてふらつくようなことをもう一回やりたくなるのだろうか……気分が悪くなるだけだと思うんだけどなぁ。
「ぶー……マスター……似合ってた?」
「え?」
唐突に、そんなことを尋ねてくる。
電気石にメガネ……正直、よく見てなかったからなんと言えばいいか。
「いや、その、ね……うーん」
「【蛋白石のマスター】さん、女の子が服飾に関して尋ねてきた時に、迷うなんて失礼ですよ」
「す、すみません……でもなぁ」
「……ぶー」
二人の視線が突き刺してくるかのように……痛いよ。
「に、似合ってる……と、思うよ、うん」
「ほんと?」
「うん、ホント」
「……もう一回、見て」
「こーら」
どうして電気石はそこまでメガネにこだわるのか。
僕には到底理解出来ない、そんな気がする。
ペリドットさんのメガネをかけながらふらつく電気石。
そんなに度がきついって、そもそもだてメガネじゃないとは……じゃない!
「で、電気石っ、危ないよ」
電気石の体を抱き上げる。それでも顔はふらふらしている。
「あ、あらら、どうかしましたか? えと、えーと……」
メガネを外したペリドットさんはといえば、その場から動かずにおろおろと周りを見渡すだけ。
僕が電気石を抱き上げたのも見えていない様子。そんなに目が悪いんだ……。
「ほら、ペリドットさんにメガネ返さないと……」
ふらつく電気石の顔から、メガネを取り上げる。
途端にふらつきが収まる電気石。そして僕の手の中にあるメガネを見て……。
「……もう一回」
「駄目っ」
どうしてそこでそうなるのかな……。
「あ、あのぉ……メガネメガネ」
「え、ああはい、どうぞ……」
そして、メガネをかけないと一挙一動が危なっかしいペリドットさん。
宝石乙女って、視力もしっかり作り込まれてるんだなぁ……ちょっと感心。
と、考えるふける前に、ペリドットさんにメガネを差し出す。
僕の手とペリドットさんの間は30センチほど。一応僕の手は見えているのだろうけど、どこか手で探っているような動作も。
やや危なげに僕の手からメガネを取るペリドットさん。ほっと一息つき、メガネをかける。
「ふぅ。何も見えないとやっぱり不安になってしまいますね」
「そ、そうですか……」
「もう一回」
「だからだーめ」
残念そうに肩を落とす電気石。これ以上ペリドットさんに迷惑はかけられないので、仕方ない。
それにしても、どうしてふらつくようなことをもう一回やりたくなるのだろうか……気分が悪くなるだけだと思うんだけどなぁ。
「ぶー……マスター……似合ってた?」
「え?」
唐突に、そんなことを尋ねてくる。
電気石にメガネ……正直、よく見てなかったからなんと言えばいいか。
「いや、その、ね……うーん」
「【蛋白石のマスター】さん、女の子が服飾に関して尋ねてきた時に、迷うなんて失礼ですよ」
「す、すみません……でもなぁ」
「……ぶー」
二人の視線が突き刺してくるかのように……痛いよ。
「に、似合ってる……と、思うよ、うん」
「ほんと?」
「うん、ホント」
「……もう一回、見て」
「こーら」
どうして電気石はそこまでメガネにこだわるのか。
僕には到底理解出来ない、そんな気がする。
◇
「メガネ……お姉さん……」