事例①別動調査部隊との連絡内容及び下記任務出動までの経緯記録

事例①別動調査部隊との連絡内容及び下記任務出動までの経緯記録


A.P.240/10/17に任務実施した「い:第一次島内探索任務【大規模連棟研究所群及び居住区跡】」の調査結果内容を研究部・情報部・惑星調査委員会に提出し、ヘリック・亡月は機構島内部の危険性の有無・要調査対象について等報告し、機構島調査を行うための更なる経費、物資、調査機器の要求を行いました。
共同会議の末その要求は受理されましたが、研究部惑星部門研究長「アレン」は機構島調査チームだけでの調査に対し、「人員不足」「不充分な調査」「多くの時間を要する」ことを述べ、更なる人員増加を提案しました。しかし、人員増加に伴う連携の不全化・非常事態への対応不十分が深刻化しない為にも現段階で任務を続行することをヘリックは述べ、アレンの意見に反論をしましたが、アレンはそれに不満な態度を取り二人で論争を繰り広げる結果となりました。
アレンは既に自らの調査部隊を結成させており、ヘリックにはその事を共同会議時まで伝えておりませんでした。会議参加者(重役)はアレンの意見に同意し、また探査結果内容から敵性反応が確認されなかった事から危険性は低いと判断されました。亡月は予測される事態について自己的に分析しており、具体的に説明を行いましたが彼女自身折り合いの悪い事から聞く耳を持たぬ重役も少なくありませんでした。
情報部司令カスラはヘリックの意見に同意しておりましたが、場合によっては武力投入が必要である事を提案し、戦闘面での増員が必要であると述べました。その事から、会議の方向として「部隊増員による危険対応及び充分な人員での内部調査が必要である」事とし、アレンを筆頭とする調査部隊が今作戦に加わる事となりました。

調査部隊-シーエンディ-
  • 人員:55名(研究員:36名、アークス:19名)
  • 兵器:AIS-12機(非常事態のみ稼働)
研究部惑星部門研究長アレンが結成させた部隊であり、ヘリックが調査チームを結成させていた頃には既に人員確保はしておりました。彼はヘリックの事を忌み嫌っている説が飛び交っており、その理由等は明らかになっておりません。また、彼には違法研究の疑惑が掛けられており、一度情報部内部調査課による調査を受けましたが証拠不充分となった経緯があります。しかし能力自体は優秀であり、惑星調査において多大なる貢献をされています。ヘリックは彼のことを「どうでもいいんだけど俺がやる事気に食わねえって態度が気に食わねえ。」と言及しています。

事例概要:アレンは調査の際に「危険因子と述べられた場所において事前に破壊しておく必要がある」と今作戦の方向を独自に統一させました。ヘリックは「危険因子である場所は無闇に刺激せず、その都度対応する必要がある」と警告しましたが、アレンは彼の言葉を聞く耳持たずな様子であったと亡月は言及しています。機構島調査チームに出撃する事は事前に伝達せず、シーエンディは任務に出動されました。ヘリックはすぐさまアレンに緊急連絡を取りました。以下はその連絡内容です。

+ {通信内容記録:ヘリック-アレン}
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A.P.240/10/19
(13:23)
ヘリック:アレン、出撃予定の日にちは明日の筈だぞ。なんで勝手に動いてんだ。

アレン:ヘリック。君は荒っぽくとも冷静沈着に任務をこなす男であることは以前から評価していた。だが慎重過ぎるんだ。さっさと出撃すれば良いものの、何故早く行かないのだ?君は時間が無いと言っていただろう?だったら現場に行くしかあるまいよ。

ヘリック;ああそうだな、確かにそう言ったな。コイツは今動いて無くてもいつ動くか分かんねえ。そりゃ動かんのも最初だけかもしれねえけどよ、こっちは採取したデータを分析してる所でもう少しで解る所ってのは知ってる筈だろ?そんなに情報公開1つもしなかったのが気に食わなかったのか?

