手に握った銃の重さは今でも憶えている。
ショットガンを両手で持ち、少女たちに向けていた。どこからか銃声が聞こえて、少女たちが向けていた銃が火を吹いて、そして。
子供が死んでいた。
年は、5歳ぐらいだったと思う。幼稚園に通ってそうな年頃の男の子が、目から血を流して倒れていた。
あの子のように悲鳴を上げることもなく、何も言えずに道路の上に転がり、二度と動くことも声を上げることもない。
ショットガンを両手で持ち、少女たちに向けていた。どこからか銃声が聞こえて、少女たちが向けていた銃が火を吹いて、そして。
子供が死んでいた。
年は、5歳ぐらいだったと思う。幼稚園に通ってそうな年頃の男の子が、目から血を流して倒れていた。
あの子のように悲鳴を上げることもなく、何も言えずに道路の上に転がり、二度と動くことも声を上げることもない。
「人殺し。」
その声がずっと耳にこびりついている。
自分の親だけでなく、被害者の少女の親の顔が、何度も何度も血の中から浮かんでくる。
自分の手から離そうと思っても、取ろうと思っても剥がれないエアガンを必死に引き剥がそうとしたところで。
前原圭一は園崎魅音の声を聞いて覚醒した。
自分の親だけでなく、被害者の少女の親の顔が、何度も何度も血の中から浮かんでくる。
自分の手から離そうと思っても、取ろうと思っても剥がれないエアガンを必死に引き剥がそうとしたところで。
前原圭一は園崎魅音の声を聞いて覚醒した。
「────魅音?」
口から出た言葉は、自分の声とは思えないほどに枯れていた。言い終わると共にむせて、その度に全身が痛む。そこでようやく、圭一は己の身体の熱に気づいた。至る所が熱り、痛んでいる。つむりたくなる目をなんとか開くと、視界に入ったのは翠の髪の美少女だった。
(魅音、無事だったんだな。)
心配そうに喋る彼女の声は聞こえないが、それでも生きていたことにホッとする。あのヘリコプターの不時着がどれほどのものなのか圭一にはよくわからなかったが、自分に比べて軽傷そうには見えた。首がひどく痛むので目だけを彼女に向けると、別の少女も現れた。おそらく年齢は梨花や沙都子と同じくらいだろう。彼女がお盆に乗せた水のコップを手に取ると、そっと圭一の口元へと運んだ。
舐めるように水を飲む。冷たい感覚が口から喉、そして胃へと落ちていく。その涼やかさにまた咽び、苦労して水を飲み込んでいく。なんとかコップ半分の水を飲み込めた頃には、上体を起こせるようになっていた。荒い息をし、頭に載せられていた手拭いで顔の汗を拭きながら、自分の耳だけがなかなか正常に戻らないのを自覚する。どうもずっと水の中にいるような聴こえ方で、体を起こすだけで酔ってくる。だが、さっきに比べればだいぶマシだった。
舐めるように水を飲む。冷たい感覚が口から喉、そして胃へと落ちていく。その涼やかさにまた咽び、苦労して水を飲み込んでいく。なんとかコップ半分の水を飲み込めた頃には、上体を起こせるようになっていた。荒い息をし、頭に載せられていた手拭いで顔の汗を拭きながら、自分の耳だけがなかなか正常に戻らないのを自覚する。どうもずっと水の中にいるような聴こえ方で、体を起こすだけで酔ってくる。だが、さっきに比べればだいぶマシだった。
「着替えたのか……その服似合ってるぜ……魅音。」
軽口を叩く余裕まででてきた。その言葉を聞いた瞬間、凄い勢いでどこかを振り向いた彼女の表情には気づかず、そっと耳元に顔を寄せた彼女の声が脳を刺激した。
「……お、おじさん頭打っちゃってさ、ちょっと記憶飛んでるんだよね。この、殺し合いが始まってからのさ。」
「圭ちゃん……これまでに何があったっけ?」
「圭ちゃん……これまでに何があったっけ?」
そういう彼女の表情の意味を、圭一は理解できなかった。
どんな感情がどれほど込められているのか、あまりに複雑すぎて。
そしてその言葉が、自分の手に残る銃の衝撃を思い出させて。
一瞬、自分も記憶があやふやだと言おうとして。
どんな感情がどれほど込められているのか、あまりに複雑すぎて。
そしてその言葉が、自分の手に残る銃の衝撃を思い出させて。
一瞬、自分も記憶があやふやだと言おうとして。
「人を殺したんだ。」
しかし、それではあの時命がけで自分を助けてくれたのに、そんな魅音を疑った自分と変わらないような気がして。
「こどもを、撃ったんだ。」
かさぶたを剥がすように自らを傷つけながら、圭一は己の罪を告白した。
「鷹野先生、前原さんが目を覚ましたました!」
時刻は4時半近くだった。
自衛隊基地から学校へと避難した宮瀬灯子は、クラスメイトの春野百合が負傷していたのもあり、ずっと保健室に居たために鷹野三四の手伝いをする1人となっていた。幸か不幸か、同じく鷹野の手伝いをする本乃あいのようにクラスメイトが追加で巻き込まれているようなことは無かったので、鷹野の元からの知り合いである園崎詩音と、詩音と付き合いの長い氷室実咲も合わせた4人で手当てを手伝っている。
そんな彼女なので、この殺し合いの場でも長い付き合いの方である鷹野の表情から、彼女が複雑な心境だというのは察せられた。
自衛隊基地から学校へと避難した宮瀬灯子は、クラスメイトの春野百合が負傷していたのもあり、ずっと保健室に居たために鷹野三四の手伝いをする1人となっていた。幸か不幸か、同じく鷹野の手伝いをする本乃あいのようにクラスメイトが追加で巻き込まれているようなことは無かったので、鷹野の元からの知り合いである園崎詩音と、詩音と付き合いの長い氷室実咲も合わせた4人で手当てを手伝っている。
