日本の文化と言葉

今は失われたかつての日本文化に附随した言葉を記していきます。

いろは歌

現在では使用が稀ですが「いろは順」とはこのいろは歌の並び順のことです。
今でも名残として地名などでイロハ順が残っています。

平仮名
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ  つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす

漢字仮名交じり(旧字体)
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
有爲の奧山 今日越えて
淺き夢見じ 醉ひもせず

日本語特有の助詞

他言語の翻訳時に現れない、母語話者や熟達した日本語学習者が扱える、口語の助詞というのがあります。

  • 両用
    • かな:「か*1」に「な」を附けたもの。「分量、大丈夫かな」。
    • じゃん:「かっこいいじゃん」。
    • だよ:「だ」に「よ」を附けたもの。「あれも面白そうだよ」。
    • な:「なあ」とも言う。「うまく行くといいな」。
    • よ:「こんなの当たり前よ」。「今度遊びに行こうよ」。一部の表現で女性的側面あり。「夕方までには帰りなさいよ」。
  • 男性的
    • ぜ:「あの店旨いらしいぜ」。
    • ぞ:「おーい、こっちだぞ」。
    • *2:「これは素晴らしい物だ」。
    • だろ:「また次にやればいいだろ」。
  • 女性的
    • かしら:「そろそろ、いいかしら」。
    • だね:「だ」に「ね」を附けたもの。「そうだね」。男性も使う。
    • なの:「今週ずっと雨なの」。男性も使う。
    • なのよ:「なの」に「よ」を附けたもの。「明日は祝日なのよ」。
    • ね:「ねえ」とも言う。「家事やら仕事やらで忙しくてね」。男性も使う。この語、男性にては「な*3」で、これに対するものとして見てよい。
    • の:「高くて買えないの」。多く、疑問を伴い、男性も使う。「何何するの?」。
    • のよ:「の」に「よ」を附けたもの。「あれ、本当だったのよ」。
    • よね:「よ」に「ね」を附けたもの。「今日は一日大変だったよね」。多く「だよね」として、男性も使う。
    • わ:「ずっとここで涼んで居たいわ」。男性も使う。
    • わよ:「わ」に「よ」を附けたもの。「今日はずっと家に居たわよ」。
  • その他
    • け:方言。「けえ」とも言う。「息子と川釣りしたけ」。
    • けん:方言。「今やっちょるけん」。
    • さ:方言。「祭りに行くさ」。
    • さかい:方言。「住職が庭を掃除して、毎朝の光景やさかい」。
    • じゃ:老人の助詞として認知されている。歴史的仮名遣いは「ぢゃ」。この語の後に他の助詞を附ける「じゃのう」や「じゃな」、「じゃよ」、「じゃぞ」などあり。「昔は裕福じゃった」。
    • たい:方言。「愛らしい孫たい」。
    • っちゃ:方言。「刺身が新鮮だっちゃ」。
    • のう:老人の助詞として認知されている。歴史的仮名遣いは「なう」。「大きくなったのう」。
    • ばい:方言。「稲刈りしたばい」。
    • ぺ:方言。「町の外れに社があっぺ」。
    • や:方言として認知されつつあるか。もとは共通語。「そないなとこあるんや」。
    • やな:方言。「せやな」。

大和言葉における数え方。

一~九 十~九十
名称 読み方 名称 読み方
ひ、ひとつ とお(とを)、と、(そ)
ふ、ふたつ 二十 はた、ふたそ
み、みつ 三十 みそ
よ、よつ 四十 よそ
い、いつ、いつつ 五十 いそ
む、むつ、むゆ 六十 むそ
な、なな、ななつ 七十 ななそ
や、やつ 八十 やそ
こ、ここの、ここのつ 九十 ここのそ
百~九百 千~九千
名称 読み方 名称 読み方
もも、(ほ)
二百 ふたほ 二千 ふたち
三百 みほ 三千 みち
四百 よほ 四千 よち
五百 いほ 五千 いち
六百 むほ 六千 むち
七百 ななほ 七千 ななち
八百 やほ 八千 やち
九百 ここのほ 九千 ここのち
万~九万
名称 読み方
よろづ
二万 ふたよろづ
三万 みよろづ
四万 よよろづ
五万 いよろづ
六万 むよろづ
七万 ななよろづ
八万 やよろづ
九万 ここのよろづ

端数がある場合それぞれの位の間に「あまり」もしくは「まり」を挟みます。
「百二十三」であれば「ももあまりふたそあまりみつ」です。

時間


異称が多いため代表的な名称のみ

代表的な名称 読み方 陽暦
睦月 むつき、むつびづき、むつましづき 一月
如月、衣更着 きさらぎ、じょげつ(如月) 二月
弥生(彌生) やよい、いやおい 三月
卯月 うづき 四月
皐月、早月、五月 さつき 五月
水無月 みなづき 六月
文月 ふみづき、ふづき、ふんづき 七月
葉月 はづき 八月
長月 ながつき 九月
神無月 かんなづき、かみなづき、かむなづき、かみなしづき 十月
霜月 しもつき、そうげつ 十一月
師走 しわす(しはす) 十二月

時間

名称 読み方 別名 換算
子の刻 ねのこく 真夜九つ 23時~1時
丑の刻 うしのこく 夜八つ 1時~3時
寅の刻 とらのこく 暁七つ 3時~5時
卯の刻 うのこく 明け六つ 5時~7時
辰の刻 たつのこく 朝五つ 7時~9時
巳の刻 みのこく 昼四つ 9時~11時
午の刻 うまのこく 真昼九つ 11時~13時
未の刻 ひつじのこく 昼八つ 13時~15時
申の刻 さるのこく 夕七つ 15時~17時
酉の刻 とりのこく 暮れ六つ 17時~19時
戌の刻 いぬのこく 宵五つ 19時~21時
亥の刻 いのこく 夜四つ 21時~23時

一日(24時間)は12分割される。
その一つを2時間とし、かつての最小単位は「四半時」といい、現在の30分にあたる。
それぞれの刻は4分割され「 子一 (ねひと)つ」、「 子二 (ねふた)つ」と数える。
「丑三つ時」とは丑の刻の三つ目の30分間を意味する(現在の夜中の2時から2時30分の間)。
また「正午」というのは午の刻のちょうど真ん中を意味する。つまり昼の12時を指す。対義語の「正子」も然り。

十干十二支

十干

名称 読み方
こう(かふ) きのえ(木の兄)
おつ きのと(木の弟)
へい ひのえ(火の兄)
てい ひのと(火の弟)
つちのえ(土の兄)
つちのと(土の弟)
こう(かう) かのえ(金の兄)
しん かのと(金の弟)
じん みずのえ(水の兄)
みずのと(水の弟)

