神聖冒涜、国津喰蛇の呪怨継ぎ

Sacrilege Jormungand / サクリエイジ・ヨルムンガンド
作品名:シルヴァリオ・ラグナロク
使用者:セシル・リベラーティ

シルヴァリオサーガに登場する能力。
星辰光の一つ。
星辰略奪能力

+ 詠唱
創生せよ、天に描いた星辰を──我らは煌めく流れ星

鼓動を刻んだその刹那、定められるは禍津の予言
約束された災禍の使者に大地で生きる資格なし
暗く冷たい海の底まで鎮められ、蛇は呪いに身を焦がす

忘れはしない、許しもしない、軋む鱗に猛る牙
瞼に焼き付く中津国が憎悪の炎を滾らせるから

我が死を望むか、神々よ
ならば覚悟は出来ていような?
約束された因果応報
天魔と堕ちる予言を目指し、大蛇は脱皮を繰り返すのだ

無限に長く、巨大化していく怨嗟と体躯
まだ足りぬ、もっと、もっと、もっと、もっと──喰らって蠢き、もう遅い

世界蛇は完成した
小さな地表(ほし)を見下ろしながら、悪意を塗して舌が鳴る
さあ、いったい誰から呑み込んでやろう

超新星(Metalnova)──神聖冒涜(Sacrilege)国津喰蛇の呪怨継ぎ(Jormungand)




能力についての詳細

ステータス

基準値 C ■■■■■■■
発動値 A ■■■■■■■
集束性 D ■■■■■■■
拡散性 E ■■■■■■
操縦性 C ■■■■■■■
付属性 A ■■■■■■■
維持性 A ■■■■■■■
干渉性 E ■■■■■■

吸精瘴気

  • 相手の星辰体を略奪する瘴気を生成する
    • 奪った星辰体をそのまま使うことも貯蔵することも可能。
纏った瘴気に触れた者は活力を奪われ、逆に簒奪者は強化されるという吸血鬼じみた異能は、一言で
表現するならエネルギードレイン。交戦相手を餌に変えられる特性から乱戦や、とりわけ対格上に向
いている。

欠点

  • 使用者の容量を超える貯蔵や強化は不可能
    • 略奪速度も相手が強いほど遅れる。
無尽蔵に殺せば殺すほど精強になると錯覚されがちな能力だが、吸収側のセシル自身にキャパシティ
があるため無理な強化はまず不可能。加えて略奪の速度についても自身より強大且つ、実力差がある
相手ほど降下するという常識的な誓約も付き纏う。


使用者との関連性

スメラギの第一使徒の系譜

  • スメラギの使徒に対して絶大な効力を発揮する
    • 神祖や他の神祖の眷族には通常の効果となる。
    • アメノクラトはスメラギが操作するため、アメノクラトへは特効となる。
      • 更にアメノクラトを通じて他の機体や世界樹を活動停止に追いやることも可能。
 結晶樹の苗たるアメノクラトと感応し、それどころか相互情報通信網を利用し
て全機体を無力化するという慮外の現象を起こされるなど、想像してもいなかっ
た。
  • 神殺しの特性の付与
    • 個別ルートではラグナと子を成したことで遺伝子情報を通じて接続破断能力を獲得している。
 明らかにそれは接続破断。神殺しに類した権能だろう。
 本家本元には及ばずとも確実に特異点への干渉を断つ特殊性が、セシルの一
撃には宿っていた。


元ネタ

ヨルムンガルド(Jörmungandr
北欧神話に登場する毒蛇の怪物。別名を世界蛇、ミドガルズオルム。


関連項目

神聖冒涜、国津喰蛇の呪怨継ぎの能力分類。

関連タグ


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最終更新:2021年02月08日 21:21