昨日、こなたと喧嘩して24時間が経過した木曜日の朝。私の中で無意味なカウントダウンが鳴り響いていた。Twenty Four?
「こなちゃん、遅いね」
「そうね~」
昨晩、電話しようかと散々悩んだが、こういうのは面と向かって謝りたいし、そもそも電話で済ます問題では無いわよね。
そういう訳で、つかさと一緒に糟日部駅前でこなたが来るのを待っているのだが一向に現れる気配が無い。
次のバスに乗らなければ遅刻確定なんだけど。
『まもなく陵桜学園行きが発車します』
無機質なアナウンスが私の耳に入ってきた。もう時間?
「お姉ちゃん、どうする?」
「つかさ、先に行ってて良いわよ」
「でも、お姉ちゃんが遅刻しちゃうよ」
正直、私は遅刻しても構わないと思っていたんだけど、(つかさが)私を強引にバスに乗せようとするものだから
(つかさが)盛大に転んでしまい、その弾みで(つかさの)スカートが捲れ、道行く人たちにその姿を見られ、
(つかさは)わぁんわん泣き出してしまった。
結果として二人揃って仲良く遅刻なのだが
「ぐす・・・ぐす・・・」
「ほら、つかさ。もう泣き止みなさいって」
私達を乗せたバスが陵桜学園に到着するまで、つかさは泣き続けていた。
泣きたいのは私の方よ。
今朝のドタバタの所為で、こなたが登校しているか否か確認できたのが昼休みにB組を覗いた時になってしまったのだが、どうやら今日は休みらしい。
やっぱり私が原因よね。
ちなみにB組を除いた時、そのままつかさ達と一緒にお昼を食べようかと思っていたが、
今朝の事を引き摺っているつかさがまた泣き出してしまい、
それを見たみゆきが慌てふためいていたので、悪いと思いながらも自分のクラスに舞い戻ってきた。
つかさ、トラウマにならなければ良いけど。
「はぁ~」
「どした。柊ぃ?」
「え、ううん何でもないわ」
日下部と峰岸が仲良くお昼を食べていたので、私も一緒に混ぜてもらっていた。
だけど頭に浮かぶのはこなたの事ばかり。1日会わないだけで、張合いが無くなった学校生活に正直驚いたわ。
「こなちゃん、遅いね」
「そうね~」
昨晩、電話しようかと散々悩んだが、こういうのは面と向かって謝りたいし、そもそも電話で済ます問題では無いわよね。
そういう訳で、つかさと一緒に糟日部駅前でこなたが来るのを待っているのだが一向に現れる気配が無い。
次のバスに乗らなければ遅刻確定なんだけど。
『まもなく陵桜学園行きが発車します』
無機質なアナウンスが私の耳に入ってきた。もう時間?
「お姉ちゃん、どうする?」
「つかさ、先に行ってて良いわよ」
「でも、お姉ちゃんが遅刻しちゃうよ」
正直、私は遅刻しても構わないと思っていたんだけど、(つかさが)私を強引にバスに乗せようとするものだから
(つかさが)盛大に転んでしまい、その弾みで(つかさの)スカートが捲れ、道行く人たちにその姿を見られ、
(つかさは)わぁんわん泣き出してしまった。
結果として二人揃って仲良く遅刻なのだが
「ぐす・・・ぐす・・・」
「ほら、つかさ。もう泣き止みなさいって」
私達を乗せたバスが陵桜学園に到着するまで、つかさは泣き続けていた。
泣きたいのは私の方よ。
今朝のドタバタの所為で、こなたが登校しているか否か確認できたのが昼休みにB組を覗いた時になってしまったのだが、どうやら今日は休みらしい。
やっぱり私が原因よね。
ちなみにB組を除いた時、そのままつかさ達と一緒にお昼を食べようかと思っていたが、
今朝の事を引き摺っているつかさがまた泣き出してしまい、
それを見たみゆきが慌てふためいていたので、悪いと思いながらも自分のクラスに舞い戻ってきた。
つかさ、トラウマにならなければ良いけど。
「はぁ~」
「どした。柊ぃ?」
「え、ううん何でもないわ」
日下部と峰岸が仲良くお昼を食べていたので、私も一緒に混ぜてもらっていた。
