得点計算
曲終了時に表示されるスコアの計算式です。
計算法(概略)
- 【基本計算式】ノート得点( 900,000 満点) + シャッターボーナス( 100,000 点) = 1,000,000 満点
- 以下、シャッターボーナスの入る前の得点のことを「素点」と呼びます(素点の満点が 900,000 )
- (普通にノートを叩いて得点するものが素点)
- (一部 jubeat Lab. の EDIT 譜面において、理論値の 900,000 点を越える譜面あり。)
概説なので、かいつまんで説明します。(厳密には誤りを含みます。細かいことは下部の「厳密な計算法」を参照。)
素点
- その譜面のノート数を N とした場合、1 ノートあたりの得点は 900,000/N 。
- 100 ノートある譜面ならば : 1 ノートあたり 9000 点
- 200 ノートある譜面ならば : 1 ノートあたり 4500 点
- 1000ノートある譜面(Beastie Starter[EXT)ならば : 1 ノートあたり 900 点
- ノートの判定によって、得点率が変わる(下表)
- 例えば、1 ノートあたり 9000 点であれば、Perfectで 9000 点、Greatで 6300 点、Goodで 3600 点。
PERFECT |
GREAT |
GOOD |
POOR |
MISS |
100% |
70% |
40% |
10% |
0% |
- 覚えておくと良いこと
- Project DIVA/DDR/GuiterFreaksと違い、同時押しの場合それぞれ別のノートとして計算される。微ズレだろうが同時だろうが、押す数が同じなら得点が同じ。
- Great× 2 による失点と、Good× 1 による失点が等価。
- Great× 3 による失点と、Poor× 1 による失点が等価。
- Great×10 による失点と、Miss× 3 による失点が等価。
- 得点は小数点以下でも厳密に計算されているようで、±1 点とか 2 点とかの微妙なスコアの差は「素点のみでは」出現しない(シャッターボーナスも合わせた全体スコアでは、場合によってはありうる)。
- (難しい譜面の公式スコアランキングを見ると分かりやすい。例えばこのへん →
Jailbreak(EXT)
)
シャッターボーナス
- 小数点切り捨てが入るので、譜面ごとにある程度の個人差(?)は入ります。
- ノートの判定によって、シャッターが開閉する。
- 開き具合によって、曲プレイ後にボーナススコア(最大 100,000 点)が得られる。
- PERFECT判定を取ったときに開く量を 1 とすると、以下の表のようになる
PERFECT |
GREAT |
GOOD |
POOR |
MISS |
+1 |
+1 |
+0.5 |
-4 |
-4 |
- 覚えておくと良いこと(実際にはこれは成り立たないことが多い。あくまで「理論上は」の話)
- ノートを全てPERFECTorGREAT判定で取っていくと、譜面の半分に到達した時点でシャッターが全開になる。
- (どの譜面でも必ず、57、61、64、69、74、79、86、94、103、114、128、147、171、205、256、342、512ノーツ目のいずれかでシャッターは全開になる。)
- 総ノート数が少ないほど開閉が激しくなり、逆に多いほど開閉が緩やかになる傾向にある。
- 総ノート 512 以下と 513 以上とで開き方が大きく変わる(後者が開きにくい)。
- 総ノート 682 以下と 683 以上とで開き方が大きく変わる(後者が開きにくい)。
- 総ノート 1025 以上の譜面が出現した場合、開き方が異常なまでに遅くなると思われていたが、1025 以上 1400 ノーツ以下の EDIT 譜面を作成しても ノートを全てPERFECTorGREAT判定で取っていくと512 ノーツ目で背景は全開になる。
厳密な計算法
- 判定点
- 最大 900000。以下の計算式で求めることができる。
- [0.9[1000000(P+0.7G+0.4g+0.1p)/N]]
- N:全ノート数
- P:PERFECT数
- G:GREAT数
- g:GOOD数
- p:POOR数
- 各判定の点数比は PERFECT:GREAT:GOOD:POOR:MISS=1:0.7:0.4:0.1:0。この比を元に 1000000 点満点のスコアが付けられる。
- 小数点以下を切り捨て 、そこから0.9 倍して 900000 満点のスコアにしてから、また小数点以下が切り捨てられる。
- シャッターボーナス
- 最大 100000 点。以下のように決められる。
- 開き具合を 0~1024 までの整数で定義する。(初期値は 0 )
- 1 ノートごとに開き具合の値を以下の量だけ変化させる。ただし負の値になったら 0 、1024 を超えた場合は 1024 とする。
判定 |
1 ノートごとの開き具合の変化([]はガウス記号) |
PERFECT・GREAT |
+[2048/min(1024,N)] |
GOOD |
+[1024/min(1024,N)] |
POOR・MISS |
-[8192/min(1024,N)] |
- 曲が終わった時点での開き具合に 100000/1024 を掛け、小数点以下を切り捨てた値がシャッターボーナスとなる。
- 判定点とシャッターボーナスの合計スコアによって以下のランクが付けられる
ランク |
範囲 |
E |
1,000,001 ~ |
EXCELLENT |
1,000,000 |
SSS |
980,000 ~ 999,999 |
SS |
950,000 ~ 979,999 |
S |
900,000 ~ 949,999 |
A |
850,000 ~ 899,999 |
B |
800,000 ~ 849,999 |
C |
700,000 ~ 799,999 |
D |
500,000 ~ 699,999 |
E |
0 ~ 499,999 |
- 通常は 1,000,001 点以上のスコアはアーケード、jubeat plus どちらにおいても出ない。(後述)
- C ランク( 700,000 点)以上で CLEARED。( ripples 以前にあった LOCAL PLAY では筐体設定でクリアラインが変更可能だった。)
- D 判定以下でも、マッチングしたプレイヤーの誰かがクリアしていれば SAVED となる。
- 対戦相手がいない場合 FAILED となり、そこでゲームが終わってしまう。
- ゲストプレイの 1st TUNE 、もしくは e-amusement pass で新規登録した初プレイの 1st TUNE は FAILED になっても強制的に SAVED となる。
- つまり、マッチングしたプレイヤーの誰かが C 判定以上を取れば、全員が次の TUNE へ進むことが出来る。
- 譜面 EDIT 機能の弊害で一部スコアが 1,000,000 点を越える譜面も存在する(原因は不明)。
- その譜面をプレイすると、筐体上ではミュージックバーに青バーや黒バーがあっても 1,000,000 (レーティング表示なし) と表示される。
- eAMUSEMENT から該当のプレイ履歴を確認すると、1,000,000 点を越えた点数が表示されるが、レーティングがなぜか E である。
- jubeat plus においてもリザルト画面で理論値の 1,000,000 点を越えた点数が表示される。ただしレーティング表示欄がバグっている。
シャッター開閉ペース一覧
- この表に乗っているものよりノーツが少ないものは自分で計算してください。
- 最下段にある曲は、Qubell(2016/11)時点でのEXT譜面中、同じシャッター開閉ペースの曲の中でもっとも総ノーツが少ない
(=同グループ中一番シャッターが開ききるのが遅い)ものです。曲名の後の数字はその曲のノート数です。
最終更新:2023年07月17日 20:37