そんな彼女なので、この殺し合いの場でも長い付き合いの方である鷹野の表情から、彼女が複雑な心境だというのは察せられた。
「手当てに必要な道具が足りないのよ。今度彼のような怪我をした子がいても、包帯もガーゼも足りないわ。」
「薬もありませんか? 百合ちゃん、だんだん痛がってて。」
「……市販薬で足りるわけ無いわね……保健室に麻酔があるわけないもの……」
「薬もありませんか? 百合ちゃん、だんだん痛がってて。」
「……市販薬で足りるわけ無いわね……保健室に麻酔があるわけないもの……」
灯子の反応で察せられたと理解した鷹野はそう言いながら頭に手をやった。
学校で手に入る物などたかが知れている。それで何人もの負傷者を鷹野1人で診てきたが、物資不足というどうにもならない事情を前に鷹野ができることはなくなりつつある。
学校で手に入る物などたかが知れている。それで何人もの負傷者を鷹野1人で診てきたが、物資不足というどうにもならない事情を前に鷹野ができることはなくなりつつある。
「具合はどうかしら?」
「……あの、あなたは……」
「健忘かしら……私は鷹野三四。看護師よ……自分の名前は言えるかしら?」
「前原、圭一です……」
「……あの、あなたは……」
「健忘かしら……私は鷹野三四。看護師よ……自分の名前は言えるかしら?」
「前原、圭一です……」
まずは圭一の様子を確認しに行く。顔色は悪く、自分のことも憶えていないことから数日から数週間程度の記憶喪失の可能性があると判断し、更に鷹野の顔が曇る。実際は圭一と鷹野の歩んできた時間が違うからなのだが、そんなリアリティの無いことを2人が思い当たるはずも無く。鷹野は圭一の様子から、己が投与したC120が偽薬だったという確信を得るに留まる。そして連れ出した詩音の様子が暗いことにも頓着しなかった。
「彼の様子だ「お姉ちゃんがヘリコプターに乗ってました」え?」
「あのヘリコプター、魅音が操縦してたんです。」
「あのヘリコプター、魅音が操縦してたんです。」
目を伏せて言う詩音に釣られて、鷹野も彼女の顔の先を見る。窓の外の校庭の隅では、依然としてヘリコプターが墜落した時の火災に包まれ黒煙を上げていた。
「彼はまだ混乱しているわ、そうでしょう?」
「怪我のせいじゃないですよ、お姉ちゃんを見捨てたからです。」
「あのヘリコプターからは彼以外の誰かがいたなんて話は無かった──」
「人を殺したって言ってました。子供を撃ち殺したって。」
「え? なに?」
「怪我のせいじゃないですよ、お姉ちゃんを見捨てたからです。」
「あのヘリコプターからは彼以外の誰かがいたなんて話は無かった──」
「人を殺したって言ってました。子供を撃ち殺したって。」
「え? なに?」
顔を伏せたまま言う詩音の言葉に、思わず素の反応が出る。
「私を魅音だと思ってたんです。だから記憶喪失のふりして色々聞いたらベラベラ話しましたよ。」
「そう……どんな、どんな話を聞き出せたのかしら?」
「警察署の近くで、山田って女の人と会って、梨花ちゃんぐらいの女の子たちと会って撃ち合いになったらしいです。そこで、女の子たちの仲間だった小さな男の子を撃ったって。その後も警察署で和服の男とか金髪の男の子とかに襲われて、屋上にあったヘリで魅音と一緒に逃げてきたって言ってました……」
「そう……どんな、どんな話を聞き出せたのかしら?」
「警察署の近くで、山田って女の人と会って、梨花ちゃんぐらいの女の子たちと会って撃ち合いになったらしいです。そこで、女の子たちの仲間だった小さな男の子を撃ったって。その後も警察署で和服の男とか金髪の男の子とかに襲われて、屋上にあったヘリで魅音と一緒に逃げてきたって言ってました……」
早口で、途切れ途切れに言う詩音の話に、さしもの鷹野も言葉を失う。なにから話してなんて言葉をかければいいのか流石にわからない。そんな彼女から出たのは半ば話を変えるための提案であった。
「もっと彼からちゃんと話を聞く必要があるわね……あなたは彼から聞き出して。私は……そうね、康一くんに話があったから、また後で話しましょう。」
コツ、コツ、コツ、コツ。
足音がトイレの外から響いてくる。
抱えたサブマシンガンの安全装置を外す。
自分の荒い息が煩わしい。そのうるささが敵に気づかれることになるのではないかと、握る銃身に力が篭もる。
黒い影が走る。入り口に足を踏み入れた相手に、関本和也は銃口で刺突するようにして発砲しようとした。
足音がトイレの外から響いてくる。
抱えたサブマシンガンの安全装置を外す。
自分の荒い息が煩わしい。そのうるささが敵に気づかれることになるのではないかと、握る銃身に力が篭もる。
黒い影が走る。入り口に足を踏み入れた相手に、関本和也は銃口で刺突するようにして発砲しようとした。
「っ! しゃ、小狼か……」
「関口、落ち着け。」
「ああ。ああ……みんなは?」
「後は重い荷物を荷台に載せるだけだ。広瀬さんが呼んでる。」
「関口、落ち着け。」
「ああ。ああ……みんなは?」
「後は重い荷物を荷台に載せるだけだ。広瀬さんが呼んでる。」
李小狼たちは、学校からほど近いドラッグストアに来ていた。
これまで小狼などの一部から提案されていたものの鷹野によって危険すぎると止められていた学校外への探索。その探索を広瀬康一に頼んだのは、他ならぬ鷹野本人であった。
これまで小狼などの一部から提案されていたものの鷹野によって危険すぎると止められていた学校外への探索。その探索を広瀬康一に頼んだのは、他ならぬ鷹野本人であった。
「康一くん、車の運転は……できないわよね。」
「僕がですかっ?」
