「くかー……くー……」
まったく、ラノベ読ませただけでこんなことになるなんて。
「こなちゃん、教室でいきなり寝ちゃったんだよ」
「ホント、こいつの文字嫌いは筋金入りね」
『用事で遅くなるから、待っててくれるならこれでも読んでて』ってラノベを渡しておいて、
用事から帰ってみると、こなたは机に突っ伏してぐーすか教室で眠っていた。
「でもほら、そういう人って結構いるみたいだし」
「つかさもそういうタイプ?」
「はうっ! お、お姉ちゃんのいじわるっ!」
「あははっ、ごめんごめん」
確かにつかさも小説とかは読まないほうだけど、こなたほどってわけでもない。電車の
中ならともかく、私に背負われて学校から出るなんて真似は少なくともしないだろう。
「すー……にゅ……」
コイツとは違って。
「もうっ、下校の時ぐらいちゃんと起きてなさいっての」
「でも、幸せそうに寝てるね」
今、こなたは私の背中でぐーすかと眠っている。いくらほっぺたをつついても引っ張っても
ぺちぺち叩いても、寝言を言うだけで起きてはくれない。
「幸せそうなのはいいけど、負ぶって帰る人の身にもなってほしいもんだわ」
「でもほら、こなちゃんって結構軽いから」
「ちっこいって言ったほうがいいわよ。そのほうがお似合いだわ」
「お、お姉ちゃんっでば言い過ぎだよー」
「いいのいいの」
ぐーぐー寝てる奴に、このくらい軽口を叩いたって別に構わないわよ。
「バスに乗るまでに起きてくれればいいんだけど――きゃっ?!」
な、なんで、いきなり首筋が……?
「どうしたの?」
「う、ううん、なんでもない」
手を振って、心配そうなつかさをなんとかなだめる。気のせいと重いながら、取り直して歩き出し――
「ひぁっ!」
「お、おねーちゃん?!」
ま、また、首筋につつっとした感触が来て……床に、へたりこみそうになる。
「ご、ごめん、ちょっぴり重くて」
「大丈夫? 起きるまで待ってようか?」
「ううん、大丈夫だから。そ、そうね、こなたが起きたときに飲み物があったほうがいいかも。
つかさ、先に行って買っておいてくれる? お金は後で払うから」
「う、うんっ、わかったよー」
私がお願いすると、つかさは何も疑うことなく早足で昇降口のほうに行った。
「さて……こなた、起きてるんでしょ」
「あいやー、バレちゃいましたか」
最初はまさかって思ったけど、負ぶっていて首筋をなめるなんてコイツしかいないって。
「歩いてるときに首筋をなめるなんて、怪我でもしたらどうするのよ!」
「だってさー、人のことをちっこいとか言うし」
「そ、それはこなたがぐーすか眠ったままだから、つい……」
「それに、重いだなんて人聞きの悪い」
「しょうがないでしょ、つかさにごまかさないといけなかったんだから」
「……なるほど、かがみは悪いって思ってなかったと。それじゃあ、オシオキだねー」
「ちょ、な、何を――きゃうっ?!」
危ないと思って、こなたを背中から下ろそうとしたその瞬間、またうなじを電気が流れる。や、やっぱりこいつが……
「くふふふー、かがみってば顔真っ赤」
「あんた、いつもそんな風に言って――んぁっ、だ、だからやめなさいっ!」
反論しようとすると、またこなたがなめてくる。まさか、私ってば自分で自分の首を絞めてる状態?!
