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かがみんはご帰宅が早いようです

by 4代目スレ547


「ただいまぁ~…」
夜11近く、つかさが帰宅した。
「あ、お姉ちゃんまだ起きてたんだ。」
「まったく。アンタ最近帰り遅すぎるわよ。お父さん達ももっと早く帰るようにって言ってたわよ。」
「えへへ…ごめん。」

つかさはお菓子作りのサークルに入ったらしい。
大学に入ってからというものの、週に2,3回はこんな感じで遅くまで遊んでいる。
サークルの人はやたら活発で、元々おとなしめのあの子はなかなかついていけないとか。
そのためか、随分疲れた表情をしているものの、それなりに楽しんでいるようだ。

…私はどうだろう?
講義が終われば即帰宅の毎日。
これといって友達もいない。
話す相手は代返を頼んでくるあの輩ぐらい。
その話も…

『あ~柊さん、さっきの授業出といてくれた?』
「うん、はい、これノート。」
『サンキュー』
(…はあ…)
『…ところでさー、あんた、この大学でリアルな友達いんの?w』
「え?…ま、まあ、隣のクラスになら…」
『ほんとにいるのぉ~?つーかこのクラスにはいないんだwww』
『ハハハ』
(………)
『じゃ、さっきの授業のノート借りてくね。昼休みだし、ささ、ご飯ご飯♪』
『いこ~』
「………」

(…対等に話せる人が欲しい…)

実験で同じペアになった人は、凄く不真面目そうな人だ。
実験中も隣の班の人としゃべって、ミスする毎日。
イマイチな結果から必要以上に頭をひねってレポートを書く羽目になる私をよそに、
あいつはサークルから過去レポをもらってあっさり済ませるらしい。

結局私はクラスでも友達らしい友達はできていない。
勉強ではそこそこ上位はキープできているみたいだけど、毎日が全然面白くない。

「ただいま…お母さん、今日のご飯何?」
「今日は簡単なもので済ませる予定よ。まつりとつかさも遅くなるみたいだから。
(…かがみはいつも早く帰ってくるけど、学校で友達いるのかしら?)」

しばらくすると、まつり姉さんが帰ってきた。
「あれ?お姉ちゃん、今日は早いじゃん。」
「ただいま。(かがみはこの時間くらいにはいつも家にいるのね…)」
まつりお姉ちゃんはなにかコンビニで買った弁当を持ってきた。
今日は都合でサークルが無かったらしい。
「かがみ、あんたはサークルとか入ってないんだっけ?」
「…まあね…なんか大変そうだし。」
「何かしら入ったほうがいいと思うんだけどな~…何か興味あるものとかは?」
「う~ん…読書…かな?(ラノベだけど…)」
「そういうサークルあるか調べてみたら?今から入るんでも遅くないだろうし。」
「…そうね。考えてみるわ。(いや、ヲタとかたくさんいそうだし…)」

結局思い切りがつかない。
まつりお姉ちゃんが気遣ってくれているのは確かだけど、それはお姉ちゃんは大学で楽しくやっていけてるからこそ。
それに比べて、自分の今を考えると…私は辛くなる。

今日もつかさの帰りは遅い。

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最終更新:2007年12月21日 08:12
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