「私以外に免許持ってる人がいないのよ……あの梨は別よ? どうしてか戦車は動かせた子もいるみたいだけど……ペイロードを考えると結局普通の車が一番だわ。」
「はぁ……」
「僕がですかっ?」
「私以外に免許持ってる人がいないのよ……あの梨は別よ? どうしてか戦車は動かせた子もいるみたいだけど……ペイロードを考えると結局普通の車が一番だわ。」
「はぁ……」
このような話が出たのが今から30分ほど前のこと。この時、学校にいた運転免許を持つ人間は、鷹野の他はふなっしーのみである。そもそも高校生以上の人間が身体障害者の山田クミ子や自衛隊基地での戦闘により負傷している四宮かぐやなどごく僅かであり、まともに動ける磯崎凛と星乃美紅の2人はそれぞれ同性の子供たちを纏めることを鷹野は期待していた。なにより、鷹野がまともに交流のある比較的年齢の高い人間となると、康一以外に頼める人間がいなかった。
「広瀬さん、悪ぃ。遅れた。」
「広瀬さん、西谷は?」
「広瀬さん、台車持ってきました。」
「広瀬さん、西谷は?」
「広瀬さん、台車持ってきました。」
今回の探索の目的は、薬局の発見とそこにある医薬品の入手である。
病院よりは比較的数が多く、管理体制も甘いというのが鷹野の見立てであり、必要な物のリストを康一に渡すと人選を一任した。
もちろん康一にはなんの知識も無いので途方に暮れたが、ひとまず顔見知りの西宮アキトを仲間に加え、保健室で鷹野の話を聞いていた関本も志願し、外部への探索を提案していた小狼にも話を振ると二つ返事で承諾した。
病院よりは比較的数が多く、管理体制も甘いというのが鷹野の見立てであり、必要な物のリストを康一に渡すと人選を一任した。
もちろん康一にはなんの知識も無いので途方に暮れたが、ひとまず顔見知りの西宮アキトを仲間に加え、保健室で鷹野の話を聞いていた関本も志願し、外部への探索を提案していた小狼にも話を振ると二つ返事で承諾した。
「関口くん、そっちの機関銃の足持って。西谷くんは、そっちの二酸化炭素のガスボンベを、李くんも一緒に。せーのっ。」
(関本なんだよなあ……)
(西宮なんだよなあ……)
(関本なんだよなあ……)
(西宮なんだよなあ……)
関本と共に機関銃を軽トラの荷台に載せる康一に、いつ名前を間違えているかと言い出すべきかと悩みながら少年たちは各自荷物を積み込んでいく。全員軽く自己紹介はした仲とはいえ、言ってしまえばほぼ初対面だ。アキト以外と面識が無い康一は関本はもちろんアキトの苗字すら間違えているし、他の3人にいたっては自分以外の3人の氏名は勘で呼んでいる状況で、中国人でわかりやすい小狼以外は適当に呼び合っていた。
しかし、共通の目的は互いの名前など些細な問題にする。名前などわからなくても遊ぶぐらいの年齢なのもあって、とりあえず呼び合えるならそれでいいと流して、全員医薬品などの鷹野からのオーダーをこなしていた。
しかし、共通の目的は互いの名前など些細な問題にする。名前などわからなくても遊ぶぐらいの年齢なのもあって、とりあえず呼び合えるならそれでいいと流して、全員医薬品などの鷹野からのオーダーをこなしていた。
「これで全部か……しっかし、二酸化炭素のボンベなんてなんで必要なんだ? ドライアイス作るためなら普通にドライアイス持ってきゃいいんじゃねえの?」
「保管できる容器が無いって言ってたよ。できればそれも見つけてほしいって。どうしてもってほどじゃあないからリストには載ってないんじゃないかな。」
「西谷、アルコール類は載せきれなかったからダッシュボードの上でいいか?」
「うん、じゃあ、行きまーす……」
「保管できる容器が無いって言ってたよ。できればそれも見つけてほしいって。どうしてもってほどじゃあないからリストには載ってないんじゃないかな。」
「西谷、アルコール類は載せきれなかったからダッシュボードの上でいいか?」
「うん、じゃあ、行きまーす……」
アキトは小狼に応えながら、荷台で関本と康一が手で荷物を抑えているのを認めてゆっくりと軽トラを走らせ始めた。EDFの訓練の一環で最低限の運転技能を持っていたアキトが、アクセルとブレーキの区別がつかなかった康一よりも適任だと満場一致で運転手になったのである。
その時である。4人の首輪から、そしてカーラジオから一斉に音楽が流れ出した。
6時の放送である。
その時である。4人の首輪から、そしてカーラジオから一斉に音楽が流れ出した。
6時の放送である。
『──磯崎蘭──』
「磯崎さん!?」
「磯崎さん!?」
最初に死者の名前に反応したのは小狼だった。その名前は自衛隊基地からの付き合いである少年の名前である。実際には、彼の名前は磯崎凛であり、磯崎蘭は彼の妹の名前なのだが、そこまでの判別をつけられる人間は4人の中にいなかった。
ただならぬものを感じて、アキトは放送の記録を小狼に任せるとアクセルを踏み込んだ。カーラジオの音は明瞭で、エンジン音を割いてクラスメイトの死を関本に告げる。合わせて読み上げられた名前に、そういえばアイツ妹いたよなと、また顔を青くした。
『──小林聖司──小林疾風──』
更に名前は読み上げられる。最初に出会った1人である小林旋風の兄弟の名前も呼ばれた。戦国武将などの名前も呼ばれどこまで信憑性があるのか怪しくても、『もしも』を考えずにはいられない。
これまで関本を心配する側だった康一にも、絶句する番が回ってきた。その内心を代弁するかのような関本の言葉が右から左に抜けていく。死にすぎている。あっけなさすぎる。
言ってから康一は思った。何が大丈夫なんだ? また1人どこかで、誰かが死んだっていうのに、いったいぜんたい何を大丈夫だと思ったんだ?
