昔、それも小学生の頃にたまたま聴いたラジオ----確か声優さんの。
そのラジオで"おっぱいがいっぱい"と言うなんともまぁ
親が聞いたら血の涙を流しそうな歌が流れていた。
その頃はその"おっぱいがいっぱい"と歌う女性の声に
つかさと二人して
"二つしかないよねぇ?"
なんて首をかしげていただけだったが、
そんな私たちにも月日が流れ、知識と羞恥が比例して積み重なるうちに、
花も恥じらう高校3年生になって、
"なんて恥ずかしい歌なんだ!"
と、私はほぼ10年越しの驚愕を手に入れていた。
そのラジオで"おっぱいがいっぱい"と言うなんともまぁ
親が聞いたら血の涙を流しそうな歌が流れていた。
その頃はその"おっぱいがいっぱい"と歌う女性の声に
つかさと二人して
"二つしかないよねぇ?"
なんて首をかしげていただけだったが、
そんな私たちにも月日が流れ、知識と羞恥が比例して積み重なるうちに、
花も恥じらう高校3年生になって、
"なんて恥ずかしい歌なんだ!"
と、私はほぼ10年越しの驚愕を手に入れていた。
だけどたぶん10歳くらいだったであろう当時の、それこそなんでもない
こんなエピソードを、どうして18歳にもなった今、思い出したのか。
----要らん知識と羞恥まで持ってしまったから今、だからである。
こんなエピソードを、どうして18歳にもなった今、思い出したのか。
----要らん知識と羞恥まで持ってしまったから今、だからである。
百合。
きれいな白い花だった。
だけどある日、耳年増でヲタクで猫口でロリで、やっぱりロリな
友達----うん。友達に教えられてからはもう白い花ではなくなってしまった。
"女性同士の性愛"
そんな意味を持つと知った高校2年生の夏。
私とつかさはそろって咳込んで、顔を赤らめていた。
まさにストロベリー・パニック。
恥ずかしいだけじゃなく、私とつかさの頭の中には
正しく一面百合畑で、ストロベリー・パニックな思い出が山ほどあったのだ。
親に知られたら、おそらく泣かれるであろう程の。
きれいな白い花だった。
だけどある日、耳年増でヲタクで猫口でロリで、やっぱりロリな
友達----うん。友達に教えられてからはもう白い花ではなくなってしまった。
"女性同士の性愛"
そんな意味を持つと知った高校2年生の夏。
私とつかさはそろって咳込んで、顔を赤らめていた。
まさにストロベリー・パニック。
恥ずかしいだけじゃなく、私とつかさの頭の中には
正しく一面百合畑で、ストロベリー・パニックな思い出が山ほどあったのだ。
親に知られたら、おそらく泣かれるであろう程の。
「お母さん、あたしね、新曲を出すの」
「へぇ、良かったじゃない。なんて歌なの?」
「----おっぱいがいっぱい」
よりも、親を泣かせる----血の涙を流させる自信が私たちには、あった。
だからそれ以来、"百合"と聞くとなんだか後ろめたいから、
とっさに白くて綺麗な菊の花を思い浮かべることにしている。
----ん? 菊って……
……。
……"雛"菊を思い浮かべることにしている。
「へぇ、良かったじゃない。なんて歌なの?」
「----おっぱいがいっぱい」
よりも、親を泣かせる----血の涙を流させる自信が私たちには、あった。
だからそれ以来、"百合"と聞くとなんだか後ろめたいから、
とっさに白くて綺麗な菊の花を思い浮かべることにしている。
----ん? 菊って……
……。
……"雛"菊を思い浮かべることにしている。
「おい、喧嘩売ってんのか」
そんな直球でいけない私----柊かがみのツッコミ、
いやもう指摘だな----から今日のお話は始まる。
そんな直球でいけない私----柊かがみのツッコミ、
いやもう指摘だな----から今日のお話は始まる。
さて、そんな私に喧嘩を売った、とされ、
今もちゃぶ台はさんで向かい側に小さな身体でちょこんと座り、
いつもの猫口でニマニマしている泉こなたはヲタクである。
今もちゃぶ台はさんで向かい側に小さな身体でちょこんと座り、
