特装三課

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特装三課


特別公安機装組織:特装三課(ポルックス)
位置:ヌーフ-都市中央管理局
内部構成:従業員57名。出動班、整備班、総務班等
‣所有デュナミス
アイオライト(白鷺型、人型に切替可)、オロチ(潜入用蛇型)、イカロス(逆関節式二脚戦車型)
‣概要
海上都市にて生じる違反機人種、要注意組織の対策を目的とする武装組織及び実質的な防諜機関。しかし事件自体少ない為所属者達は暇を持て余している。機人種、亜種と隔たり無く人員を雇っている。近年は奇獣の活動増加に伴い、各組織と連携して任務に準じ、国外へ遠征する時もある。その特殊性から、一般には報道されない事件にも引っ張り出される事も多い。
出動班は待機、準待機、宿直に分かれて勤務。基本的に二人構成で組み、連携と取って任務遂行し共に衣食住を過ごす事もある。機人種や少年兵は特別枠で入隊する事が可能。支部を完全に家扱いしている問題があるが、細かい事を気にしない管理官はこれを黙認している。次世代兵器である外骨格装衣「咢(アギト)」を正式に採用しており、試験運用を名目に新兵器を駆使して戦う。
特務班は派手な活動の多い出動班と違い、未然の事件阻止・凶悪化の一途を辿る犯罪に対応する為、法に縛られない超規格的な活動・鎮圧行動を可能とする特別部隊。一般的に公表される事の無い裏社会の犯罪対応等、管理局にとって後ろ暗い案件に対応している。
また特装三課が結成された当時は現メンバーとは違い、特査三課と分化されていなかった経緯もあり特査三課の部隊が応援として配属される事もある。
違法火器の秘匿、セーフハウス所持やアジトの私物化問題が当たり前で戸籍の無い外部者達の住宅扱いも勿論当たり前。
待機中の買い出し先は大体ショッピング施設のインスタント食品、タイムセールのお惣菜、冷凍食品、 食堂の簡易食品等々。たまーに出前を頼む事も。
+ 特装三課:出動班
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エクト・カルデマ
性別:男
年齢:24
身長:183㎝
好きなもの:バカ騒ぎ、仲間
嫌いなもの:偽善
種族:ヒューマー
出身:マディス連邦(旧オッソリナ国)
所属:特装三課-出動班Ⅰ班
グリア・カペル:背骨型
咢:ィロージョン・ヴァイパー、ガルサ・ブランカ
一人称:俺
二人称:お前

「この俺が特装三課出動班のトップだ!って言える立場なんだよな。」
「んじゃ、報酬分のお仕事はしようぜ?」

人物: ※主人公ポジ
元・傭兵組合『猟犬』の幹部だったが、903連合殲滅戦での戦闘を切っ掛けに当部署へ就任した。最初は拒否的だったがこれまでの犯罪行為を免除という条件にて渋々了承した経緯がある。元々、前組織の中では白い目で見られており、いずれ脱退する予定だったらしい。
三課の中ではヤトノと同じく「弐装持ち」で状況によって使い分けている。
ホムンクルスやセツコとトリオを組み任務に赴く事が多く、待機・宿直の際にも共に過ごす事が多い。問題児の代表格で、様々な意味で有名な三課でも12組織の者達が必ず見知っている名前としてエクトが挙げられる程。一言で言うとDQNだが、裕福な家庭で家族関係も良好である為か正義感は人一倍に強い。
正義感とは反して殺生に関しては犯罪者に対して容赦無く、一見では矛盾しているように見えるも冷徹な一面を持つ。
猟犬時代は妹とコンビを組んで組織殲滅・暗殺業を行っている。意に反した依頼は即断り、度々上司と衝突していた過去を持つ。
+ 使用武装
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‣擬術斧槍「フロース・アンゲル」
猟犬時代の先輩である故「メルズ・ブレン」が愛用していた近接戦用干渉器。干渉器としての機能はあくまで刀身強化のみであり、擬術の補助機能として活用する事は出来ない。自己修復機能のお陰か、メンテナンスのみで本格的な修理を受けた事が無く手放さなければ常に振るう事が出来る。
お伽話に登場する聖騎士の武器をモデルとされているらしく、エクトには決して似合わぬ美しい武器。
‣「ィロージョン・ヴァイパー【浸食する毒蛇】」
『猟犬』に所属していた頃、犯罪組織の殲滅時にアジトから拾った外骨格装衣。管理局で分析した結果、故・Dr.フタバが開発した戦争用極秘兵器だった事が判明。電海支部とナキによる解析、改良を施した事である程度の制御機能を搭載する事に成功。
しかし一度装着すると強大な戦闘力を得る事が出来るが、衝動性の上昇・感情コントロールの低下・判別能力の低下などが確認されている。その為非常事態専用手段とされている。
‣「ガルサ・ブランカ【慈悲の白鷺】」
自律型戦闘用AI「デュナミス」の一体で、白鷺の姿を持つ。
人格データを搭載されており、他のデュナミスと比べ高知能AIが最大の特徴。
機体変形を施す事で、白く普遍的な外骨格装衣へと変化する。電海支部より試験的運用として贈呈された代物で、第一の特徴として「情報生命体の憑依」が可能。憑依した個体によって特性が変わる為、個体と使用者の連携が非常に重要となる。
+ 身体総合分析
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【物理強度】高度
【機動力】卓越
【生理的耐性】高度
【戦術判断】低度
【外部機体受容度】良好(ィロージョン・ヴァイパーは不安定)
【マナトニクス適性】擬術適性無し
既往歴:無し(外傷関係は省略)
度重なる外骨格装甲の運用調整の甲斐あってか、ガルサ・ブランカに関しては本人の体力が続く限り稼働出来るレベルへ到達しています。
多くのヴィクサー、機人の方々とは違いあくまで「生身」である事と、ヤトノ氏と比べ運用はまだまだ未熟だと評価されています。
出動班の実質リーダーでありますが、上司からの指導を度々受ける事が多いです。あと始末書の量を抑える様努力しましょう。

コメント:健康面は今の所良好。しかし不規則な食生活が続いており睡眠時間もまともに確保できていない、年相応のクズらしい生活をしているな。お前いずれ20後半あたりから苦労するぞ。---Dr.ラクタム

【管理官よりコメント】
コイツを出動班のトップに駆り立てたのは「大戦」の時の功績があっての理由だ。
あの稼働不安定な装甲を使ってA級レガトゥスと殺り合った猪武者みてぇな奴、牢獄に留めるのも勿体ねえからさ。


アイオライト
性別:女性人格
年齢:製造より4年経過
身長:161㎝
好きなもの:笑顔
嫌いなもの:個々の犠牲
種族:デュナミス
出身:不明
所属:特装三課-出動班Ⅰ班
機体:白鷺型
連結咢:ガルサ・ブランカ
一人称:私
二人称:貴方様

「何なりとお申し付けください。デュナミスとして、誠意を持ちまして尽力致します。」
「はて…この様な衣服を纏えば、エクト様は喜んでいただけるのですね?」

人物:
ガルサ・ブランカを構成する高知能デュナミスの内部人格であり、普段は白鷺の姿をしてるが女性素体を所持している。
女性素体での姿は人形と思わせる雰囲気の美しい造形で、若くして他界した歌姫をモデルとしている為か儚さを感じさせる。
性格は相手にとことん尽くす傾向があり、高度な博愛主義者と評される程でしばしばエクトを困らせる事がある。
起動してすぐに兵器転用を施された為、世間の流行り物に疎いがエクトの咢として特装三課に配属してからは徐々に好きな物が増えつつある。
嘗ては第4次機構島潜入作戦時に使用された試験的高知能型デュナミス群「青い鳥」の一体で、当時は違法製造された機人素体を活用されていた。
複数個体型であり、「量産小隊」として運用を前提としていた。指揮官型、分身型と分かれており当の彼女は制御不十分を理由に放棄されていた。
特装三課が結成される以前、猟犬に所属していたエクトが暗殺されたリーダー「ガリア」の仇を討つべく特別支部:民兵派遣部隊「特殊兵装研究室-903連合」に潜入した際に投棄扱いされていた彼女を拾い、ヌーフ崩壊危機を防ぐべく共に協力し最終的にはエクトを庇い大破した過去を持つ。
エクトが特装三課に配属時、電海支部の開発者達によりヌーフ救済の報酬として彼女の性質に合わせた咢搭載デュナミスとして修復された。
暫く白鷺の姿で彼をサポートしていたが、彼女自身の希望で電海支部より素体を支給された。
素体での戦闘面も申し分なく、支給武装(銃装備メイン)を用いて任務を遂行する。
三課が所有するデュナミス達とは対話可能で、彼らの意見を代弁する事が多い。その為か母親の様に慕われている。

+ 身体総合分析
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【物理強度】標準
【機動力】高度
【生理的耐性】高度
【戦術判断】標準
【素体受容度】良好
【装着者受容度】最高
既往歴:無し
現在、管理局の古傷として問題となっている高知能デュナミス「ランケア」の最高傑作の一人こそ彼女だ。
ランケアは機人種の「スクリトゥム」と相対となる、完全戦闘特化を目的として開発されたAIの進化系である。
セントエルモより危惧されていた開発機構の一つで、最早機人種との違いを感じさせぬ程に脅威となっている。
「矛」と「盾」、この二つが衝突すればどうなるか諸君には解るだろう?機械に魂が存在するのか、この問いに答える手段が次第に薄れていく可能性がある。
未だにランケアは敵性組織により開発されており、特装三課の確固たる敵として君臨している。
また903連合本拠地が大破後、彼女の指揮官型の残骸が確認されなかった事を留置してほしい。

コメント:他の方々がどう言おうと、彼女を人扱いして下さいね。---Dr.ストレプス


ホムンクルス・ニグラス
性別:男
年齢:16
身長:152㎝
好きなもの:家族の様な繋がり
嫌いなもの:生みの親
種族:ヒューマー
出身:機装都市ヴァレンシア
所属:特装三課-出動班Ⅰ班
グリア・カペル:背骨型
一人称:僕
二人称:キミ

「あーあ、サボりたいんだけどなあ。」
「いちいち撫でんな!お前それ褒めてるつもりじゃないだろ!?」

人物:
ストリートチルドレン出身で男娼を装って富裕層から金品を騙し取って生活していたが、[トルテンタンツ]で人体実験を兼ねて戦闘用に改造され、暗殺部隊「赫毒」に組み込まれた過去を持つ。当時、上司に当たるヤトノが見かねて謀叛時に養子という名目で保護された事から彼とは親子関係となっている。
好きに生きる様に言われているが、特にやりたい事も無かった為そのまま義父が所属する三課へ就任した。強気な発言が目立ちサボリ癖が多くあるが、人命救助に繋がる事に関しては危機的状況でも一心不乱に立ち向かう一面を持つ。エクトとコンビを組むことが多く、弟分扱いされている事に不服を感じている。
「ホムンクルス」という名は、昔の自分は組織に拉致された時に死んだ事を意図して名乗っている。生みの親を知らないが、いつか見つけたらブチ〇したいと思っている。イサネ達の様な子供に対してはとても優しいお兄ちゃんを装っているが、一応姉弟関係のタロスとは犬猿の仲。但しカガチとは仲良し。義母のリリーには全く逆らえない。

+ 使用武器
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‣「サージカルシャーク」
倭国開発機関ヤソノが開発した、反撃機構が搭載された試験的人工脊髄機構。
人工脊髄に搭載されたマナ蓄積器官よりエネルギーを供給し、高出力ブレードと機装脚の威力を飛躍的に上昇させる事が可能。
+ 身体総合分析
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【物理強度】標準
【機動力】高度
【生理的耐性】低度
【戦術判断】優秀
【マナトニクス適性】擬術適性高度
既往歴:無し(外傷関係は省略)
彼は暗殺部隊に所属していた頃、「真紅の小人」を異名を持ち各組織から恐れられていた存在だった。ヤトノ氏に保護されてからは一度彼の元から去り、各地を転々と彷徨っていた時期があったらしい。何があったかは分からないが、神格獣関連で揉め事に巻き込まれ再び父親の家に戻った様だ。
何故、彼がホムンクルスと名乗るかは明確には知られていない。本名はあった様だが決して明かさず、本当の家族も居ないと断言している。コラプサーに対し憎悪に近い感情を持ち合わせている様で、ヴァニタスに対して距離を取る事が多いみたいだ。彼自身、ヴァニタスが悪くない事は理解している様だが、「生理的に受け入れられない」との事だ。ヴァニタスは気にしていないが・・・。