十二支

名称 読み方
うし ちゅう(ちう)
とら いん
ぼう(ばう)
たつ しん
うま
ひつじ
さる しん
とり ゆう(いう)
いぬ じゅつ
がい

十干十二支

番号 名称 読み方 番号 名称 読み方 番号 名称 読み方
1 甲子 きのえね 21 甲申 きのえさる 41 甲辰 きのえたつ
2 乙丑 きのとうし 22 乙酉 きのととり 42 乙巳 きのとみ
3 丙寅 ひのえとら 23 丙戌 ひのえいぬ 43 丙午 ひのえうま
4 丁卯 ひのとう 24 丁亥 ひのとい 44 丁未 ひのとひつじ
5 戊辰 つちのえたつ 25 戊子 つちのえね 45 戊申 つちのえさる
6 己巳 つちのとみ 26 己丑 つちのとうし 46 己酉 つちのととり
7 庚午 かのえうま 27 庚寅 かのえとら 47 庚戌 かのえいぬ
8 辛未 かのとひつじ 28 辛卯 かのとう 48 辛亥 かのとい
9 壬申 みずのえさる 29 壬辰 みずのえたつ 49 壬子 みずのえね
10 癸酉 みずのととり 30 癸巳 みずのとみ 50 癸丑 みずのとうし
11 甲戌 きのえいぬ 31 甲午 きのえうま 51 甲寅 きのえとら
12 乙亥 きのとい 32 乙未 きのとひつじ 52 乙卯 きのとう
13 丙子 ひのえね 33 丙申 ひのえさる 53 丙辰 ひのえたつ
14 丁丑 ひのとうし 34 丁酉 ひのととり 54 丁巳 ひのとみ
15 戊寅 つちのえとら 35 戊戌 つちのえいぬ 55 戊午 つちのえうま
16 己卯 つちのとう 36 己亥 つちのとい 56 己未 つちのとひつじ
17 庚辰 かのえたつ 37 庚子 かのえね 57 庚申 かのえさる
18 辛巳 かのとみ 38 辛丑 かのとうし 58 辛酉 かのととり
19 壬午 みずのえうま 39 壬寅 みずのえとら 59 壬戌 みずのえいぬ
20 癸未 みずのとひつじ 40 癸卯 みずのとう 60 癸亥 みずのとい

十干の一番目「甲」と十二支の一番目「子」から始まり、順に組み合わせたものを十干十二支といいます。
還暦とはこの十干十二支に基づいています。数え年61歳の年で十干十二支の60を一周し、始めの干支と還るので還暦といいます。
また甲子園も十干十二支が関係しており、甲子園の「甲子」はまさしく甲子の年(1924年)に完成したのでこの名前が付きました。
十干においては等級の示す尺度として使われた歴史があり、甲が最上で、癸が最下です。

尺貫法

メートル法に切り替わる以前の度量衡で日本文化と深く関わりがあります。
現在において尺貫法は法律(国際法)で使用が禁じられていますが、「一寸法師」や「五反田」、「九十九里浜」、「尺取り虫」などの事物の名前として残っています。
尺貫法は日本人の平均的な体に準じた度量衡であると言われています。
諸説ありますが、一畳は日本人が横になった時に要する面積であったり、一尺は手首から肘までの長さなどの類いです。
自分らの体に基づいた度量衡(身体尺)というのは古代の単位系としてはありふれています。

辞書にも載っていないような単位が多くあります。以下に記載してあるものは全てではないのでご了承ください。

長さ

名称 読み方 メートル換算 倍数
0.30303cm=3.0303mm 1/10寸
すん 3.0303cm 1/10尺
しゃく 30.303cm
けん 181.818cm=1.81818m 6尺
じょう 303.03cm=3.0303m 10尺
ちょう 109.0908m 60間=360尺
3.92727km 36町=2160間
その他
寸の和語読み。
さか 尺の和語読み。
間の和語読み。
つえ 丈の和語読み。
ひろ 身体尺。両手を左右に伸ばし中指の先から先までの長さ。
あた 身体尺。手を広げたときの親指と中指の先と先までの長さ。
握・束 つか 身体尺。握った手の小指から人差し指までの長さ。

重さ(質量)

名称 読み方 メートル換算 倍数
0.375g 1/10匁
もんめ 3.75g
りょう 37.5g 10匁
きん 600g 16両=160匁
かん 3.75kg=3750g 100両=1000匁
その他
ころ 両の和語読み。
しゅ 2.34375gまたは1.5625g 1/16両または1/24両

面積

名称 読み方 メートル換算 倍数
しゃく 0.033058㎡=330.58㎠ 1/100坪。(1辺が約18cm)
つぼ 3.3058㎡ (1間×1間)。(1間は約1.8m)
99.174㎡ 30坪。(1辺が約10m)
反(または段) たん 991.74㎡ 10畝=300坪。(1辺が約31.5m)
ちょう 9917.4㎡ 10反=100畝。(1辺が約100m)
その他
坪に同じ。
畳(または帖) じょう 畳の枚数。すなわち畳の大きさに準じる。ただし大きさの単位ではなく、あくまで畳の枚数。また畳の寸法は地方によって異なる。

体積(容量)

名称 読み方 メートル換算 倍数
しゃく 0.018L=18.039mL 1/10合
ごう 0.18039L=180.39mL 1/10升
しょう 1.8039L 1/10斗
18.039L
こく 180.39L 10斗
その他
しょう 1.8039mL 1/10勺

国字と半国字

国字とは日本で生まれた漢字のことで、半国字は中国で生まれたが中国で使われておらず、日本で使われている漢字をいいます。半国字は大抵、古字であったり、俗字であったりします。

国字

+ 自然
漢字 読み
あくつ
圦、杁 いり
おろし
がけ
こがらし
逧、﨏 さこ
そま
垰、嵶 たお
つじ
とうげ
なぎ
垈、汢 ぬた
はけ、やま
はざま
畑、畠 はたけ、はた
ふもと
ヘイ
圸、墹、壗 まま
やち
+ 植物
漢字 読み
かし
かつら
椚、椡 くぬぎ
さかき
ささ
しきみ
しで
すぎ
たぶ、たぶのき
つが、とが
つき
栃、杤 とち
なぎ
まさき
むろ
もみじ(もみぢ)、かば
+ 動物
漢字 読み
あさり
あわび
いかる、いかるが
いすか
いわし
鯎、鯏 うぐい
えそ
えび
おおぼら
かき
かけす
かじか
きくいただき
きす
鮲、鯒 こち
このしろ
ごり、(めばる)
しぎ
しゃち、しゃちほこ
すばしり
たか
だに
たら
ちどり
つぐみ
とき
どじょう(どぢゃう)
とび
鯰、魸 なまず(なまづ)、(ネン/(デン))
にお
鰰、鱩 はたはた
はや、はえ、わかさぎ
はらか
まて
むろあじ(むろあぢ)
もみ、もむ
+ 物事
漢字 読み
うつぼ
えな
えり
おおせ、おきて
おおづつ
おどし
かざり
かすがい
かずのこ
綛、纃 かすり
桛、綛 かせ
かます
かみしも
くるま
けさ
コウ、しぼり
こうじ(こうぢ)
ござ
こはぜ
こまい
ごみ
しずく(しづく)、(ダ)
しつけ
シャク、(さしこみ)
しんし
スイ
すくも
糘、粭 すくも
すさ
セン
セン、ささら
轌、艝 そり
タ、ダ、ぬかみそ
たすき
たこ
ちはや
つま
とも
なた
にえ
はた
はなし
はばき
はんぞう
ビョウ
ブリキ、ブ
ほくそ
ほろ
ポン、はえ
柾、橸 まさ
枡、桝 ます
また
もと
もみ
やな
やり
ゆき
わく
+
漢字 読み
あま
おもかげ
かか、かかあ
せがれ
だて
麿 まろ
もく
+ 動作
漢字 読み
おどす
くう、くらう
こむ、こめる
こらえる
さそう
すべる
つかえる
ドウ、はたらく
におう
毟、挘、毮 むしる
+ その他
漢字 読み
あっぱれ
さて
しかと
とても
軈、軅 やがて
+ 姓名
漢字 読み
くめ
𫕟 よい
+ 単位
漢字 読み
ガロン
キログラム
キロメートル
キロリットル
𥝱 ジョ
センチグラム
センチメートル
センチリットル
デカグラム
デカメートル
デカリットル
デシグラム
デシリットル
瓲、噸 トン
フィート
ヘクトグラム
ヘクトメートル
ヘクトリットル
ミリグラム
ミリメートル
ミリリットル
もんめ、め
+ 単体不使用字
漢字 読み
𡚴 あけん
アン
ウン
ウン
かし
くら
コウ
𨕫 しめ
ずさ、(じさ)
そり
タツ
たも
なぎ
ぬで
はば
ホウ
ボク
ゆき
ゆり
ゆり
ラツ

