『ご乗車有り難う御座いました~、姫路~姫路~です。
相生・上郡方面は7番のりばへおまわりください』
相生・上郡方面は7番のりばへおまわりください』
ぐっすり眠っていたせいか、目を覚ました時は、ちょうど列車が終着駅に到着して殆どの乗客が降りた頃だった。
姫路駅を降りた私は、向かいのホームに停まっている岡山行きの普通列車に乗り換えて、相生駅まで行く。
この列車に乗る時、はじめは「ラッキー」と思っていたんだけど、手持ちの乗車券は生憎赤穂線経由。
車内精算も考えたけど、『星のカケラ』の件もあったので、結局乗車券の通りに乗る事にした。
ていうか、素直に私を山陽本線に乗せなさいよ。面倒くさいったらありゃしない。
姫路駅を降りた私は、向かいのホームに停まっている岡山行きの普通列車に乗り換えて、相生駅まで行く。
この列車に乗る時、はじめは「ラッキー」と思っていたんだけど、手持ちの乗車券は生憎赤穂線経由。
車内精算も考えたけど、『星のカケラ』の件もあったので、結局乗車券の通りに乗る事にした。
ていうか、素直に私を山陽本線に乗せなさいよ。面倒くさいったらありゃしない。
雪色の空はだいぶ明るさを落としており、今はシルバーグレーに染まっている。
今にも雪が降り出しそうな天気だった。
暖房はそこそこ効いてはいるが、如何せん普通列車なので駅に着く度に片側3箇所の扉が全部開くので、
折角暖まった車内も一気に冷えてしまう。
今にも雪が降り出しそうな天気だった。
暖房はそこそこ効いてはいるが、如何せん普通列車なので駅に着く度に片側3箇所の扉が全部開くので、
折角暖まった車内も一気に冷えてしまう。
竜野駅を過ぎたあたりから粉雪が本格的な雪に変わった頃、4両編成の列車はゆっくりと相生駅に到着した。
陽は既に沈んでいるが、ホームから見える市街地はうっすらと雪化粧している事は確認出来た。
陽は既に沈んでいるが、ホームから見える市街地はうっすらと雪化粧している事は確認出来た。
『相生~、相生~。新幹線、赤穂線はお乗り換えです』
「うわっ、寒っ」
暖房もロクに効かない車内に居たせいで、身体も相当冷えていたのだろう。
ガクガクと身体を震わせながら、私はトートバッグと紙袋を持って跨線橋を渡り、
2番のりばへと向かう。あまりにも寒いので売店で缶コーヒーを買い、待合室で飲みながら列車の到着を待つ。
「よう、目は醒めたか? 眠れる森の美女・ヒーラギカガミ?」
「まぁね。まだちょっと眠いけど」
『時の流れを司るモノ』と自称した、お喋りなペンダント。
いちいち私に変な称号を付けるコイツは、相も変わらずこんな調子だ。
気付けば、私もコイツとのやりとりに大夫慣れてしまっている。
「何なら俺様が一発で醒まさせてやろっか? ヒヒッ」
「遠慮しとく。どうせ身体に電気を流すとか、そんなもんでしょ?」
「残念。俺は電気は使えねぇんだ。炎なら使えるぜ?」
ちょ、それ何て『天○の劫火』?