コメント:全く、何で相棒の君まで偏食するんだろうね!?養母のリリーさんが見てる間はネコ被るくせに。---Dr.ラクタム

【管理官よりコメント】
エクトの弟分みたいに仲良くしてるみたいで良かったよ。
確かに過去、彼に殺されかけたけどもう昔の話さ。戦闘面での技術は流石だ、猪戦法のエクトを上手くカバーしている。


タロス・ニグラス
性別:女
年齢:22
身長:161㎝
好きなもの:彼女、タバコ、今のパパママ
嫌いなもの:某チビ助
種族:アングイス・デミス
出身:機装都市ヴァレンシア
所属:特装三課-出動班Ⅱ班
グリア・カペル:腕輪型

「ねぇねぇ灰皿無い?今度からライター備えてね~♪」
「ハッ虚勢ばっか張りやがって。その銃はお守りのつもりか?」

人物:
元・ヴァレンシア人命軍暗殺部隊「赫毒」の一員。
違法改造機人種の一体であるサーベラスを利用して幾度無くレジスタンスらを苦しめたが、ラファエラに返り討ちに遭いそれ以来彼女だけを付け狙い「殺し愛」をしていく内に殺すのが勿体無くなった。それから謀叛を計画していたヤトノの暗殺命令を下されていたが彼に経緯を暴露し、共犯者となった経緯を持つ。亡国した後は転々として『猟犬』に身を置き、エクトと付き合っていた期間もあったがアッサリ振り、そのままヤトノ宅に厄介となる。
楽観的で性に関して解放的で男女関係なくセクハラする癖がある。無邪気な一面を見せるが、短気な一面もあり一度キレると徹底的に痛めつけないと気が済まない性格。出動班の中では潜伏等の特殊任務も行えるが、非人道的行為に及ぶことに躊躇が無い。
普段は待機室で喫煙しており、整備班の若い子達を子分の様に扱いライター及び灰皿要員として活用している。ホムンクルスの事を「自分が可愛いと思ってるナヨナヨ餓鬼」と思っており非常に仲が悪い。反面カガチと仲良しで、また道具の様に扱っていたサーベラスの事も今は仲良し。
ラファエラとは過去の経緯をキッカケに惹かれ合い、付き合う関係となっている。一応タチ。

モチーフ:カムペー
+ 使用武装
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‣「アビス・ウィンクトゥーラ(通称オロチ)」
自律型戦闘用AI「デュナミス」の一体で、黒い大蛇の姿をしている。
普段は支部の中で子供達と遊ぶか木に巻きつくかをしているが、任務時には戦闘支援や内部武装を使役者に提供しシールド展開など頼りになる存在となる。
蛇腹剣と短銃、グレネードランチャーが搭載されており、タロスが愛用する武器を主に常備させている。
+ 身体総合分析
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【物理強度】高度
【機動力】卓越
【生理的耐性】標準
【戦術判断】低度
【マナトニクス適性】擬術適性高度
既往歴:右眼球欠損、重度アニムス刻印症(外傷関係は省略)
どの様な経緯か不明であるが、恐らく彼女は一般市民であったがトルテンタンツで「被験者」として拉致され兵士として造られたのではないかと思われる。
恋人・身内にさえも自らの半生を語る事は無いが、大戦後は「繋がり」に執着を見せる傾向がある。
エクトからの情報も全く役に立たず、ヤトノ氏からは「過去の話など今更どうでもいいだろう」の一言のみだ。
因みにホムンクルスは「死にぞこないが」と呟いた。その後彼女と大喧嘩している。

アニムス刻印症とは、ヒューマー及びデミスが自らの許容を越える高度な擬術を使用若しくは秘術、咒術を使用する事で皮膚に刺青状の刻印が刻み込まれる疾患。
彼女は背・腰部一面と両腕部に刻印が見られる。どの様にして刻印が重度に達したかは決して彼女は明かす事は無い。
もし、彼女がアニムスを使用したならばどの様な症状が起きるかは分からない。最悪、身体に障害が残る程の支障を来す可能性もある。

コメント:弟君と違って美容に気を遣ってる事もあって健康状態は非常に良好、刻印症もタトゥーのみで影響は無さそうだ。だからこそアニムスは厳禁で。---Dr.ラクタム


サーベラス
性別:男
年齢:(手術当時)30代後半
身長:193㎝
好きなもの:本、クラシック、優しいもの全て
嫌いなもの:騒音
種族:違法ヴィクサー
出身:機装都市ヴァレンシア極秘研究施設
所属:特装三課-出動班Ⅱ班
グリア・カペル:首輪型
咢:アムニス・ケーラ
一人称:私
二人称:貴方

「ええ、私も不思議に思います。処分されると思いきや職員として雇うとは。」
「管理官殿、咢の許可を・・・おっと失敬、もう既に起動しました。」

人物:
[トルテンタンツ]が秘密裏に研究し開発を行った、現在駆逐対象として挙げられている「違法ヴィクサー」の一人。元々は警備関係の仕事をしていた一般市民だったが、内戦勃発時に致命傷を負い、そのまま被検体として活用された。手術前の記憶は無く、ヴィクサーとなった後は暗殺部隊の手駒としてレジスタンスと幾度無く対立した。しかし深刻な暴走状態が災いし、所属していた部隊の殆どを惨殺。研究施設も破壊し事の発端となったDr.フタバも殺害した。その後、兵器として使われていた当時の記憶も失い本当に従うがままに離反軍を駆逐していった。
口調は紳士的だが戦闘や破壊行為を非常に好み、一度タガが外れると複数人での制止が必要となる。気に入らない相手を煽る癖があり、わざと衝突したがる説がある。
大戦後、幾度無くヘカトン・ギュゲースと死闘を繰り広げ相打ちとなった事で大破し、保護観察という形でヤトノが管理する事となった。
記憶には無いが自らを知っているタロスと組んで行動しており、スムーズに連携を取れる事からコンビとしては相性が良い。
イサネとは非常に仲が良く、彼女に心を開いているが彼女の父親を殺害した事を本人は知らない。ヤトノは手術を受ける前の彼の事を知っているらしい。
元々は亜種でカニス・ウルクズという種族だった。その為、名残として狂犬に近しい戦闘スタイルを好む。

モチーフ:ケルベロス
+ 使用武装
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‣「アムニス・ケーラ」
獰猛な獣を模したかのような外骨格装衣。武器を使わぬ戦闘スタイルで強化された身体能力を駆使して敵を引き裂く。
彼自身の遺伝子を取り込み自律増殖させた細胞群と干渉器を組み合わせた代物で、使用者の情動に比例して性能が飛躍する。
‣「クロトリカブト」
穿刺式特殊覚醒剤の一つ。日常的な精神的安定を施す為に使用しているが、過剰投与すると感覚鈍麻・攻撃性の上昇などを期待できる。しかし衝動性の増幅・自傷行為等に及ぶ危険性が高い為、基本的に過剰投与は厳禁。暴走時は敵味方の判別が出来ない事、違法ヴィクサーである事から状況に寄っては破壊措置を実施しなければならない。症状安定後、重度の不安感・焦燥感に苛まれる。
‣「オルクス・モデルヌス」
倭国の刀剣を模した機械仕掛けの大型武装。
蒸気機関を利用し機械類をも両断する事が出来る。マナ消費が激しい為、火力装填には時間が掛かるという欠点がある。
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【物理強度】堅牢
【機動力】高度
【生理的耐性】強靭
【戦術判断】皆無
【機体受容度】良好
【マナトニクス適性】リアクター制御下にて良好
【外部機体受容度】良好
【ヴィクサー度】79.5%
【採用義体】P:B-Dogs[Cerberus]
既往歴:重度アニムス精神汚染症、マナトニクス促進剤依存症、解離性同一性障害
大戦の後は管理局によって拘束され無力化処置を受けるも施設外逃亡を行い、終了処置の必要性まで案じられた事がある。
サーベラスを特装三課へ雇用する事を提案したのはヤトノだった。何故彼がその様な案を出したのかは不明だ。
優秀な戦力とて、運用するには多大なリスクを背負う事になる。それを理解した上で彼はヘリック管理官に頭を下げた。
サーベラスという人物は命令には忠実に従う。しかし予定外の事態になると、自らの本能に従って行動する事がある。
彼は数少ない「秘術を扱えるヴィクサー」だ。マナ・ヴィクサー開発の過程で被験者となった彼もアニムスを扱う事は可能だが、心身ともに限界が生じている。
感情を抑えきれぬ事もあり、徹底的な殲滅を好む。彼を活用していたタロスは「昔は薬でどうにかされてたけど、今はもう駄目だからね~」と語っている。

コメント:コイツの制御機構はもうボロボロだ。本人のメンタル次第となりゃあ、私の管轄外さ。---Dr.ナキ

ヘカトン・ギュゲース
性別:男
年齢:約7年
身長:180㎝程
好きなもの:いさねお嬢
嫌いなもの:サーベラス
種族:スクリトゥム
出身:機装都市ヴァレンシア極秘研究施設
所属:特装三課-出動班Ⅲ班

「大草原不可避だわ、何で俺がこんな陰キャとと組まなきゃなんねーの?ポテチを箸で食うタイプ無理ンゴ。」
「家族を繋ぐ糸を守る事が、俺が造られた理由だった。もう二度と切らせるつもりはねぇ。」

人物:
Dr.フタバが開発した「百手機人神(キビトカミ)」の存在する3体の内の唯一失敗作。通常のスクリトゥムと違い、特殊ナノマシン技術によって自らの装甲を形成する事が可能。元々は愛娘であるイサネを護衛する為に造られた遺産だが、他二体は兵器転用され当時AIデータしか無かった彼のみ取り残された。廃墟となった研究施設内部に存在する瓦礫を素材とし、自らの義体を製造し各地を放浪していた。特装三課の任務中、サーベラスと街一帯を巻き込んだ死闘を繰り広げた事を切っ掛けに保護、監視を経由し三課へ就任された。
一昔流行となったネット用語を駆使して喋り尽くし、自由奔放な振舞いをする。
外見は長身な美青年を模しているがネットで参考にしたらしい。
自ら公言する事は無いがイサネを護衛する事を使命と考えており、サーベラスに対し殺意的感情を持ち合わせている。

モチーフ:ヘカトンケイル
+ 使用武装
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‣「プルート・アルブス」
サーベラスの機械刀剣の対となる武器。軽量化が施されている。
こちらも蒸気機関により殺傷力を高めるが、コスト面を考慮しマナ消費は抑えられている為オルクス程の威力は発揮されない。
‣「ドウセツ」
Dr.フタバが所持していたとされる咒刀。護身用として彼が持ち合わせていたものを、放浪時代より愛用していた。
多くの奇獣の血を吸っている為、以前よりも殺傷力は高まっている。
‣「偽装神機」
神機群雄を模した外骨格装甲形成システム。
自らの判断で様々な形の機械に変形する事が可能だが限度があり、外骨格形成であれば30分程度で武装形成であれば半永久的に維持する事が出来る。
性能としては平凡レベルでギュゲースの技量に伴い上下される。
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【物理強度】強靭
【機動力】高度
【生理的耐性】強靭
【戦術判断】普通
【ナノマシン制御】良好
【マナトニクス適性】規格外
【機体名】百手機人神:Ⅲ-Gyges
Dr.フタバがこの機体を生み出したのは、元々彼が研究していた「神機群雄の増員」を目標にしていたからだ。
神機群雄はアポストルス襲撃を防いだ英雄達であり、今や減少傾向の金羊志士の面々を指す。
金羊志士の様に英雄級が増員されれば、この星の抑止力を確立させる事に成功する。そう強く確信を持っていた。
しかし、彼の死によってその可能性は葬られてしまった。
データのみ残された彼には特異的な能力があった。それはマナのみならず物質を同化させ、自らに吸収させる事が出来る事だ。
この力を最大限に発揮すれば、古来の英雄に近しい戦力を見せる事が可能となる。
敵に渡れば脅威となる能力であるが、運命は人類に味方した。


