天翔ける破滅の戦輪

プシュパカ・ラタ
作品名:黒白のアヴェスター
使用者:クワルナフ

神座万象シリーズに登場する能力。
戒律の一つ。
武器になる物を生み出し続けるという誓約に対し凶悪かつ強大な破滅の権化になっていく




能力についての詳細

誓約

  • 武器となるものを作り続ける
    • 一瞬たりとも休まずに作り続ける必要がある。
    • 作り出されたものは全て武器使用が前提となる。
 マグサリオンの言う通り、破滅工房の被造物はすべてが凶器の類だった。
 陰陽の複製ゆえ相食むマシュヤグ。呪わしい孔雀王。魔将を生むカミサマ。剣のごとき
クイン──。
 凍結封印とて、戦いに使えば恐ろしい物になるのは明白だ。他にも数多ある魔道具は、
きっと残らず武器使用が前提となっているはず。

破滅の権化

  • より強大で恐ろしい存在になっていく
『天翔ける破滅の戦輪──一瞬たりとも休まずに、武器となるものを生み出し続ける。そ
うした縛りと引き換えに、私は果て無き剣の礎となっていく』
 つまり彼が極超巨星のサイズにまで成長し、なおも止まらず絶滅星団を増殖させ得た力
の源はそこにあった。


使用者との関連性

能力の基になった渇望

  • 最高の剣を創りたい
    • 至上の武器に魅了されことで本来の力と対極の血なまぐさい武器に腐心した。
      • としての格を落としたため覇道は完成せず大転墜にも抗えなかった。
 転墜して絶望し、何もわからぬ自暴自棄から凶器を生み続けていたわけではない。
 どんな混乱と迷妄のただ中でも、創りあげたい至高の輝きがあったのだ。生まれる前に
一度見て、芯から魅せられた“アレ”をどうにかして再現したく、果てに“彼女”と会う
日を夢見た。


元ネタ

プシュパカ・ラタ(Pushpaka Ráthaプシュパカ・ヴィマナ(Pushpaka Vimana
インド神話に登場する乗り物。
クヴェーカ神の持つ空を飛ぶ戦車(チャリオット)。
工匠神ヴィシュヴァカルマンがランカ島と共にクベーラに与えた。
『ラーマヤーナ』では魔王ラーヴァナに奪われ使用された。


関連項目

天翔ける破滅の戦輪の能力分類。

天翔ける破滅の戦輪によって生じた使用者の写し身。

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最終更新:2022年06月21日 11:21