橋沢育朗 Ikuro Hashizawa

ぼくはおまえらにとって 脅威の来訪者となるだろう!


原作登場部分:バオー来訪者1~2巻
一人称:ぼく
種族:人間(日本人・男性)
特殊能力:バオー武装現象(バオー・アームド・フェノメノン)

研究機関ドレスの実験体としてバオーを寄生された少年。流れるような長い髪の毛と端正な顔をしており、女性にはモテる。
17歳。真面目で物静かな性格であり、正義感は人一倍強い。
家族とともにドライブ旅行中に交通事故にあい、仮死体としてドレスに拉致され、ドレスの研究員・霞の目博士によってバオーの幼虫を寄生させられた。事故から半年後、仮死状態で研究所に移送される途中、乗り合わせたスミレによって偶然目覚めさせられ、以降スミレと共に「ドレス」の刺客から追われることとなる。
彼に寄生したバオーの影響で、彼の身に危険が降りかかると『バオー武装現象(バオー・アームド・フェノメノン)』により肉体を変化させ、無意識に身を守ることができる。
ただしその間自我は失われてしまい、当初、育朗自身は能力を制御することができなかかった。
逃避行の中、第22の男、凶獣マーチンドルド中佐らを『バオー』の力で退けるが、ドルドにスミレを誘拐されてしまい、自分に秘められた得体の知れない力でドレスと戦い、スミレを救い出す決意をする。
その後、徐々に「力」を制御できるようになり、変身しなくとも『バオー』の能力を使用できるようになる。
そして単独で「ドレス三陸海岸研究所」に進入し、ドレス最強の戦士・怪人ウォーケンと戦い、苦戦しつつも一旦退ける。
最後はスミレを救い出し彼女を逃がすものの、復活したウォーケンとの決着のため鍾乳洞に残り、戦いには勝利するがドレスの秘密研究所の自爆に巻き込まれ、海底で眠ることとなる。
しかしラストシーンでは、スミレの予知能力にて7年後に彼女と再会する未来が描かれている。

バオー武装現象(バオー・アームド・フェノメノン)

宿主である橋澤育朗に危機が迫った時、脳に宿る「寄生虫バオー」が彼の体のアドレナリン量の上昇を感知し、宿主を無敵の肉体に変身させる能力。
変身すると皮膚は特殊なプロテクターへと変化し、自動車の体当たりを食らっても物ともしない耐久力がある。
またバオーの分泌する特殊な液の効果で筋肉・骨格・腱を強力なものとし、さらに異常なスピードで傷を治させる再生能力がある(切断された腕などもすぐに傷口を合わせれば再び接合することもできる)。
変身中は宿主の視聴覚はすべて奪われ、頭にある「触覚」が全感覚をまかなっている。これにより生き物の発する「におい」を感知し、特に殺意などを放つ「邪悪なにおい」を嫌い攻撃する修正を持つ。
ただし、スミレ曰く変身しても育朗のやさしさは失われておらず、実際にスミレを助けるような行動を何度も取っている。
弱点は熱であり、炎による攻撃を苦手とする。ガソリンをかけられて焼かれてしまうと、寄生したバオーもすべて死滅してしまう。
育朗は次第に変身しなくともある程度の能力が使えるようになり、また変身自体も自らの意思で行えるようになった。
また、当初は変身中の育朗の自我は失われていたが、次第にある程度意識を保つことができるようになった。
変身中には「バルバルバルバル」「ウォォォ――ム」といった咆哮を放つ。

  • バオー・メルテッディン・パルム・フェノメノン
体外に排出されると強力な酸に変わる体液を、主に掌から放出して標的の身体や金属などを溶解する技。
強力な酸によって自らの体組織も溶解しているが、酸を出すと同時に特殊なカスを作り出しており、このカスが新たな皮膚となって溶解部分を再生するため、事実上ダメージは無いとされている。

  • バオー・リスキニハーデン・セイバー・フェノメノン
前腕側部の皮膚組織を突出・硬質・鋭利化して刃物状にする技。
「セイバー オフ!」の掛け声で切り離して飛ばすことも可能。

  • バオー・シューティングビースス・スティンガー・フェノメノン
毛髪を硬質化して射出する技。
標的に刺さり、体温の伝導などで一定温度に達すると発火する。

  • バオー・ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノン
デンキウナギと同様の原理で、体細胞から発生される電気を直列にして放出する技。
60000ボルトの高圧電流を流すことができる。

+ ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意)

ジョジョロワ3rdでの動向


15話『来訪者バオー』にて虹村億泰と遭遇。
自分の能力によって他人を傷つけてしまうことを恐れた育郎は一人で行動することを提案。
しかし億泰はこれを拒否。彼もまた、『化物』を身内に持つ人間。彼の苦しみは十分に察したのだ。
が――そんな二人を急襲するのは正真正銘の怪物カーズ。育郎は、バオーは、その両腕に生えるリスキニハーデン・セイバーでカーズの輝彩滑刀に立ち向かう。

第69話の手――(ザ・ハンド)において育郎は……いやバオーはその能力を行使しカーズを退けるまでに至る。
だがしかし、それは決して無傷の勝利などではない。
大きなものを、大切なものを、異形の手は掴むことができなかった。
橋沢郁郎は己の持つ意思、力、そして罪。それらを抱えてどこへ向かうのか。

続くは第95話『Panic! At The Disco! (前編)』および中編・後編。
当てもなく走り続ける育郎。考えるは己の存在。自問自答。
結論は容易に出せるはずもなく――『怪物』に対する脅威・あるいは恐怖のために、それを排除しようと廃ホテルにたどり着く。
到着した先で対峙するはくしくもカーズと同じ柱の男ワムウ。バオーは吼える。化け物をこの手で倒さんと。
だがしかし、迷いを見せた彼にワムウを倒すほどの力が存在するのか!?否、断じて否。
ワムウに心の底を見透かされ完膚なきまでに敗北。だがこの敗北はバオーにとって、育郎にとっては大きな意味を持つこととなる。
育郎は考えてた。誰に誓った?自分に誓った。強くなると。恐怖をわがものとすると……

To Be Continued ...

参戦時期:JC2巻 六助じいさんの家を旅立った直後
初期ランダム支給品:不明(第95話の時点で未確認と思われる)

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最終更新:2012年08月29日 00:26