シルリア・リードック
性別:男
年齢:29
身長:176㎝
好きなもの:子供全般、飲み会
嫌いなもの:子供に向けられる理不尽、悪意
種族:パンテラ・デミス
出身:マディス連邦オッソリナ州
所属:特装三課-出動班Ⅲ班
グリア・カペル:背骨型
咢:艸楽闘士

「この命、お嬢の為ならば犠牲に・・・ってのはお嬢嫌がるんだよな。俺は生き抜いてやるぜ。」
「俺様だって嫌だよ!こんなポテチを直接口に入れ込んで食うタイプとコンビとかクッソ無理。」

人物:
元チンピラで銃器と機械剣の二種類のみで戦う兵士スタイルを貫く小心者。
裏社会を牛耳る組織にいたが、陰湿な手段に及ぶ手口に嫌気が刺し、上司に逆らった事でリンチされた挙句ゴミ捨て場に投げ捨てられる不遇な過去を持つ。その際にイサネに見つけられ、介抱された恩を返すべく三課に志願した。威勢は人一倍に良いが、いざ戦闘となると逃げ腰になる事が多く良く仲間に助けを乞う事が多い。
度重なる鍛錬のお陰か一般兵士レベルには戦えるらしい。ギュゲースとは犬猿の仲だが非常に息が合ってる。

モチーフ:アムールヒョウ
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‣「艸楽闘士」
サガラトウシと読む。倭ノ國で伝承される戦闘民族「サガラ」の英雄の特徴を意識されている。
倭人文化を取り込んだ洒落た配色に鬼を連想させる造形をしている。
神機群雄の製造図を参考に造られた浪漫追求型咢。両腕部に擬術干渉器が搭載されており、攻撃の際には爆撃系アニムスを使用する。
グリア・カペルの性能補助が為されており、肉体強化の維持の安定化を施している。
‣「ワイルドドック-Mk2」
短銃が連結された機械仕掛けの長剣。二本の剣を組み込まれており、分解し双剣として活用出来る。
蒸気機関を利用している為、切れ味は期待できるが威力発揮の場面は限られている。
+ 身体総合分析
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【物理強度】標準
【機動力】標準
【生理的耐性】標準
【戦術判断】標準
【外部機体受容度】良好
【マナトニクス適性】擬術適性有り
既往歴:無し(外傷関係は省略)
  • 公安四課所属、戦術教官アセナより指導記録
戦術能力は平均的で兵士としては充分な数値である。しかし、荒くれ者揃いの特装三課で並んでいくのは今後苦労していくだろう。
彼がこの部署に所属した経緯は存じてはいるが、義理人情でやっていくには難しいご時世だ。言動や行動には些か問題はあるが、信念は決して揺るぎない部分がある。
彼は決して無茶な戦い方はしない事は唯一のメリットだ。自らの犠牲を顧みない者から戦場で散っていく、危機回避能力は凄まじく高いのだ。
しかし、かよわい存在が絡んだ案件となると、彼は感情的になる事が多い。これは性格によるものである事から、矯正する必要は無いと思われる。
イサネに命を救われた一件が由来しているだろうか?あの双子の事となれば、突っ走る傾向がある。
場合によっては、双子が絡む案件には干渉させるのは宜しくないと思われる。


マリィー・ジョネル
性別:女
年齢:27
身長:168㎝
好きなもの:部屋の片隅
嫌いなもの:パリピ
種族:ウルペス・ウルグス
出身:旧ミランダ首都
所属:特装三課-出動班Ⅳ班
グリア・カペル:腕輪型

「何故エレウ上官は私を特装課に置いて行ったんでしょう・・・?ここの人達は個性が強すぎ・・・。」
「私、基本的にスポッター無しで単独行動がメインです・・・。慣れてない人とコンビとか精神的に無理。」

人物:
アポストルス細胞を取り込まれた罹患者「レガトゥス」によって壊滅した首都の生き残り。幼少期、廃墟を転々としていた所をレジスタンス団体「マディス」に拾われ、少年兵「有人」として育成される。エレウの指導により「クリムゾンアイ」の異名を持つ程のスナイパーとして活躍し、大戦時は大いに活躍した。本来であれば特査三課に配属される予定だったが、エレウの指示により特装三課に所属する事となった。「人見知りの改善」を名目に仲間以外の交流を余儀なくされた。
スナイパーライフルとサンガナイフを駆使して戦い、相棒であるヒナギクのサポート役を徹底する。組織内では自己主張が殆ど無く、淡々と仕事をこなすが不利的状況となるとレジスタンス時の経験を活かし、危機的状況を回避する。極度の人見知りは勿論、自虐的発言が多くネガティブな性格をしている。最近は子供組と目を合わせて話す事が出来た。口元に大きな傷痕があり、普段からマスク等で隠している。

モチーフ:アカギツネ
+ 使用武装
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‣「上位者穿チ」
ナキが大戦時に開発したマリィー専用「対上位奇獣狙撃銃」であり、例え強度アニムスで装甲強化された兵士だろうと頭部を吹き飛ばす死神。
元々は離反軍の扱う改造上位奇獣を討伐する為に開発され、改良を重ねどの局面でも活用出来る様軽量化も為された万能型。
擬術干渉器が搭載されており、撃鉄を起こした際にアニムス強化を帯びた銃弾が発射される仕組みであるが詳細部分は他組織運用を恐れブラックボックスとなっている。
‣「イーラ」
山岳民族「サンガ」の伝統ある万能ナイフ。その殆どは戦闘用に使われている。
エレウから譲り受けたナイフであり、己の感情を表出できない彼女は相棒に「怒り」を代弁して貰う想いからイーラと名付けた。
‣「イカロス」
オロチと同様にデュナミスの一体。逆関節型の二脚戦車であり、搭乗して目的地への迅速な移動を可能とする。
光学迷彩を搭載しており、搭乗者も迷彩布を被れば視認される事無く任務を遂行できる。
他チームを支援する為、多数の銃器を収納する事が可能で自らも状況判断の上銃器使用が可能。
最初期に開発された第一世代デュナミスであり、既に放棄され倉庫に眠っていたのをシルファが作業用ロボット代わりに活用していた。
「大戦」後、特装三課の戦力向上を促す事を目的に整備班の全力を持って魔改造を受けた。
旧式の為、対話は不可能だがオロチ同様にある程度の意思疎通が可能でジェスチャーを三本指の腕部で一生懸命行う様子がある。
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【物理強度】標準
【機動力】卓越
【生理的耐性】高度
【戦術判断】高度
【マナトニクス適性】秘術適性皆無
【神格影響度】身体的影響は無し
既往歴:左目欠損
  • 特査三課エレウ・ローザントよりコメント
スナイパーとしては充分に育て上げた。どの様に扱うかは、ヘリックよ・・・お前の器量次第だ。
幾多もお前達の危機を救った筈だ、性格に問題はあるがまともに人と話すくらいまでには矯正する様に。


剱 雛菊(ツルギ ヒナギク
性別:女性
年齢:19歳
好きなもの:外来文化、相棒
嫌いなもの:無神経なからかい
種族:???
身長:152cm
体重:???
出身:???(ヤソノカミノ大陸)
所属:特装三課-出動班Ⅳ班
グリア:カペル:首輪型
咢:真紅ノ万華鏡

「拙者こそカレイドスコープその人!白兵戦ならばお任せあれ!」
「マリィーちゃんは人見知りにしては極端でござるよ・・・この前抱き着いたら四の字固め受けたでござる。」

人物:
漆黒のフードに身をくるめ、白い陶面で顔を隠した人物。
その仮面の下には100の魂が宿っており、世の平穏を乱す者共に鉄槌を下す影の英雄。
巷で都市伝説として騒がれる"カレイドスコープ"その人。 ……と言うのが巷にはびこる幼稚なフォークロアである。
デイジー"カレイドスコープ"レザーエッジと名乗り、事あるごとに騒動を起こす問題児。
大陸に伝わる影の一族「シノビ」であり、更には掟に背いて一族から逃げ出した「抜け忍」である。
とは言え本人は掟を破った意識などほぼ皆無であり、門限を過ぎて家へ帰る程度の気まずさしか持ち合わせていない。
かつての大戦で頑として表舞台に上がらなかった一族と、その力のあり方に疑問を持ち、里を飛び出した現在は正義の使者として活動している。
ただただ自身の培った技術が闇に失せるのを惜しみ、人の為に役立てようと思ったのが発端である。
荒廃した世界において類稀な開拓精神を持つが、ヌーフで暮らす様になってからは所謂「厨二病」をこじらせており、恰好を付けた台詞を述べてはバディを組んでいるマリィーに嬉々として感想を求める事もしばしば。
特装三課に所属する他の面々においても同じ様に珍妙な台詞で会話を試みるが、あまり奮わないしすぐボロが出る。「またやってる」程度の印象である。
一見してちぐはぐだがマリィーの狙撃の腕に絶対の信頼を置いており、スキンシップも厚い。
何より彼女が得意とするのは己の拳を使った一子相伝の古流武術であり、近接戦闘において非凡な才能を見せる。
勿論、赤々と目立つ剣を持っているのは「恰好良いから」であり、剣術の心得はまるで無い。
加えて忍術の才は殆ど無かったらしく、気配を少し殺す程度の術しか使えない。
だが特装三課に所属した経緯としては、組織のうち実働部隊としての傾向が強かったため。
またそのものマリィーの狙撃の腕と、その異名に惚れ込んでバディを申し出たからである。
箱街に質素な家を持つが、待機中に素顔でふらついていようとあまりに馴染むため、誰も彼女の正体には気付かない。
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‣「真紅ノ万華鏡」
倭国開発機関ヤソノで特装三課の咢開発に協力している代表者「リュージ・クロツチ」が「シノビ」を独自に研究し、現地情報取集を命がけで行った末に開発したヒナギク専用咢。紅く軽装仕様を可能な限り施した装甲で、両上下肢部には打撃補助パーツが装着されている。
彼女が唯一扱える忍術である気配遮断術を最大限に活かし光学迷彩、環境同一化を助長させる為の縮地安定化機能を搭載したが前代未聞の機能でありながら「シノビ」出身者でなければ機能は上手く反映されないというニッチな性能である。
潜入目的を含めた咢であるが、本人希望の配色でありリュージ氏と何回か揉めて最終的に折れて貰ったらしい。
忍術などの機能も検討されたが、気配遮断機能を搭載した時点でキャパオーバー寸前だったらしい。
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【物理強度】強靭
【機動力】卓越
【生理的耐性】標準
【戦術判断】低度
【マナトニクス適性】擬術適性程度
既往歴:外傷関連以外無し
「シノビ」とは倭ノ國で存在する戦闘民族であり、神格獣の崇拝が始まった古来から国々の戦力として従事しているらしい。
大陸に存在していた暗殺部隊や殺し屋等とは全く違い、それらを「秩序安定の担い手」という立場から身を捧げている。
倭ノ國という領地は不可解な面が多く存在する。神格獣と人類との関係は些か我々との距離感とは違うらしく、信仰内容も合致しない部分もある。
それらを解き明かす事で、倭ノ皇帝が50代まで存続されている理由も分かるかもしれない。
彼女は倭ノ國に関しては疎い部分もあり、寧ろ大戦の部隊となった大陸や海上都市に関心が強い様子だ。
残念なことに、忍術の才は無かったが近接戦闘術に関しては各兵士に教授して頂けるだろう。

  • ラファエラ・ハーマンより特装三課へ
あいつ、8つも下の子とコンビを組んだと聞いてビックリしたし部隊の皆ずっとその話題ばかりしてたよ。
様子を見たけどあの頃よりは良い顔してんじゃないのか?多分、ニンジャガールのお陰だろうさ。

  • バルバロゥ・ヴァーデンより特装三課へ
ねぇ火遁の術教えて。

  • ヘリック・フェルトよりバルバロゥ氏へ
バル君さ、相変わらず文章読まないよな。


+ 特装三課:特務班
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ヤトノ・ニグラス
性別:男性
年齢:39
身長:178㎝
好きなの:家族、贔屓しているカフェ
嫌いなの:クズ
種族:ヒューマー
出身:機装都市ヴァレンシア
所属:特装三課-総務班
グリア:カペル:背骨型
咢:ベリファルコ、エヴォル
一人称:私
二人称:お前、君、貴様

