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機密
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ミストグレー

家族の住む市街地を襲ったダーカーの鎮圧作戦に参加した際に重症を負い、キャストになった。
【仮面】による襲撃として発表された市街地攻撃は、実際はエキドナによるもの。新たなダークファルスである可能性を考えたオラクルは、混乱を避けるためにエキドナの存在を隠蔽した。
ミストグレーは直接エキドナの攻撃を受け、この時の記憶はキャストになる際に改ざん、そして彼女から遠ざけるために強制的にシップの移動が行われた。



アージェンタム

自身の強大なフォトンに耐えうる強靭な身体の代償に大きく記憶を失ったキャスト。
アークスの研修を終えたその日に、エキドナ率いる無法者集団によって妹を殺害され、その怒りからフォトンが暴走、エキドナ以外を殺害した後、自らも動けなくなったところをアークスに救助され、キャストになった。
しかしキャストになる際に、妹とエキドナの事件や、家族のことまでもが記憶から失われてしまった。
僅かな記憶の中、カルロスと交わした、彼の子供たちを守るという約束は覚えており、現在はそれを全うすることに全てを費やしている。



ハイドレンジア

カルロスが、彼が作った「制御されたダーカー因子」プロトタイプの器として作り出したヒューマン。
カルロスたちがダーカーの襲撃を受ける前日に、完成した因子を移植されている。
リィアに移植された因子は不完全で、カルロスから見れば失敗作のようなものである。
完成体であるハイドレンジアは食人やダーカー因子の暴走等の副作用はなく、表面上は一般のヒューマンと全く変わらない。
リィア曰く、「彼女だけは美味しそうじゃない」らしい。



アヌビス

義体キャストの女性。幼少期、研究員の父親の過酷で非道な人体実験を受け続けていたが、その様子に気づいた親戚によって引き取られ、彼女と同居し始めた。その後ボロボロの身体に代わる義体としてキャストの体を与えられると、名前をアヌビスから「ヴァイス」に変え、別人として生活を始めた。
引き取られる以前の生活での唯一の楽しみは、ラジオで聴く音楽のみであり、それ以外は厳しく規制されていた。後に通い始めた学校で出会ったロズは、校内で、音楽で大きな活躍をしていたため、彼女はロズに憧れ、好意を持つようになり、現在のような関係に至った。



トリスメギストス

マゾヒスト、ヘマトフィリアの盗人。研究員であった父による、日に日に過激で非人道的になる人体実験のモルモットにされたことが原因で、特殊性癖が生まれたとみられる。
彼女が15歳の頃、同じく実験台にされていた妹が親戚のもとへ引き取られると、その影響で、より一層トリスメギストスに対する行動が酷くなった。しかしその年、傷だらけで家へ侵入した同い年の盗人、スキュラを匿い、逃がした際、単なる興味で口に含んだ、残ったスキュラの血の味から恋に発展。父を殺害し逃亡することに繋がった。
9年後探し続けたスキュラと再会すると、彼女がメイドとして仕える家に居候するようになった。
人を殺してしまったことはコンプレックスと思っており、それを埋めようとするように偽善的な犯行を繰り返している。



レイ・ヴラホス

トリスメギストスとアヌビスの父親。元カタギリ製薬研究開発部職員。
会社では多くの開発で主任を務めた熱心な研究者であったが、次々と成果を上げるアークス管轄の同業者のヴァレンタインに対抗するようになり、次第に過激で、人道を無視した実験に手を出し始め、最終的には実の娘さえも実験台にするようになった。
実験台としてメリクリウスの当時の妻と娘が使われたことがあり、当時メリクリウスは、誘拐を実行するレイの妻ニュクス・ヴラホスの逃走を目撃しており、メリクリウスはその後関わったトリスメギストスとニュクスとを混同、またニュクスはレイによる情報工作から存在を消されておりこの事件の対象にはされなかった。これが彼がトリスメギストスの逮捕への執着に繋がっている。ニュクスもまた娘同様レイには逆らえず、誘拐も故意ではなく彼の命令と思われる。
彼の研究は、彼の妻の血族の細胞にのみ存在できる「菌」についての研究で、これは世界を変える可能性を持っていた。しかし、自らの娘によってその可能性は命とともに閉じられるものとなった。
解剖された彼の死体から、彼のもの以外に人1人分の骨が見つかったが、それはすぐに事故死したとされていた妻のものであると判明した。



ソラ・ヴァレンタイン
伯爵

約100年前、口約束であるが結婚を約束、お互い子供の言ったことだとは思っているものの、未だにそれを信じている。
「100年後再会できたら結婚しよう」という伯爵の提示した条件のためにヴァレンタインは自らを改造したが、お互い名前を聞けないまま離れ離れになってしまったため、100年以上経った今でも再会できないでいる。

追記: A.P.240 二人は再会。しかしその時点では伯爵は人であった時期の記憶を取り戻しており、伯爵は彼の妻子のことも含め全てソラに話した。婚約は、もともと口約束であったこともあり軽く無かったことに。伯爵も過去同じ職種であったため現在関係は友好的である。