半国字

中華人民共和国を基準として半国字をまとめる。
通用规范汉字表(Wikisource)

記号の見方

  • 等級
    • [一]:通用規範漢字一級字。
    • [二]:通用規範漢字二級字。
      • 一級と二級のみ詳細を記載。
    • [三]:通用規範漢字三級字。
    • [未]:通用規範漢字表未収録。
    • [異]:異体字扱い。
  • 詳細
    • [書]:書き言葉。
    • [中]:中国語での表現。
  • 備考
    • [訓]:無二の訓読みを記載。
+ ...
漢字 読み 中国での扱い 備考
アク、あつい、うるおい [二][書] 日本の地名や名字に使われる。
アン、やみ、くらい [異]暗
イン、いたむ、ねんごろ [異]殷 慇懃の慇。
エイ、あきらか、かしこい [異]睿
エイ、よむ、うたう、ながめる [異]咏
エイ、セツ、もれる、のびる [異]泄 漏洩の洩。
エイ、みぞれ [未]
エイ [二][書] 名前に使われる。
エツ、いう、いわく、のたまわく [一][書] [訓]いわく・のたまわく
エン、オン、その [未] 日本の地名や名字に使われる。
エン、あざ、ほくろ [三]
オ、よごれる、よごす、きたない、けがす、けがれる、けがらわしい [異]污 [訓]よごす
オウ、みめよい [三] [訓]みめよい。日本の地名「姶良」の字。
カ、カイ、かける、かかり、かかる [異]挂
カ、コ [異]个(個)
カ、くだもの [異]果
カ、おとり [未] [訓]おとり
カ、えのき [未] [訓]えのき
[二][書] 名前に使われる。
カイ、さかい [未] 日本の地名や名字「堺」の字。
カイ、かしわ [三]
ガイ、はや、はえ [三]
カク、ひかがみ、よほろ [三] [訓]ひかがみ・よほろ
カク、コウ、かたい、はなわ [未] 日本の地名や名字に使われる。
ガク、あご [二][中]颌・腭
カツ、はず [未] [訓]はず
カン、しおり [異]刊 本の栞などの意の「しおり」の訓読みは「栞」のみ。名前に使われる。
カン、はり [異]針
カン、みやびやか、ならう [異]娴(嫻)
巌(巖) ガン、ゲン、いわ、いわお、がけ、けわしい [異]岩
キ、うれしい、たのしむ、あそぶ [二][書] [訓]うれしい
キ、ギ、わかれる、ちまた [二][中]歧 分岐や多岐の岐。
キ、ひいき [三] [訓]ひいき。贔屭の屭。
キ、さき、さい [三] 日本の地名「埼玉」の字。
キ、つき [未] 日本の地名や名字に使われる。
ギ、くにつかみ [異]只(衹) [訓]くにつかみ。日本の地名「祇園」の字。
キク、こうじ、さけ [三]
キク、すくう、むすぶ [二][書]
キツ、つめる、つまる、つむ、なじる [二][書] [訓]つめる・つまる
キツ、すう、くう、のむ [異]吃
キツ、いたる、およぶ、まで [一][書] [訓]まで
キツ、そばだつ [一][書] 屹立や屹然の屹。
キュウ、ソウ、あつかう、しごく、こく [未] [訓]あつかう・しごく。引くことの意の「こく」の訓読みは「扱」のみ。
キュウ、いが、まり [異]球 [訓]いが
キョ、すそ [二][中]下摆(擺)・裤(褲)脚
キョ、はこ [三]
キョウ、わき、かたわら [異]胁(脅)
キョク、あさひ [一][書] 日本の地名「旭」の字。
キン、えり [二][書]
キン、ゴン、ねんごろ、つとめる [異]勤 慇懃の懃。
ギン、なまじ、なまじいに、しいて [三] [訓]なまじ・なまじいに・しいて
クツ、コツ、ほり、あな [未]
勲(勳) クン、いさお、いさおし [異]勋(勛)
クン、いぶす、ふすべる、くすべる、くすぶる、くゆらす、やく [異]熏
クン、あかぎれ、ひび [未]
ケイ、キョウ、ころ、しばらく、かたあし [一][中]时(時)候 [訓]かたあし
ケイ、キョウ、かおる、かおり [一][書] 名前に使われる。
ケイ、たま [二][書] 名前に使われる。
ゲイ、しし [三] 猊下の猊。
ケツ、ゲツ、かじる、かむ、かける [異]啮(嚙)
ケツ、えぐる、こじる [二][書] [訓]こじる
ゲツ、もやし、こうじ [三] 送り仮名が無いもので「もやし」の訓読みは「糵」のみ。
ゲン、へる、へらす [異]减
ゲン、うる、てらう、ひけらかす [三] [訓]てらう・ひけらかす
コ、はかま、ももひき [異]裤(褲) [訓]はかま・ももひき
コ、ゴ、さえる、こおる、さむい [三]
コ、ゴ [二][書] 醍醐味の醐。
コ、たのむ [二][書] 依怙の怙。
ゴ、さえる [未]
コウ、しり [二][中]屁股・臀部
コウ、くい、わたる [一][中]桩(樁)子
コウ、しま、しろぎぬ [二][書] 色が平行に連なった模様の名の「しま」の訓読みは「縞」のみ。
コウ、ク、かぎ、つりばり、かける、まがる [異]钩(鈎)
コウ、ほろ [一][書] 日本の地名「札幌」の字。
コウ、さわ、さつき [異]皋 皐月の皐。
コウ、おおづな、ひろい [三] 名前に使われる。
コウ、ひろい [三] 名前に使われる。
コウ、ほのか [三] 名前に使われる。
コン、こり、こうり、しきみ [未] [訓]こり・こうり
コン、ふんどし、したばかま、みつ [三] [訓]ふんどし・したばかま。回しの名の「みつ」の訓読みは「褌」のみ。
サ、しらべる [異]查
サ、すし [三]
サ、サイ、みの [異]蓑
サ、かれる、しわがれる [二][書] [訓]しわがれる。声がかれるの意の「かれる」の訓読みは「嗄」のみ。
サイ、ソツ、せがれ、たすけ、にわか [未]
サイ、かな、か、や [一][書] 名前に使われる。
サク、しぼる [異]榨
サク、す、すのこ [二][書]
サク、もちざお [未] [訓]もちざお。鳥を捕まえる罠の「はが」に用いられる。
サツ、ソウ、はやて [二][書] [訓]はやて。名前に使われる。
サツ、せまる [三] 挨拶の拶。
シ、さいわい [二][書] 福祉の祉。
シ、ジ、まく、うえる [二][書]
シ、しのぶ [三]
シ、ス、け、はこ [二][書] 簞笥の笥。
シ、かわや、まじる [異]厕(厠)
シ、ゲイ、キ、すし [未]
シ、ぶり [三]
シ、きび、もち、しとぎ [三] [訓]しとぎ
ジ、ジュ、ドウ、すね、やわらか、にる [三]
ジク、チク、へさき、とも、かじ [三]
シツ、くし、くしけずる [二][書]
シュ、ス、はかる、とう [二][書] 日本の地名や名字「諏訪」の字。
ジュ、のろう、まじなう、まじない [異]咒
シュウ、めぐる [異]周
シュウ、ぬいとり、うつくしい [異]绣(綉)
シュウ、はぎ [三]
シュウ、ふく、つくろう [二][書] 屋根を茅や瓦などで覆い作るの意の「ふく」の訓読みは「葺」のみ。
シュク、セキ、せまる、きわまる、しかめる、つつしむ、ける [二][書] 顰蹙の蹙。
ジュク [二]古語。
シュン、さわら [三] 魚の名前の「さわら」の訓読みは「鰆」のみ。
ジュン、シュン、たけのこ、たけのかわ [異]笋 [訓]たけのこ・たけのかわ
ジュン、たて [二][書]
ジュン、トン、あつい、まこと [二][書] 名前に使われる。
ジュン、あつい、すなお [一][書] 名前に使われる。
ジュン、シュン、まこと、まことに [二][書] 名前に使われる。
ショ、ソ、そば、そばだつ [三] 山の険しい所の意の「そば」の訓読みは「岨」のみ。
ショ、あけぼの [一][書] [訓]あけぼの
ショ、なぎさ、みぎわ [二][書]
ショウ、のぼる [三][異]升
ショウ、のぼる、のぼらせる [三][異]升
ショウ、さく [異]笑 花が開くの意の「さく」の訓読みは「咲」のみ。