「全く、クズの処理方法も忘れたのか?」
「ヘリックさん何度言ったら分かりますか?貴方にタメ口を使う理由がありません。」

人物:
元・機装都市ヴァレンシア人命軍所属諜報機関[トルテンタンツ]の一員。
大戦時に謀叛を起こし、レジスタンスと共同前線を張った経緯からヘリックの紹介で特装三課へと赴任した。
第一印象は冷静沈着、悪く言えば冷徹の様に思われるが、常に状況整理を怠らず最悪な場面を想定して動く事を心掛けている。
[トルテンタンツ]の残党に恨まれている説があり、彼を着け狙う者は少なくない。家族ごと支部に居住しており、妻・実娘・養子二人の5人家族である。養子二人は特装三課に所属しており、時折戦闘訓練の指導を行っている。龍三郎とは旧知の仲で、彼が謀叛を起こすキッカケを作ったらしい。
総務班への極秘任務を提示し、特殊犯罪に対応している。
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‣咒剣ヒュドリ
亜種、機人、奇獣相手に対応する事が出来る高出力マナを帯びた万能機構剣。自己修復システムが確立しており、大破されない限りは強度を維持したまま活用する事が出来る。干渉器としての機能を採用する事で、擬術を転用し破壊力を増した一撃を放つ。アニムスを衝撃波の様に放ち、中距離の対象をも両断する。
‣「ベリファルコ改」
外部マナ自動吸収変換機構を搭載させた、戦闘特化外骨格装衣。大戦時に戦死した機人種の旧友を素材として作成された外部装着型人工脊髄機を使用し、飛躍的な身体能力を得る事が可能。
マナリアクターを搭載しており擬術を即座に発動する事が可能で、近距離・中距離戦に対応する事が出来る。
‣「エヴォル【愚劣】」
神格獣による呪怨が込められた強力な外骨格装衣。紅き隼の最終段階であるが、これを使用すると自らが「神格者」の一部になると云われており、これを開発した者は大戦時に討伐されたコラプサーその人である。
構造自体が不安定かつブラックボックスの様な代物で、全貌は明かされていない。
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【物理強度】高度
【機動力】高度
【生理的耐性】高度
【戦術判断】卓越
【外部機体受容度】良好
【マナトニクス適性】擬術適性有り
既往歴:神格病(神格獣由来のマナに過干渉すると、人格汚染が生じる疾患。認知療法にて対策は可能。)
元トルテンタンツの幹部クラスの人物である為か、戦闘能力は極めて高く40手前で尚最前線に立っても問題ない身体能力です。
しかし、神格病による人格汚染は微量であっても油断は禁物です。定期的なメンテナンスを推奨します。
健康問題も今後何かしら起こり得る年齢ですので、特務班の司令塔と言えど睡眠は必ず確保して下さいね。絶対です。

コメント:ヤトノさんアンタまたですか!?娘さんとデート楽しそうでしたけど2徹したまんまで家族サービスはきついでしょッ!---Dr.ラクタム

【管理官よりコメント】
元は敵対していた組織にいたって事で彼を警戒する者は少なくは無かったけど俺が信用した一番の理由は、家族ごと本部施設に住ませてるし・・・まぁ安全なんだろうけど。
あと犯罪者に容赦が一切無い。「捕獲の出動班」に対して「狩猟の特務班」って言われてるんだぜ?無慈悲な逮捕ばっかするから変な評判ばっかだよ。
この人自身が戦う機会は少ないけど、どの様な状況であれ「エヴォル」は使わせるんじゃねえぞ。


M168:イロハ
性別:女性
年齢:20
身長:180㎝
好きなの:妹分、肉
嫌いなの:うるさいやつ
種族:スクリトゥム
出身:旧エルジナ共和国
所属:特装三課-整備、特務班(臨時出動班)
一人称:私
二人称:お前、アンタ

「あーもう面倒臭ぇ!過去に縛られてジメジメしてんじゃねえ!」
「仕方ない、特務班らしく働きますか。」

人物: ※主人公ポジ
不慮の事故で亡くなった幼児の遺伝子を元に、人工的に誕生させた個体。
普段は整備班として出動班を支えているが、時折自ら出動班として任務に赴く事がある。スクリトゥム独自の戦い方を好み、体内装備のコンパクト兵器を最大限に活用する。
生粋の義体だが本人の希望で年齢に伴って外見を少しずつ変えており、今の外見から今後変えるつもりは無いという。両親は行方不明らしい。
大戦時、離反軍の襲撃から民間人と共に街の防衛線を張り、レジスタンスが救援に来るまで侵入を防いだ戦績がある。これを切っ掛けにヘリックと知り合い、彼からの誘いで特装三課へ赴任する。赴任するまで孤児院の職員をしていた。
過去に903連合に短期赴任しており、ヌーフ内部崩壊計画を阻止する為に謀叛を起こし都市を救った事がある。
彼女を支持し、同じく表面上特務班に在籍する者が存在する。
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‣「エレクトロ・スカルペル」
両腕部に装着された外骨格機甲ナックル。
戦闘時の出力負担や外気マナの吸収変換に伴う発生エネルギーを内部機構へ供給。これを納刀している機械ブレードに出力転換し高出力斬撃武器として炸裂させる事が可能。
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【物理強度】強靭
【機動力】高度
【生理的耐性】強靭
【戦術判断】普通
【機体受容度】良好
【マナトニクス適性】皆無
【採用義体】S-168式[ヒキュウ4号]
既往歴:後天性機人化適性症(人の遺伝子を元に誕生させられた機人種に確認される必然疾患。一般的な機人種と比べ生理的違和感を永続的に感じ続ける事を指す。個人差はあるが克服している者も少なくはない。)
当時、奇獣による襲撃にて亡くなる寸前の両親より強い希望から実施された、前代未聞の「遺伝子情報を組み込まれた新世代機人種」として話題にもなった人物です。
他機人種は自らが希望する外見を維持したまま生活していますが、彼女は珍しい事に年齢に合わせて義体を一新させる傾向があります。
遺伝子単位で「成長」というシステムを体感させたいのでは、と推測されていましたが彼女にあっさり否定されてしまいました。
多重情報処理脳「スピリット」を採用しており、同時に機械脳のテストサーバーとしても協力頂いております。

コメント①:他の機人種とは違い、ヒューマーらしさを一切捨てないという奇怪な娘だよ。私の実験に付き合ってくれないのが残念だけど。---ナキ
コメント②:義体の違法改造は機人保護法の元、断固として禁止されていますので留意して下さい。------ストレプス


ヴァニタス
性別:男
年齢:不詳
身長:195㎝
好きなもの:特に無い
嫌いなもの:オリジナル
種族:スクリトゥム
出身:機装都市ヴァレンシア
所属:特装三課-特務班
一人称:私
二人称:貴方

「私と同じ姿をした者はまだ何体か存在します。何処にいるかは存じません、それぞれが違う事を考えていますから。」
「他人事の様に聞こえるかと思われます、そう思われても仕方ありません。それが本心なのか、私も解らなくなることがあります。」

人物:
コラプサーの複数人格体の一部で大戦後、903連合の戦闘兵器として活用されたがイロハの謀叛を機に共謀し903連合を殲滅した人物。
基本的に敬語を使用し、デスクワークをメインに黙々とこなす物静かで温厚な人物。
総隊長ヘリックの広範囲な管轄をカバーすべく、ヤトノやイロハと共に国交問題の危険に及ぶ案件処理を担っている。
ヘリックやザッカードと同系統の義体を採用しており、基礎身体能力はとても高く銃火器や対兵器武器の扱いに長ける。
自らのオリジナルが招いた災厄を理解しており、自らの自我同一性に葛藤している。
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‣「多目的用戦盾:ゴリアテ」
タカアマラ工業が開発した、汎用性に特化されたライオットシールド。
ヴァニタスの身の丈に合わせる為、軽量でありながら面積の広いオーダーメイド仕様となり彼の希望にて拳銃、高電圧警棒を装着させている。
機動面の配慮として折り畳み式であり、普段は背中に装着させている。銃弾や斬撃であれば容易に防ぐ事は可能だが、アニムスや巨大榴弾などの破壊力の高い攻撃をまともに受けると大破してしまう。その為、あくまで銃撃戦・白兵戦時の保険として使われる。
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【物理強度】高度
【機動力】高度
【生理的耐性】高度
【戦術判断】卓越
【機体受容度】良好
【マナトニクス適性】リアクター制御下にて良好
【採用義体】S-38式V16
既往歴:人格汚染症候群(複製生誕者に生じる疾患で、オリジナルとは掛け離れた性格・思考・精神など様々な要因がギャップとなり、アイデンティティ喪失の危機を無意識に汲み取ってしまう。これが増悪すると精神症状が増悪する事がある。)
ヴァニタスという名称は彼が呼称されていた当時、オリジナルに名付けられたと語っている。「虚無」という意味を持つヴァニタスは、蔑みなのか可能性を込めたのか・・・当の本人でさえ理解できていない。ヴァニタスが語る言葉は他人事の様に感じる。自らの意思を持たぬ様に、機械的になろうと振舞う。
しかし、それでも彼の「善性」がそれを許さないのだ。

コメント:Dr.コラプサーがストックとして製造された複製体です。今ではメジャーとなった機体を纏っていますが、内部構造は帝都ヴァレンシアが誇る先進的技術が搭載されています。しかし、どちらかというとテレジアさんと同系統である「マキナシリーズ」と類似部分が見受けられます。あの科学者、もしかしたら・・・いえまさか。---ストレプス


タギ
性別:男
年齢:31
身長:181㎝
好きなもの:任務に見合った報酬、希少価値の高い酒
嫌いなもの:過去を詮索される事
種族:ヴィクサー
出身:貧民街モルグ
所属:特装三課-特務班
グリア・カペル:腕輪型
咢:玄槌

「お偉いさん方の尻拭いをするより、ハタチの隊長にコキ使われながら正義の味方してた方が有意義ってモンさ。」
「昔、どっかで見た事があるって?んじゃあキミはヤトノさんの過去を知っているのかい?怖くて知れないだろ?じゃあ、俺にも聞かない様にね。」

人物:
個性的な三課の中では珍しく、比較的平凡で組織の仲裁役を担う小奇麗な中年。
元・組織対策課の潜入調査員として在籍し、ヤトノの依頼により903連合の調査を担っていた事を切っ掛けにイロハと共謀した経緯を持つ。
内偵調査の経験から人を欺く能力に長けており、相当な切れ者であった事から上司から煙たがれ左遷に近い扱いを受けていた。自らの能力を活かしきれない状況に憂いを示していたが903連合崩壊と特装三課の部隊再編成を切っ掛けに、自ら転属を志願した。穏やかな性格だが、任務時にはどの様な状況でも冷静さを欠かさない。妻子がいるが辺境に住んでおり、自らは敢えて治安部隊に在籍している事で話を通している。
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‣「玄槌」
クロヅチと読む。神機群雄の一人「クロヅチ」の遺されたパーツを秘密裏に活用された経緯を持つ。
元々は903連合が管理局襲撃時の兵器手段の一つだったが、謀叛時に自らの身体情報を刷り込み調整した事でタギ専用外骨格装衣となった。
格闘戦術に特化した性能であり、密閉空間や瓦礫の多い場所など条件の悪い戦闘場を想定した設計となっている。
右腕部に搭載された「スピア・ガントレット」は、内部擬術発生装置(アムニストリガー)を稼働させる事で装甲だろうと貫く事が可能。
元々マナ適性が低く、ヴィクサーであるタギが使用する事から、スピア・ガントレット以外の擬術は使用不可である。
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【物理強度】高度
【機動力】標準
【生理的耐性】高度
【戦術判断】標準
【機体受容度】良好
【外部機体受容度】良好
【マナトニクス適性】リアクター制御下にて必要最低限水準確認
【ヴィクサー度】46.3%
【採用義体】L-MT3
既往歴:大戦時身体損傷に伴うヴィクサー化
元・組織対策課のエリートだった事もあり、方針を探りながら奔走する特装三課ではすぐに順応し片腕という立ち位置でありながら出動班のバックアップを取る役割も担っている。
未然に事件を防ぎ、犠牲を最小限にするという役割に彼は誇りを持って従事している。そんな事をロビーで語っているのを聞いた事がある。
頻回に衝突するイロハとヴトの仲裁役も兼ね、ヤトノ氏とは旧知の間柄である事から信頼対象としては申し分ない。
組織対策課で何故、彼が煙たがれていたか?それはヘリック氏とヤトノ氏が上層部に睨まれている理由とほぼ同じである。
切れ者が組織内に居る事で、次第にそれが爆弾へと変わっていく。そして自ら起爆し出す事もある。それを恐れている者も少なくはない。
能力が高すぎる者は、時として脅威となる。そんな厄介者が向こうへと集まっていく。
いずれ脅威となり兼ねるが、ひとまずは被害被る事を回避できるのだ。