いつもの猫口でニマニマしている泉こなたはヲタクである。
それこそ、さっきの"おっぱいがいっぱい"が
〇ヴァでア〇カをやってた人が歌っていた事を教えてくれたのも彼女だし、
その上、嬉しそうに小学6年の冬、大阪の山のてっぺんにある遊園地まで
その人が出てるカウントダウンイベントを見に行った、とまで
付け足すほどのヲタク、と言うか勇者なのである。
〇ヴァでア〇カをやってた人が歌っていた事を教えてくれたのも彼女だし、
その上、嬉しそうに小学6年の冬、大阪の山のてっぺんにある遊園地まで
その人が出てるカウントダウンイベントを見に行った、とまで
付け足すほどのヲタク、と言うか勇者なのである。
普通行かないよ? コミケ終わりで大阪、しかも電車とケーブルカーを
乗り継がなきゃいけないような遊園地なんて。
乗り継がなきゃいけないような遊園地なんて。
そんなわけで勇者、ヲタク、ロリと、アキバ系総合商社の名を
欲しいままにしている彼女----こなたにどうして私がキレているのか。
欲しいままにしている彼女----こなたにどうして私がキレているのか。
「だって、最近流行ってるんだよ、百合」
「だからって、お尻に百合がプリントされたパンツを渡す奴がどこにいるのよ」
「……菊の方が良かった?」
「よくないわよ、って言うか何その踏み絵。
これで恥ずかしくなったらあなたは変態! ってか?」
「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」
「恥ずかしいわ。パンツじゃなくても恥ずかしいわ。
って言うかあんまり時間軸が混乱するネタを入れるな。
それが流行る頃にはもう私達大学生になってんだから。2007年秋、ね、今は」
「変なメタネタは嫌われるよ、かがみん」
「……! あんたのせいでしょうがぁぁぁー!」
「だからって、お尻に百合がプリントされたパンツを渡す奴がどこにいるのよ」
「……菊の方が良かった?」
「よくないわよ、って言うか何その踏み絵。
これで恥ずかしくなったらあなたは変態! ってか?」
「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」
「恥ずかしいわ。パンツじゃなくても恥ずかしいわ。
って言うかあんまり時間軸が混乱するネタを入れるな。
それが流行る頃にはもう私達大学生になってんだから。2007年秋、ね、今は」
「変なメタネタは嫌われるよ、かがみん」
「……! あんたのせいでしょうがぁぁぁー!」
……さて。珍しくつかさが早起きして、いや正しくは違うのだけど----
結局あれから昼過ぎまでいちゃいちゃ、しちゃったしね……。
ともかく。
日曜日の午後3時30分。
11月の温い太陽が差し込む私の部屋にこなたは遊びに来ていた。
ちなみに部屋に来てから"ネトゲがー"を4回、
"日本シリーズ延長によるアニメの時間変更への恨み節"を、たっぷり1時間、
"西武日本一おめでとう"をおざなりに一回。
おい、だからって声優の中村悠〇を"おかわり君"って呼ぶのは辞めろ。
ちょっと巧いし。
それになんかいろいろ……ハマりすぎてるから。
と、見事に予想通りな行動をとってくれたこなたさん。
そんなこなたさんは、
「ちょっと渡したいものがあるんだ~。むふふ」
などと、わざわざ家を出る前に電話まで、
(しかも情事の余韻真っ只中だった私たちを叱るような見事なタイミング)
で、かけてきて言うもんだから。
私は----これは何かあるんじゃないか。
なんてやっぱりちょっと期待していたのだ。
誕生日でも無いのに、何をくれるんだろう----と。
……今思えば、ちょっとでも期待していた私がバカだった。
結局あれから昼過ぎまでいちゃいちゃ、しちゃったしね……。
ともかく。
日曜日の午後3時30分。
11月の温い太陽が差し込む私の部屋にこなたは遊びに来ていた。
ちなみに部屋に来てから"ネトゲがー"を4回、
"日本シリーズ延長によるアニメの時間変更への恨み節"を、たっぷり1時間、
"西武日本一おめでとう"をおざなりに一回。