『──山岸由花子──』
「────」
「────」
そしてその名は康一への罰のように告げられた。
転校生の自分によく話しかけてくれた、ちょっと、いや大分距離感が近くて少々……苦手ではあったものの、クラスメイトの少女も、この地獄のどこかで命を落としたのだろうか。
都合、81名。学校に集まった人間の倍の数の人間が死者として読み上げられた。
それを冷静に受け止められるほどできた人間はこの場にはいなかった。
転校生の自分によく話しかけてくれた、ちょっと、いや大分距離感が近くて少々……苦手ではあったものの、クラスメイトの少女も、この地獄のどこかで命を落としたのだろうか。
都合、81名。学校に集まった人間の倍の数の人間が死者として読み上げられた。
それを冷静に受け止められるほどできた人間はこの場にはいなかった。
「みんな、そろそろ学校だ。」
小狼が窓から頭を出して荷台の2人に告げる。
安全運転で自転車程度のスピードで走る軽トラが学校に戻ったのは、6時15分を過ぎたあたりのことだった。
安全運転で自転車程度のスピードで走る軽トラが学校に戻ったのは、6時15分を過ぎたあたりのことだった。
「おいなんか煙上がってるぞ、火事か!?」
関本の言葉に全員が校舎に目を向ける。いくつかの教室は白煙に制圧され窓からも漏れ出していた。
それは、火事ではない。雪代縁が打ち込んだモースグレネードの煙である。しかし関本達にそれは関係なかった。
校庭の隅でいまだに燃えるヘリコプター。それが何らかの理由で引火したのではないか。先から微かに聞こえてきた爆発音は、火災によるものではないか。そう考えて目を凝らす。実際は銃の乱射によるものだと判別がつく者はいない。校舎にも銃が落ちている以上、それが火事によって暴発しているのか人に向けて撃たれているのかなど区別のつけようがなかった。そして彼らが学校を出た時には見なかった乗用車が、校庭中央に停まる戦車達の側で黒煙を上げていた。
それは、火事ではない。雪代縁が打ち込んだモースグレネードの煙である。しかし関本達にそれは関係なかった。
校庭の隅でいまだに燃えるヘリコプター。それが何らかの理由で引火したのではないか。先から微かに聞こえてきた爆発音は、火災によるものではないか。そう考えて目を凝らす。実際は銃の乱射によるものだと判別がつく者はいない。校舎にも銃が落ちている以上、それが火事によって暴発しているのか人に向けて撃たれているのかなど区別のつけようがなかった。そして彼らが学校を出た時には見なかった乗用車が、校庭中央に停まる戦車達の側で黒煙を上げていた。
「おかしいな、校門は小林たちが見張ってたはずなのに。なんでガラ空きなんだ。」
「昇降口に着けるぞ! 掴まれ!」
「昇降口に着けるぞ! 掴まれ!」
いつの間にかヘアスタイルを変えていたアキトの声が響き、軽トラはそのまま校舎へと突っ込んだ。下駄箱の間をすり抜け、スロープから廊下に顔を出したところで停まる。そこにいたのは。
返り血を所々に付け、手に持つ刀を血に染めている、銀髪の男。校庭で燃える車の火付け人。雪代縁。そして。
返り血を所々に付け、手に持つ刀を血に染めている、銀髪の男。校庭で燃える車の火付け人。雪代縁。そして。
「氷室さん、離れて!」
「俺が行く。」
「俺が行く。」
小狼とは自衛隊基地からの、そして関本にとっては保健室で自分を看病してくれた女子の1人である。氷室実咲。
「来い……っ!」
「小狼く──うわっ!?」
「小狼く──うわっ!?」
助手席から飛び降り、一目散に廊下を駆け抜けて、小狼は視聴覚室前の縁に肉薄する。一目見て相手は危険人物だと、そして手加減できる相手ではないと見抜いた小狼は出し惜しみしない。相手の刀が見えていないかのように突貫すると、その手を間合いの外から崩拳のように延ばす。それを縁は容赦無たやく一太刀で頸を飛ばそうとして、しかしその刃が、突如小狼の手から伸びた剣にぶつかり、縁の胸に浅く刺突の傷が残った。
(暗器か?)