コメント:命知らずな方々の中、ここまで検査結果の良い人いないよ本当。マジで大事にして。---Dr.ラクタム


ヴト
性別:女
年齢:22
身長:169㎝
好きなもの:トレーニング、喧嘩、肉
嫌いなもの:制限、規約、卑怯者
種族:ルプス・ウルグス
出身:来訪区
所属:特装三課-特務班
グリア・カペル:首輪型
一人称:アタシ
二人称:テメェ、オマエ

「まーた潜入かヤトノさんよぉ。今度こそ殺しが出来んだろうな?」
「アタシは種族の誇りなんて知らないよ、こんな生き方が性に合ってんだ。」

人物:
過去に903連合の戦闘部隊に在籍していた亜種の女性。
来訪区で狩猟を主に行う集落に住んでいたが純粋な「喧嘩」を好む彼女は異端児扱いされ狩猟生活も反りが合わず、大戦後の大陸渡りを果たした。
亜種の偏見意識を感じつつも、実力のみが求められる傭兵業で組織・奇獣関係なく戦いに明け暮れ、所属組織を転々としている。
報復を受けるも全て返り討ちに遭わせ、善悪問わない振る舞いに「狩猟者」と呼ばれていた。
銀髪白肌に強靭な身体能力で、圧倒される外見をしているが性格も外見通りの印象を持たせる。
支部に居る時は大体トレーニングか深酒をしているかで基本的に自由奔放な生活をして特務班を困らせている。
903連合時代、謀叛したイロハに半殺しされた事で彼女に惚れ込み、着いて行く形で特務班に志願した。
一時期「猟犬」に在籍していた時期があり、エクトとは旧知の仲だが相性は悪い。

モチーフ:エチオピアオオカミ
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‣奇獣砕き
倭国開発機関ヤソノが開発した蒸気炉付きの戦槌。
撃鉄を起こす事で内燃機関を限界まで作動し、戦槌に火炎を纏わせ着弾時に壮絶な爆発力を見せる。
トリガー装填が必要であり、施設・兵器破壊や奇獣討伐時に活用される以外は普通の戦槌として使われる。
‣ヴィトニル
亡き祖父が家宝として重宝していた曲剣。故郷を出る際に父親より譲り受け、幾多の戦場を共に駆け巡った相棒である。
先祖共通の一族である「フェン族」の忘れ形見らしく、彼女が扱うまで飾り剣同様の扱いだったらしい。
マナ濃度が凄まじく高く、秘術の干渉器としても活用できるが当の持ち主は近接戦にしか扱わない。
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【物理強度】高度
【機動力】俊敏
【生理的耐性】強靭
【戦術判断】欠落
【マナトニクス適性】秘術適性有り(秘術不使用)
【神格影響度】身体的影響は皆無と断定
既往歴:外傷多岐に渡る為省略
「黄泉還り」を受けていない亜種であるが戦闘能力は恐ろしく高く、ヌーフ占領を企てていた元903連合所属者であった為に、管理局職員は彼女に対し恐怖心に近い感情を持ち合わせている。彼女が純粋な喧嘩好きである事を理解して行けば、次第に誤解は解けていくだろう。
ルプス族は現在少数しか存命しない種族で、一番の特徴としては「プライドが高かった」種族らしい。戦い方、派手さ、振る舞い等は豪快で他種族からは戦闘民族とも認識されており、それも過去の話となってしまった。
現状ではごく少数の種族が各集落にて主に狩猟を生業としており、彼女はそれを非常に毛嫌いしていた。
レオ族にも並ぶ強靭なルプス族が嘗ての栄光を失い、細々と暮らしている光景に嫌気が刺したと腹を立てて語っていた姿はとても印象的だった。
当時の気高い種族を取り戻したいという願望は無いが、自らが当時のルプス族になり得たいという行動原理が働いていると思われる。
マーナガルムの問題に干渉しようとはしないのはルプス族共通の暗黙の了解であり、彼女も発端を招いたレプス族を非常に忌み嫌っている。
今後、種族存亡に及ぶ問題に自らが直面するとなれば彼女は覚悟を決め「気高き銀狼」として死力を尽くすだろう。---亜種研究機構報告書群より引用

ヴトにとって戦術は体感と直感のみで、数々の戦場を渡り歩いた経験が彼女を築き上げた。
使い方を誤れば、飼い主の首根っこを引き千切る勢いだ。他が使わないなら、充分に使わせてもらう。---ヤトノ

コメント①:綺麗な毛並みがあるんですから、毎回ボロボロにしないで下さいよ。ルプスの人って皆そうなんですか?---サルファ
コメント②:おいテメェ!数々の失言は見逃すとてアレと一緒にするのは絶対に止めろやッッ!!!!---ヴト


マルボ
性別:男
年齢:46
身長:173㎝
好きなもの:倭国発祥の現地酒
嫌いなもの:定期健診
種族:ヴィクサー
出身:アラムニス諸島浮上街ウンディナス
所属:海上機械都市中央情報部「電海支部メァ・エレクトロ」(十一課)情報統制機関所属-特殊攻勢部隊工作員
グリア・カペル:腕輪型
咢:電子熊
一人称:俺
二人称:お前

「全く、無暗に前に出るなって何度言わせやがる!」
「こっちは命預かれてるんだ、失敗してたまるかよ。」

人物:
通称「クマヒゲ」と呼ばれている元・マディス連邦軍秘密情報部員。
立派な髭が特徴で年相応の顔つきをしているが、ヴィクサー化を施しているので戦闘には申し分ない強化義体の持ち主。
ハッキング能力に長けており、義体内部は多重情報処理を施す為の強力リアクターを搭載させている。
作戦では情報収集・データ分析等で活躍する事が多く、縁の下の力持ちな情報戦のエキスパート。
大戦時、「トルテンタンツ」の素性解明、ハッキング行為の看破等の勝算を作り上げた功績から現組織にスカウトされた。
面倒見の良い性格で、冗談を言っては場を和ませている事が多いが部下の身を案じて上司と対立する事は多い。
上官であるエリコの指示で特装三課特務班の協力者として、臨時的に所属している。
家族仲は良好で、ほぼ毎日連絡を取っており毎回子供の写真を送ってもらう様に頼んでいる程。
しかし今の仕事は伝えておらず、「機械関連の情報管理会社」で多忙であると話している。

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‣「電子熊」
多重情報処理機能の補助を目的に開発された非戦闘用咢。
各電子機器へのハッキングの他、デュナミスへの多数同時指示などの機能が搭載されている。
索敵目的として光学迷彩も搭載しているが、奇獣や亜種には通用しない。
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【物理強度】標準
【機動力】標準
【生理的耐性】標準
【戦術判断】標準
【機体受容度】良好
【外部機体受容度】良好
【マナトニクス適性】リアクター制御下にて必要最低限水準確認
【ヴィクサー度】24.1%
【採用義体】Of:J
既往歴:大戦時身体損傷に伴うヴィクサー化
異端者揃いの部隊で調停役としても重宝される彼は、嘗て電子犯罪集団を標的とした「電子義賊」を担っていた過去を持つ。
切っ掛けは祖母が決済詐欺に見舞われた事に激怒し、当時学生でありながら数多くの犯罪者から多額の資金を狙い明日を凌ぐ銭さえも根こそぎ強奪した。
壊滅状態になった事で電海支部に取り押さえられ、ついでに彼も投獄されたという。しかしエリコ氏の独断であっさり釈放され電海支部の職員として鹵獲された。
「俺は助けられたと思った、後々に気付いたが単にサンドバックが欲しかっただけと思うんだよ。」とボヤいている。彼がエリコ氏からどの様に扱われているかはお察しの通りである。密かにセツコに同情している。

コメント:いくらヴィクサーとは言え飲み過ぎに注意して下さいよ、培養臓器って安くないんだから。---Dr.ラクタム
+ 特装三課:司令部
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ヘリック・フェルト
性別:男性
年齢:34歳
身長:184㎝
好きなの:コスプレイヤー、来訪区調査報告書
嫌いなの:敵性組織、めんどくせえ上層部
種族:ヴィクサー
出身:旧エルジナ共和国
所属:特装三課-管理官及び出動班総隊長
一人称:俺
二人称:アンタ、お前さん

「俺はヘリック。この有象無象な連中のトップだ、一応な。」
「さて、後ろ盾は任せな。お前達は安心して現場でやらかしてこい!」

人物:
研究者の素質を持ち合わせながら公安部に就任、その後は大戦時にレジスタンスに参加し半機人種化手術を受けた経緯を持つ人物。
楽観的な性格だが大戦後は組織対策課での経験を活かし「機人種・亜種を取り締まる武装治安組織」を創設した。
大戦時はハッキングでの情報戦に持ち込み、幾度無くレジスタンスの危機を救った実績を持つ。縦社会の管理局では「異端児」扱いを受けており、上層部から目を付けられている。管理局内外に多くの人脈・コネを所有しており、何処から入手したのか分からない資料を確保する事も。
別部署にも顔が広く、「救星会議」でも別組織から積極的に情報収集する事がある。兄の影響からか、仲間の安全を一新に考慮する傾向があり、同僚や部下からの信頼は厚い。戦略家・策士としての能力は大戦時以上に長けており、解決の為ならば管理局総務官や「十二組織」をペテンにかけて利用するほど手段を選ばない大胆不敵な一面もある。

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【物理強度】平均的
【機動力】高度
【生理的耐性】強靭
【戦術判断】卓越
【機体受容度】良好
【マナトニクス適性】リアクター制御下にて良好
【ヴィクサー度】79.5%
【採用義体】V-38式T21
既往歴:内科的疾患無し。骨折、欠損等の身体的損傷は20回以上の報告がある為省略。
体内人工生体部位を採用しており、当時の損傷箇所(左上下肢、左肺、脾臓、治療経過にて壊死した各消化器)から治療手段としてヴィクサー化をせざるを得ない状態と判断されています。四肢は完全機械素体を採用しており、臓器部分は人工生体技術(一般的人体同様の細胞・免疫力等を獲得)を活用しています。
脳・脊髄部位は従来そのものであり、外部装甲にて保護されています。
頭部はフルフェイスヘッドを搭載していますが、人型頭部は搭載されていますが本人の意向にてフルフェイスメットを常に被っております。

コメント:
健康状態は非常に良好、そりゃあ全身ほぼ義体だもんな。胃もたれも痛風にも悩まねえ。どうでもいいが飯の時に素顔が見れるらしい。何でだ?そんなにストちゃんがデザインしたマスク気に入ってんの?---Dr.ラクタム