おい、だからって声優の中村悠〇を"おかわり君"って呼ぶのは辞めろ。
ちょっと巧いし。
それになんかいろいろ……ハマりすぎてるから。
と、見事に予想通りな行動をとってくれたこなたさん。
そんなこなたさんは、
「ちょっと渡したいものがあるんだ~。むふふ」
などと、わざわざ家を出る前に電話まで、
(しかも情事の余韻真っ只中だった私たちを叱るような見事なタイミング)
で、かけてきて言うもんだから。
私は----これは何かあるんじゃないか。
なんてやっぱりちょっと期待していたのだ。
誕生日でも無いのに、何をくれるんだろう----と。
……今思えば、ちょっとでも期待していた私がバカだった。
よりにもよって、渡されたものは百合がプリントされたパンツ……
しかも2枚、つかさの分まで。
……もうなんかいろいろ通り越したわ。こんなもんを渡す為に
わざわざ家まで来たこなたにありがとうと言いたくなるくらいに。
しかも2枚、つかさの分まで。
……もうなんかいろいろ通り越したわ。こんなもんを渡す為に
わざわざ家まで来たこなたにありがとうと言いたくなるくらいに。
「もうね……負けたわ、こなた。あんたのその発想には負けた」
「むふふ。1日かかったんだよー? それが一番伝わりやすいかな、って」
「確かにね、あんたのそのバイタリティは良く伝わったわ」
「そうかなー? いやぁ、なんかオラ照れるぞ」
「そのモノマネは止めぃ! マジでシャレにならんから!」
「おのーれ」
つかさどうした。
……モノマネか!? モノマネで勝負したかったのか!?
「……ところで、ひららぎさん?」
「……私は春休みに吸血鬼に襲われた覚えは無いけど?」
「……じゃあ、藤林さん?」
「何その人生。双子で髪の色が一緒でちょっと
キャラかぶってるくらいしか共通点無いじゃない」
「それだけあれば充分だよかがみん……」
「あーもう! さっきから要領得ないわね! どうしたのよ、一体」
「私も百合だよ、かがみん」
「はい?」
「むふふ。1日かかったんだよー? それが一番伝わりやすいかな、って」
「確かにね、あんたのそのバイタリティは良く伝わったわ」
「そうかなー? いやぁ、なんかオラ照れるぞ」
「そのモノマネは止めぃ! マジでシャレにならんから!」
「おのーれ」
つかさどうした。
……モノマネか!? モノマネで勝負したかったのか!?
「……ところで、ひららぎさん?」
「……私は春休みに吸血鬼に襲われた覚えは無いけど?」
「……じゃあ、藤林さん?」
「何その人生。双子で髪の色が一緒でちょっと
キャラかぶってるくらいしか共通点無いじゃない」
「それだけあれば充分だよかがみん……」
「あーもう! さっきから要領得ないわね! どうしたのよ、一体」
「私も百合だよ、かがみん」
「はい?」
疑問符。
納得。
相反する二つが私の中を巡った。
----あぁ、だからあんた今日スカートだったのね。
巡らせた頭に新しい情報。
刺激。に、近いもの。
急に立ち上がって背を向けたこなたが、私に、
そしてとっくに話についていけなくなって、
スタンバイモードに移行していたつかさに向かって、
背を向けたまま、短めのスカートをひらり、仰いで見せた。
納得。
相反する二つが私の中を巡った。
----あぁ、だからあんた今日スカートだったのね。
巡らせた頭に新しい情報。
刺激。に、近いもの。
急に立ち上がって背を向けたこなたが、私に、
そしてとっくに話についていけなくなって、
スタンバイモードに移行していたつかさに向かって、
背を向けたまま、短めのスカートをひらり、仰いで見せた。
「かがみとつかさ、二人と……私も同じになりたい」
そう言ってスカートの隙間に見えた百合の花----あぁ、きれいな白い花。
「二人が大好きだよ、かがみ、つかさ。」
そんな事を言う為に。
目の前の少女は私たちに晒して見せた。軽やかな指でつむじ風を起こして。
そんな事を言う為に。
目の前の少女は私たちに晒して見せた。軽やかな指でつむじ風を起こして。
