に:島内生物報告書【に:島内生物報告書【エネミーE~G、ディアブル・パズ、他海洋生物】
前期:今報告は第二次島内探索及び行方不明アークス捜索任務にて発見された未確認生物群を記しており、新規名として「古代機構」をディアブル・パズ出現に伴い本採用とした。また、目視したのみで明確な生態情報を得る事が出来なかったエネミーに関しては目撃情報のみ記載とする。資料に記されているエネミー情報については他報告書にて記載する。
・界忌種Eについて
任務記録より引用-③分析データ:海底林膨隆部。回収場所:上記に同じく。説明:[編集済]。寄生生物(未確認界忌種E)はこの部分から生まれたと推測されます。
個体名:ヴェルメズィート
「ほ:違法調査部隊救出任務」にて確認された寄生型甲殻類エネミーです。鋭利な6本脚に背部に薄い翅が特徴的で、外見上は蟹に少し似ております。頭部は甲虫類の様な視覚器を所持しております。居住区跡周辺エリアに存在する樹木(海底と思われる)の根元を母体代わりにする習性があります。寄生者の終了処置後、樹木の根元を確認すると膨隆部が裂かれており内部に抜け殻の様な物体を発見しました。その為、内部で進化を経て根元を破って這い出てきたと推測されております。宿主となった人物はヴェルメズィートの触手が外耳道を通って鼓膜、蝸牛等を穿刺し最後は脳まで侵入し強制的に命令信号を発信させます。その経緯で神経能消失、精神崩壊、脳機能障害等の症状が数分程見られた後にヴェルメズィートの支配下となり他者の捕食行為及び生餌の確保を実行します。犠牲者15名の内7名は宿主となっており、他6名は宿主により殺害されております。残り2名に関しては、顔面から脳部が露出する程に崩壊しており、近隣にヴェルメズィートの抜け殻らしき物体も確認されております。その為、2体のヴェルメズィートが何処かに潜んでいるかと思われます。 |
コメント:
エイリ〇ン思い出した。---エクト
おい!それは言うな!私さえも抑えてたんだぞ!おい!---亡月
・界忌種Fについて
任務記録より引用-未確認生物Aが巨大化した姿と思われます。凶暴性が増し、障害物や壁等も容易に破壊する事が可能です。腕部が驚異的に発達しており、衝撃波を放つ事が可能です。
個体名:ギガンスアイソポッド
研究施設より回収された資料より、未確認生物A(アイソポッド)を遺伝子操作により巨大化を施した個体と思われます。外見が多脚甲殻類で触角が長いという特徴も変わりません。従来と違う点は上記の通り腕部は鋏の様に発達しており、鉄製でない岩石類であれば破壊可能な程です。外骨格は驚異的に発達している為、外部器官内のフォトンを増幅させ、それを衝撃波として放出されていると思われます。この様な個体は多く造られましたが、人型界忌種により殆ど捕食されたと記録されています。 |
コメント:
コイツの骨格で武器作れそうだな。作ってもいいか?---亡月
界忌滅牙の開発が終わってからね。---ヘリック
・任務記録より引用-デヅルモビル(襲撃時)
【ヘイダクオ】の成長体であると確定されているエネミーです。体長は約5倍で腕部はより巨大になっており、建造物の破壊等容易に行える事が確認されています。触手の共謀性は増しており、棘上の突起物は即死性の毒が備わっており、原生生物で実験した結果ではガルフ程度のエネミーでは摂取して1分も経たずに気絶しそのまま呼吸停止しました。アナフェラキシーショック様症状も出ていた事から気道閉塞による窒息死に陥ったと思われます。黒緑色の体液は消化液同等の役割を持ち、周囲を腐食させるため非常に危険です。しかし、海水で中和されることが判明しており、今後の対策として活用される事が期待されています。
追記:海中の際に、巨大な腕部に付属している大ヒレを展開させ、高速で遊泳します。初めて確認された時の個体と比べ、体長は約二倍程になっております。海水に浸っている事から排出される毒液は中和されていると思われます。
個体名:デ・ヅ・ゾィーロ
説明は上記の通りです。この個体との戦闘により、氷属性に脆弱である事が判明されました。また、触手から毒針の様な物質を放出してくるため、戦闘において注意が必要です。現地点にてアンティ等の状態異常改善策は効力を示しております。また、回収された資料からヘイダグオを約20体程実験に使用し、進化した個体がデヅルモビルであることが判明しています。資料によると、生き残っている個体は討伐した個体含めて7体存在するとの事です。他個体の所在は不明です。 |
コメント:
コイツの毒性を活かした機関銃を開発したぞ。流石私だ。---亡月
人の話聞かないよね本当。---ヘリック
・界忌種G→古代機構Aについて
