ツゲフマ=アイジュス・ミ・ロクーネ(ミ・デア語:Cğefma Ayžus Mi-Liokūne,Cghefma Ayzhus Mi-Loku:ne)とは、十三国世界騒乱記の主要登場人物の一人である。演じる活字俳優は柘植拓真。
登場作品
プロフィール
ミ・ロクーネの村アンケ・サルマ出身の医師。ニケーラ大学医学部卒。 ティオ・ハーグリップに村が襲撃された際に単身で相手を殲滅させた事により組織に目を付けられ、以降は逃避行さながらにミ・デア各地を転々としている。
ファーストネームは「追い求める者」を意味し、またセカンドネームのアイジュスはヨシュア・レカ・テルラに肖ったものである。
性格
自分の身の安全よりも他人を優先しがちな利他主義的な行動が多い。また、時折酷い自虐を口走る事があり、自分に対しては非常に厳しい見方を持っている。一方で他人を一方的に護ろうとするのではなく、可能な限り自分で自分の事が出来るようにさせるべく厳しい態度に出る事も少なくない。一人で故郷を捨てて逃げだした、という負い目からか、最近では迫り来る困難には自分から捨て身の姿勢で攻めていくようになってきた。
家族
アンケ・サルマに妹と姪がいる事が本文中で明らかになっている。ツゲフマ自身は独身であり、妻子はない。
信条
『無属性者は無能力』との固定信念に強い否定を抱き、有属性者至上主義に対して異を唱えている。
能力
- 眼光麻酔
- 手の目の奥を覗き込む事によって、その意識を変調させる事の出来る能力。外科手術において麻酔代わりに使う事を目的に修得した能力であはるが、現在ではティオ・ハーグリップ対策として使う事が殆どである。
その他
- 十三国世界活劇録に登場するレマーフ・レカ・アプレは彼の祖先である。
関連人物
- ハージュ・ミ・クオン
- 序盤において彼がティオ・ハーグリップによる暴行から救った人物。後に彼とともにティオ・ハーグリップ殲滅に向けて動く事になる。
- コルス・ミ・ミン
- 彼女の祖父は、ツゲフマの大学時代の恩師である。