ヴラディミール・コカキ Vladimir Kocaqi

夢と現実にはそれほど違いはない――

君の思う現実など、ちっぽけな錯覚のひとつに過ぎぬのだよ





原作登場部分:恥知らずのパープルヘイズ
一人称:私
種族:人間(イタリア人・男性)
特殊能力:スタンド能力
スタンド:『レイニーデイ・ドリームアウェイ』

パッショーネ麻薬チームをまとめるリーダー。70歳。イタリア・シチリア生まれのスタンド使い。
高齢ながら背筋は伸びており、格闘戦が出来るほど動作もきびきびと冴えている鋭い老人でスタンドの雨よけに蝙蝠傘を携帯している。
普段は物静かで言葉にも重みがある一方、敵対する人物はためらいなく皆殺しにする恐ろしい一面も持つ。
パッショーネ入団以前からギャングをやっていた歴戦の凄腕であり、ディアボロでさえも力で屈服させるのではなく交渉で味方につける方法を選択したほど。
彼の死後、ジョルノ・ジョバァーナも「惜しい者を亡くした」と発言するあたり、その底知れなさが窺える。

チーム内の結束は強く、リーダーの彼は投げやりなマッシモ・ヴォルペ、思慮の浅いビットリオ・カタルディ、麻薬中毒のアンジェリカ・アッタナシオと癖の強い三人全員から全幅の信頼を寄せられている。
情報収集能力にも長けており、カンノーロ・ムーロロの過去の所業を知っていたり、ルドル・フォン・シュトロハイムが行っていた"不死"の実験についても僅かながら情報を得ていた。

一九四三年、シチリアにて米英連合国とナチス・ドイツ軍の戦争の最中、両親を射殺され妹アメリアも命を落とすが、彼女の死の間際にスタンド能力に目覚め、幻の幸せを永遠のものとした。
そのため精神力の強さは彼自身のみならず、スタンドで定着した妹の幻の人生八十年分も加わっている。

ディアボロ死後、狙われる立場となった麻薬チームを率いて土地勘があるということと隠された「石仮面」を当てにして故郷のシチリアに逃げ込む。
サーレーマリオ・ズッケェロを始末後、タオルミーナの劇場テアトロ・グレコにて新たな追っ手であるパンナコッタ・フーゴたちを時間稼ぎも兼ねて一人で待ち伏せする。
フーゴを退けシーラEを戦闘不能に追い込むが、残ったムーロロを始末しようとしたところへ能力を逆手にとって戻ってきたフーゴの一撃をくらい、呻き声を最後まで言うことすらできずに死亡。
直接の死因は頭部の粉砕だが、直後に『パープル・ヘイズ』の殺人ウイルスによって死体すら残らず蒸発するという最期を迎えた。

スタンド『レイニーデイ・ドリームアウェイ』

霧雨型・広範囲精神攻撃型。霧雨を浴びた人間の感覚を定着し、一瞬の感覚を永遠にしてしまう能力。
性質上、本体は自由に霧雨を降らせることが可能。
射程範囲内ならばどの人間のどの感覚を定着させるかは本体の自由自在である。
例えば「転ぶかも」という感覚を定着させれば体は転倒しまいと勝手に足を踏ん張り続けて逆にバランスを崩し、最終的には横向きに"落下"してしまう。
極端なものになると軽い病気で「死ぬかも」と思った感覚を定着させればそのまま死んでしまう。
相手の精神エネルギーを利用するため、いったん掛けたらどこまで離れても解除されない。
逃れるには本体を倒すか、本体の精神力を上回るほどの確固たる信念を持つしかない。

破壊力 スピード 持続力 精密動作性 成長性 射程距離 能力射程
B(霧雨の広がる速度) A(数km以上) どこまでも

+ ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意)

ジョジョロワ3rdでの動向


参戦時期:
初期ランダム支給品:



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  • 5部
  • 恥知らずのパープルヘイズ
最終更新:2023年06月29日 20:06