(倭刀術か!?)
(倭刀術か!?)
小狼の振るう刀は普段はアクセサリーのようになっているが小狼の意に応じて剣としての本性を表す。その性質を活かした奇襲であったが、しかし縁には届かない。それは小狼の躊躇いのため。李小狼という1人の少年に、人を刺し殺すことへの土壇場の躊躇があった。
そしてそれを復讐者は逃しはしない。小狼を乙和瓢湖のような暗器使いと判断し小細工を弄される前に斬り伏せようと足を前に踏み出し、だがそのまま前転へと移行した。それまで縁の上半身があったところに振るわれたのは、ロングソード。
そしてそれを復讐者は逃しはしない。小狼を乙和瓢湖のような暗器使いと判断し小細工を弄される前に斬り伏せようと足を前に踏み出し、だがそのまま前転へと移行した。それまで縁の上半身があったところに振るわれたのは、ロングソード。
「お前か……」
「■■■!」
「味方……なのか?」
「■■■!」
「味方……なのか?」
後ろから聞こえた特徴的な竹アーマーの音。それを響かせる相手を知っている縁に、クレイ・C・アンダーソンの刃は届かない。それにより生まれた隙こそ小狼が求めていたものであり、同時にそれが小狼の切り札を切れない理由でもある。
小狼は確かに近接戦闘を得意としているが、その最大火力は魔力を活かした符術にある。範囲・速度・威力、どれをとっても達人相手にでも通用するものだ。だからこそクレイが邪魔になる。符術を使う隙が生まれたが、符術を使えばクレイを殺しかねない。そして。
小狼は確かに近接戦闘を得意としているが、その最大火力は魔力を活かした符術にある。範囲・速度・威力、どれをとっても達人相手にでも通用するものだ。だからこそクレイが邪魔になる。符術を使う隙が生まれたが、符術を使えばクレイを殺しかねない。そして。
「さがってくれ!」
「■■■?」
(言葉が通じないのか!)
「■■■?」
(言葉が通じないのか!)
ほぼ初対面の上言語の壁がある。連携などとりようがない。
「西谷、行ってくれ! ここは俺がやる!」
せめて保健室へいち早く薬を届けるために仲間の背中を押す。縁と切り結ぶ小狼にできるのはそのくらいだった。
「バックするよ!」
一方、これまで縁にサブマシンガンの銃口を向けていたアキトの判断は早かった。直ぐに昇降口から後進させると逆側の昇降口を目指す。保健室前へは戦車などが邪魔でアキトでは迅速に通れるかわからない以上、校庭を校門側から大回りして逆側の昇降口から校舎に入り、保健室へ薬を届けることに切り替える。負傷者の避難や小狼への助太刀など、その後もやるべきことは多い。
──ぱらららら。
(サブマシンガンの銃声──ぐあ!」
「うおおお緊急脱出!!」
「関谷くん!」
「うおおお緊急脱出!!」
「関谷くん!」
そんな先のことなど考えている余裕はアキトには無い。突如として受けた銃撃にハンドルをとられ、戦車に正面から突っ込みそうになる。それをなんとかドリフトで避けるも、荷台では二酸化炭素のガスボンベが転がり、押し潰されそうになった関本が飛び降りて校庭を転がる。それを康一は叫び声しか上げれず見ているしかない。更に軽トラは加速する。昇降口から逸れて校舎に向けて猛スピードで向っていく。康一にできることはただ一つ。
「落ち着いて!!」
それはスタンド能力かそれとも気迫か。荒ぶる軽トラに急ブレーキがかかる。それでも減速しきれず校舎にぶつかる寸前、ドリフトで昇降口へと飛び込むと、下駄箱を押し潰しながら停車した。
一瞬の浮遊感の後、荷台から投げ出される。先程までいたところにボンベが転がり、それに寒気を覚えたのは背中の痛みに悶絶してからだった。
一瞬の浮遊感の後、荷台から投げ出される。先程までいたところにボンベが転がり、それに寒気を覚えたのは背中の痛みに悶絶してからだった。
「ぐあ……っ! に……西谷くん……大丈……」
「動くな。」
「動くな。」
そしてアキトが無事か確かめようと運転席に向けた康一の目に写ったのは、全身を蜂の巣にされて虫の息のアキトと、刀を自分の首に突きつけるひょっとこの面だった。
「西谷くん!!」
「西谷……」
「どいてくれ! 大怪我してる!」
「西谷……」
「どいてくれ! 大怪我してる!」
一体こいつは誰なんだ、なぜアキトが撃たれているのか、一体何が起きているのか。わけがわからない。背中を強打し呼吸は上手くできず、脳は冴えない。そんな冴えない己の頭に苛立ちながら康一はなんとか立とうとする。この時、彼の腰椎が折れていたためそれは不可能なのだが、そんなことは知らないし関係無い。目の前で刀を向けてくる男が、さっきの銀髪の侍の仲間なのかもしれない。男の刀が揺れる中、康一は鬼気迫る顔で地を這う。
「……誰がそれに乗っていた?」
「僕たちだ!」
「僕たちだ!」
質問の意図もわからない。誰がも何も自分たち以外に誰が乗っていたというのか。増える疑問に更に苛立ち、康一の髪が逆立つ。男の刀の震えが止まる。アキトが血を吐き、首が座らなくなり落ちる。早く止血しなくては。