「やーだよっ、まだまだオシオキするんだもんねー」
「ちょっ、やだって――ひぁっ! だ、だめだっ――んっ! や、やめっ――やぁっ!」
な、なんでぴちゃぴちゃって音が……それに、私の胴を両脚で固定するなんて……
「はーなーさーんーぞー!」
「あっ、あんたは寛平ちゃんか――あぁっ!!」
結局、こなたは顔を真っ赤にしたつかさが迎えに来るまで私の首筋をなめ続けた。
「お、お姉ちゃんの声、廊下にすっごく響いてたよ……」
「か、勘弁してぇっ!」
まったく、ラノベ読ませただけでこんなことになるなんて。
「こなちゃん、教室でいきなり寝ちゃったんだよ」
「ホント、こいつの文字嫌いは筋金入りね」
『用事で遅くなるから、待っててくれるならこれでも読んでて』ってラノベを渡しておいて、
用事から帰ってみると、こなたは机に突っ伏してぐーすか教室で眠っていた。
「でもほら、そういう人って結構いるみたいだし」
「つかさもそういうタイプ?」
「はうっ! お、お姉ちゃんのいじわるっ!」
「あははっ、ごめんごめん」
確かにつかさも小説とかは読まないほうだけど、こなたほどってわけでもない。電車の
中ならともかく、私に背負われて学校から出るなんて真似は少なくともしないだろう。
「すー……にゅ……」
コイツとは違って。
「もうっ、下校の時ぐらいちゃんと起きてなさいっての」
「でも、幸せそうに寝てるね」
今、こなたは私の背中でぐーすかと眠っている。いくらほっぺたをつついても引っ張っても
ぺちぺち叩いても、寝言を言うだけで起きてはくれない。
「幸せそうなのはいいけど、負ぶって帰る人の身にもなってほしいもんだわ」
「でもほら、こなちゃんって結構軽いから」
「ちっこいって言ったほうがいいわよ。そのほうがお似合いだわ」
「お、お姉ちゃんっでば言い過ぎだよー」
「いいのいいの」
ぐーぐー寝てる奴に、このくらい軽口を叩いたって別に構わないわよ。
「バスに乗るまでに起きてくれればいいんだけど――きゃっ?!」
な、なんで、いきなり首筋が……?
「どうしたの?」
「う、ううん、なんでもない」
手を振って、心配そうなつかさをなんとかなだめる。気のせいと重いながら、取り直して歩き出し――
「ひぁっ!」
「お、おねーちゃん?!」
ま、また、首筋につつっとした感触が来て……床に、へたりこみそうになる。
「ご、ごめん、ちょっぴり重くて」
「大丈夫? 起きるまで待ってようか?」
「ううん、大丈夫だから。そ、そうね、こなたが起きたときに飲み物があったほうがいいかも。
つかさ、先に行って買っておいてくれる? お金は後で払うから」
「う、うんっ、わかったよー」
私がお願いすると、つかさは何も疑うことなく早足で昇降口のほうに行った。
「さて……こなた、起きてるんでしょ」
「あいやー、バレちゃいましたか」
最初はまさかって思ったけど、負ぶっていて首筋をなめるなんてコイツしかいないって。
「歩いてるときに首筋をなめるなんて、怪我でもしたらどうするのよ!」
「だってさー、人のことをちっこいとか言うし」
「そ、それはこなたがぐーすか眠ったままだから、つい……」
「それに、重いだなんて人聞きの悪い」
「しょうがないでしょ、つかさにごまかさないといけなかったんだから」
「……なるほど、かがみは悪いって思ってなかったと。それじゃあ、オシオキだねー」
「ちょ、な、何を――きゃうっ?!」
危ないと思って、こなたを背中から下ろそうとしたその瞬間、またうなじを電気が流れる。や、やっぱりこいつが……
「くふふふー、かがみってば顔真っ赤」
「あんた、いつもそんな風に言って――んぁっ、だ、だからやめなさいっ!」
反論しようとすると、またこなたがなめてくる。まさか、私ってば自分で自分の首を絞めてる状態?!
「やーだよっ、まだまだオシオキするんだもんねー」
「ちょっ、やだって――ひぁっ! だ、だめだっ――んっ! や、やめっ――やぁっ!」
な、なんでぴちゃぴちゃって音が……それに、私の胴を両脚で固定するなんて……
「はーなーさーんーぞー!」
「あっ、あんたは寛平ちゃんか――あぁっ!!」
結局、こなたは顔を真っ赤にしたつかさが迎えに来るまで私の首筋をなめ続けた。
「お、お姉ちゃんの声、廊下にすっごく響いてたよ……」
「か、勘弁してぇっ!」
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- これは良いかがみんw -- 名無しさん (2008-03-25 09:48:05)