は:第二次島内探索結果報告書-各施設及び制御システムⅠ,Ⅳ

は:第二次島内探索結果報告書-各施設及び制御システムⅠ,Ⅳ


前記:第二次島内探索による発見した各施設の概要です。
報告者:エクト
書類監査担当:亡月

東部地区
下層エリア:別惑星環境再現型自然保護区Ⅲ【アルタロス:湖沼エリア】
空間規模:約20m²
制御システム:生体炉:バクテリア
上層部にはボスティハダル近隣領域がある。端部には監視エリアが存在する。監視エリアに進むためのルートは瓦礫によって進行不可。内部は湿地帯と樹林地帯、複数の澱みで形成されている。非敵性生物のみ生息しており、天井の穴から水流が降流しているが水位は保持している。壁際に水道が多数確認されている為と思われる。独自の生態系が生まれており、惑星アルタロスの別名「人に優しすぎる星」までも再現していると考えられる。中央部に端末が確認されている。

惑星アルタロス
「人に優しすぎる星」と呼称される程に自然の恩恵を受けている惑星。光歴まで存在した星で、断崖絶壁に無数の滝・巨大樹を中心に壮大な湿地帯が惑星の大半を占める環境を持つ。フォトンの存在しない星の一つだったが、膨大な自然環境から発生する独自のエネルギーが存在していたが、自然保護区にて環境再現を為しても実現する事は叶わなかった事が端末資料に記述されている。巨大樹は惑星の心臓と呼べる程巨大だったらしく、その樹自体が独自のエネルギーを保持してたのでは無いかと予測されてる。

アルタロス:湖沼エリア-中央端末
  • 惑星アルタロス概要及び生物情報
  • 真正細菌浄化システム及びエネルギー生成技術
  • 微生物による淡水化技術
  • 環境維持システムの確立化理論

【システム1】生体炉:バクテリア
【アルタロス:潮沼エリア】の自然環境を利用してエネルギー生成を管轄している制御システムの一つ。保護区内のバクテリアを元にエネルギー産生をしているが、別保護区も関連しているがそれらについては詳しく記述されていなかった。
現場に残されたコードネームは【エンティ】

別惑星研究施設【ROG】
自然保護区にて活用されている惑星に関した情報と分布位置を記載しており、また制御システムの概要が記されている。施設としては機能しておらず、端末以外の設備殆どは壊滅状態となっている。
端末内情報については別報告書にて記載とする。

廃棄実験生物管理室
一般的な研究室とも思える内装であり、内部は特に荒れた形跡は無い。
端末内には「廃棄生物監視エリア」の監視モニター機能が搭載されていたが、現場との通信は途絶えている。書斎の本は当時の記録らしきものだが遺物管理課にて分析の結果、フォトナーが当時所有していた書物である事が判明しており、いずれも遺物管理課にて確認された書類だけであった。デスク上に置かれていた資料に関しては別報告書にて記載とする。

貯水施設【TGH】
機能:各制御装置の水冷機能、水力エネルギー生成機能
現在半壊の為別エリアから浸水を受け海洋生物の棲息地となっている。
水冷機能のみ稼働している。
上層部は大規模連棟研究所群の近隣と思われる。

下層エリア:別惑星環境再現型自然保護区Ⅴ【ルヴェリッサ:人工地下海岸】
空間規模:約10m²
潮汐が激しいエリアであり、25~30分頻度で海面が変動し高潮・干ばつを繰り返している。海中には海洋生物が多数生息しており、屈強な甲殻類が比較的多い。

【システム4】生成炉:潮汐
潮汐によって発生するエネルギーの生成を確立させた制御装置。
別制御システムのエネルギーと共有しており、水流エネルギーの供給も行っている。この事から各エネルギー制御システムは直結関係のある箇所が複数存在すると思われる。
また、【システム8:統括・管理AI】の管轄で稼働している。その為こちらからのアクセスは不可能とされている。
現場に残されたコードネームは【バラエナ】

第一下層部中央区域【モルグ】
「死体安置所」の意味を持つ名のエリア。何故この様な由来が付いたのかは不明。中心部に端末があり、各エリアの概要と生物反応の統計データ、各制御システムの稼働状況データが記載されている。それらに関しては別報告書にて記載。
各セクターの中央に位置するエリア
  • セクター1:自然保護区1【イルネス:文明遺跡】→制御システム無し
  • セクター2:自然保護区Ⅱ【リクジニア:妖精神殿】→【システム6:特殊変換炉】
  • セクター3:自然保護区Ⅲ【アルタロス:潮沼】→【システム1:バクテリア】
  • セクター4:自然保護区Ⅳ【ルヴェリッサ:人工大海】→【システム3:生成炉(水圧)】
  • セクター5:自然保護区Ⅴ【ルヴェリッサ:人工地下海岸】→【システム4:潮汐】(関連【システム8:統括・管理AI】)
※詳細については「い:第二次島内探索-第一下層区域【モルグ】調査任務」を参照して下さい。

別惑星環境再現型自然保護区Ⅳ【ルヴェリッサ:人工大海】内部研究施設
3F:モレグ側から侵入したフロア地点。巨大な水槽設備が多数設置しており、外部装置に水質維持機構が搭載されている。この機構は他のエリアにも存在していると思われる。
2F:研究所及び排水機能制御室が設けられている。宿泊施設も設置されており、内部は広く資料も多く存在している。このフロアから自然保護区通行路を介して各自然保護区へ進行可能で、第二下層部への侵入口【下層通路アビート・カウウス】が存在する。
1F:損壊が酷い為進行不可。
最終更新:2018年02月15日 18:53