対上位者対策特別チーム:イタコ連合

対上位者対策チーム:イタコ連合


  • 位置:各組織在籍
  • 提携組織:神格獣国造教団:ディエアボル、廃国諜報機関:フレペの眼光、部族平定維持組織:公安人馬「九務前線」、海上機械都市中央情報部:電海支部メァ・エレクトロ、黒淵審神者連盟「かむなぎ」、エールリア祈祷協会「アズサミコ」、ヤタグロ・ファミリー
  • 構成人数:150~180名(登録制であり、大半は本職が別である事から人数不確定)
  • 概要:
古来より存在する各国の神職、教団に所属する者達の中でも不実体上位者に対抗する術を所有した高度アニムス所有者で組織された「上位者への対抗手段」
上位奇獣、神格獣とも異なる実体を持たぬ上位者は「人類が生み出す負の感情が複雑に交差する事で生じる奇獣とは違う概念」と定義されており、それらの対抗出来る唯一の手段を持ち合わせている。
ここ30年程前より上位者の出没が増加し、各組織は対抗する為人員確保と育成に尽力していった。
「大戦」後、甚大な被害と共に上位者の激増を確認し、セントエルモ結成が為された同時期に上位者対策を行っていた各組織も過去のしがらみを捨て、連合組織を結成した。
主な運営は情報機関を兼ねた電海支部が担当し、各組織は要請を確認次第現地へと派遣されるシステムとなっている。

各組織の特性
  • 協力國津神獣
フール、クシティ、舞神・反閇ノ主
  • ディエアボル
大規模教団として所属地での布教及び未然の上位者被害の削減を目的とした教養活動。
司教、司祭を中心とした上位者対策者は31名。大半は30代後半の者達で任命時期は近年である者が多い。

  • フレペの眼光
諜報機関の者達の中にザルーア山脈民「サンガ」の一族であるシャーマンが3名在籍。
まだ難民の一人である呪術師も在籍しており、4名とも派遣任務が主であるが日程調整によっては上位者案件も対応可。

  • 九務前線
フールが放浪中に保護したヤソノカミ大陸側のユタ諸島(現在は上位奇獣被害にて危険区域扱い)に住んでいた島民達の中に民間シャーマンが在籍している。
高齢シャーマンの他、一族継承を経て若きシャーマンも含め26名。
元々は部落祭事を行う巫女であるが、体内アニムス増幅術・上位者祓除術等の擬術が確認されている。
若者は10代が多く、現在は海上都市ヌーフの学園都市に通学中。

  • 電海支部メァ・エレクトロ
情報機関として「上位者出没に伴う甚大被害の未然阻止」を防ぐ為、エージェント達が調査・解析を行い各組織へ派遣申請を行う。
上位者の特性に適した対策者を判断し、また場合によっては現地対策チームを制作しなければならない。
特装三課特務班のマルボも所属しており、場合によっては特務班達も上位者案件か否かの確認を目的とした出撃を行う事もある。
他担当エージェントは48名。いずれも一定の体内アニムス所有者であり、適性テストを合格し特別研修を経て専門資格も所有している。

  • かむなぎ
黒淵大国に設立されている「神使帝」を最高指導者とした、4億人を信徒とする神教の一派である古代神道信託者。
各領に住まう神格獣達の従者の殆どは信託者と呼ばれる者達であり、僧侶・巫女・門徒・妖術師など様々な職種が所属している。
古来より亜種から伝承された秘術を応用し、擬術として上位者対策に尽力していた事から対応範囲は広く、頼りになるが殆どは本職の都合上から派遣に対応出来ぬ者が多い。
その為、所属者は30名程。時期や交渉によっては、任務を受ける事が可能な者もいる。

  • アズサミコ
エールリア大陸マディス連邦フォルトゥナ州に在籍する民間信仰の伝承者達を指す。
ユタ諸島のシャーマンに近く、祭事職として根深い文化を持ち女性のみで組織されている。
国津21神獣に記録されていない現地の神格獣から恩恵を受けていた辺境民族であり、信託もする事が出来る。
弓の弦を打ち鳴らし上位者を呼び寄せ、破邪の矢(高度アニムス結晶を加工した鏃)にて上位者を抹消する武力派巫女。
殆どのベテランは引退しており、13名の20代と現役学生の巫女達が本職、バイトとして活動している。

  • ヤタグロ・ファミリー
海上都市ヌーフの下層都市に住み着いているギャング集団。
その内2名が祈祷系秘術を得意とする。素行は悪いが交渉の上、提携組織として在籍している。
亜種である事で折り合いの悪い場面が見受けられるが、若い巫女達に押され気味で最近は素直に仕事をこなしてくれる。
最終更新:2021年09月06日 02:35