不思議な邸宅にみんな集まる
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不思議な邸宅にみんな集まる
「フライパンねぇ…とりあえずこの家にはないみたいね」
あるものを探す為に台所に行っていた遠坂凛は報告する。
見ての通り残念な結果となってしまったわけだが。
見ての通り残念な結果となってしまったわけだが。
「ええ~。料理人にとってのフライパンは命の次の次の次くらいにないと困るものなんだよ~」
「中途半端じゃない。はっきりしなさいよ」
「中途半端じゃない。はっきりしなさいよ」
それを聞いて裸エプロン…もとい、カワサキが悲観の声を漏らす。
水瀬伊織はあまり興味もなさそうに椅子に座って溜息をついていた。
幸か不幸か、二人の少女にとってはここでカワサキの料理を作られなかったことで一種の救いを得たのはまた別の話。
水瀬伊織はあまり興味もなさそうに椅子に座って溜息をついていた。
幸か不幸か、二人の少女にとってはここでカワサキの料理を作られなかったことで一種の救いを得たのはまた別の話。
「ねぇ、凛。今どれぐらい時間経ったの」
「そうね、せいぜい3時間程度かしら」
「そうね、せいぜい3時間程度かしら」
殺し合いの緊張感が高まるばかりで、時間が過ぎるのはとてつもなく遅く感じる。
それはきっと誰だってそう思っているだろう、と伊織は思う。
時折、眠れば時間なんて気にならないだろうと考えたりするものの、実行に移せないというジレンマを抱えていた。
参加者の情報も少ない…となるとやはり思考を巡らせておく必要がある。
不用意に眠るなんて問題外であることは全員が熟知していた。
それはきっと誰だってそう思っているだろう、と伊織は思う。
時折、眠れば時間なんて気にならないだろうと考えたりするものの、実行に移せないというジレンマを抱えていた。
参加者の情報も少ない…となるとやはり思考を巡らせておく必要がある。
不用意に眠るなんて問題外であることは全員が熟知していた。
「提案なんだけど、支給品。確認し合わない?」
「賛成!」
「賛成!」
凛の提案により、並べられた支給品の数々。
伊織は銃、ボール、ギターを取り出し、凛はAIパッチと書かれたCDと箱状の乗り物を置いた。
加えてカワサキがグリーフシードという魔力を感じる宝石のようなものと、不愉快なお面を取り出した。
伊織は銃、ボール、ギターを取り出し、凛はAIパッチと書かれたCDと箱状の乗り物を置いた。
加えてカワサキがグリーフシードという魔力を感じる宝石のようなものと、不愉快なお面を取り出した。
「何よこれ。不細工ね」
並べられた数々の支給品の中で一際目立つ奇妙な被り物。
少なからず伊織の目には良い眼差しは向けられていなかった。
貴音は興味持ちそう、ぐらいにしか考えていなかった。
少なからず伊織の目には良い眼差しは向けられていなかった。
貴音は興味持ちそう、ぐらいにしか考えていなかった。
「武器が足りないんじゃないの~?」
誰もが思っていてあえて口に出さない事実を当然のようにいうカワサキ。
そもそも彼はバカであり、空気が読めないのだ。
そのおかげで何度も悲惨な仕打ちを受けてきたのは紛れもない事実なのである。
そもそも彼はバカであり、空気が読めないのだ。
そのおかげで何度も悲惨な仕打ちを受けてきたのは紛れもない事実なのである。
結局、凛がグリーフシードを譲り受け、カワサキが見たことがあると言ったワゴンスターを交換した。
凛は乗らないからとあっさり交換を承諾した。
乗らないのではない、乗れないから。などとは一言も口にはせず。
凛は乗らないからとあっさり交換を承諾した。
乗らないのではない、乗れないから。などとは一言も口にはせず。
ところで、何故この2人に、しがない料理人がちゃっかり合流しているのか。
それについては少し時間を遡る必要がある。
それについては少し時間を遡る必要がある。
◇ ◇ ◇
「少し狭いわね」
「まずは簡単な拠点作りをするのよ。一通りの設備が整ってればいいんだけど…」
「まずは簡単な拠点作りをするのよ。一通りの設備が整ってればいいんだけど…」
二人が目指したのは住宅街に佇む一軒の家。
伊織が外見に拘るので、数ある家の中でもとりわけ目立つ物を選ぶことになった。
伊織が外見に拘るので、数ある家の中でもとりわけ目立つ物を選ぶことになった。
「凛、タンスの中に服があったわ!」
「そう、水も出るみたいだし悪くはないわね…ところでアレは何かしら…?」
「そう、水も出るみたいだし悪くはないわね…ところでアレは何かしら…?」