「あやつが李小狼か?」
「違う、向こうで戦ってる! そこにいるのは西谷くんであっちが関口──」
「違う、向こうで戦ってる! そこにいるのは西谷くんであっちが関口──」
ザン。
刀が目にも止まらぬ速さで振るわれる。康一が発声していた声帯が骨ごと断ち切られる。ずるりと視界が地面に引きずられて落ちる。そして急速に意識が遠のき。
広瀬康一は己が斬首されたことを最後まで知ることなく、アキトの顔を見ながら死んでいった。
広瀬康一は己が斬首されたことを最後まで知ることなく、アキトの顔を見ながら死んでいった。
「よせ、近藤っ。」
「なんで撃った!」
「なんで撃った!」
「仲間を撃つ人間を止めるのに他に方法がある?」
「だからって撃つこと──」
「だからって撃つこと──」
傷口から血を流しながら食って掛かる近藤の頬がパアンと叩かれる。咄嗟に殴り返そうとして、詩音がサブマシンガンで銃撃した軽トラがどこかに突っ込んだであろう音を聞いて、振りかぶった拳を止めた。
「儂らが止めるより早くそこの者が止めた、それだけだ。」
こめかみから血を流して床に倒れる詩音に一瞥をくれると、近藤と同じく血を滲ませながら鱗滝はそう言った。
「あそこです鷹野先生! トラックが!」
「何あの軽トラ、敵の増えんぎゃっ!」
「このバカ!」
「何あの軽トラ、敵の増えんぎゃっ!」
「このバカ!」
それは近藤と鱗滝がようやく保健室に入り、鷹野が応対しようとした時のことだった。
関口たちが物資調達に行った軽トラを知らない詩音は、それをグレネードランチャーなどの攻撃の犯人かその仲間と断定してサブマシンガンを叩き込んだ。実際、それらの攻撃は間違いなく校庭から行われていた。違ったのは、その犯人である縁は既に校舎内に侵入し同じ1階の逆側の端で殺戮を行っていたということであり、縁の襲撃から数分後に来たのが関本達だったということ。
そして、保健室に来たばかりの近藤達には、詩音の行動が正しいのか誤っているかの判断材料が無い。それでもとりあえず駆け出すが、鷹野が詩音を抜き打ちするほうが早かった。
1つ幸いだったことがあるとすれば、鷹野が打つ寸前にその銃口を近藤の伸ばした手が逸らしたことか。
関口たちが物資調達に行った軽トラを知らない詩音は、それをグレネードランチャーなどの攻撃の犯人かその仲間と断定してサブマシンガンを叩き込んだ。実際、それらの攻撃は間違いなく校庭から行われていた。違ったのは、その犯人である縁は既に校舎内に侵入し同じ1階の逆側の端で殺戮を行っていたということであり、縁の襲撃から数分後に来たのが関本達だったということ。
そして、保健室に来たばかりの近藤達には、詩音の行動が正しいのか誤っているかの判断材料が無い。それでもとりあえず駆け出すが、鷹野が詩音を抜き打ちするほうが早かった。
1つ幸いだったことがあるとすれば、鷹野が打つ寸前にその銃口を近藤の伸ばした手が逸らしたことか。
「──グッ……イッタァ……」
「運が良かったわねぇ、頭蓋骨の丸みで弾が逸れたようね。誰でもいいわ、車から医薬品を取ってきてもらえないかしら。怪我人が増えたからね。」
「儂が行く。車に乗っていたのは仲間なんだな?」
「ええ、広瀬康一、李小狼、関本和也、西宮アキトの男子4人よ。名前聞けばわかるわ。宮瀬さん、彼女に包帯巻くから手伝って。氷室さんはまだかしら……」
「……あ、は、はい……」
「どうした魅音……なんだ? 何があったんだ……?」
「運が良かったわねぇ、頭蓋骨の丸みで弾が逸れたようね。誰でもいいわ、車から医薬品を取ってきてもらえないかしら。怪我人が増えたからね。」
「儂が行く。車に乗っていたのは仲間なんだな?」
「ええ、広瀬康一、李小狼、関本和也、西宮アキトの男子4人よ。名前聞けばわかるわ。宮瀬さん、彼女に包帯巻くから手伝って。氷室さんはまだかしら……」
「……あ、は、はい……」
「どうした魅音……なんだ? 何があったんだ……?」
詩音から飛んだ血が顔に付き呆然とする灯子。ベッドに寝かされたままで何が起きているのかも誰が来たのかもわからない圭一。
そんな子供たちとは違って、鱗滝の動きは早かった。あの時、鷹野より早く動いていれば、あの時、せめて近藤ほどには早く動いていれば、あの詩音と呼ばれた少女が撃たれることはなかっただろう。鷹野と詩音の関係は知らないが、仮にも仲間を撃つはめになったのは鱗滝の判断の遅さに一因がある。
速さが足りない。鱗滝はひょっとこの面の下で歯噛みしながら駆ける。この学校には複数の不吉な気配がする。飛び出した廊下の端では3人の剣士が切り合っているし、上の階からは殺気立った音が聞こえてくる。そしてすぐ近くの玄関。昇降口と呼ばれていることは知らない鱗滝だが、彼が見たのは車の中で蜂の巣になっている少年と、その近くで倒れる学生だった。