"私たちと、同じになりたい"と、言った。
あなたは此方、泉こなた。
爽やかで、可憐で、いつもそばにいる、そばにいてくれる小さな花びら。
爽やかで、可憐で、いつもそばにいる、そばにいてくれる小さな花びら。
"私たちだけの、花になりたい"と、言った。
あぁ、これは読めなかった。
私の力は、こなたが私を"女としてみている"気持ちしか
映していなかった。
まさか、つかさまでまとめて手に入れたいと思っていたなんて……
そうなると私の力が完全には及ばないのも説明つくわね。
私の力は、"私にだけ向けられた"想いしか映せない。
こなたは、"私たち二人"を一つの愛で、愛していた----
"一つ一つの愛"ではなく、"一つの愛"で。
私の力は、こなたが私を"女としてみている"気持ちしか
映していなかった。
まさか、つかさまでまとめて手に入れたいと思っていたなんて……
そうなると私の力が完全には及ばないのも説明つくわね。
私の力は、"私にだけ向けられた"想いしか映せない。
こなたは、"私たち二人"を一つの愛で、愛していた----
"一つ一つの愛"ではなく、"一つの愛"で。
一見、屁理屈のような事をして、壁をひょいといとも容易く
乗り越えてきた少女、それがこなた。
常に斜め上。
私が。
"鏡"を持ってしまった私が、好きだ、と言える数少ない友人のひとり。
そんな彼女が私たちを好……
「だからね、かがみとつかさもこれを履けば私と百合姉妹だよ!」
「……はい?」
人の心の声を邪魔してまで何言ってやがるんですか、この人は。
「だーかーら、二人もこの百合パンツを履けば、私と百合姉妹だよ!って事」
「いや、大好きだよって、同じになりたいーって……」
「そりゃ二人は友達だから大好きだよ? だからこうして百合パンツを……」
「いやっ! その、そうじゃなくて……さっきのは告白……だったんじゃ……」
「こ、告白!? そんなまさか。かがみとつかさの事情知ってる
私がなんで二人に告白するの? ……あっ、もしやかがみん……」
その時、直感が告げる。
この展開はまずい。と。
「私が百合パンツ見せて大好きだよって言ったから、勘違いしてたんじゃ……」
読まれてる、読まれてる。
なんだその読心術。って言うか止めろその猫口!
「むふふ……そうかそうかぁ~。ごめんねかがみ~ん。
だけどそんな展開、いくらなんでもラノベ読みすぎだよぉ?
深読みしちゃったんだねぇ。思春期なんだねぇ。
いやぁ、かわいそかわいそ、なのですよ~。にぱー☆」
馬鹿にされている。
頭を撫でられてる。
短い手を一生懸命伸ばしている。
優しいタッチだなぁ、おい。
「あんたねぇ……!」
「ん~? 何かなぁ? ついつい深読みしちゃう思春期真っ只中のかがみん?」
「……こんの……」
「18歳にもなって思春期真っ只中のかがみん萌え」
「……こんの……こんの……バカあぁぁぁー!」
乗り越えてきた少女、それがこなた。
常に斜め上。
私が。
"鏡"を持ってしまった私が、好きだ、と言える数少ない友人のひとり。
そんな彼女が私たちを好……
「だからね、かがみとつかさもこれを履けば私と百合姉妹だよ!」
「……はい?」
人の心の声を邪魔してまで何言ってやがるんですか、この人は。
「だーかーら、二人もこの百合パンツを履けば、私と百合姉妹だよ!って事」
「いや、大好きだよって、同じになりたいーって……」
「そりゃ二人は友達だから大好きだよ? だからこうして百合パンツを……」
「いやっ! その、そうじゃなくて……さっきのは告白……だったんじゃ……」
「こ、告白!? そんなまさか。かがみとつかさの事情知ってる
私がなんで二人に告白するの? ……あっ、もしやかがみん……」
その時、直感が告げる。
この展開はまずい。と。
「私が百合パンツ見せて大好きだよって言ったから、勘違いしてたんじゃ……」
読まれてる、読まれてる。
なんだその読心術。って言うか止めろその猫口!
「むふふ……そうかそうかぁ~。ごめんねかがみ~ん。
だけどそんな展開、いくらなんでもラノベ読みすぎだよぉ?
