それは彼が芸能界に入って初の
「あれ?これだけ僕宛になってますね」
ファンからのプレゼントだった
「あれ?これだけ僕宛になってますね」
ファンからのプレゼントだった
「あきら様見て下さい!!ファンの方からプレゼントを頂きましたっ」
「へぇ、良かったわね。アンタも立派になったもんだ」
「それもこれもあきら様のおかげですっいやあ嬉しいなあ」
「はいはい、そんで何が来たのよ」
「えーとですね…あ、クッキーです。手作りみたいですよ」
「…ふーん…今時クッキーねぇ」
瞬間的に冷めた態度のあきらに気付かず、その場で一つ摘んでかじる
「これはなかなか…何かこう、沸き立つものがあると言うか、嬉しいものですねー」
「………」
「あきら様もどうですか?美味しいですよ」
「なぁ白石」
「はい?」
「アンタさ、馬鹿も程々にしときなさい、よっ?」
ニヤケ面の彼の足を恒例の衝撃がドスン、と貫く
「げはっ!?」
「なぁんでこの徹頭徹尾言語同断完全無欠ラブリーアイドルあきらちゃんがそんな素人の作ったクッキー食べなきゃならない訳?あぁん?」
「申し訳、ございません~」
「大体さぁアンタ、クッキーもらったくらいで喜びすぎじゃない?どんな奴が作ったかも分からないのに浮かれすぎっつーか見てて痛いっつーか」
「すみません…何せ女性からプレゼントをもらったのは初めてでして」
「物ぉくれるなら犬になって尻尾振りますってか?あぁヤダヤダ」
「そんなつもりでは、その、すみません、浮かれすぎました」
「分かればいいんだよ分かれば。ったく芸能界をナメてんじゃないわよ。そんなもんさっさとしまっちゃいなさい」
「うぅ…すみません」
ビクビクしながら鞄にクッキーをしまい込み、しょんぼり顔で家路に着く白石だった
「へぇ、良かったわね。アンタも立派になったもんだ」
「それもこれもあきら様のおかげですっいやあ嬉しいなあ」
「はいはい、そんで何が来たのよ」
「えーとですね…あ、クッキーです。手作りみたいですよ」
「…ふーん…今時クッキーねぇ」
瞬間的に冷めた態度のあきらに気付かず、その場で一つ摘んでかじる
「これはなかなか…何かこう、沸き立つものがあると言うか、嬉しいものですねー」
「………」
「あきら様もどうですか?美味しいですよ」
「なぁ白石」
「はい?」
「アンタさ、馬鹿も程々にしときなさい、よっ?」
ニヤケ面の彼の足を恒例の衝撃がドスン、と貫く
「げはっ!?」
「なぁんでこの徹頭徹尾言語同断完全無欠ラブリーアイドルあきらちゃんがそんな素人の作ったクッキー食べなきゃならない訳?あぁん?」
「申し訳、ございません~」
「大体さぁアンタ、クッキーもらったくらいで喜びすぎじゃない?どんな奴が作ったかも分からないのに浮かれすぎっつーか見てて痛いっつーか」
「すみません…何せ女性からプレゼントをもらったのは初めてでして」
「物ぉくれるなら犬になって尻尾振りますってか?あぁヤダヤダ」
「そんなつもりでは、その、すみません、浮かれすぎました」
「分かればいいんだよ分かれば。ったく芸能界をナメてんじゃないわよ。そんなもんさっさとしまっちゃいなさい」
「うぅ…すみません」
ビクビクしながら鞄にクッキーをしまい込み、しょんぼり顔で家路に着く白石だった
翌日
「白石さん、おはらっきー☆」
楽屋にぶりっ子モードあきら様が降臨していた
「おはようございますあきら様…ところで、その、何かあったんですか?」
「えぇ~?どうしてぇ~?」
「いえ、スタジオ入りしてないのにこう、普段のあきら様らしくないと言いますか」
「もぉ~白石さんったらっ☆あきらねっ白石さんにお願いがあるのっ☆」
「はあ、なんでしょう?」
「これ食べてっ☆」
「これは…クッキー、ですよね?」
「あきら頑張って作ったんだよ☆食べてにー☆」
「それはもう有り難く頂きますけど…一体なにが」
「ツベコベ言わずに食えっつってんだよ!!」
瞬転
ズドガァッ!!
「ドグファ!?」
通例より重いストンピングがヒット
「今日のは、普段より、強烈で、すね…」
「返事は!?」
「はいぃぃっ!!」
「ふむ…じゃあにー☆」
またもや瞬間的にモードチェンジして嵐の様に走り去るあきらを見送りつつ、白石は足を抱えて悶絶していた
「白石さん、おはらっきー☆」
楽屋にぶりっ子モードあきら様が降臨していた
「おはようございますあきら様…ところで、その、何かあったんですか?」
「えぇ~?どうしてぇ~?」
「いえ、スタジオ入りしてないのにこう、普段のあきら様らしくないと言いますか」
「もぉ~白石さんったらっ☆あきらねっ白石さんにお願いがあるのっ☆」
「はあ、なんでしょう?」
「これ食べてっ☆」
「これは…クッキー、ですよね?」
「あきら頑張って作ったんだよ☆食べてにー☆」
「それはもう有り難く頂きますけど…一体なにが」
「ツベコベ言わずに食えっつってんだよ!!」
瞬転
ズドガァッ!!
「ドグファ!?」
通例より重いストンピングがヒット
「今日のは、普段より、強烈で、すね…」
「返事は!?」
「はいぃぃっ!!」
「ふむ…じゃあにー☆」
またもや瞬間的にモードチェンジして嵐の様に走り去るあきらを見送りつつ、白石は足を抱えて悶絶していた
「馬鹿白石…感謝の手作り品なんて素のままで渡せるかっての」
両手の指に巻かれた包帯を袖の中に隠しつつ、あきらは自動販売機に蹴りを入れた
両手の指に巻かれた包帯を袖の中に隠しつつ、あきらは自動販売機に蹴りを入れた