ショウ、よそおう、めかす、かざる [異]妆(妝) [訓]めかす
ショウ、セイ、さび、さびる [三]
ショウ、ジョウ、ささやく [二][書]
ショウ、ジョウ、たすける [二]古語。 名前に使われる。
嬢(孃) ジョウ、むすめ [異]娘
ジョウ、セイ、とろ [未] [訓]とろ
ジョウ、なぶる [未]
ショク、はに [二][書]
シン、テン、まき [未] 日本の地名や名字に使われる。
ズイ、しべ [異]蕊
スウ、シュウ、かさ、かさむ、たかい [二][書] [訓]かさむ
セイ、かりる、もらう、ゆるす [二][書] [訓]もらう
セイ、すむ、すみか [異]栖
セイ、あきらか、さかん [二][書] 名前に使われる。
セキ、シャク、あと [異]迹
セン [異]线(綫)
セン、そろう、そろえる、そろい [未] [訓]そろう・そろえる・そろい
セン、あきらか、しらべる、そなえる、えらぶ [二][書] 詮索や所詮の詮。
セン、すき、するどい、もり [未]
セン、うえ [二][書] 漁具の意の「うえ」の訓読みは「筌」のみ。
セン [三] 栴檀の栴。
ソ、ショ、うとい、うとむ、まばら、おろそか、おろか、おろ、うろ、とおる、とおす [異]疏 [訓]おろ
ソ、よみがえる [三]
ソウ、ショウ、いさめる、あらそう、いさかい、うったえる [二][書] [訓]いさかい
ソウ、あじ [三]
ソウ、あつめる、みなと [異]凑 日本の地名や名字に使われる。
ソウ [未] 惣菜の惣。
ソン、うわさ [三] [訓]うわさ
ソン、たる [二][中]桶 [訓]たる
ソン、よる、こしらえる [未] [訓]こしらえる
ソン、おしはかる、はかる [二][書] 忖度の忖。
タ、ほこる、わびしい、わびる、わび [三] [訓]わびしい
タ、たかべ [未]
ダイ、テイ [二][書] 醍醐味の醍。
タク、かこつ、かこつける、ことづかる [異]托 [訓]ことづかる
タン、トン、どんぶり、どん [未] [訓]どんぶり・どん
タン、はばかる、はばかり [二][書] [訓]はばかる・はばかり
タン、たぬき、まみ [未]
タン、たぬき、まみ [三]
チ、はじる、はじ、はじらう、はずかしい [異]耻 [訓]はじらう・はずかしい
チ、テイ、なぐ、かる、そぐ [異]剃 刈るの意の「なぐ」の訓読みは「薙」のみ。
チ、つまずく [二][書]
チツ [未]
チュウ [三] 焼酎の酎。
チュウ、つむぎ、つむぐ [異]绸(綢) 名前に使われる。
チョ、たたずむ、まつ [異]伫
チョウ、テイ、まち、あぜみち [二][中]镇(鎮)・街
チョウ、つか [異]冢
チョウ、とむらう [異]吊
チョウ、あつらえ、あつらえる [未] [訓]あつらえ・あつらえる
ツイ、タイ、つち、かなづち [異]锤(錘) [訓]かなづち
テイ、タイ、あきらめる、つまびらか、まこと [二][書] [訓]あきらめる
テイ、なぎさ、みぎわ [二][書] 名前に使われる。
テイ、かもじ [三] [訓]かもじ
テツ、めい [異]侄 [訓]めい
テツ、なわて [未] [訓]なわて
辿 テン、たどる [三] [訓]たどる
テン、かたじけない、はずかしめる [二][書]
テン、さえずる [二][書]
ト、うさぎ [異]兔
トウ、かい、かじ [異]棹
トウ、ひ、とい [未] [訓]とい。水などを送る装置の意の「ひ」と「とい」の訓読みは「樋」のみ。
トウ、しま [未] 日本の地名や名字に使われる。
トウ、なう、なわ [三] [訓]なう
トウ、ほらあな、ほしいまま [二][書] 日本の地名「愛宕」の字。
ドウ、トウ、なげく [二][書] 慟哭の慟。
ドウ、うわなり、なぶる [未] [訓]うわなり
ドン、タン、くもる [二][中]阴(陰)天・多云(雲)
ネイ、どろ、ぬかる、ぬかるみ [一][書] [訓]ぬかるみ。地面がどろどろになるの意の「ぬかる」の訓読みは「濘」のみ。
ハ、ハク、はたがしら [異]霸
バ、ののしる [異]骂(駡)
ハイ、さかずき [異]杯
バイ [一][書] 狼狽の狽。
ハク、こま、こまいぬ [未] [訓]こまいぬ。狛犬の意の「こま」の訓読みは「狛」のみ。
ハン、さか [二][中]坡
ハン、ひろがる、あふれる [三] 氾濫の氾。
ハン、バン、たらい、たのしむ、めぐる [三] 涅槃の槃。
ヒ、あや [二][書] 甲斐の斐。
ヒ、しびれる [異]痹
ヒ、ヒイ [三] 贔屭の贔。
ヒ、ビ、たすける [異]毗
ビ、かじ、こずえ [未] 日本の地名や名字に使われる。
ヒョウ、こおり [異]冰
ヒョウ、たわら [二]方言。 [訓]たわら
ヒョウ、かぜ、つむじかぜ、みだれる [二][書]
ヒン、ビン、ひそめる、しかめる、ひそみ [二][書] 顰蹙の顰。
ヒン、あきらか [一][書] 名前に使われる。
ブ、ム、さぞ [二]方言。 [訓]さぞ
フン、きり [異]氛 雰囲気の雰。
ヘキ、たま [一]古語。 完璧や双璧の璧。
ベツ、ヘツ、すっぽん [異]鳖(鱉)
ホ、うら [一]地名に用いる。 入り江の意の「うら」の訓読みは「浦」のみ。
舗(舖) ホ、フ、しく、みせ [異]铺(鋪) 店舗や舗道の舗。
ホウ、つつ、おおづつ [異]炮
ホウ、かばん、なめしがわ [未] [訓]かばん
ホウ、かんな [異]刨 [訓]かんな
ホウ、ふち [二]古語。 年俸や俸給の俸。
ホウ、ふね、もやいぶね、もやう [二][中]船 [訓]もやいぶね・もやう
ホウ、たぼ、つと [未] [訓]たぼ。髱の意の「つと」の訓読みは「髱」のみ。
ボウ、う [一]古語。 兎の意の「う」の訓読みは「卯」のみ。
ホン、はしる、ひしめく [異]奔 [訓]ひしめく
マ、しびれる、しびれ [未]
マン、バン、かずら、かつら [三] 添え髪の意の「かずら」と「かつら」の訓読みは「鬘」のみ。
ミャク、バク、すじ [異]脉
ヤ、からかう [二][書] 揶揄の揶。
ヤ、か [二][書] 名前に使われる。
ヤク、わざわい、くるしむ [二][書]
ユ、いえる、いやす [異]愈
ユ、トウ [二][書] 揶揄の揄。
ユウ、ユ、あそぶ、すさび、すさぶ [異]游 [訓]すさび
ユウ、ヨウ、わく [異]涌
ユウ、たすける、たすけ [三] 名前に使われる。
ヨ、かく、かつぐ [三] 担ぐの意の「かく」の訓読みは「舁」のみ。
ヨウ、かがやく [二][書]
ヨク、くい [三]
ヨク、たすける、あくるひ [二][書] [訓]あくるひ
ラチ、ラツ、かこい [二][書]
ラン、あらし [二][書] [訓]あらし
ラン、かん、にる [未] 熱燗の燗。
リ、かかる [二][書] 罹患の罹。
リ、のぞむ [二][書] 日本の地名や名字に使われる。
リツ、おそれる、おののく [異]栗
リョウ、すずしい、すずむ、うすい [異]凉 名前に使われる。
リョウ、つかさ [二]方言。
リョウ、ロウ、かど [異]棱 山稜や稜線の稜。
リョウ、リン、あや [二][書] 名前に使われる。
リョク、リキ、ロク、もくめ、おうご [三] [訓]もくめ・おうご
リン、となる、となり [異]邻(鄰)
リン、さわす、あわす [未] [訓]さわす。柿の渋を抜くの意の「あわす」の訓読みは「醂」のみ。味醂の醂。
[異]琉 名前に使われる。
レイ、みお [三] [訓]みお。名前に使われる。
錬(鍊) レン、ねる [異]炼(煉) 鍛錬や精錬、錬金の錬。
レン、かま [異]镰(鐮)
レン、さざなみ [二][書] 名前に使われる。
ロ、ふき [三]
ロウ、もてあそぶ、いじくる、いじる、いらう、まさぐる [異]弄 「せせる」の漢字に用いられる。
ロク、ふもと [二][書]
ワイ、くま、すみ [二][書]
ワン、はち [三][異]碗