深読みしちゃったんだねぇ。思春期なんだねぇ。
いやぁ、かわいそかわいそ、なのですよ~。にぱー☆」
馬鹿にされている。
頭を撫でられてる。
短い手を一生懸命伸ばしている。
優しいタッチだなぁ、おい。
「あんたねぇ……!」
「ん~? 何かなぁ? ついつい深読みしちゃう思春期真っ只中のかがみん?」
「……こんの……」
「18歳にもなって思春期真っ只中のかがみん萌え」
「……こんの……こんの……バカあぁぁぁー!」
----今日分かったこと。
私が10年以上振り回されてきたこの力は、実は、そんなに
すごい力ではないんじゃないか、という事。
そして、泉こなたはヲタクであると同時に"バカ!"であるという事。
そして最後に、知識と羞恥は、本当に比例するのだという事----
私が10年以上振り回されてきたこの力は、実は、そんなに
すごい力ではないんじゃないか、という事。
そして、泉こなたはヲタクであると同時に"バカ!"であるという事。
そして最後に、知識と羞恥は、本当に比例するのだという事----
夜が近づいて、こなたが帰ると部屋には私とつかさ、
そして菊と百合がそれぞれ2枚ずつ、
プリントされた4枚のパンツだけが取り残された。
「楽しかったね、お姉ちゃん」
「ん……まぁ、そうね」
楽しかった。とは死んでも言ってやらないけれど。
「こなちゃんは本当にすごい子だね」
「ちょっと、うるさいけどねー」
そうだね。なんて絶対に言わないけれど。
「まぁでも、あんた達が居れば絶対に退屈はしないわね」
これが精一杯。
「ふふっ、お姉ちゃんらしいね」
「……どー言う意味よ」
「んーそのままだよ? 深読みしないで良いよ、お姉ちゃん?」
「あっ、あんたまで……!」
18歳。
知識と羞恥を積み重ねて、ちょっと背伸びして、
ようやく今を、よちよち歩き出来るくらい。
素直になれないから、ずっと追いかけてあげる。
あなたが私を愛してくれる限り。
「待ちなさい! つかさぁ!」
大人。
それはきっと、この菊と百合のパンツを----何もかも知った上で
「可愛い」
と、言えるような人なのかもしれないわね。つかさ……。
そして菊と百合がそれぞれ2枚ずつ、
プリントされた4枚のパンツだけが取り残された。
「楽しかったね、お姉ちゃん」
「ん……まぁ、そうね」
楽しかった。とは死んでも言ってやらないけれど。
「こなちゃんは本当にすごい子だね」
「ちょっと、うるさいけどねー」
そうだね。なんて絶対に言わないけれど。
「まぁでも、あんた達が居れば絶対に退屈はしないわね」
これが精一杯。
「ふふっ、お姉ちゃんらしいね」
「……どー言う意味よ」
「んーそのままだよ? 深読みしないで良いよ、お姉ちゃん?」
「あっ、あんたまで……!」
18歳。
知識と羞恥を積み重ねて、ちょっと背伸びして、
ようやく今を、よちよち歩き出来るくらい。
素直になれないから、ずっと追いかけてあげる。
あなたが私を愛してくれる限り。
「待ちなさい! つかさぁ!」
大人。
それはきっと、この菊と百合のパンツを----何もかも知った上で
「可愛い」
と、言えるような人なのかもしれないわね。つかさ……。
「ねぇ、お母さん。見て見てー。今日こなちゃんがくれたんだよー」
「あら白いパンツ……でもなんでま……きゃっ! そんな……菊なんて……
お尻に菊なんて……二人はまだ見ちゃいけません!」
「あら白いパンツ……でもなんでま……きゃっ! そんな……菊なんて……
お尻に菊なんて……二人はまだ見ちゃいけません!」
----今日、分かったこと。
「ねぇ、お姉ちゃん」
「ん? どうしたの?」
「大人になるのって、難しいんだね……」
「……永遠の17歳、だもんね……」
「ん? どうしたの?」
「大人になるのって、難しいんだね……」
「……永遠の17歳、だもんね……」
うちのお母さんは、花も恥じらう変態だったって事。
おいおい……。
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- あれはみやむーが歌ってたのか……… -- 名無しさん (2009-08-27 13:54:47)
- おいおいw -- 名無しさん (2008-12-25 01:29:54)