「断る。こんな所で黒焦げにはなりたくないわ」
「そりゃ残念だな」
「ていうか、アンタ、RPGで言えば炎属性もあるってワケ?」
「そのRPGとやらがどういうものかは知らんが、当たりだ。
おめーのハートも燃やしちまおっか? ヒヒッ」
「アホか」
「まぁ、見たきゃ何時でも見せてやんぜ? 暖房代わりにはなるぜ? ヒッヒッ」
それを聞いてこいつで暖をとる事を一瞬思いついたが、待合室が火事になりかねないので、
口に出す前に脳内で却下した。話題を変えてみる。
「ところで、『気配』は感じる?」
「あー、まだ分かんねぇな。ま、感じたらその時に教えてやっからよ?」
「なるべく近くの駅で降りられる様にしてよね?」
「おうよ、任せとけ!」
こんなやりとりを続けていると、列車の到着アナウンスが流れ、
ホームの向こうからヘッドライトの光が差し込んできた。
色はまたしてもオレンジと緑だが、今まで乗ってきたやつよりもずっと古い型の様で、
車体はボロボロ。
形は何となく京王井の頭線の古いやつに似ている様な似ていない様な……。
暖房もロクに効かない車内に居たせいで、身体も相当冷えていたのだろう。
ガクガクと身体を震わせながら、私はトートバッグと紙袋を持って跨線橋を渡り、
2番のりばへと向かう。あまりにも寒いので売店で缶コーヒーを買い、待合室で飲みながら列車の到着を待つ。
「よう、目は醒めたか? 眠れる森の美女・ヒーラギカガミ?」
「まぁね。まだちょっと眠いけど」
『時の流れを司るモノ』と自称した、お喋りなペンダント。
いちいち私に変な称号を付けるコイツは、相も変わらずこんな調子だ。
気付けば、私もコイツとのやりとりに大夫慣れてしまっている。
「何なら俺様が一発で醒まさせてやろっか? ヒヒッ」
「遠慮しとく。どうせ身体に電気を流すとか、そんなもんでしょ?」
「残念。俺は電気は使えねぇんだ。炎なら使えるぜ?」
ちょ、それ何て『天○の劫火』?
「断る。こんな所で黒焦げにはなりたくないわ」
「そりゃ残念だな」
「ていうか、アンタ、RPGで言えば炎属性もあるってワケ?」
「そのRPGとやらがどういうものかは知らんが、当たりだ。
おめーのハートも燃やしちまおっか? ヒヒッ」
「アホか」
「まぁ、見たきゃ何時でも見せてやんぜ? 暖房代わりにはなるぜ? ヒッヒッ」
それを聞いてこいつで暖をとる事を一瞬思いついたが、待合室が火事になりかねないので、
口に出す前に脳内で却下した。話題を変えてみる。
「ところで、『気配』は感じる?」
「あー、まだ分かんねぇな。ま、感じたらその時に教えてやっからよ?」
「なるべく近くの駅で降りられる様にしてよね?」
「おうよ、任せとけ!」
こんなやりとりを続けていると、列車の到着アナウンスが流れ、
ホームの向こうからヘッドライトの光が差し込んできた。
色はまたしてもオレンジと緑だが、今まで乗ってきたやつよりもずっと古い型の様で、
車体はボロボロ。
形は何となく京王井の頭線の古いやつに似ている様な似ていない様な……。
『終点~相生~相生~。新幹線と山陽本線はお乗り換えです。
この列車は赤穂線、岡山行き普通列車です』
この列車は赤穂線、岡山行き普通列車です』
オレンジのトートバッグと紙袋を持って車内に乗り込む。
座席のフレームと壁は本物の木が使われているレトロな電車で、網棚も文字通りの「網棚」である。
天井には扇風機が整然と並んでおり、その両側には如何にも「後から付けました」的な蛍光灯が
これまた整然と並べられている。
座席はこの時代を基準にしても明らかに小さく、背中が当たる部分は布が貼ってあるだけでクッションが無い。
