ヒザーク=リーバス・ミ・ゲダーイ(ミ・デア語:Hizāk Lības Mi-Gedā'i,Hiza:k Li:bas Mi-Geda:'i)とは、十三国世界騒乱記の主要登場人物の一人である。演じる活字俳優は北見氷輔。
登場作品
プロフィール
ミ・ゲダーイの街ラス・ツェギン出身の兵卒で、所属はミ・ゲダーイ政府国際省治安維持局陸上保安軍第五管区氷雪原保安課。実力者のみが配属されるという雪上兵である。単独行動が主で、現在はティオ・ハーグリップ殲滅に向けたパルチザン組織の為に各地を回っている。
性格・思想
個人が自由勝手に行動する事で世の中に乱れが生じるのだ、という思想により、人間は須らく厳格な法に則って動くべきである、という超合理主義的かつ管理主義的な考えを持っている。その為か、他人を友と思う事はなく、只の同行者という意識しか持っていない。故に他人を疎ましく思い、単独行動を好んでいる。無論、上司に対しては礼節を持ちつつも最低限の無駄のない対応しかしない。
能力
- 強制吸熱
- 自分の半径50m以内の空間において、大気の熱エネルギーを奪って自らの中に取り込む事の出来る能力。ヒザークはこれを活用し、湿気を凝結させて水や氷を生み出し、拘束具や簡易銃弾として利用している。又、温度変化による気圧差を応用すれば風も発生させる事が出来、大気循環の変調も意の儘である。氷属性者の中でも絶対零度の環境で生きられるものはごく少数であるが、この能力を有するヒザークは自ら発した体熱を即座に吸収し続ける事によって常温下と変わらない行動を行う事が出来る。
その他
- デザインや性格のモデルは作者である清瀬桜李。
- 十三国世界活劇録で登場するヴォルファス・レカ・ルバントは、彼の祖先である。