敵か、味方か。まずは刀を突きつけて誰何する。この学ランの少年は、さっき教えられた4人の中の1人なのか、それとも無関係な避難者の1人か、あるいはこの学校で起こった殺人の関係者か。
そんな子供たちとは違って、鱗滝の動きは早かった。あの時、鷹野より早く動いていれば、あの時、せめて近藤ほどには早く動いていれば、あの詩音と呼ばれた少女が撃たれることはなかっただろう。鷹野と詩音の関係は知らないが、仮にも仲間を撃つはめになったのは鱗滝の判断の遅さに一因がある。
速さが足りない。鱗滝はひょっとこの面の下で歯噛みしながら駆ける。この学校には複数の不吉な気配がする。飛び出した廊下の端では3人の剣士が切り合っているし、上の階からは殺気立った音が聞こえてくる。そしてすぐ近くの玄関。昇降口と呼ばれていることは知らない鱗滝だが、彼が見たのは車の中で蜂の巣になっている少年と、その近くで倒れる学生だった。
敵か、味方か。まずは刀を突きつけて誰何する。この学ランの少年は、さっき教えられた4人の中の1人なのか、それとも無関係な避難者の1人か、あるいはこの学校で起こった殺人の関係者か。
「西谷くん!!」
「西谷……」
「どいてくれ! 大怪我してる!」
「西谷……」
「どいてくれ! 大怪我してる!」
西宮ではなく西谷、微妙に違う名前に疑いを強める。水の呼吸、全集中、鱗滝の思考が加速する。4人組であるなら、仲間の名前は間違えない。避難者、というのも彼の様子から疑わしい。しかし、殺人者なり他の襲撃者にしても、何も証拠が無い。
鱗滝の迷いが刀に出る。これが鬼相手なら迷わず頸を落としている。しかし人間相手となればそうもいかない。そうする間にも、戦闘の激化する気配がする。迷っている時間は無い。次の質問で、怪しい点があれば、即、斬る。
鱗滝の迷いが刀に出る。これが鬼相手なら迷わず頸を落としている。しかし人間相手となればそうもいかない。そうする間にも、戦闘の激化する気配がする。迷っている時間は無い。次の質問で、怪しい点があれば、即、斬る。
「……誰がそれに乗っていた?」
「僕たちだ!」
「僕たちだ!」
つまりコイツは4人の中の誰かになる。あるいはそう嘘をつく必要があった者、つまりは殺人者。
どちらだ。鱗滝の迷いは深まる。さっきのはでまかせか、それともマーダーのまぐれあたりか。まだ判断できない。そうこうするうちに少年の髪が逆立つと共に気配が変わる。希血か、あるいは気配をごまかすのが上手い鬼か。もう迷えない。先に斬らねば──
どちらだ。鱗滝の迷いは深まる。さっきのはでまかせか、それともマーダーのまぐれあたりか。まだ判断できない。そうこうするうちに少年の髪が逆立つと共に気配が変わる。希血か、あるいは気配をごまかすのが上手い鬼か。もう迷えない。先に斬らねば──
「あやつが李小狼か?」
「違う、向こうで戦ってる! そこにいるのは西谷くんであっちが関口──」
「違う、向こうで戦ってる! そこにいるのは西谷くんであっちが関口──」
1人だけならともかく2人も仲間の名前を間違えるとは考えにくい。そう言語化するのと、鱗滝が康一の頸を斬り落とすのは同時だった。
4人組で自分以外の仲間の名前を知らない、そんなことはありえない、鱗滝ならアキノリ含めこれまでに会った者の名は全員覚えている。混乱というのも彼の気迫から違うと踏む。これが最良の判断だと信じて、鱗滝左近次は広瀬康一を殺人した。
4人組で自分以外の仲間の名前を知らない、そんなことはありえない、鱗滝ならアキノリ含めこれまでに会った者の名は全員覚えている。混乱というのも彼の気迫から違うと踏む。これが最良の判断だと信じて、鱗滝左近次は広瀬康一を殺人した。
【0620 『北部』小学校・1階中央・保健室】
【前原圭一@双葉社ジュニア文庫 ひぐらしのなく頃に 第一話 鬼隠し編 上(ひぐらしのなく頃にシリーズ)@双葉社ジュニア文庫】
【目標】
●大目標
生き残る。
●中目標
今の銃声は……?
●小目標
魅音? どうしたんだ?
【目標】
●大目標
生き残る。
●中目標
今の銃声は……?
●小目標
魅音? どうしたんだ?
【園崎詩音@双葉社ジュニア文庫 ひぐらしのなく頃に 第二話 綿流し編 上(ひぐらしのなく頃にシリーズ)@双葉社ジュニア文庫】
【目標】
●大目標
生き残る。
●中目標
家族や部活メンバーが巻き込まれていたら合流する。
●小目標
いきなり撃ってきたってことはもしかして鷹野先生も敵ってことなんじゃ? ま、敵でなくてもぶっ殺したいですね、撃たれてめちゃくちゃ痛いんでね!
【目標】
●大目標
生き残る。
●中目標
家族や部活メンバーが巻き込まれていたら合流する。
●小目標
いきなり撃ってきたってことはもしかして鷹野先生も敵ってことなんじゃ? ま、敵でなくてもぶっ殺したいですね、撃たれてめちゃくちゃ痛いんでね!