小さなスピーカからは放送が流れている様だが、音質も音量も足りないので何を言っているのかさっぱり分からない。
ただ、何処からか漂ってくるニスの臭いは、何となく鷲宮神社の本殿のそれを思い出させ、
何処か懐かしさを覚える。
飛ばされてもうすぐ24時間が経過しようとしているが、私はこの時代に何日も滞在しているような気がする。
それくらい、『こちら』では色々な事があった。
座席のフレームと壁は本物の木が使われているレトロな電車で、網棚も文字通りの「網棚」である。
天井には扇風機が整然と並んでおり、その両側には如何にも「後から付けました」的な蛍光灯が
これまた整然と並べられている。
座席はこの時代を基準にしても明らかに小さく、背中が当たる部分は布が貼ってあるだけでクッションが無い。
小さなスピーカからは放送が流れている様だが、音質も音量も足りないので何を言っているのかさっぱり分からない。
ただ、何処からか漂ってくるニスの臭いは、何となく鷲宮神社の本殿のそれを思い出させ、
何処か懐かしさを覚える。
飛ばされてもうすぐ24時間が経過しようとしているが、私はこの時代に何日も滞在しているような気がする。
それくらい、『こちら』では色々な事があった。
『播州赤穂経由の岡山行きです。まもなく発車します。
扉が閉まりますのでご注意下さい。』
扉が閉まりますのでご注意下さい。』
笛がホームに鳴り響き、扉が閉まる。
赤穂線岡山行き普通列車は定刻通りに発車した。
赤穂線岡山行き普通列車は定刻通りに発車した。
ガクンという大きな衝動と共に、ゆっくりとホームを離れる。
ガラガラとけたたましい騒音が車内に響く。何処かで聞いた事があると思ったら、
たまーに走っていた、東武野田線の旧型電車と同じ音だった。
という事は、この電車はいわゆる「ツリカケ電車」という事か。
鉄道趣味の無い私が何故「ツリカケ電車」を知っているのかというと、
以前、みゆきが何処からか得た知識を耳にしたからだ。
「ツリカケ」というのは電車のモータを動かす方式の事らしく、構造上、どうしても音が五月蠅くなるそうだ。
現在(2007年)ではこの方式を使う電車は殆ど無く、
例外としてJRの機関車だけが、新型でもツリカケ駆動を採用しているそうだ。
それにしても、みゆきの説明はやたらと詳しかったのだが、もしかしたら彼女は『そちら』の住人なのだろうか。
ガラガラとけたたましい騒音が車内に響く。何処かで聞いた事があると思ったら、
たまーに走っていた、東武野田線の旧型電車と同じ音だった。
という事は、この電車はいわゆる「ツリカケ電車」という事か。
鉄道趣味の無い私が何故「ツリカケ電車」を知っているのかというと、
以前、みゆきが何処からか得た知識を耳にしたからだ。
「ツリカケ」というのは電車のモータを動かす方式の事らしく、構造上、どうしても音が五月蠅くなるそうだ。
現在(2007年)ではこの方式を使う電車は殆ど無く、
例外としてJRの機関車だけが、新型でもツリカケ駆動を採用しているそうだ。
それにしても、みゆきの説明はやたらと詳しかったのだが、もしかしたら彼女は『そちら』の住人なのだろうか。
「みゆき、かぁ」
「どうした?」
「───ちょっと思い出しただけ」
『現代』では、みんな何をしているのだろうか?
みゆきや日下部、峰岸は今、何をしているのだろう?
お母さんやお父さん、いのり姉さんや意地悪なまつり姉さん、そして、つかさ………。
みんな、何をしているのだろうか。
「どうした?」
「───ちょっと思い出しただけ」
『現代』では、みんな何をしているのだろうか?
みゆきや日下部、峰岸は今、何をしているのだろう?