凛がふと窓を見やると何やら暗闇の中で動くものを発見した。
目を凝らしてみたところ、怪しく光る首輪があることから参加者であるようだ。
目を凝らしてみたところ、怪しく光る首輪があることから参加者であるようだ。
「どうするのよ」
伊織がジト目で急かしてきたので、敵意が無いか確かめてみることにした。
カワサキが拠点の家を通りかかったところで玄関を開き尋ねた。
カワサキが拠点の家を通りかかったところで玄関を開き尋ねた。
「殺し合いの意思があるかどうか教えて。じゃないと…」
ここまでは何も間違ってないはず。凛はそう思っていた。
「アッーー!」
「は…?」
「は…?」
いきなり叫びだしたカワサキに拍子抜けする凛。
別に今回は何かしらのうっかりがあったわけでもない、あくまで普通にしたはず。
それにもかかわらず目の前のちんちくりんは奇行に走っているのだ。もはやどうしていいか分からない。
別に今回は何かしらのうっかりがあったわけでもない、あくまで普通にしたはず。
それにもかかわらず目の前のちんちくりんは奇行に走っているのだ。もはやどうしていいか分からない。
「うるさいわねぇ。大体どう見たらこんなアホっぽいのが殺し合いに乗ってんのよ」
「伊織…アンタねぇ…」
「伊織…アンタねぇ…」
◇ ◆ ◇
一方同時刻、拠点となる家の外では…。
「さっきのナイスな声はこの辺りから聞こえたと思うんだが…」
いい男に釣られました、阿部高和であった。
カワサキの声は、静かな夜の市街地によく響いていた。
先刻の獲物を逃がした阿部は、行くあても無くぶらついていた所、興味深い声を聞いた。
声の感じからするとノンケっぽいが、阿部はノンケだって構わずに食っちまう男なのだ。
そんなわけで声を頼りにホイホイやってきたのだ。
先刻の獲物を逃がした阿部は、行くあても無くぶらついていた所、興味深い声を聞いた。
声の感じからするとノンケっぽいが、阿部はノンケだって構わずに食っちまう男なのだ。
そんなわけで声を頼りにホイホイやってきたのだ。
「うん?分かりやすいじゃないの」
一軒だけ明かりの灯った家。
夜中の暗闇に光。遠くからでも発見は容易だ。
カワサキが気付かなかったのは来てすぐ、電気を点ける前だったからだ。
しかし、現在は当たり前のように照明がついている。
彼の求めるいい男はきっとこの中にいるに違いない。
夜中の暗闇に光。遠くからでも発見は容易だ。
カワサキが気付かなかったのは来てすぐ、電気を点ける前だったからだ。
しかし、現在は当たり前のように照明がついている。
彼の求めるいい男はきっとこの中にいるに違いない。
しかし油断は禁物。篭城の可能性もある。
警戒の念も兼ねてのチャイム音を鳴らす。
警戒の念も兼ねてのチャイム音を鳴らす。
静寂。
もちろんいるのは分かっている。居留守を装うとしたところで無駄だ。
「…はい。どちら様?」
時間を置いての応答。
阿部にとっての予想外は女の声であったこと。一人ではないのだろうか。
阿部にとっての予想外は女の声であったこと。一人ではないのだろうか。
「俺は阿部高和だ。別に怪しい者じゃあない」
「何か用かしら?」
「何か用かしら?」
少し悩んだが、阿部はこう言った。
「よかったら入れてもらえないか」
「そうね、殺し合いに乗ってるならお断りよ」
「言ったろ?俺は怪しい者じゃないんだ」
「そうね、殺し合いに乗ってるならお断りよ」
「言ったろ?俺は怪しい者じゃないんだ」
対話の相手はそこそこ手堅いらしい。
動揺しているような様子もない。ここは慎重にいく必要がありそうだ。
動揺しているような様子もない。ここは慎重にいく必要がありそうだ。
「あたしたちも情報を集めてるの。入っていいわよ」
「助かる。お邪魔させてもらうぜ」
「助かる。お邪魔させてもらうぜ」
こうして、阿部高和を含めた4人の同盟のようなものが出来た。
果たしてそれは良い方向に進むのか、悪い方向に進むのか。
少なくとも、ドアを開ける阿部はほくそ笑んでいた…。
果たしてそれは良い方向に進むのか、悪い方向に進むのか。
少なくとも、ドアを開ける阿部はほくそ笑んでいた…。
【D-6/1日目・黎明】
【水瀬伊織@THE IDLM@STER】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:支給品、ジャギ様の銃@北斗の拳、モンスターボール(ソーナンス)@ポケットモンスター、星のギター@荒川アンダー ザ ブリッジ
[思考・状況]0:人は殺さない
1:家で待機
2:響、衛宮士郎、セイバーを探す
3:来客?
