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トロイ

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『トロイ』 映画


 紀元前12世紀に起こったとされるトロイ戦争を題材にした作品である。さすがハリウッドと言わんばかりの壮大な映像もさることながら、内容もとても興味深いものであった。

 中でも人間の欲望に対する執着に焦点を絞って作品を眺めるとおもしろいことに気づく。作中の人物はそれぞれ野望を持っているのだが、それが権力であり、栄光、名誉、時には愛であったりする。アキレスに限っては永遠の名声を手に入れるために戦い続けた。富や権力、地位などには目もくれず、ただただ後世まで語り継がれる名を歴史に刻むことだけ目的に戦っていたのだ。他にもトロイの王子やスパルタの王のアキレスとは異なった野望を見ていると、人間が最も価値を置くものが何であるのか、また私は何を価値の源泉としているのかについて苦悩してしまう。

 あえて言うならば、私は苦労してより高い壁を乗り越えることに価値を見出しているのだと思う。過去の偉人たちのように権力や名誉などと言った大きな野望ではないのは確かである。まあ、私にとっては大きなことなのだが。

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