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G.D:1762 生誕。二つ違いの兄と共に健やかに成長する。
G.D:1774 父と街を外出中、敵勢組織「非概念の恵み」が内密に飼育していた奇獣が逃亡し街を襲撃。その際に身を挺して庇った父が重症を負う。この事件を機にヌーフ管理局公安部隊への就任を決意する。
G.D:1779 奇獣のメカニズムであるマナトニクスとヒューマンが持ち合わせる潜在マナの共通性及び、「奇獣が人を襲う明確な目的」を記した論文を執筆し奇獣対策に貢献する。
G.D:1780 「天秤の操り手」総責任者ケント・フタバより研究者として誘いを受けるも断固として揺るがずに公安部を志願する。
G.D:1783 異例の早さで公安部組織対策課に就任。数々の敵性組織構成員を捕縛し、鎮静化に繋げていく。
G.D:1788 兄のザッカードが指名手配を受けた事を聞き、独自に調査。彼やセレラドの身柄保護と「有人」の内情暴露を行い窮地を救った。 
G.D:1789 機装都市ヴァレンシア所属組織「トルテンタンツ」の襲撃に伴い、各国の救助活動に奔走する。
G.D:1790 ロウテツの一人として「離反軍のレクイエム作戦」に参加。支援部隊を率いて交戦していたがコラプサー親衛隊の一人「ビックリップ」の襲撃にて致命傷を受け、前線離脱後はヴィクサー化手術を受け生還する。
G.D:1793 管理局の立て直しに尽力し、職員育成を目的に人事部を担当。学生の職務体験の案内役を行った際にホオズキと出会い、熱烈な交際を申し込まれる。
G.D:1794 空席扱いだった12組織の内「三課」の設立を政王より直々に勅命を受ける。また同年にホオズキと正式に結婚、「大戦」後の祝事として戦友達より盛大な祭り事にされる。
G.D:1796 正式に「特装三課」を設立。防諜機関として、亜人・機人種、奇獣等を対策を担う武装集団を束ねる。


ホオズキ・フェルト
性別:女性
年齢:21
身長:162㎝
好きなの:旦那さん、女子会
嫌いなの:不潔
種族:ヒューマー
出身:ヌーフ
所属:特装三課-管理官補佐及び専属オペレーター
一人称:ウチ
二人称:キミ、あなた

「ウチの旦那さんがお世話になってるッス!アレでも可愛いトコはあるッスよ~?」
「げぇっ・・・健康診断引っ掛かってる・・・。」

人物:
大戦後、ヘリックに熱烈に迫って結婚に至った女性。
学生時代、職務体験時にヘリックより案内を受けた事をキッカケに一目惚れしたらしい。そのまま追い掛ける形で特装三課へ就任した。
管理局就任時成績はダントツのトップで特装三課以上の部署へ就任する事が可能であったが、旦那目的だったのでそれらを全て無視した。
情報分析、現場状況整理など出動班の頼れるサポート役として任務を遂行する。天真爛漫で人懐っこい性格で、出動班・整備班への差し入れや配食の手伝いなど支援を欠かさない。
休日は職場の年の近い子達を誘って遊びに行く事が多く、飲み会では自ら率先して幹事を担う事が多い。
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【物理強度】平均的
【機動力】弱小
【生理的耐性】繊細
【戦術判断】平均的(遠隔指揮下)
【マナトニクス適性】擬術適性有り
既往歴:無し。
一般女性と何ら変わりのない健康体であり、以前から指摘されている「運動不足」への問題に向き合って頂ければ理想的な生活を送る事は可能と思われます。
しかし近年、飲酒の機会が多くなってきた為か明確に記入しませんが指摘点が増えつつあります。
サルファ看護師より栄養指導を受ける事を推奨します。貴女も立派な旦那様を持つ女性でしょうに。

コメント①:それでは旦那様を手籠めにする程の精力が付く食事を伝授する代わりに、休肝日を設けて頂けますか?---サルファ
コメント②:是非頼むッス。---ホオズキ
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G.D:1775 生誕。「島育ちの都会っ子」として、何不自由も無く幼少期を過ごす。
G.D:1783 ヌーフが「避難要塞期間」の扱いを受けていた間、母の窮地を救った亜種のフィノソマ氏がホームステイという形で滞在する。勤勉家な彼の書物に興味を示し、これを切っ掛けに情報収集が好きになった。また亜種への偏見も無く育つ。
G.D:1787 学院区きっての秀才として飛び級の見込みがあったが、これをあっさり断る。友人達と学生生活を謳歌していく。
G.D:1790 「大戦」が勃発し、内部襲撃を受けるもロウテツや兵士達の活躍により居住区は最小限に被害で済んだ。これを切っ掛けに管理局に興味を持つ。
G.D:1793 具体的な進路を見出せずに過ごしていたが、職務体験にて管理局に赴いた際にヘリックを出会う。18にして初恋であったが熱烈な交際を申し込み、31歳中間管理職をゲットする。
G.D:1794 双方の両親達が勝手に顔合わせをしていた上にお互い意気投合し、背中を押される形で結婚。夫側の両親からは「親族の事は気にしなくてもいいから二人の時間を大切にしなさい」と助言を頂いた。
G.D:1795 猛勉強と熱烈な入職試験の結果、無事に管理局職員となる。特別枠無しで19歳入職は管理局初らしく、話題の人となった。そのままヘリックの助手として特装三課の設立に尽力した。
G.D:1796 正式に「特装三課」が設立され、管理官補佐及び専属オペレーターとして仲間達の支援役として日々奮闘する。


セツコ・ワクラバ
性別:女
年齢:不詳(享年16)
身長:女性素体142㎝、男性素体157㎝
好きなもの:SNSで自撮りバズツイ
嫌いなもの:粘着してくるキモオタ
種族:フォリエス
出身:電子空間
所属:特装三課-オペレーター兼エンジニア
一人称:ウチ
二人称:アンタ

「へっへー!旦那、情報戦なら熊のおやっさんに負けねぇですよ!」
「旦那ー!どうしよう、自撮りから通ってる店特定されちったぁ・・・!」

人物:
嘗て電海支部へ悪意ある被害を及ぼしたクラッカー集団に所属し、情報生命体として存在する数少ない「フォリエス」という種族の少女。
電子世界に自由に干渉する事が可能で、云わば人を素材に生まれたAIの様な存在。
各端末、アクセス権限を所有している特殊武装にリンクする事が可能で、支障がない程度には武装機能の強化・拡張を実施する事が出来る。
当時は「ラットマン」という名で指名手配を受けていたが、後に組織に騙されていた事が判明。4課に渡される事も無く特装三課にて監視及び職員として受け入れられた経緯を持つ。現在はホオズキの補佐役として、書類整理を行う事が多い。不満としては始末書整理が半端ない量の為定時で終わる事が少ないらしい。
支部の総合端末にアクセスし、内部の電子空間で過ごす事が多い事から声掛けの際は端末対応で即時連絡が可能である事から伝言を頼まれる事が多い。
子供組の面倒見役を頼まれる事もあり、それもあってたまに電脳空間に逃げる説もある。
宿直担当の出動班の夜間飯を観察する事が密かな楽しみで、他にも職員達の待機光景を見て気が向いたら絡みに行くらしい。
倭製活劇を好み、倭ノ国文化を自ら取り入れている事が多く口調も倭人訛りを意識している。
エクトのサポート役を担う事があり、外骨格装衣の制御を行えるのは彼女だけ。
ナキに対して苦手意識を持っており、いつか解析されるのではと思っている。
電海支部の局長キリコに大層気に入られており、セツコの義体(性別両方)を自ら製造しプレゼントしている。セツコは嬉しい反面、時折電海支部への勧誘を断る事を億劫と感じている。
+ 身体総合分析
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【物理強度】標準
【機動力】標準
【生理的耐性】高度
【戦術判断】標準
【素体受容度】良好
【電海干渉度】卓越
既往歴:電海人格分離症候群(フォリエス特異の慢性疾患。寿命概念、一般的感覚が一般人とは格差が出来る事によるギャップから無意識的な孤立感に苛まれる。)
【電海支部局長アイゼンリッター・エリコより提言】
天空に神格獣の庭園が存在し、深淵の海域に産神が眠る・・・そして陸は誰の住処か解るかい?
多種多様の生命が蔓延る混沌に、異端者が集い続けた結果が滅亡の危機とは冗談にしては低俗過ぎるだろうね。
どうすればフォリエスになれるか、知っている者は多くはない。簡単な事さ、一度死ぬんだ。神機群雄の魂魄の様に、肉体を持たぬ亡者になるんだ。
この世界の仕組みの一つだ、人は死ねば神々の食い物となる。諸説の一つだが、奇獣は人の成れ果てさ。そんな事言われもピンと来ないだろう?
当たり前さ、そんなこと言ってみろ。多くの宗教団体が私を魔女裁判に掛ける勢いで押し寄せてくる筈だ。
肉体を失った魂は皆同じだ、知能があるかないかの差しか無い。コラプサーが街を消失させた理由はそこだろう、民間人を街ごと実験に使いたかった。
理由は他にもあるが、0から生命は生み出す事は出来ない。スクリトゥムとフォリエスの違いは何か?正直、どう論じても疲れるだけだ。
だったら何故スクリトゥムの彼らは精神的に疲弊しているんだ?造り物でありながら人格を形成させてしまった事が原因か?
フォリエスは?魂が電子情報集合体と融合した結果、人の真似事をする様になってしまった。
セツコ君以外のフォリエスはどうしたか知っている?ほぼ全てが肉体を捨てて電子の海に消えていったよ。
本当・・・昔っから変わらないなあ、何故そこまでして生きるのが難しい種族ばかり生み出すんだ?人類とは自らの命を脅かしたいんだろうか?
電海も変わらないよ、一部屋サイズの電子空間がいつのまにか海底規模になったんだ。深淵が見つめているのなら、電海はどうだろうな。
ずっとこちらを監視しているかもしれないよ?

管理官よりコメント:
どんな種族だろうと、三課にとっては些細な事だろう。自らの得意分野を活用すりゃあ良いだけの話だ。
+ 特装三課:整備班
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MJ:ジャガーノート
性別:漢(♀)
年齢:27
身長:198㎝
好きなの:三課のみんな、自分のバー
嫌いなの:節操のない子
種族:ヴィクサー
出身:旧エルジナ共和国
所属:特装三課-整備班
一人称:アタシ
二人称:アナタ

「さーて、みんな?晩御飯が出来たわ。」
「悩みがあるならアタシのお店に来て頂戴、安くするわよ?」

人物:
元・旧エルジナ共和国民間警備組織の職員。夜間にオカマバーのバイトをしながら人生を有意義に過ごしていた。親族が孤児院を経営している為、部屋を借りて住んでいたらしい。大戦時にイロハと共に離反軍を退けたが重傷を負い、これを切っ掛けにヴィクサー手術を行った。街を復興させた後、家族がヌーフへ引っ越す事を切っ掛けに近隣に職場があるという理由で特装三課へと赴任する。父親は元レジスタンス所属の傭兵だった。
イロハとは兄妹の様な間柄で、彼女の両親とは遠い親戚に当たる。
整備班としての能力は優秀だが、勝手に空き部屋をバーに改造して経営している。
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【物理強度】平均的
【機動力】普通
【生理的耐性】高度
【戦術判断】低度
【機体受容度】良好
【マナトニクス適性】リアクター制御下にて良好
【ヴィクサー度】54.2%
【採用義体】V-38式T4
既往歴:7カ所銃創形成(外傷性気胸、各臓器損傷)によるヴィクサー化手術
損傷部以外の骨格や神経群等は残存しており、彼の意向にて損傷箇所の補修を施した様な治療となりました。
一般的なヴィクサー同様の性能と思ってもらえれば理解しやすいかと。
人工臓器を採用した事で、お酒を飲む事の多いジャガーさんにとっては喜ばしい事だと喜んでおりました。

コメント①:料理本を出した事があるらしいし、それだけで食っていけるのに参加に尽力するのはなんでだ?勿体ねえ。---Dr.ラクタム
コメント②:妹想いのお兄さんなんですよ。---サルファ


ヴァレルヴェイン・龍三郎・エレウテリウス
性別:男
年齢:73
身長:174㎝
好きなもの:元気な若者たち
嫌いなもの:平穏を乱す者
種族:ヒューマー
出身:貧民街モルグ
所属:特装三課-整備班副班長、戦術教官
一人称:儂
二人称:お主