【宮瀬灯子@黒魔女さんが通る!! PART3 ライバルあらわる!?の巻(黒魔女さんが通る!!シリーズ)@講談社青い鳥文庫】
【目標】
●大目標
弟や妹を見つけ出し、この殺し合いの場から脱出する。
●中目標
百合ちゃんを看病したり、鷹野先生を手伝ったりする。
●小目標
な、なんで鷹野先生が詩音さんを……?
【目標】
●大目標
弟や妹を見つけ出し、この殺し合いの場から脱出する。
●中目標
百合ちゃんを看病したり、鷹野先生を手伝ったりする。
●小目標
な、なんで鷹野先生が詩音さんを……?
【鷹野三四@双葉社ジュニア文庫 ひぐらしのなく頃に 第ニ話 綿流し編 下(ひぐらしのなく頃にシリーズ)@双葉社ジュニア文庫】
【目標】
●大目標
古手梨花と脱出する。
●中目標
C120はニセモノだし雛見沢の人間は使いにくいし……気に入らないわね。
●小目標
調達に行かせた物を手に入れる
【目標】
●大目標
古手梨花と脱出する。
●中目標
C120はニセモノだし雛見沢の人間は使いにくいし……気に入らないわね。
●小目標
調達に行かせた物を手に入れる
【近藤勲@銀魂 映画ノベライズ みらい文庫版(銀魂シリーズ)@集英社みらい文庫】
●大目標
殺し合いに乗った連中を取り締まる。
●中目標
白尽くめの女たちを殺す。
●小目標
鱗滝と協力して学校の中のゲームに乗った奴を捕らえる。
●大目標
殺し合いに乗った連中を取り締まる。
●中目標
白尽くめの女たちを殺す。
●小目標
鱗滝と協力して学校の中のゲームに乗った奴を捕らえる。
【0620 『北部』小学校・校庭】
【関本和也@絶望鬼ごっこ くらやみの地獄ショッピングモール(絶望鬼ごっこシリーズ)@集英社みらい文庫】
【目標】
●大目標
殺し合いから脱出する。
●中目標
みんなと一緒に脱出の方法を探す。
●小目標
背中打ったああああ痛いんじゃい!
【目標】
●大目標
殺し合いから脱出する。
●中目標
みんなと一緒に脱出の方法を探す。
●小目標
背中打ったああああ痛いんじゃい!
【0620 『北部』小学校・東部・視聴覚室前】
【李小狼@小説 アニメ カードキャプターさくら さくらカード編 下(カードキャプターさくらシリーズ)@講談社KK文庫】
【目標】
●大目標
殺し合いを止める。
●中目標
さくらや他の大切な人が巻き込まれていたら守る。
●小目標
目の前の男(縁)を無力化する。
【目標】
●大目標
殺し合いを止める。
●中目標
さくらや他の大切な人が巻き込まれていたら守る。
●小目標
目の前の男(縁)を無力化する。
【雪代縁@るろうに剣心 最終章 The Final映画ノベライズ みらい文庫版@集英社みらい文庫】
●大目標
人誅人誅人誅人誅人誅復讐復讐復讐人誅人誅人誅人誅人誅
●中目標
人誅人誅人誅人誅人誅復讐復讐復讐人誅人誅人誅人誅人誅
●小目標
人誅人誅人誅人誅人誅復讐復讐復讐人誅人誅人誅人誅人誅
●大目標
人誅人誅人誅人誅人誅復讐復讐復讐人誅人誅人誅人誅人誅
●中目標
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●小目標
人誅人誅人誅人誅人誅復讐復讐復讐人誅人誅人誅人誅人誅
【氷室実咲@怪盗レッド(1) 2代目怪盗、デビューする☆の巻(怪盗レッドシリーズ)@角川つばさ文庫】
●大目標
生き残る。
●中目標
何で戦ってるの……?
●小目標
この人は……?
●大目標
生き残る。
●中目標
何で戦ってるの……?
●小目標
この人は……?
【クレイ・シーモア・アンダーソン@フォーチュン・クエスト1 世にも幸せな冒険者たち(フォーチュン・クエストシリーズ)@ポプラポケット文庫】
【目標】
●大目標
みんな(フォーチュン・クエストのパーティー)が巻き込まらていないか探す。
●中目標
言葉が通じるワタルと一緒に動く。
●小目標
女の子(実咲)と男の子(小狼)を銀髪の男(縁)から守る。
【目標】
●大目標
みんな(フォーチュン・クエストのパーティー)が巻き込まらていないか探す。
●中目標
言葉が通じるワタルと一緒に動く。
●小目標
女の子(実咲)と男の子(小狼)を銀髪の男(縁)から守る。
【0620 『北部』小学校・西部・昇降口】
【鱗滝左近次@鬼滅の刃~炭治郎と禰豆子、運命の始まり編~(鬼滅の刃シリーズ)@集英社みらい文庫】
【目標】
●大目標
殺し合いを止める。
●中目標
鬼を斬る。
●小目標
学校内にいる殺人者を止める。
【目標】
●大目標
殺し合いを止める。
●中目標
鬼を斬る。
●小目標
学校内にいる殺人者を止める。
【脱落】
【西宮アキト@絶滅世界 ブラックイートモンスターズ 喰いちぎられる世界で生き残るために@集英社みらい文庫】
【広瀬康一@ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 映画ノベライズ みらい文庫版@集英社みらい文庫】
【西宮アキト@絶滅世界 ブラックイートモンスターズ 喰いちぎられる世界で生き残るために@集英社みらい文庫】
【広瀬康一@ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 映画ノベライズ みらい文庫版@集英社みらい文庫】