※アニメ14話より参戦
【水瀬伊織@THE IDLM@STER】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:支給品、ジャギ様の銃@北斗の拳、モンスターボール(ソーナンス)@ポケットモンスター、星のギター@荒川アンダー ザ ブリッジ
[思考・状況]0:人は殺さない
1:家で待機
2:響、衛宮士郎、セイバーを探す
3:来客?
※アニメ14話より参戦
【遠坂凛@Fate/stay night】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品、AIパッチ@MUGEN、ワゴンスター@カービィのエアライド、グリーフシード@魔法少女まどか☆マギカ
[思考・状況]0:様子見
1:家を拠点に行動
2:衛宮くん、セイバー、響を探す
3:阿部は…?
※アニメ14話より参戦
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品、AIパッチ@MUGEN、ワゴンスター@カービィのエアライド、グリーフシード@魔法少女まどか☆マギカ
[思考・状況]0:様子見
1:家を拠点に行動
2:衛宮くん、セイバー、響を探す
3:阿部は…?
※アニメ14話より参戦
【阿部高和@くそみそテクニック】
[状態]:健康
[装備]:フェイファー・ツェリザカ@現実、果物ナイフ@現地調達
[道具]:支給品、不明0~2
[思考・状況]0:優勝していい男だらけの新世界を創造する
1:誰かを見つけたら積極的に殺す
2:男だったら考える
3:果たして例の男はいるのか、女は邪魔だ
[状態]:健康
[装備]:フェイファー・ツェリザカ@現実、果物ナイフ@現地調達
[道具]:支給品、不明0~2
[思考・状況]0:優勝していい男だらけの新世界を創造する
1:誰かを見つけたら積極的に殺す
2:男だったら考える
3:果たして例の男はいるのか、女は邪魔だ
【AIパッチ@MUGEN】
AIとは愛である。とどこかの偉い人が言っていました。
導入すれば劇的に動きが変わる優れもの。
MUGENにいるキャラなら使えるかもしれない。もしかしたらバグがあるかもしれない。
CDに上書きしてある。
AIとは愛である。とどこかの偉い人が言っていました。
導入すれば劇的に動きが変わる優れもの。
MUGENにいるキャラなら使えるかもしれない。もしかしたらバグがあるかもしれない。
CDに上書きしてある。
【ワゴンスター@カービィのエアライド】
ピンク色で四角い形のエアライドマシン。側面に漢字のような意匠がある(それぞれ颱[タイ]、昊[コウ]と読む)。
全体的に高水準であるが、代わりにチャージダッシュが出来なくなっている。
シティトライアルで事故る要因の一つ。
ピンク色で四角い形のエアライドマシン。側面に漢字のような意匠がある(それぞれ颱[タイ]、昊[コウ]と読む)。
全体的に高水準であるが、代わりにチャージダッシュが出来なくなっている。
シティトライアルで事故る要因の一つ。
【グリーフシード@魔法少女まどか☆マギカ】
『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する魔女達が持っているアイテムである。
魔法少女が魔女を倒して得られる報酬であり、
魔力の消費によるソウルジェムの穢れを吸って移し替えることができる。
ただし、一定量以上の穢れを吸うと魔女が孵化してしまうのだが、本ロワにおいては孵化はしないものとする。
『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する魔女達が持っているアイテムである。
魔法少女が魔女を倒して得られる報酬であり、
魔力の消費によるソウルジェムの穢れを吸って移し替えることができる。
ただし、一定量以上の穢れを吸うと魔女が孵化してしまうのだが、本ロワにおいては孵化はしないものとする。
【偽イカ娘(リアルバージョン)@侵略!イカ娘】
偽イカ娘第2作で改良版。「仕事が出来る事」をテーマに作られた。
造型は中国の被り物そのもの。瞳は左右に動き、色も赤と青に変化可能。
主に厨房での活動を念頭に置き、触手から包丁、眼からオイル、鼻から青海苔、口からはソースを出せるほか、
バーベキュー(原作では炙り物)用に火を吹く事もできる。
偽イカ娘第2作で改良版。「仕事が出来る事」をテーマに作られた。
造型は中国の被り物そのもの。瞳は左右に動き、色も赤と青に変化可能。
主に厨房での活動を念頭に置き、触手から包丁、眼からオイル、鼻から青海苔、口からはソースを出せるほか、
バーベキュー(原作では炙り物)用に火を吹く事もできる。
| No.036:ルガール式入社試験 | 時系列順 | No.038:迷走Mind |
| No.001:お嬢様2人 | 水瀬伊織 | No.050:あおいあくま |
| No.001:お嬢様2人 | 遠坂凛 | No.050:あおいあくま |
| No.002:非日常の2 | コックカワサキ | No.050:あおいあくま |
| No.015:阿部がやって来る アッー!アッー!アッー! | 阿部高和 | No.050:あおいあくま |