お母さんやお父さん、いのり姉さんや意地悪なまつり姉さん、そして、つかさ………。
みんな、何をしているのだろうか。
つかさ────。
18年間共に過ごした、双子の妹。
七夕の日に生まれた、双子の妹。
双子なのに、顔も性格も全く異なる、双子の妹。
私を「お姉ちゃん」と呼んで慕ってくれる、双子の妹。
私といつも一緒の、双子の妹。
18年間共に過ごした、双子の妹。
七夕の日に生まれた、双子の妹。
双子なのに、顔も性格も全く異なる、双子の妹。
私を「お姉ちゃん」と呼んで慕ってくれる、双子の妹。
私といつも一緒の、双子の妹。
そして、私がそれまでとは違う「好意」を抱いてしまった、双子の妹。
あれは高校2年の秋、今(現代)から1年と少し前の頃だろうか。
つかさに好きな人が出来た事を知って、私はショックを受けた。
しかし、そのショックはつかさに先を越された悔しさから来るものではなかった。
つかさが、自分以外の人に好意を抱いた事から来たものだった。
しかも、その相手は男ではなく、同じクラスの『女の子』だった。
始め、自分が何故ショックを受けたのか分からなかった。
性格柄隠し事が出来ないつかさでも、『彼女』の話は私以外に話すことは全く無かった。
ある時は私に相談を持ちかけ、ある時は楽しそうに彼女の事を話す。
それが正直、辛かった。
でも、私はその気持ちを表に出す事はなかった。
そうする事によって、つかさを傷付けたく無かったから。
つかさに、嫌われたくなかったから。
つかさに好きな人が出来た事を知って、私はショックを受けた。
しかし、そのショックはつかさに先を越された悔しさから来るものではなかった。
つかさが、自分以外の人に好意を抱いた事から来たものだった。
しかも、その相手は男ではなく、同じクラスの『女の子』だった。
始め、自分が何故ショックを受けたのか分からなかった。
性格柄隠し事が出来ないつかさでも、『彼女』の話は私以外に話すことは全く無かった。
ある時は私に相談を持ちかけ、ある時は楽しそうに彼女の事を話す。
それが正直、辛かった。
でも、私はその気持ちを表に出す事はなかった。
そうする事によって、つかさを傷付けたく無かったから。
つかさに、嫌われたくなかったから。
秋も終わりに近付いた、ある日の事だった。
私はみゆきのアドバイスを受けて、遂につかさに今の気持ちを伝える事に決めた。
「好き」という気持ちを伝えるだけ。それでいいんだ。
放課後、約束通りつかさは屋上に姿を現した。
私は意を決して想いを伝えた。
『好きです』と。
つかさはにっこりと、しかし寂しげに笑って、こう答えた。
『私もお姉ちゃんの事は誰よりも好きだけど、そういう意味での好きな気持ちにはなれない』
つかさらしい、尤もな答えだった。
その答えを得た私は、それほどショックを受けなかった。
分かっていたことだから。
もしダメだとしても、今まで通り『双子の妹』として接すればそれで良かったのだから。
だが、つかさはさらに言葉を続けた。全く予想していなかった。
私はみゆきのアドバイスを受けて、遂につかさに今の気持ちを伝える事に決めた。
「好き」という気持ちを伝えるだけ。それでいいんだ。
放課後、約束通りつかさは屋上に姿を現した。
私は意を決して想いを伝えた。
『好きです』と。
つかさはにっこりと、しかし寂しげに笑って、こう答えた。
『私もお姉ちゃんの事は誰よりも好きだけど、そういう意味での好きな気持ちにはなれない』
つかさらしい、尤もな答えだった。
その答えを得た私は、それほどショックを受けなかった。
分かっていたことだから。
もしダメだとしても、今まで通り『双子の妹』として接すればそれで良かったのだから。
だが、つかさはさらに言葉を続けた。全く予想していなかった。
『────ちゃん、お姉ちゃんの事、好きなんだって』
つかさは秋時雨の様に冷たい涙を流しながら、そう言った。
つかさが想いを寄せていた『彼女』は、私に想いを抱いているのだという。
私に色々と構ってきたアイツの事だ。そうか、今までのアレは、そういう事だったのか……。
─────ちょっと待って。
私は『彼女』を『知らない』筈なのに、何でそんな事を覚えているの?
あれ? 私、寝惚けている? 頭おかしくなっちゃった?
もしかして、私は『彼女』を『忘れてしまった』の?