アレン:違うと言ったら嘘になる。ああそうさ、まるで秘密を隠すかのように振る舞いやがって、研究者である俺の心境は理解出来んだろ?博士号を持ち合わせ様々な功績を残しておきながらハイエナ潰しをしている情報部管理官殿?

ヘリック;イヤミを言う暇があったら出撃をやめろ。今遠方監視で島を見ているが敵性反応が僅かながらに確認されたんだ。だから少しは待てよ、もし連れてった部下たちを無駄死にさせたくなかったら俺の言うことくらいは聞いたっていいだろ!

アレン:だからその慎重過ぎる振る舞いが俺は気に食わないと言ってんだろが!アークスだって雇用したんだぞこっちは!この日の為に改造を施したAISだってある。俺の最高傑作だ、危険だと絶対に言わせんぞ。虚空機関が残した情報という名の財宝が腐っていくのは非常に勿体無い。それを如何に活用するかだ。そこまで言うならお前も来たらどうだ?その頃には島のエネミー共も鎮圧している頃だ、まぁ「いたら」だけどな!

ヘリック:ハッ。勝手にしてろ。そう言うんだったら俺も行かせてもらうよ。お前に着いていった部下とアークス諸君が可哀想だしな。


(ヘリックは出撃準備及び人員確保の為、急遽調査チームメンバーに任務要請を行い、緊急作戦の概要説明を完了し、キャンプシップへと赴きました)

(13:58)
ヘリック:アレン、今からそっちに向かう。状況報告をしてくれ。

アレン:フン、お前の言った通り敵性反応があったぞ。まぁ、アークス諸君が一層してくれたがな。

ヘリック:それは良かったことで。

アレン:ん・・・?おい、どうした?何だあのエネミーは・・・おい!AISを起動させろ!

ヘリック:おい、どうした?

アレン:何をしている!早く起動させろと・・・は?AISが起動しないだと?何故だ!フォトン反応は充分にある筈だろ!?異常は見られないが作動しないだと・・・?な、なんだあのエネミー・・・おい!早くしないと此方に被害が・・・!

ヘリック:アレン?おいアレンどうしたんだ!

アレン:黙れ!オペレーターから聞けば良いだろ!今こっちは聞く余裕も無いんだよ!くそったれ!アークスだろお前ら!?早くアイツをなんとかしろ!

ヘリック:ああくそ!

(通信切り替えを行い、ヒルダと通信開始する)
ヘリック:ヒルダ、今何が起きてる!?

ヒルダ:ヘリック!アレンから話は聞いているな?非常にまずいことが起きた。機構島に強力な敵性反応が8・・・いや、11・・・?居住区跡エリアと水上都市外部エリアより新たなる敵性反応を確認。調査部隊の位置に向かっている。ヘリック、早急に機構島に向かったほうが良い。私もウォパルに赴いているアークスを至急手配するが非常にまずいぞ。今多数のエネミーと対峙している状況だ。

ヘリック:あーくそ、嫌な予感当たったわ。今すぐ向かう!

ヒルダ:移動中も状況報告は行う。あまり期待はしない方が良いがな。

ヘリック:ああ、俺もそれは感じてる。
<通信終了>

エマージェンシートライアル:違法調査部隊救出任務【アネクトサルベーション】


緊急事態が起きた。君達には明日調査すると言ったが別部隊が勝手に今日調査に赴いてエネミーに襲われやがった。要約するとこんな感じだ、それで大体解るだろう?任務概要は現地研究員とアークスの救出及び敵性エネミーの討伐だ。AISが起動しない事態が起きて現場は混乱しているらしい。何故起動しないかは全く分からんが兎に角何が起きるか分からない状況だ、細心の注意を払って現場に向かうぞ。今回ばかりは俺も出動する、流石にこんな時までオペレーターなんざやってらんねえからさ。 ーーーーヘリック
最終更新:2017年09月24日 00:25