その他(約物)

専ら目にするものとして「々」がありますが、かつては中国でもこれを使っていましたが文法規範の制定にあたって使わなくなりました。
これらの約物は東アジア圏では日本のみで日本文化の一つと言っても過言ではありません。

  • 同じ
    • 漢字:々
    • 平仮名:ゝ、ゞ
    • 片仮名:ヽ、ヾ
    • 縦書き:
      〳〴
      〵〵
  • 引用:「、」
  • 註釈:※
  • 締め:〆、乄

呉音と日本語

呉音とは古代国家の呉の漢字の発音のことで別名には「和音」や「やまとごえ」ともあり、日本語と深く関わりがあります。
仏教用語の多くはこの呉音で読まれ、その他訓読みとして扱われる言葉も呉音由来(音便または字音)であったりと日本語においては切っても切り離せない関係にあります。
また漢字一字が音読みで読まれても通じる言葉が呉音であったりもします。

+ あ~の
  • 愛(あい)
  • 襖(あう):訓読みの「あお」は字音という。
  • 悪(あく)
  • 圧(あつ)
  • 案(あん)
  • 異(い)
  • 一(いち)
  • 運(うん)
  • 宴(えん)
  • 縁(えん):訓読みの「えにし」は「えん」に強意の「し」をつけたものという。
  • 奥(おく)
  • 鬼:訓読みの「おに」は隠(おん)に由来し呉音。
  • 恩(おん)
  • 音(おん)
  • 害(がい)
  • 講(かう):「講ずる」として単体使用が認められる。
  • 学(がく)
  • 感(かん)
  • 汗衫(かんさん):「かざみ」は字音という。
  • 閂:かんぬきは貫の木で「貫(くゎん)」は呉音。
  • 菊(きく)
  • 急(きふ)
  • 行(ぎゃう)
  • 客(きゃく)
  • 逆(ぎゃく)
  • 九(く):「きゅう(きう)」は漢音。
  • 句(く)
  • 具(ぐ)
  • 課(くゎ):「課す」として単体使用が認められる。
  • 君(くん)
  • 訓(くん)
  • 軍(ぐん)
  • 怪(け)
  • 下(げ)
  • 芸(げい)
  • 閲:「けみする」は検(けん)に由来し呉音。
  • 五(ご)
  • 語(ご)
  • 業(ごふ)
  • 紺(こん)
  • 俗(ぞく)
  • 才(さい):訓読みの「ざえ」は字音という。
  • 材(ざい)
  • 像(ざう)
  • 象(ざう)
  • 三(さん)
  • 四(し)
  • 弑(し):「弑す」として単体使用が認められる。「しい」は慣用音。
  • 字(じ)
  • 七(しち)
  • 十(じふ)
  • 茶(じゃ、だ):「ちゃ」は慣用音。
  • 生(しゃう):「生ずる」として単体使用が認められる。
  • 上(じゃう)
  • 情(じゃう)
  • 種(しゅ)
  • 塾(じゅく)
  • 熟(じゅく):「熟す」として単体使用が認められる。
  • 書(しょ)
  • 称(しょう):「称す」として単体使用が認められる。
  • 信(しん):「信ずる」として単体使用が認められる。
  • 税(せい)「ぜい」は慣用音。
  • 接(せふ):「接す」として単体使用が認められる。「せつ」の慣用音。
  • 千(せん)
  • 煎(せん):「煎ずる」として単体使用が認められる。
  • 線(せん)
  • 善(ぜん)
  • 膳(ぜん)
  • 禅(ぜん)
  • 僧(そう)
  • 層(そう)
  • 台(だい)
  • 達(だち)
  • 壇(だん)
  • 段(だん)
  • 軸(ぢく)
  • 中(ちゅう)
  • 陣(ぢん)
  • 通(つ):「つう」は慣用音で「通ずる」として単体使用が認められる。
  • 図(づ)
  • 条(でう)
  • 転(てん):「転ずる」として単体使用が認められる。
  • 点(てん)
  • 得(とく)
  • 徳(とく)
  • 塔(とふ)
  • 頓(とん):「とみ」と読むのは呉音からという。
  • 脳(なう)
  • 難(なん)
  • 二(に)
  • 肉(にく)
  • 褥(にょく):「にく」は読むのは呉音からという。
  • 尿(ねう)
  • 熱(ねち):「ねつ」は慣用音。
  • 念(ねん)
  • 能(のう)
+ は~ゑ
  • 肺(はい)
  • 方(はう)
  • 坊(ばう)
  • 棒(ばう):「ぼう」は慣用音。
  • 八(はち)
  • 判(はん)
  • 番(ばん)
  • 非(ひ)
  • 百(ひゃく)
  • 便(びん)
  • 部(ぶ)
  • 封(ふ):「ふう」は慣用音。
  • 糞(ふん)
  • 分(ぶん)
  • 別(べち):「べつ」は慣用音。
  • 辺(へん)
  • 便(べん)
  • 僕(ぼく)
  • 本(ほん)
  • 盆(ぼん)
  • 幕(まく)
  • 膜(まく)
  • 万(まん)
  • 密(みち):「みつ」は慣用音。
  • 蜜(みち):「みつ」は慣用音。
  • 脈(みゃく)
  • 馬(め):訓読みの「うま」は字音という。
  • 妙(めう)
  • 綿(めん)
  • 面(めん)
  • 麺(めん)
  • 門(もん)
  • 様(やう)
  • 役(やく)
  • 慾(よく)
  • 楽(らく)
  • 蝋(らふ)
  • 欄(らん)
  • 蘭(らん)
  • 利(り)
  • 良(りゃう)
  • 量(りゃう)
  • 略(りゃく)
  • 龍(りゅ):「りゅう」は慣用音。
  • 塁(るゐ)
  • 類(るゐ)
  • 例(れい)
  • 寮(れう)
  • 料(れう)
  • 埓(れち):「らち」は慣用音。
  • 猟(れふ)
  • 炉(ろ)
  • 六(ろく)
  • 椀(わん)
  • 胃(ゐ)
  • 域(ゐき)
  • 画:訓読みの「ゑ」は絵(ゑ)に由来し呉音。