いや、そんな事は、無い。無い? 本当? ダメだ。分からなくなってきた。
つかさが想いを寄せていた『彼女』は、私に想いを抱いているのだという。
私に色々と構ってきたアイツの事だ。そうか、今までのアレは、そういう事だったのか……。
─────ちょっと待って。
私は『彼女』を『知らない』筈なのに、何でそんな事を覚えているの?
あれ? 私、寝惚けている? 頭おかしくなっちゃった?
もしかして、私は『彼女』を『忘れてしまった』の?
いや、そんな事は、無い。無い? 本当? ダメだ。分からなくなってきた。
…………………
…………
…
…………
…
「おい、カガミ、大丈夫か?!」
「??」
あれ? 私、今、何をしていたの?
耳に届いたのは、マルコシアスの声だった。
「顔色悪ぃぞ? 何があった?」
「分からない…………」
「おめーが分からなきゃ、俺に分かる訳がねぇなぁ」
いつもの様にバカマルコが嘲(わら)わない。
「あれ、わ、私……うっ……ど……どうしたの………かな…………、ぐすっ……うっ…」
涙腺が緩み、涙が静かに頬を伝わるのを感じた。
私、泣いてるの? どうして? 何故?
「??」
あれ? 私、今、何をしていたの?
耳に届いたのは、マルコシアスの声だった。
「顔色悪ぃぞ? 何があった?」
「分からない…………」
「おめーが分からなきゃ、俺に分かる訳がねぇなぁ」
いつもの様にバカマルコが嘲(わら)わない。
「あれ、わ、私……うっ……ど……どうしたの………かな…………、ぐすっ……うっ…」
涙腺が緩み、涙が静かに頬を伝わるのを感じた。
私、泣いてるの? どうして? 何故?
私は非道く混乱していた。
きっと疲れているんだ。はじめはそう思っていた。
きっと疲れているんだ。はじめはそう思っていた。
『東岡山、東岡山です。山陽本線はお乗り換えです。東岡山を出ますと、次は終点、岡山です』
ぼんやりと浮かぶ外の景色。
車内から漏れる光が反射することで、外は結構積もっている事が分かる。
雪に掻き消されているせいか、耳障りなモータ音もそれほど響かない(結構五月蠅いけど)。
外の景色を眺めているうちに、数本の線路が交錯する。
列車は2度3度揺れて転線し、この深い雪の中、時間通りに岡山駅に到着した。
時計は7時を指していた。
車内から漏れる光が反射することで、外は結構積もっている事が分かる。
雪に掻き消されているせいか、耳障りなモータ音もそれほど響かない(結構五月蠅いけど)。
外の景色を眺めているうちに、数本の線路が交錯する。
列車は2度3度揺れて転線し、この深い雪の中、時間通りに岡山駅に到着した。
時計は7時を指していた。
間.
