千戦の塔 - 十の救現主wiki

？？？？「…………
睡眠……ジョウタイ……解ジョ。
イムジノードの民が、ジードの元へやってきたのは初めてだ。
ヴィクスたちの素性はわからぬが、何用であるか？」
オリヴィア「……何をいってるのかわからないんだけど。
あなたは………異現の人？」
ジェンダ「ジードはジェンダという。ヴィクスたちが住むここは「金現実イムジノード」。ジードが生まれた「機械現実ギュライン」からは遠い地。
最近では、「銀現実レットラジア」と頻繁に行き来が行われているということしか、ジードは知らぬ。
イムジノードの事情には、極力関わるつもりはない。」
オリヴィア「もしかして……一人称が「ジード」で、二人称が「ヴィクス」？
クセ強いなぁ………」
ジェンダ「あくまで標準語だ。
ここはジードが、眠っている怪物を封じ込めておくための場所。先程までジードは、その作業に打ち込んでいた。
辺りに門が十個あるのがわかるだろう。その門に挑み、ジードの戦いをこだまさせ、その力で怪物を閉じ込めているのだ。」
オリヴィア「そんな場所が………
あんまり深く事情を聞かない方が良さそうだね。
それはそれとして、異現物質がここにありそうって聞いて来たんだけど、こんくらいの物質はない？」
ジェンダ「……？
すまぬが、この塔にはそのような大きさの物体はないだろう。
装飾などはなく、切り出されるほどの損傷も受けておらぬ。」
オリヴィア「そっかぁ。ここはハズレだねぇ。
でも、せっかく来たからには、何かして帰らなきゃ。
たとえば、ジェンダさんを手伝うとか！」
ジェンダ「ジードの手伝い……？
協力してくれるというのか。ありがたい。」

ジェンダは一つの門に手を当てて話し始める。

ジェンダ「この門の先には、挑む者たちにとって立ちはだかるべき存在が待っている。
その存在に勝利することで、戦いはこだまし、より怪物を鎮めやすくなる。
そう、そのために、ジードはこの塔を建てた。」
オリヴィア「じゃあ、私たちもこの塔で戦いに挑めばいいわけだね。
挑むなら、他にも協力してくれる人を呼んでみてもいいかもしれないね。
これからはじゃんじゃん戦って手伝お！」
ジェンダ「ジードはこの塔で、幾千もの戦いを経てきた。
よってこの塔を、「千戦の塔」と名付けよう。」

⭐︎千戦の塔
強力な刺客と対峙することができるようになりました。千戦の塔に挑むことで、非常に強力な武器をゲットすることができます。また、挑戦に完全勝利すると、「千戦のこだま」をゲットでき、ジェンダに渡すことで任意の武器と交換できます。
初期に解放されている門は第一の門〜第四の門です。

オリヴィア「あっ、パッドファルトに報告しなきゃ。解決策を別で探さないと。」
ピッ
オリヴィア「クリスさん、他には異現物質がありそうな場所はないの？
ええ、はい……そうですか……。
ありがとうございます。またお願いします。」
オリヴィアは残念そうにこちらを見つめている。
オリヴィア「もうこれ以上見当はつかないみたい。条件が厳しすぎるんだって。
一度パッドファルトに戻ろう。」
パッドファルトへ戻ると、発着場に自動で到着します。