当て字

漢字が持つ意味とは無関係に音の表示として日本語や外来語に漢字を当てることを言います。
仮名と真名(漢字)の併用する日本だけの文化です。

  • 囲炉裏、居炉裏
  • 空蝉
  • 押忍
  • 御目出度う、御芽出度う
  • 思惑:思わく
  • 甲斐
  • 介添え、介副え:掻き添えの変化形。掻い添え。
  • 鍛冶
  • 瓦落多、我楽多
  • 可愛い:顔映ゆしが変化した語。かおはゆし→かはゆし→かわいい
  • 雁字搦み:がんじ搦み。
  • 屹度、急度:きとの変化形。
  • 草臥れる
  • 毛~、気~:気怠いや毛奴など。
  • 炬燵、火燵
  • 誤魔化す、胡魔化す
  • 仕~:仕事や仕業、仕舞うなど。
  • 試合、仕合:為合い。
  • 鹿爪らしい:しかつべらしいの変化形。
  • 背広
  • 他愛無い:たわい無い。
  • 堪能:足んぬの変化形。
  • 田圃:田んぼ。
  • 茶化す
  • 出鱈目
  • 刀自:戸主の意。
  • 兎に角
  • 兎や角
  • 頓珍漢
  • 禰宜:労ぐの名詞化。労ぎ。
  • 呑気
  • 馬鹿
  • 披露目:広めるの名詞化。広め。
  • 巫山戯
  • 真面目
  • 真っ当:全いの変化形。
  • ~味:嫌味や面白味など。ただし味に関する言葉は当て字でない。
  • 見栄、見得;見えるの名詞化。見え。
  • 見世物:見せ物。
  • 武者振り付く:貪り付くの変化形。
  • 無駄
  • 無茶苦茶
  • 無闇、無暗
  • 無理矢理:無理遣り。
  • 滅多:めた。
  • 滅茶苦茶、目茶苦茶
  • 面妖:名誉が変化した語。めいよ→めいよう→めんよう。
  • 藻掻く:踠く
  • 矢張り
  • 野暮
  • 床しい、懐しい
  • 余程:良き程が変化した語。よきほど→よいほど→よほど(よっぽど)。
  • 外来語
    • 瓦斯
    • 型録
    • 合羽
    • 歌留多
    • 倶楽部
    • 護謨
    • 如雨露
    • 曹達
    • 天麩羅
    • 喇叭
    • 檸檬

訓読みに残る古めかしい日本語

先人が残した古き良き日本語をまとめます。
古めかしいかの判断は独断ですのでご了承ください。

あ行

+
漢字 読み
あえ
あお
仰く あおのく
呷る あおる
あかがね
あがた
贖い あがない
贖う
購う
貲う
あがなう


あぎと

あくた
倦む あぐむ
明くる あくる
あくるひ

あけ
あけぼの

あげまき

あこめ
あざ
あざな
糾う
糺う
あざなう
あじか
あしがなえ

あしぶえ
あずま


あそびめ
あた
あだ
能う あたう
あづち
あつもの
あぶく
あま
あまだれ
剰え あまつさえ
溥し
弥し
浹し
洽し
旁し
あまねし

あやぎぬ
危める あやめる
あらたか
あらどり
あららぎ
醂す あわす

あわせ
+
漢字 読み

いい
癒える
愈える
瘉える
痊える
いえる


いおり

いかづち
怎で いかで
厳しい
儼しい
いかめしい
いかん
那ぞ
奈ぞ
いかんぞ
熱る いきる


いくさぶね

いぐるみ
埋ける いける
いさおし
いさご
誘う いざなう
漁り いさり
躄る いざる
何く いずく
焉んぞ
安んぞ
烏んぞ
胡んぞ
悪んぞ
寧んぞ
曷んぞ
いずくんぞ
いせき
勤しむ いそしむ
甚く いたく
徒に いたずらに
痛わしい いたわしい
斎く いつく
凍てる いてる
厭う いとう
いなかや
嘶く いななく

いにしえ
いぬい
いのりごと
尿

便
いばり
訝しい いぶかしい
訝る いぶかる
坐す
在す
座す
います
いみな
いも
いや
苟も いやしくも
弄う いらう
いらか
いり
いりよね
綺う いろう
いろつち

いわお
況んや いわんや
+
漢字 読み
うい
愛い うい
穿つ
鐫つ
鑽つ
鑿つ
うがつ
うけら
うさぎうま

うしお
うしとら



うすぎぬ
舂く うすづく
埋まる
塡まる
うずまる
うずみび
塡める
堙める
うずめる
埋もれる
堙もれる
うずもれる
薄らぐ うすらぐ
嘯く うそぶく
疑る うたぐる
転た うたた
茹だる うだる



うちかけ
うちぎ
うちひも
訌め うちわもめ
うつけ
空ける
虚ける
うつける
堆い うづたかい
うつつ
うつばり
俯す うつぶす
うつぼ
虚ろ
空ろ
うつろ

うてな



うてな
疎む
疏む
うとむ
うない


うば
肯う
諾う
うべなう
うまつぎ
熟む うむ
倦む
惓む
うむ
績む うむ
うら
うら
麗ら うらら
麗らか うららか
うりよね
憂える
愁える
患える
戚える
憫える
愍える
煢える
悄える
恤える
悒える
邑える
奕える
閔える
懆える
うれえる



うろ

うわごと
うわばみ
植わる うわる
+
漢字 読み
えだち
えにし











えびす
えびら
えみし


えやみ
選る える
雕る
鐫る
鏨る
鏤る
える
+
漢字 読み
おい
おいめ
生う おう
おうご



おうち

おうな
おおおび
おおじ
仰せ
諚せ
命せ
おおせ
果せる
遂せる
おおせる

おおづつ
おおみず

おき

おきな
おくぎ

おくび
おくみ
おくりな
おこ

おこり

おし
怯じる おじる
おしろい
おそ
おち
おと
おとがい
諢け おどけ
詼ける おどける
おとこだて
訪う おとなう
おどろ
おにやらい
おのこ
自ら おのずから
戦く
慄く
栗く
おののく
おばしま
誘く おびく

おびだま
思しい おぼしい

おぼろ
おみ
阿る
諂る
佞る
おもねる
慮る おもんぱかる
惟る おもんみる



おり
おろ
おろち
坐す おわす

か行

+
漢字 読み
鹿
違い かい
かいな
かいまき
かいよね
肯じる がえんじる

かか

かかあ
燿う かがよう
かがり

かがりび
縢る かがる
舁く かく
かけい
かけひ
翔る かける
翳り かげり
陰る
翳る
曖る
かげる
託つ
喞つ
かこつ
託ける
寓ける
藉ける
かこつける
かさ
かさね
炊ぐ
爨ぐ
かしぐ
傾ぐ かしぐ
傅く かしづく
姦しい かしましい
かしよね
被ける かずける
かずとり
かすみ


かすり
掠る かする

かせ
かたがた
傾げる かたげる

かたしろ
忝い
辱い
かたじけない
袒ぐ
裼ぐ
かたぬぐ
かたばみも

かたびら
かたみ
互に かたみに
語らう かたらう
かち
かちどき
馮る かちわたる
搗つ かつ
搗てて かてて
糅てる かてる
かど
拐す かどわかす
かな
かなえ
かなまり
かなわ
かねぐら
かのえ
かのこ
かのと
かばね

