稗田阿求 Hieda no Akyu
初登場作品 |
東方求聞史紀 |
種族 |
人間 |
性別 |
女性 |
一人称 |
私 |
特殊能力 |
一度見た物を忘れない程度の能力 |
「それでは、幻想郷縁起をよく読んで、素敵な貴方に安全な幻想郷ライフを。」
概要
人間の里にある名家「稗田家」の当主であり、九代目「御阿礼の子」。
幻想郷の妖怪についてまとめた書物「幻想郷縁起」を編纂するため、千年以上前から転生を繰り返している。
転生が不完全なのか、転生による過剰な知性が負担となるのかは不明だが、30歳まで生きられない。
そして次の転生までの100年あまりを地獄の閻魔の下で働く。
転生は全て自分の意思で行っており、短い寿命による死への恐怖や境遇への不満は特に無い模様。
キャラクターの元ネタは稗田阿礼。見聞きしたことを忘れぬ力を持っていたといわれている。阿求は彼の9回目の転生体である。
転生体の御阿礼の子は男女別々に阿礼男・阿礼乙女の称号がある。
性別の決定条件は不明(閻魔が用意する)だが、両方になったことはあるようだ。
因みに幺樂団の演奏と紅茶がお気に入り。又、兎鍋が大好物。
外見
紫色のおかっぱ髪に花飾りを付けている(香霖堂、鈴奈庵では髪を伸ばしており、セミロング)。
若草色の長着の上に袖の部分に花が描かれた黄色の着物、赤いスカート。
性格
基本的には礼儀正しいが、大人しそうな外見とは裏腹に意外と軽い性格。
幻想郷縁起においても度々変な注釈や毒舌を書き記し、時にはイラストを織り交ぜたりと遊び心(?)もあるようだ。
その能力の関係上人妖問わず顔が広い。
能力
一度見た物を忘れない程度の能力
彼女はこの能力を幻想郷縁起の編算に利用する。
しかし転生の際に記憶の大半は失ってしまうようだ。
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本ロワにおけるネタバレ |
本ロワにおける動向
詳細
第12話「 彷徨える魂、巡り会う者達」にて初登場。
殺し合いに乗りたくはない、しかし主催者に抵抗する力を持たない阿求は今後の方針を悩みつつ竹林を歩いていた。
そこで彼女は対主催派である 西行寺幽々子と遭遇、共に行動をすることに。
彼女と会話を交わしながら竹林を進んでいたが、 幽々子が3人の参加者( ツェペリ、 メリー、 ポルナレフ)の存在に気付いた。
二人は気付かれぬようにその様子を伺う。その最中、二人は メリーの容姿がスキマ妖怪・ 八雲紫に似ているということに気付く…
第73話「 戦車おとこにひそむめ、境界むすめのみるゆめ」で肉の芽に操られた ポルナレフと対峙する ツェペリと 幽々子。
激化する2人の戦いを メリーと共に見守る阿求だったが、ポルナレフの一閃にとうとうツェペリが倒れてしまう。
幽々子から事前に言われていた通り、メリーをつれてその場から逃げようとするが、幽々子を助けたいと願うメリーは頑なとして離れようとしない。
そんな彼女の強い思いを羨ましく思いながらも、阿求は堪えられずにヴァルキリーを伴ってひとり駆けだす。
自分の行動は果たして正しかったのか、大きく葛藤しながら林の中で泣き続ける阿求の元に現われたのは 豊聡耳神子と ジャイロ・ツェペリ。
彼女たちと同行し、再びメリーの居る場に戻った阿求が見た光景は、メリーがポルナレフに立ち向かう姿。
神子やジャイロの協力のもと、ポルナレフから肉の芽の呪縛を解き放つことに成功する。しかしツェペリは幽々子に波紋を託してその命を終えた…。
自分の選択が間違っていたのではないか。膨れ上がる後悔の気持ちに神子は優しく諭し、阿求は少しだけ気が楽になる。
そして今回の体験を己の使命として手記に記録し、ペンを置いたのだった…。
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最終更新:2014年07月25日 20:47