西行寺幽々子

西行寺幽々子 Yuyuko Saigyouji

初登場作品 東方妖々夢
種族 亡霊
性別 女性
一人称
特殊能力 死を操る程度の能力

「花の下で眠るがいいわ、紅白の蝶!」


概要

冥界にある「白玉楼」に1000年以上前から住んでいる亡霊のお嬢様。
スキマ妖怪である八雲紫とは生前からの親友。魂魄妖夢は庭師兼剣術指南役の部下。

生前の幽々子は「歌聖」と呼ばれた男の娘だった。
幽々子の父親である歌聖は、己の望み通り、満開になった桜(後の西行妖)の下で永遠の眠りにつく。
すると、歌聖を慕っていた者達も後を追うように、満開になったその桜の下で死んでいった。
その桜は死んでいった者達の生気を次々と吸い取っていき、ついに妖力を持つ妖怪桜、「西行妖」となってしまう。
そして幽々子もまた自身の「人を死に誘う能力」を疎い、西行妖の下で自らその命を絶つ。
その後幽々子の死体によって西行妖は封印され、二度と満開にならないようになった。

約1000年後。亡霊となった幽々子は生前の記憶も無くなり、暢気に白玉楼で暮らしている。
幽霊を統率できる能力を持っており、幻想郷の閻魔大王である四季映姫・ヤマザナドゥより冥界に住む幽霊たちの管理を任されている。
一度は「異変」を起こして西行妖の封印を解こうとしたが、阻止されている。


外見

桃色の髪に水色の死装束を身に纏う。
装束と同じ色の帽子(ZUN帽)を被っている。


性格

普段はどこか能天気かつ暢気で掴み所の無い性格。
しかしとある異変の黒幕の正体にいち早く辿り着くなど、鋭い切れ者としての一面も覗かせる。


能力

死を操る程度の能力

対象を問答無用で「死」に至らせる強大な能力。
不老不死の存在である蓬莱人には効果を発揮しない。
また、この能力によって殺された者の幽霊は幽々子の支配下に置かれる為、成仏することが出来ない。


+ 本ロワにおけるネタバレ

本ロワにおける動向

初登場話 012:彷徨える魂、巡り会う者達
死亡話 :[]
登場話数 2話
登場時期 神霊廟以降
スタンス 対主催(主催撃破)

詳細

第12話「彷徨える魂、巡り会う者達」で初登場。
彼女の支給品は奇しくも部下である魂魄妖夢が携える短刀「白楼剣」であった。
開始早々に迷いの竹林にて稗田阿求と遭遇。互いに殺し合いに乗るつもりは無く、そのまま共に行動することに。
阿求と会話を交わしながら竹林を進み続けて暫しの時間を経た後、相対するツェペリメリーポルナレフの姿を発見。
阿求と共に様子を伺った際に幽々子は気付く。メリーの姿が親友である八雲紫に似ているということに…

第73話「戦車おとこにひそむめ、境界むすめのみるゆめ」。
ポルナレフに対峙するツェペリメリーらの動向を茂みの影で覗いていた幽々子と阿求だったが、あっさりポルナレフに見つかってしまう。
渋々出て行く幽々子たち。そしてポルナレフの目的がジョースター一行の始末だということを聞きだしたツェペリはそれを良しとしなかった。
またポルナレフもツェペリの目的がディオの打倒だということを知る。必然ぶつかる二人の拳と剣。戦いは止められなかった。
激化する両者の戦いをよそに、幽々子は自分の友人と似た娘メリーを阿求に任せる。すかさずツェペリの加勢に入り込み、彼の窮地を救った。
一度は勝利したかに思えた幽々子たち。しかしポルナレフは倒れない。驚異的なスタンドの剣捌きにとうとうツェペリが倒れてしまう。
慟哭し、絶叫するメリーを連れて事前に伝えておいた場所まで逃げろと幽々子は阿求に叫ぶ。
大切な者達を守り通すため、今度は幽々子が死力を以って全力を尽くす番だった。胡蝶の夢がポルナレフへと幻想の世界のように飛びかかる。
―――勝利者は、ポルナレフだった。彼の一閃が、確かに死の弾幕を乗り越えて幽々子へと届いたのだ。
倒れる幽々子。勝利を確信するポルナレフ。そして、白楼剣を携え駆けるメリー。最後の伏兵として阿求が連れて来たジャイロ・ツェペリ豊聡耳神子
メリーの白楼剣がポルナレフの肉の芽を裂き斬る。最後の最後、この死闘に勝利したのは幽々子たち「白」の側に終わった。
そしてゆっくりと崩れゆくだけだった幽々子の命を、ツェペリの最期の波紋が救う。
ツェペリが託した波紋と想いは様々な人物に多大な影響を与え、その魂は安らかに天へと昇っていくのだった…

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最終更新:2014年10月23日 03:05