「のぉ、儂のプリン誰か食った?」
「何故身構えているのんじゃ?剣を抜くのか?儂は構わんぞ。」

人物:
嘗ては都市中央管理局「公安四課」にて他部署では取り扱えない案件の処理を行ってきた歴戦の兵士。10年前に任務中、都市に住んでいた家族が爆破事故に巻き込まれ死亡した事件後、上層部関連の案件である事から揉み消され掛けた事を切っ掛けにクーデター勃発。張本人を公の場に晒し、上層部総入れ替えを物理的に起こした特A級要注意人物として時の人となった。管理局を辞職した後は孤児院経営者ヴェールハルトの紹介で孤児院の作業員として細々と生きていた。
その後、「離反国のレクイエム作戦」にてマディス連邦政府関連者だったヴァニタスの要請により政府公認の義勇軍の一人としてレジスタンスと共に多くの人命を救った功績を持つ。これにより今では数少ない「守護世代」の異名を持つ大戦の生き証人とされている。数年後、イロハからの誘いで特装三課に就任した。
都合の悪い時に年寄りぶる事が多い冗談好きの能天気老人で、エクトの次に総務班を困らせている。ヤトノとは旧知の仲で、軍務教官と生徒の関係からの腐れ縁らしい。
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【物理強度】高度
【機動力】未測定
【生理的耐性】未測定
【戦術判断】卓越
【マナトニクス適性】擬術適性有り
既往歴:PTSD(一部記憶欠落)、高血圧、顔面熱傷による左目失明
73歳、ヒューマー・・・とは思えぬ強靭な筋肉質、身体能力を兼ね備えている彼に多くの研究要請が相次いでいる。
亜門八課は勿論、様々な企業も素体モデルとして是非スカウトしたい等の声に本人は困惑しているらしい。
公安四課の生ける伝説であり、管理局の爆弾として上層部から相当の厳戒態勢を取られている事を何とも思わぬ振る舞いに一部は恐怖をも感じている。
彼が何故爆弾と呼ばれているかは不明。

コメント①:俺が子供の頃、「ヌーフの英雄」なんて呼ばれていた人だったんだ。まさか今、こうやって龍の爺さんに健康指導をする事になるなんてなぁ・・・。---Dr.ラクタム
コメント②:お茶らけていますが、戦闘となると機人である私でも身震いをします。ええ、命の危険を感じる程に。---ヴァニタス


ナキ
性別:女
年齢:不詳
身長:158㎝
好きなもの:研究全般
嫌いなもの:良く分からん注文
種族:不詳
出身:不明
所属:特装三課-整備・特務班
一人称:私
二人称:お前

「咢の生みの親は私だ。たかが悪用が結構、オリジナルを越してみろ。」
「おいおい、三課は何時から強敵を幹部にする程優しくなったんだ?」

人物:
一般兵士が機人種並の武力に匹敵する強化外骨格装甲「咢」を開発した元レジスタンス所属の研究及び開発者。出生や経歴も一切不明、大戦中に突如として表舞台に立った人物で彼女の過去を知る者は居ないに等しい。
医療機関「鋏角亜門」や情報部「電海支部メァ・エレクトロ」等の複数組織とのパイプも保有しており、「発展者」の呼び名を持っている。
特装三課に在籍したのは本人の希望だが「ノンビリ研究がしたいから」との理由しか話さず、有意義に自らの研究と隊員への任務用強化外骨格の開発に勤しんでいる。ヘリックとはレジスタンス時代からの腐れ縁で、特査三課の兵士達とは共に死線を潜り抜けた関係とも。口調や振る舞いに反し面倒見の良い一面を持ち、訳アリの整備班達への指導も行っている。ヤトノとは衝突する事が少なくなく、詮索しない事が暗黙の了解となっている。
特装三課での生活は快適だが、
  • 緊急要請と聞いて駆け付けたら大型洗濯機の修理を頼まれた。
  • それっぽい理由を並べられたが結局は「浴場施設のリフォーム」をさせられかけた。
  • 子供が支部にいるせいで喫煙所以外では禁煙、自室とバー以外では禁酒を強いられた。
等の文句が言いたい事がある以外は特に問題ないらしい。
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【物理強度】???
【機動力】???
【生理的耐性】???
【戦術判断】???
【マナトニクス適性】????
既往歴:?????


神機群雄の機体を作った張本人が何故変わらずに生きているんだ?
一体何者なんだ?依り代を使ったように見えない。

あの当時と全く変わっていないだと?
ふざけるな!この写真は何だ?祖父と映っている写真を見ろ、全く変わってないとはどういう事なんだ!


シルファ
性別:男性
年齢:59
身長:178㎝
好きなもの:蜂蜜、部下達が作った蜂蜜酒、孫
嫌いなもの:激辛料理
種族:ウルス・ウルグス
出身:来訪区
所属:特装三課-整備長
一人称:ワシ
二人称:オマエ

「オマンラァ!!!!はよ仕事せんかァ!!!咢の整備終わっとらんぞぉ!!!!」
「全く・・・最近の若造共は自分の首を絞めてどうするんだ。」

人物:
「大戦」時代、ロウテツの一人として数々の兵器を開発し自らも前線に赴いた生き証人。
幼少期「亜種差別時代」から大陸で育っており、冷遇な扱いを受けていた過去を持つ。
実力主義である傭兵稼業を担いながら、技術者だった父より干渉器開発を学び二足の草鞋状態を数十年続けていた。
若い頃に大規模企業と衝突を繰り返した事から大戦後も雇い口が無く細々と干渉器製造業を個人で始めようかと考えてた頃、ヘリックより特装三課整備班として雇われ現在に至る。
典型的な職人肌で頑固オヤジと思わせる風格だが、自分が受けてきた苦労を若者達が同じ様に受けて欲しくないと考えており不器用ながらも上手く生きていく術を教えようと日々悩みつつ努力している。
龍三郎を「兄貴」と呼び敬愛しており、良く晩酌をする仲。家事もしっかり手伝っており、一回り下の鬼嫁(ヒューマー)に尻を敷かれている。
子供は3人おり、一番下の息子はまだ16歳で反抗期真っ盛りで血筋なのか喧嘩っ早く彼に良くゲンコツ喰らっている。

モチーフ:ヒグマ
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【物理強度】高度
【機動力】標準
【生理的耐性】高度
【戦術判断】標準
【マナトニクス適性】高度
【神格影響度】後天的に上昇している
既往歴:(外傷関係複数回あり)
彼はレジスタンスの中でも強力な兵力だったウルグス達の一人だ。
今は前線から退いでいるが、衰える事を知らず整備班長となってからは咢の権威者として暴威を振舞っている。
各企業からはその才能を買われているが、当時の事案を知っている者は断固として彼を迎え入れるのは拒否する様だ。
龍三郎がクーデターを起こした際、自らも共謀した事があるからと思われる。
自らの首を絞める行為であったが、決して彼は後悔していない。彼曰く「兄貴と同じ立場になれば、俺だったら自分の身体に爆弾括りつけて施設ごと木っ端微塵よ。」と語る。

コメント:シルファさん、あんたも暫くは禁酒ね。肝臓やべーよ。---Dr.ラクタム


リゼル・フローベル
性別:女
年齢:21
身長:155㎝
好きなもの:とあるお調子者な人
嫌いなもの:劣っている自分
種族:スクリトゥム
出身:マディス連邦ドミニク州軍事庁機人研究課
所属:特装三課-整備班
一人称:わたし
二人称:~さん

「わ、わたしはマニュアルに従うだけなら・・・すぐに出来ますけど。」
「ああ、また失敗しちゃった・・・。」

人物:
ナキの開発補佐を担う整備班の少女。
その正体は軍事庁が対アポストルス群に対抗する為、極秘に開発した「Re:Project」シリーズの内一体である。「マナニクス」を効率良くエネルギー転換する事が可能であるが、マナ・ヴィクサー程の効率性は実現出来なかった。外部脊椎機構の技術を搭載しており、体内武装を即時展開する事が可能であるが、他個体と比べ展開効率が悪く限定された射撃武装しか搭載されておらず戦闘面では総合的に劣っている。
それが災いとなり、手に余る個体として行き場を失っていた所をヘリックに技術面を買われ、特装三課へ就任された。
性格は楽観的であったが、自らの出生故か劣等感に駆られ葛藤する事がある。また予定外の事態に対応する事が難しく、時折パニックになる事が多い。
普段より話す事は無く寡黙と思われる事が多いが話そうと思えばいくらでも話すタイプである。
料理は好きだがスクリトゥムである自分がヒューマーの真似事をしていると自責する事があり、自ら食べる事は無いらしい。エクトに気がある様だが、当の本人に全く気付かれる事はない。
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【物理強度】高度
【機動力】標準
【生理的耐性】高度
【戦術判断】皆無
【機体受容度】良好
【マナトニクス適性】低度
【採用義体】Re:026式[鋼鉄ギュスターヴ]
既往歴:アニムス低迷症(マナ不全症候群とも称されていた。人為的に体内マナを操作できる機人種であるにも関わらず、マナ変換の効率性が低い個体が稀に確認される。原因は解明されていない。)
軍事庁とは、マディス連邦ドミニク州に属する公安組織の一部であり管理局と協力関係にある。機人兵派遣や量産型「咢」施行兵の運用を担っており、対敵性組織・敵勢奇獣の対応に関わる事が多い。各兵器開発企業とはライバル関係に近い間柄であるが、彼女はそんな組織の新型機人種である。戦闘特化にも関わらず機能面で劣化部分が目立ち、後ほど「アニムス低迷症」と診断された。
自らの劣等感が募った事が、彼女の自身を失くさせていると思われる。しかし整備技術や知識は整備員としては充分に持ち合わせており、メンテナンス担当者よりヘリックへ紹介されたとか。しかしこの整備班は多くの問題児が勢揃いな上に種族関係なく配属されている。この様な環境の中で彼女自身の「気付き」を見つけられたらと、切に願う。

コメント:アニムス低迷症は彼らの心臓である変換炉に異常を来す事で生じます。戦闘面では活躍できずとも、咢への知識は三課一番と思います。---Dr.ストレプト


ラディス
性別:男性
年齢:22
身長:168㎝
好きなもの:脂の乗った高級魚、マタタビ酒、風呂
嫌いなもの:騒音、悪臭、冷水
種族:フェレス・ウルグス
出身:来訪区
所属:特装三課-整備班
一人称:俺
二人称:○○さん

「あーあ、割に合わねえなぁこの仕事・・・。メンテナンスだけで滅入るんすよね。」
「俺も出動班になりたかったんだよね、ホム君が羨ましく思うよ。」

人物:
下層地区のグループ「ヤタグロ・ファミリー」に所属していた猫族の青年。
威勢の良いお調子者だが、喧嘩はからっきしで機械弄りが得意で独学で武器を作ったりなどしていた。
その才覚を買われ、エクトよりスカウトを受け特装三課整備班に就任する経緯を持つ。
学歴も無い為、改めて管理局の講習を受けながら日々バタバタと業務に追われる日々を送っている。
元々は亜種という立場かつ身寄りも無かった事から仕方なくグループに所属していたが、整備班の先輩方から熱心に指導を受ける日々に充実性を感じている。
個性豊かな整備班の中では比較的トラブルメーカーであり、いつも整備長に怒られている。
若手かつプリセプターを務めてくれたナンナに好意を持っている。

モチーフ:ボルチオヤマネコ
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【物理強度】標準
【機動力】標準
【生理的耐性】標準
【戦術判断】低度
【マナトニクス適性】標準
【神格影響度】皆無
既往歴:(外傷関係複数回あり)
ヤタグロ・ファミリーとは、種族の制限無く在籍させる事で一時期有名となったマフィアグループだ。
無法者集団であるが、彼らなりの正義感がある様で無暗にか弱い相手に手出しをしない事をセオリーとしている。
下層地区をテリトリーとしており、犯罪行為を行った者に対して行き過ぎた「制裁」をする事が多い。
単騎で大陸渡りした彼はファミリーに歓迎されたが、彼らのやり方に違和感を持ったらしく度々調査の為に下層地区へ赴く三課の職員達を見て、一層憧れを抱いていた様だ。
グループを抜ける際、首領であるレイヴンが三課へと手配を行っていた。そして彼には「またここに来たら殺す」と一言告げ、追放を行った。
情報収集の際、決して彼らはラディスの近況を聞く事も無い。もう既に家族で無いから。

コメント:マタタビの乱用は計画的にね。---Dr.ラクタム


ナンナ・メイリス
性別:女
年齢:19
身長:157㎝
好きなもの:幼少期、自らを救ってくれた神機群雄
嫌いなもの:特に無し
種族:ヒューマー
出身:ヌーフ居住区
所属:特装三課-整備班
一人称:私
二人称:君