任務記録より引用-外見から半機械生物兵器と思われる箇所が見受けられます。6つの外骨格の歩行ユニットに6つの眼球を所持した頭部生体ユニットが確認されており、歩行ユニットの先端部はチェーンソーの様に高速回転しております。(仮名として未確認界忌種Gとする)
訂正:界忌種Gから古代機構Aと表記する。
個体名:アブル
島内開拓用掘削機として搭載されていた機械でしたが、島内監視及び防衛兵器として対ダーカー兵器を搭載された経緯があります。アブル自体の個体数は特定しておらず推測によると島内開拓の為、約1000体は存在していたと思われます。現存している個体数は不明ですが、ダーカー反応を感知すると再稼働する様に制御されていると資料に記録されておりました。しかし老朽化に伴い生物組織の発達に伴い対象関係なく襲い掛かる個体が殆どだと考えられます。 |
コメント:
何故かネグロに対し警報が鳴ってコイツらが襲撃してきたんだ?彼女自体も調べたいが情報部だからそんな事も出来ないなぁ。---亡月
おいおい仲間まで研究対象は止めてくれよ。---ヘリック
・任務記録より引用-中央区域モルグ中央部に設置された端末データより一部抜粋:
総務記録■■■987-島内開拓用掘削機であったアブルを量産後、不要となった彼らの処遇を考えた結果を報告する。彼らには島の発展に大きく携わって貰った。その為、彼らも皆の仲間になり、管理者及び島の住人として過ごしてほしい。大型は8機存在したがダーカーとの攻防戦や私の子供たちの遊び相手を経て1機のみとなってしまった。人工脳も搭載している所為か仲間を失って以来暴走気味となってしまった。人工脳であるが、何の意思表示の出来ぬ彼らにも仲間意識があったのか?とても興味深い反応を見せてくれる。彼には一旦眠ってもらい、大抵の仕事は小型機に任せるとしよう。今更生き物として運用する事は無いがね。 |
ディアブル・パズ-掘削機アブルの巨大化兵器。巨大化以外の差別化として熱線放射機能及び人工脳を搭載。独自に思考・判断を行い、島内の自然保護区の環境維持に貢献。その都度管理者によって改良を施されており、対ダーカー機能はダーカー因子を通常フォトンに変換させる事が可能だがこれによって制御機能が低下し討伐対象の敵味方を判断する為の思考回路は機能しておらず。仲間意識云々については残存機が1機暴走している為、新たに量産機を製造し、研究する必要がある(某事件に伴い研究中止)。 |
個体名:ディアブル・パズ
古代のフォトン搭載装甲技術により極限強化を施された巨大暴走兵器です。個体数は調査チームが出くわした一体のみと考えられますが、量産機の有無については存在する可能性があると踏んでおります。熱線放射機能、強靭な6本の装甲足、巨大な掘削機、巨体を浮かせるほどのブースター機能等が搭載されており、戦闘においてはAIS数体を動員させたとしても苦戦を強いられると思われます。討伐作戦では更なる下層エリアへの落下にて戦闘不能とさせましたが、生物的組織の迅速な発達が見られた為、再度戦闘となる可能性が高いとされます。 |
コメント:
もう戦いたくない。---エクト
いいや、戦え。---亡月
海洋生物について
未確認生物A
任務記録より引用-多脚甲殻類と思われる。触角が長く、大きさは約70mの個体も確認されている。移動速度は人の徒歩程度で、臆病な性格が多いとされる。実際に触れるボール状に変化し、甲殻は岩の様に固くそれ相応の重量も持ち合わせております。 |
コメント:
けんきゅーが終わったらウチで飼ってもいい???---ニル
駄目。---ヘリック
未確認生物B~F、その他(名称割当の必要なし)
未確認生物B:サンショウウオに似た生物です。独特のヒレが存在し、威嚇時にはヒレを拡げると思われます。普段は砂の中に隠れています。
未確認生物C:ドジョウに似た生物です。比較的深い水域の下部に隠れており、外敵が現れると他の魚類の様に泳いで逃げます。
未確認生物D:サケに似た生物です。比較的深い水域で多数泳いでいるのが確認されています。
未確認生物E:カナヘビに似た生物です。樹林地帯に生息しており、甲虫類や両性類等の生物を捕食しております。
未確認生物F:アナコンダに似た生物です。中型生物を主に捕食し、普段は木の上に潜んでいます。鱗が非常に硬く、木を締め付けた痕が多く存在します。
その他:惑星ウォパルに原生する非敵性生物に酷似した個体が多く生息しております。その事から、機構島が海底深くに眠っていた期間もこの自然保護区内は水没していなかった事となります。その仮説が間違っていなければ、対象の領域内は水没されない様何かしら機能が発現されていたと考えられます。
コメント:
研究部はいつから水族館になったんだ?---亡月
ねえねえこのカナヘビっぽいのに「アルジャーノ」って名前つけてもいい?---エクト
ペット意識を持つな馬鹿野郎---亡月
最終更新:2018年01月24日 02:27