かばね

かぶら
かぶり
かます
喧しい
囂しい
嘩しい
譁しい
諠しい
嘖しい
嗷しい
噌しい
讙しい
敖しい
啅しい
聒しい
呶しい
かまびすしい
かみ
かみしも
冠る かむる
禿 かむろ
かもじ


から
から
からうし
絡げる
紮げる
縢げる
からげる
からなし
涸びる
枯びる
からびる

かりそめ
かりもがり
殯する かりもがりする
駆る
駈る
かる
離る かる
かれい

かれいい

かわや
かわらけ

かんなぎ
かんばせ
+
漢字 読み
競う きおう
樵る きこる

きさき
兆す
萌す
きざす


きざはし
来し きし
きじ
来る きたる
きぬ
きぬがさ

きぬた
きのえ
きのと
きのまた
きびす
(君)






きみ
きゃん
+
漢字 読み
くが
くぐい

くぐつ
屈まる くぐまる
くぐりど
くげ
絎ける くける
くさ
くさ
腐す くさす
くさぶき
くさめ
奇し くし
くじか
梳る
櫛る
くしけずる
くしげ
くしろ
くすし
燻ぶる くすぶる
燻べる くすべる
くだん
嗽ぐ
漱ぐ
くちすすぐ
くて
くにつかみ

くびき


くびす
焼べる くべる
くぼ
与する くみする
燻らす くゆらす

くりや
刳る くる
眩く くるめく


くるわ
くれ
くれ
くれない
くろ

くろがね

くろごめ
黔む
緇む
黝む
くろむ
涅める くろめる
+
漢字 読み
嗾ける けしかける
蓋し けだし
煙る けぶる

けむしろ
閲する けみする
けむ
煙る けむる
+
漢字 読み
希う
幾う
冀う
庶う
覬う
覦う
こいねがう
恋う こう
こう
こうがい


こうべ
こうり
こおり

こがね
扱く こく
痩く こく
ここの
屈まる こごまる
凝る こごる
ござ
こしき
狡い こすい
齷く こせつく
刮げる こそげる
如し
若し
似し
ごとし
託かる ことづかる
寿 ことぶき
寿ぐ ことほぐ

こながき
こはぜ
毀つ
堕つ
こぼつ
こまい
拱く
叉く
こまぬく
拱く
叉く
こまねく
こむら

こも
こもごも
こり
樵る こる

さ行

+
漢字 読み

さい
さいとり
ざえ
棹す
找す
さおさす
賢しい
伶しい
悧しい
俐しい
黠しい
さかしい







さかづき
𫒼 さかほこ

讌り
飫り
さかもり
盛る さかる
さが
さが
さきばらい
放く さく
さげがみ
さけがめ
さこ
さざなみ

ささら
さし


さじ
さしあし
さしずばた
挿む
挟む
夾む
縉む
珥む
さしはさむ
さしわたし
止す さす
さぞ
さつき
聡い
智い
慧い
敏い
哲い
怜い
黠い
嶷い
さとい
さなだ

さね
さね
候う
侍う
さぶらう
清か さやか
浚う
渫う
濬う
さらう
曝える さらばえる

されこうべ
戯れる ざれる
醂す さわす
+
漢字 読み
弑する しいする
しいな
誣いる
詆いる
しいる
しお
而して しかして
確と
聢と
しかと

しかばね
顰める
顰める
嚬める
しかめる
しがらみ
然り
兪り
しかり
而るに しかるに
而れども しかれども
しきみ
頻る しきる
如く
若く
しく
しこ


しころ
退る
逡る
しさる

しし
しし


しし
しじ

ししびしお
しず
した
強か
健か
したたか
認める したためる
したばかま
したやく
設える しつらえる
しで
尿 しと
しとぎ



しとね
しとみ

(品)

しな
撓う しなう
萎びる しなびる
しのびごと
偲ぶ
慕ぶ
しのぶ
瞬く しばたく
瞬く しばたたく
しめ
しもがさ

しもと

しもやしき
しゃく
杓う しゃくう
噦り しゃくり
噦る しゃくる
髑髏 しゃれこうべ


じょう
しらげよね
精げる しらげる

しるべ
痴れる しれる
焦れる じれる


しろがね
吝い しわい
嗄れる しわがれる

しわぶき
咳く しわぶく
撓る しわる
殿 しんがり
+
漢字 読み
酸い
酢い
すい

すえ
饐える すえる
賺す すかす
すがめ
眇める すがめる
尽れる すがれる
結く すく
ずく
すくもむし





すけ
挿げる すげる
頗る すこぶる
凄む すごむ
すさ
遊び すさび
遊ぶ すさぶ
退る すさる
集く すだく



すだま
漁る すなどる
須らく すべからく
住まう すまう
すめらぎ
すわえ
+
漢字 読み

せおいおび


せがれ
塞く
堰く
せく
急く せく
咳く
喘く
嗽く
せく
跼る せぐくまる

ぜに
鬩ぐ せめぐ
迫る せる
+
漢字 読み
そうろう
驂り そえのり
殺げる そげる
謗り そしり
謗る
譏る
誹る
貶る
讒る
詆る
非る
誣る
譖る
詛る
詬る
疵る
呰る
毀る
誚る
刺る
そしる
漫に
坐に
そぞろに
そね



その
そば
峙つ
聳つ
岨つ
屹つ
崛つ
仄つ
そばだつ
欹てる そばだてる
聳やかす
竦やかす
そびやかす
騒く ぞめく
諳んじる
諷んじる
暗んじる
そらんじる
誦んずる そらんずる
それがし

た行

+
漢字 読み
夷らか たいらか
たえ
たえ
たおさ
嫋やか
婀やか
たおやか
たおやめ
たが

たかつき


たかどの
たかむしろ
たかむら
朗らか たからか
綰ねる たがねる

たきぎ
匹う たぐう
類える たぐえる
綰る たくる
綰る たぐる

たけなわ
たけなわ
猖う たけりくるう
(長ける)
闌ける
たける
猛る たける
哮る たける
たし
窘める たしなめる
携える たずさえる
鬮る たたかいとる
啻に ただに

たち
忽ち
乍ち
倏ち
溘ち
奄ち
掩ち
驀ち
たちまち
彽る
躊る
躇る
躑る
踟る
裴る
たちもとおる
尊い
貴い
たっとい
尊ぶ
貴ぶ
崇ぶ
尚ぶ
たっとぶ
たつみ
たな
たなごころ
たぶさ
誑かす たぶらかす
たぼ
賜う
給う
賚う
釐う
たまう

たまき
たまや


たみ

たむろ
矯める
揉める
撓める
檠める
ためる
たもと
誑す たらす

たれ

たれがみ
戯ける たわける

たわごと
撓める たわめる
+
漢字 読み
ちぎ
ちきり
契る
期る
ちぎる
釁る ちぬる

ちのみご
禿びる ちびる
+
漢字 読み
費える
弊える
潰える
ついえる
次ず ついず
ついたて
啄む
啅む
ついばむ
番う つがう
痞え つかえ
番える つがえる











つかさ
束ねる
鞏ねる
つかねる
仕る つかまつる
つき
つき
つき
つくだ
捏ねる つくねる
蹲い つくばい
蹲う つくばう
噤む
箝む
拑む
つぐむ
つごもり
つじ
拙い つたない
つちくれ
つちのえ
つちのと
つつが
倹やか
約やか
つづまやか