崩壊事故から2日目、否、日付が変わったので3日目、深夜1時。
峰岸あやのは、自室のベッドの中に潜ったまま未だに寝られずにいた。
それは、数時間前に家を出た日下部兄妹の事を気に掛けていたからである。
峰岸あやのは、自室のベッドの中に潜ったまま未だに寝られずにいた。
それは、数時間前に家を出た日下部兄妹の事を気に掛けていたからである。
夜、彼は妹のみさおと共に家を出て、寝台特急「北陸」号で金沢方面へと向かった。
そして、今も彼らは列車の中に居る。
ここで1つ、あやのは疑問に思う事があった。
そして、今も彼らは列車の中に居る。
ここで1つ、あやのは疑問に思う事があった。
全国ネットのニュースでも報道された様に、この日の夕方、大宮駅で爆発事件が起こった。
昨日の崩壊事故ほどではないが、怪我人が数名出る程の爆発だった。
この影響で大宮駅を発着する全ての列車が、JR・私鉄を問わず全て運休した。
それにも関わらず、「北陸」号だけが時間通りに上野駅を発ち、大宮駅でみさお達を拾って金沢へ向かっている。
昨日の崩壊事故ほどではないが、怪我人が数名出る程の爆発だった。
この影響で大宮駅を発着する全ての列車が、JR・私鉄を問わず全て運休した。
それにも関わらず、「北陸」号だけが時間通りに上野駅を発ち、大宮駅でみさお達を拾って金沢へ向かっている。
「…………大丈夫かしら」
あまりにも不自然な現象だった。
この処置について、JR東日本からはコメントは無かったし、マスコミもそれほど大きく騒ぐ事は無かった。
「嫌だな………変な胸騒ぎがする」
夜更けの空は、陰鬱な曇り空で覆われていた。
あまりにも不自然な現象だった。
この処置について、JR東日本からはコメントは無かったし、マスコミもそれほど大きく騒ぐ事は無かった。
「嫌だな………変な胸騒ぎがする」
夜更けの空は、陰鬱な曇り空で覆われていた。
*
その頃、桜園市営住宅のある一室にて。
「次のターゲットは………ふふふ」
奇妙な笑い顔を浮かべつつ、縹色の髪を持つ少女はパソコンを操作する。
その画面に表示されていたのは、2つのウィンドウ。
そこには、それぞれ場所の異なる地図が描かれていた。
1つは、能登半島のとある集落、
1つは、埼玉北東部のとある神社
とおぼしきモノが、映し出されていた。
「次のターゲットは………ふふふ」
奇妙な笑い顔を浮かべつつ、縹色の髪を持つ少女はパソコンを操作する。
その画面に表示されていたのは、2つのウィンドウ。
そこには、それぞれ場所の異なる地図が描かれていた。
1つは、能登半島のとある集落、
1つは、埼玉北東部のとある神社
とおぼしきモノが、映し出されていた。
「何としてでも『あゆみ』を呼び戻す。そのためにこんな事をしているのだから」
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- 広げるだけ拡げて伏線回収どころか完結さえできないなら最初から書くなよな -- 名無しさん (2013-06-13 04:04:19)
- あれっ?終わりですか?
続編見たいです! -- チャムチロ (2012-11-12 12:29:59) - 続きがきになります。
続きを書いてください、お願いします。 -- 名無しさん (2009-11-25 12:55:57) - 流石に続きをお願いします、なんていえないな。
良作の長編なのに、本スレ連載時は何故か冷ややかな扱いをされていたし。
-- 名無しさん (2009-10-31 19:26:45) - 鉄じゃないが、かなり面白いと思う、続きに期待。 -- 名無しさん (2009-10-31 13:44:18)
- 続きお願いします。
-- 名無しさん (2009-07-31 20:35:28) - 続きが気になる…
岡山に住んでるのでなおさら…。 -- 名無しさん (2009-07-06 20:25:45) - 続きお願いします!
あなたを待っている人がいるんです!
-- 名無しさん (2009-05-11 18:52:25) - 連載してた頃にケチつけられてたからなあ……
「らき☆すたでやる必要がない」とか言われて。
当時は作品が多かったせいか、ワガママいう奴も多かったし。
今ならそんな奴もいないだろうし、ぜひ続きを書いて欲しい。 -- 名無しさん (2009-04-25 23:20:59) - もう、続きは難しいかもしれないね・・・ -- 名無しさん (2009-04-25 10:42:25)
- 続きをお願いします。
本当にお願いします。 -- 薫風 (2008-10-26 05:05:41) - 続きマダー? -- 名無しさん (2008-09-21 19:43:14)
- 続きをお願いします。 -- 名無しさん (2008-07-29 14:57:58)
- 作者多忙かいね?
……伏線回収が、…いや何でも… -- 名無しさん (2008-05-03 21:42:06) - 続き読みたい -- 名無しさん (2008-05-03 18:24:47)