「整備長~、整備完了のついでに掃除しておきましたよ。」
「出動班の皆さんは休んでてください!折角の待機時間なんですから。」

人物:
整備長直々の推薦により配属された整備班最年少の真面目かつ柔軟な立ち回りを得意とする少女。活発で前向きな姿勢に、周囲も彼女に頼る事が多く本人も体力が続く限り努力を尽くすという難点がある。ラディスの指導担当を受ける事で業務量が増えたが、周囲がフォローを入れる事で難なくこなしている。
父親が都心二課の重役を務めており、父の背中を追って施設開発技術を学んでいたが「大戦」の時に身を挺して救ってくれた神機群雄「オボロ」に恩返しをしたいが為に治安組織配属を強く希望したらしい。
当のオボロ本人は損傷が激しく、前線からは退いて外交関連の業務を担っている事から会う機会は無い。

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【物理強度】標準
【機動力】標準
【生理的耐性】標準
【戦術判断】標準
【マナトニクス適性】擬術適性有り
既往歴:無し
現在、父である都心二課重役の「レオン・メイリス」とは殆ど連絡を取っていない状況らしく、あまり関係はよろしくないらしい。
彼女が三課に就任希望を出した事がキッカケらしいが、未だにお互い主張を折る事は無いらしい。
レオン氏からすると「危険を伴う職場に娘を置いておきたくない。」と主張しており、未だに自らの課に転勤を推奨している。
彼女は神機群雄と同系統である咢の整備をする事が、いつしか自らを救ってくれた神機群雄達に恩返しが出来ると信じてやまないのだ。
親子喧嘩はまだ暫く終わる事は無さそうだ。

コメント:若い事もあって健康上問題はありませんね、他の整備班も見習って。---Dr.ラクタム
+ 特装三課:保護・監視下
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イサネ・フタバ
性別:女
年齢:13
種族:ヒューマー
出身:マディス連邦フォルトゥナ州
所属:特装三課保護下
数々の機人種改良技術の進歩に貢献してきた故・Dr.フタバの一人娘。
彼が死去した後、孤児院に入所していたが大戦時に崩壊、イロハに保護される形で三課の支部へ済む事となった。心優しい性格で、他人に頼る事を非常に怖がり一人抱え込む事が多い。
Dr.フタバの研究データの大半が発見出来てない現状で、彼女が所有していると疑う者は少なく無く、度々狙われる事がある。彼女と特別仲の良いサーベラスは、「心を取り戻させてくれた」事を理由に献身的に彼女を守ろうとする。カガチやミミネとも仲良しで、良く遊びに行くことが多い。孤児院に居た頃より伊呂波、ジャガーノート、龍三郎とは家族の様な間柄で接している。ヤトノとは諸事情にて深く関わっている。サーベラスとヘカトン・ギュゲースの抑止力として整備班達から天使扱いされている。
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【物理強度】低度
【機動力】低度
【生理的耐性】低度
【戦術判断】皆無
【マナトニクス適性】規格外
既往歴:アニムス刻印症(右目の赤色化、右眼部周囲にタトゥー状の刻印)
大叔父に当たるDr.ケント氏は彼女の両親が死亡した際、彼女が孤児院に入所するまでの期間全ての支援を行うも決して直接関わりを持つ事は無かった。
その意図に関して真相は明かされてはいない。自らの立場故か、彼女に危険因子を近づけない為か・・・その結果、特装三課という前線基地に住む事となってしまう。
これに関して勿論快く思っていないらしいが、敢えて彼は何も口に出す事は無い。今後も大叔父が関わる事は無いだろう。

イサネの両親は機人種の生体技術の発展に貢献した偉大な研究者である。二人が変死する寸前まで没頭していた研究は不明だが、電海支部の報告によるとトルテンタンツとの関わりを確認されている。そんな二人にとっての愛娘である彼女は一人留守番をしていた事となる。約1カ月半程、両親は愛娘に会っていなかった事になる。
そんな彼女の孤独を埋めていたのは、ウィルという犬にしては熊にも匹敵する黒いペットだ。彼女が出生時より共に過ごしており、ウィル自身彼女を自らの娘と思うほどに懐いていた。両親が亡くなる事が発覚する数日前、Dr.フタバに対し私怨を抱えた過激派組織による自宅襲撃が勃発。イサネを庇う様にウィルは襲撃者を全て屠った。
その際に銃弾十数発を受けたにも関わらず、最期まで彼女の盾として戦い抜いた。そして幾多の事件も重なり、天真爛漫な性格だったが塞ぎ込む様になってしまった。
それが由縁か、彼女は自己犠牲精神を持ち合わせてしまった。集団リンチにて野垂れたシルリアを救うべく、覚えたての擬術を使い医療アニムスを許容範囲以上に発動させた。これが刻印症を発症した原因である。彼女の行動は決して称賛すべきでないが、これにより特装三課の戦士の一人が今こうして前線に立つことが出来ている。

コメント:至って健康、だけど精神的には健康とは言えません。過去の傷痕が精神を疲弊させています。でも成長に伴い彼女を支える存在が増えていますし、少しずつ強くなっていくと思いますよ。---サルファ


カガチ・ニグラス
性別:女
年齢:17
種族:マナ・ヴィクサー
出身:機装都市ヴァレンシア
所属:特装三課保護下
人物:
ヤトノの実の娘で家にいる事の少ない彼の都合により、特装三課支部内にて生活している少女。
イサネと一緒に学園区に通っており、環境保全学科にて論文を発表する程の秀才。
物静かで清楚な雰囲気を漂わせるが、悪戯好きな小悪魔気質で父親を困らせるのが好きで母親に引っ付いている事が多い。
大戦前に「トルテンタンツ」の幹部による思惑で、ヴィクサーに改造された経緯を持つ。通常のヴィクサーと違い、万象工学機構「マナニクス」を利用した次世代ヴィクサーの被験者であり独自のエネルギー供給にて半永久的に内部武装を展開する事が可能。
本人は至って平和主義の為、余程の事が無ければ戦闘行為に及ぶことは無いが自らの力を有効活用したいと思っている。


メーラ・ディアマンテ
性別:女
年齢:12
種族:ヴィクサズ
出身:不詳
所属:特装三課監視下
人物:
機人種を人工脊髄に組み込み、被験者の脊髄へ移植手術を行う「篏合式半機人化技術:ヴィクサズ」の第一成功者となった少女。双子の姉の方であり、術後の強い拒絶反応の長期化による苦痛が甚大に見られた。物静かでマイペースな性格で表情が変わる事が殆ど無く、普段は何もせず外を眺めて一日を過ごす。物静かな印象が多いが、妹と一緒に悪戯するのが一番の楽しみらしい。その為姉妹で怒られている事が多い。
スクリトゥムとヒューマーの融合とも云える「ヴィクサズ」は12組織が未だ確認されてなかった違法技術らしく、姉妹は「機械のオジサン達が何度も遊びに行こうよって騒ぐから研究所から逃げてきたの。」と語り、隠れて車両や機装鉄道に乗り込み逃げ回ったらしい。抜け出した研究所も大陸も分からず詳細不明の為、セルケトと電海支部が共同で姉妹の身体状態を解析している。三課にいる間はナキが解析担当している。
迷子になっていた所をシルリアに助けられて以来、彼に好意を寄せている。
‣「ヘカトン・ブリアレース」
Dr.フタバが開発した「百手機人神(キビトカミ)」の一体。「ブーさん」と呼ばれてる。人型の外見は複眼の壮年。コットスの事を「弟」と呼ぶ。
兵器転用されたスクリトゥムだったが、大戦後は新技術の実験機として活用された末に少女の人工脊髄となった。機能としては脊髄本来の機能と共に、ギュゲースにも搭載されている「偽装神機」を応用した機能実現が可能。
外骨格装甲形成システムは健在で、普段は小さい機械羽根を形成している。
その為、メーラは常に背部を露出した状態を維持しているので着れる服が限られている。メーラの指示で彼女を護る様に装甲形成・武装形成を行う事が可能。
宿主の体力が持つ限り、装甲展開が出来るが過度な稼働で生体機能が低下し脆弱状態となってしまう。マナ貯蔵具を持参していれば、遠隔操作技術を利用して一部パーツを分離し人型で行動する事が可能。主にメーラがトイレ、風呂の際に使用する。コットスも同様に扱える。
ブリアレースは誇りを第一と考えている性格で寡黙なメーラの指導者として振舞っているが、彼女は口うるさい父の様に想っている。長期的拒絶反応が続いていた頃、彼女の苦痛や慟哭を間近で聞いていた事から罪悪感を重く抱えている。
自らが消え失せてでも彼女をヒューマーに戻したいと考えている。
ギュゲースの事は知っているが、一度も関わった事は無い。


ライラ・ディアマンテ
性別:女
年齢:12
種族:ヴィクサズ
出身:不詳
所属:特装三課監視下
人物:
双子の妹の方で姉と同様に、「篏合式半機人化技術」を受けて第二成功者となった少女。姉の失敗点を活かされ、副作用を最小限に適合を受けた事で拒絶反応は少なかった。
その代わり、様々な実験で身体的・精神的苦痛を受けてきた。
姉と同じく適合した相手に提言され共にこの大陸に逃げて来たらしい。
とても活発な性格で、物静かな姉が孤立しない様に色んな遊びに誘っては一緒に悪戯をしようと誘ったりしている。元気に振舞うが、姉よりも深刻なトラウマを抱えている為詮索されない様に隠し通そうとする。苦痛を受けた反面、病弱で飢餓に苦しむ日々から解放された事を喜び、順風満帆に日々を過ごしている。
‣「ヘカトン・コットス」
Dr.フタバが開発した「百手機人神(キビトカミ)」の一体。「こっとちゃん」と呼ばれてる。外見は4つ腕の青年。ブリアレースの事を「兄貴」と呼ぶ。
ブリアレース同様に外骨格装甲形成システムが搭載されており、普段は小さい機械羽根を形成している。その為、姉妹揃って背中を露出せざるを得ない。性能は浮く程度。コットスは機人種としては珍しく感情的になりやすい性格で、大戦時は「怒る者」の異名を持つ。自分や兄、姉妹を改造した組織を滅ぼそうと12組織を利用しようと考えている。
日課はライラに悪戯知識を与える事らしい。また可愛い妹分に仇名す者がいれば即ブチ切れる。

+ ヌーフ在住の民間人
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エイル・キリアス
性別:男
年齢:35
種族:ヒューマー
出身:マディス連邦オッソリナ州
所属:ヌーフ中央区居住エリア在住-個人経営医師
人物:
ごく普通の医者として働いていたが、大戦時の野戦病院で多くの民間人を救った代償としてADHD発症。それを機に退職し一人旅をしていた町医者。
来訪区には特査三課と同行を依頼(勿論違反なので口外禁止)し新天地を堪能していた経験を持つ。
現在はひっそりとした町医者をしているが、ヴィクサーや機人種の治療も対応する事が出来るうえに来訪区での知識から亜種治療術も会得している。
無法者も対応している事から闇医者とも呼ばれており、治安の悪い「箱街」の中では数少ない安全地区である。
女遊びが絶えず、多くの異性関係を持っているうえにバツイチ。
離婚した理由が「俺が不倫している間に未成年の男と自宅で不倫してやがった」らしい。最悪である。
娘同然に可愛がっているミミネにはめちゃくちゃ甘い。

ミミネ・キリアス
性別:女
年齢:14
種族:レオ・ウルクズ
出身:来訪区
所属:ヌーフ中央区居住エリア在住-個人経営型医院保護下
人物:
来訪区で「神喰の遺児」と称されていた少女の一人で、独りで奇獣を屠っていた。
特査三課の探査時、エイルが気紛れにあげたビーフジャーキーを大層気に入り彼に懐いた事がキッカケでそのままヌーフに移り住んだ。
元々部族の孤児であったが周りから腫物扱いを受けていた為、自らを拒絶しないエイルを家族の様に認識している。
現在はエイルの手伝いをする為、看護師見習いとして日々奮闘している。
天真爛漫で常に自信満々な振舞いをする少女で、大抵は脳筋で解決しようとする暴走気味な性格。
無法者だらけな上に種族関係なく住み着いている「箱街」を大層気に入っており、喧嘩が起きれば自らも参加する始末。
「黄泉還り」では無い亜種であるが、「獅子神シンハ」を倒し肉を喰った事で神力を体内に秘めている。

モチーフ:バロン
最終更新:2024年08月07日 00:27