つつみ
つづみ

つづれ
つて

つと
つと
夙に つとに
具に
備に
悉に
つぶさに
つぶて
円か つぶらか
つぼね
蕾む つぼむ
窄む つぼむ
つま

つまこ
倹しい
約しい
つましい
竦だつ つまだつ
翹てる
跂てる
つまだてる
謫する つみする
つむぎ

つらつら

つるぎ
つるばみ
擘く
劈く
つんざく
+
漢字 読み
てがた


でく
てぐるま
衒う てらう
+
漢字 読み
尊ぶ
貴ぶ
崇ぶ
尚ぶ
とうとぶ



とが

(時)
とき
とぎ
疾く とく
とぐろ
とこ
とこしえ
疾し とし
利し とし
敏し とし

とせ
嫁ぐ
姻ぐ
帰ぐ
とつぐ
とて
隣る となる
殿 との
殿 どの




とばり
どぶろく
とぼし
灯す とぼす
点る とぼる

とま
頓に とみに
ともえ





ともがら
吃る
吶る
訥る
謇る
どもる
とや
とろ

な行

+
漢字 読み
綯う なう
蹇ぐ なえぐ



ながしめ
存える ながらえる
勿れ

毋れ
なかれ
和ぐ
凪ぐ
なぐ
薙ぐ なぐ
なこうど
詰る
駁る
駮る
なじる
泥む なずむ
なにがし
なの
嬲る なぶる
なまじ
憖に なまじいに


なます
膾にする なますにする
蔑する なみする
なや
なり
なり
なれしか
なわて






なんじ
那ぞ
奈ぞ
烏ぞ
寧ぞ
胡ぞ
曷ぞ
庸ぞ
渠ぞ
なんぞ
垂とする なんなんとする
+
漢字 読み
憎らしい にくらしい
にこげ
にび
焠ぐ
淬ぐ
にらぐ

俄か
溘か
驟か
遽か
暴か
猝か
霍か
倅か
倉か
にわか
にわたずみ
+
漢字 読み




ぬいとり
ぬえ
頓づく
額づく
ぬかづく
濘る ぬかる
抜かる
倥る
ぬかる
ぬき
温い ぬくい
温まる ぬくまる
温める ぬくめる

ぬさ
ぬた

ぬのこ
ぬめ
滑る ぬめる
+
漢字 読み


ねだい
舐る ねぶる
ねや
懇ろ
懃ろ
慇ろ
寧ろ
嚀ろ
叮ろ
諄ろ
殷ろ
鄭ろ
綣ろ
ねんごろ
+
漢字 読み
のう
退く のく
仰く のく
伸す
熨す
のす
宣う のたまう
曰わく のたまわく

















のり
伸る のる
祝る のる

は行

+
漢字 読み
延え はえ
はか
儚む はかなむ
はじかみ
はじかみ
はした
はしため
はす
はた
はた

はだえ
はたおりむし
開かる はだかる
開ける はだける
礑と はたと
袒ぐ
裼ぐ
はだぬぐ
はたぼこ
礑と はったと
削る はつる
甚だ
很だ
絶だ
已だ
孔だ
太だ
苦だ
はなはだ
嚔る はなひる
はなぶさ

はなむけ
はなわ
はに
ははそ
侍る はべる
食む はむ
逸る はやる
はらご
匍う
匐う
はらぶく
はららご
はり
はんぞう
+
漢字 読み

僻む ひがむ
衒らかす ひけらかす
ひこ
ひさぎ
鬻ぐ
販ぐ
粥ぐ
ひさぐ
ひさげ




ひさご

ひしお
拉ぐ ひしぐ
拉げる ひしゃげる
ひじり
顰み
嚬み
ひそみ
ひた
びた
ひたぶる
饑い ひだるい

ひつ
ひつぎぐるま
ひつじさる

ひでり
偏に ひとえに




ひとや

ひな
ひなた
鄙びる ひなびる
ひのえ
ひのくち
ひのし
ひのと

ひま


ひもろぎ
干る ひる
放る ひる

ひろ
+
漢字 読み

ふいご
葺く ふく
ふくさ


ふくべ

ふご
ふしど
臥す ふす
燻べる ふすべる
ふすま
ふせご






ふち
ふまき
帙み ふみづつみ
旧る ふる
誥れ ふれ
ふれぶみ
+
漢字 読み
圧す へす
へっつい
+
漢字 読み
惚ける
耄ける
ほうける
ほこら
ほしいい


ほじし
ほぞ
ほた
ほだ
絆す ほだす

ほとぎ
潤びる ほとびる
ほとほと
ほとぼり
仄めく ほのめく
屠る ほふる
誉れ ほまれ
ほら

ほろ

ま行

+
漢字 読み
賂い
まいない
賄う
賂う
まいなう
眩う まう
罷る まかる

まが





まがき

まぐさ
秣う まぐさかう
まぐわ
まげ




















まこと
まさ
まさきのかづら
呪う まじなう
在す
坐す
まします
ましら
瞬ぐ まじろぐ
ませがき
まだき
まっしぐら
まつりごと
まつりのにわ
円か
欒か
まどか
まな

まなじり


まなびや
まぶし
まま
まま
まみ
見える
謁える
覲える
まみえる
まゆずみ

まり
まり
まるまげ
麿 まろ

まろうど
転ぶ まろぶ
+
漢字 読み
みお
みか
みかど
みぎり










みぎわ
みくるま

みこと


みことのり

みさお
みささぎ
みずがね

みづち
みずのえ
みずのと
みそ
みそか
臠す みそなわす


みたまや
充つ みつ
調


みつぎ

みづら
みてぐら
みなしご

みの
薨る みまかる
馘る みみきる
みみだま
姶い みめよい
みや






みやこ
みやつこ
みやび
雅やか
嫺やか
嫻やか
みやびやか
みゆき
+
漢字 読み
むかばき

むくろ
婿
むこ

むじな







むしろ
紆ぼれる むすぼれる
憤る むずかる
噎ぶ
咽ぶ
哽ぶ
饐ぶ
むせぶ


むつき
睦ぶ むつぶ
むべ
むろ
+
漢字 読み


妻わす めあわす
女わせる めあわせる
めかけ
+
漢字 読み

もうしぶみ
詣でる もうでる


もがさ
もく
もじ
もじり
燃す もす



もたい
擡げる もたげる
黙す もだす
もち

もっこ

もとい
もとどり
悖る
戻る
乖る
忤る
很る
愎る
怫る
剌る
狠る
繆る
もとる
蛻る もぬける

ものいみ
懶い
慵い
嬾い
ものうい
懶い ものぐさい
もののふ
もみ
もも
もやいぶね
舫う もやう
催い もよい
もんめ

や行・ら行・わ行

+ や行・ら行・わ行
漢字 読み

やいと
やけ

やしろ
安い
泰い
靖い
康い
寧い
恬い
やすい
安んじる
靖んじる
保んじる
やすんじる
恬んずる
綏んずる
鳩んずる
やすんずる
やち
やつがれ
窶す やつす
やなぐい
やに
吝か
悋か
嗇か
やぶさか
やまかご
やまと
やまびと

やもお



やもめ
動すれば ややもすれば
やらい
ゆあみ
ゆき
尿

ゆばり
ゆばりぶくろ
忽せ ゆるがせ
よぎ


よしみ
縦んば よしんば


便
よすが

よつぎ

よど
淘げる
汰げる
沙げる
淅げる
よなげる
よね
嘉する よみする
よろず


よわい
ら(無し)
り(無し)
る(無し)
れ(無し)
ろ(無し)




わざおぎ



わかじに
綰ねる わがねる

わげ

わだち

わらべ

わらわ
わりご
最終更新:2024年08月23日 16:40

*1 「か」は翻訳時に現れるため除外

*2 ですます体翻訳でない翻訳機を通した時に現れることあり

*3 「家事やら仕事やらで忙しくてな」