だけど頭に浮かぶのはこなたの事ばかり。1日会わないだけで、張合いが無くなった学校生活に正直驚いたわ。
「柊ちゃん。今日もB組に行かないけど、何かあったの?」
「別に何も無いわよ」
「柊の事だから・・・ゴックン・・・ちびっ子と喧嘩したとかじゃないの?」
口の中に物を入れてしゃべるなよ、行儀悪いわね。
「そうなの、柊ちゃん?」
「そんなんじゃないわよ」
そんなんじゃ無い。ただの喧嘩なんかじゃ済まされないし、ただの喧嘩ならどれ程救われた事か。
「あやのの弁当はいつ食べても、まいう~だな」
「いつも作ってるからね」
「兄貴にか?」
「ち、違うよ!」
物思いにふけっていた私の鼓膜を揺さぶるように、峰岸の叫び声が聞こえてきた。
「峰岸と日下部って、本当に仲が良いわよね」
「昔からの付き合いだからね。みさちゃんとは」
「でも、あたし達より柊とちびっ子の方が仲良いと思うけどな」
私とこなたが?確かに仲は良いと思うけど・・・今は
「柊とは中学から一緒だったけど、本気で笑ったり怒ったり悲しんだりするのは、ちびっ子に対してだけだもんな」
言われても全く覚えが無い。確かに、こなたと居ると楽しいけど、ただそれだけだと思っていたから。
「それに最近、あやのは兄貴に会ってばっかりだし。この前なんか兄貴の部屋でk」
「みさちゃん!それは言わない約束でしょ」
峰岸が慌てて日下部の口を両手で塞いだ。何を話そうとしたのかしら。
「ぷはっ・・・ごめん、あやの。ついキスしてたこと言いそうになって・・・ぁ」
「別に何も無いわよ」
「柊の事だから・・・ゴックン・・・ちびっ子と喧嘩したとかじゃないの?」
口の中に物を入れてしゃべるなよ、行儀悪いわね。
「そうなの、柊ちゃん?」
「そんなんじゃないわよ」
そんなんじゃ無い。ただの喧嘩なんかじゃ済まされないし、ただの喧嘩ならどれ程救われた事か。
「あやのの弁当はいつ食べても、まいう~だな」
「いつも作ってるからね」
「兄貴にか?」
「ち、違うよ!」
物思いにふけっていた私の鼓膜を揺さぶるように、峰岸の叫び声が聞こえてきた。
「峰岸と日下部って、本当に仲が良いわよね」
「昔からの付き合いだからね。みさちゃんとは」
「でも、あたし達より柊とちびっ子の方が仲良いと思うけどな」
私とこなたが?確かに仲は良いと思うけど・・・今は
「柊とは中学から一緒だったけど、本気で笑ったり怒ったり悲しんだりするのは、ちびっ子に対してだけだもんな」
言われても全く覚えが無い。確かに、こなたと居ると楽しいけど、ただそれだけだと思っていたから。
「それに最近、あやのは兄貴に会ってばっかりだし。この前なんか兄貴の部屋でk」
「みさちゃん!それは言わない約束でしょ」
峰岸が慌てて日下部の口を両手で塞いだ。何を話そうとしたのかしら。
「ぷはっ・・・ごめん、あやの。ついキスしてたこと言いそうになって・・・ぁ」
- え?今なんと仰いましたか、日下部さん?
世界が凍りついてしまったかのような静寂を破ったのは、峰岸だった。
「み・・・」
顔を真っ赤にしながらプルプル震える峰岸が日下部を一瞥した次の瞬間
「みさちゃんのバカー!」
一目散に教室を飛び出して行った。気持ちは分かるけど、もう昼休みが終わるわよ。
「あちゃー・・・」
「『あちゃー』じゃないだろ。かわいそうに」
ほっぺたをポリポリ掻いている日下部にため息を吐いたのと同時に、昼休み終了のチャイムが鳴り響いた。
「み・・・」
顔を真っ赤にしながらプルプル震える峰岸が日下部を一瞥した次の瞬間
「みさちゃんのバカー!」
一目散に教室を飛び出して行った。気持ちは分かるけど、もう昼休みが終わるわよ。
「あちゃー・・・」
「『あちゃー』じゃないだろ。かわいそうに」
ほっぺたをポリポリ掻いている日下部にため息を吐いたのと同時に、昼休み終了のチャイムが鳴り響いた。