ラケシス

ラケシスの能力は、虚空機関が、マターボードに出現できない事象の解決を目的に生み出したものである。
ラケシスとある期間に生活を共にした人間が全ての世界線の彼女について認識できてしまう問題は、秘密裏に事を勧めたい虚空機関にとって障害となるが、未だ解明し切れていないフォトンと感情との関係によって引き起こされるものと判断、致し方ないものとして諦めることとなった。



イシス

ラケシスと同様の能力を持った、虚空機関に作られたキャスト。
しかし試作段階の状態でルーサーにより担当員が殺され、その後虚空機関は崩壊。惑星リリーパに廃棄された。
容姿は単に、デザイナーの趣味。



モノクローム・ドミニク

本名ミマ・モチゴ。10代のときにカタギリ製薬により研究施設へ攫われ、寿命延長実験のために脳改造を施されるが、その途中で研究主任が死亡したため実験は中止、モノクロームは解放された。しかし親に返されることもなく捨てられるように外に出されたモノクロームに身寄りはなく警察に保護され、その後彼女の適応性からアークスになる。
脳改造中「people eater」の考察データを埋め込まれたことで記憶は混濁としており、彼女は自身を神的存在と認識し、伯爵を古い友人のようなものと錯覚している。
実験中特異性が発現し、死の間際にある他者のニューロンに介入することができるようになったが、彼女はその能力を自覚しておらず、コントロールはできない。
メロンソーダは、彼女が攫われる直前、家族との食事中に口にしていたもの。



アベル・ハーバート・ザハウィー

現在推定396歳。当時の爵位は伯爵。カタギリ製薬の前身組織初期メンバー。医師として優秀であり、小さな町で診療所を開いていた。しばしば実験の被験者となることがあり、その際耳まで裂け鋭い牙を持った口となり、以来その口をワイヤーで縫い付けていた。開発中の薬で怪物となり凶暴化した同僚を抑えるために、完成したその薬で人の身体を捨てた。
人でなくなった彼はひと月後妻子を置いて失踪。その後彼の新しい身体は異常な食肉衝動に駆られ、以降人間を食料にして生活していたため、「people eater」と呼ばれるようになった。



ザッカリー・ローレンス

爵位、男爵。カタギリ前身組織初期メンバー。遺伝学に精通し、組織の主力となった。しかし事故で自身の開発していた薬を摂取してしまい、薬の完成後に他メンバーによって終了された。



アビゲイル・ゴッドスピード

推定391歳。カタギリ前身組織初期メンバー。女伯。
ザッカリーを止めるためにアベルとともに人外となった。
しかし彼女の精神が耐えられず数日後に発狂、他研究員を攻撃し始めたため、アベルによって両腕を切断され、研究資料として組織で収容された。
組織がカタギリ製薬となる直前に逃亡、現在はカタギリ製薬が潰れたため搜索はされていない。



ソウゲツ・カタギリ

推定396歳。公爵。カタギリ製薬前身組織初代リーダー。遺伝子工学と医学を学び組織を立ちあげるも、ザッカリーの事故や、アビゲイル、アベルの脱走と続いた事件の責任を負い組織を弟に任せて辞退した後、アベルたちの使用した薬を持って行方を眩ました。



ルナソル・L・ゴッドスピード

推定382歳。アビゲイル・ゴッドスピードの実妹。カタギリでソウゲツが退いた後、逃亡したアベルを捕獲するために彼らと同じ身体を手に入れることになった。前例もあり、使用した薬は大きく改善され暴走もなく任務をこなしていたが、アベルと対峙した際圧倒的な力の差を感じ任務を放棄。組織は彼女を裏切り者とし、濃硫酸で満たした箱に閉じ込めて海に沈めた。その350年後、箱が朽ちて壊れ、外へ出された瀕死状態のルナソルは海洋地区に漂着。そこをDr.アウトブレイクに救出され、そのまま[SCI]へ入団した。
ヴラホス家の、レイ側の血族で、[SCI]に入ってからも、彼の祖父の代から家へ度々親戚として、人外の身体を隠して訪れていた。レイの代に、会うたびにヴァイスが焦燥しているように感じ、不審に思うと彼女を無理矢理連れ出して自宅で保護した。ヴァイスのヴラホス家での生活の内容を聞いてからルナソルは彼女を自分の子供のように、子供だとしても過保護なほどに可愛がった。



オウガツ・カタギリ

ソウゲツの弟で、カタギリ製薬の初代社長。当初カタギリのトップであったソウゲツが指揮を執って開発していた薬品に意図的に手を加え悪質な副作用を作り、彼をトップから引き釣り下ろした後にルナソルを用いて自身の能力を世間に魅せしめようとした。ルナソルを用いる計画は失敗したが、製薬会社として成功を納め華々しい人生を送った。享年89、老衰。



エキドナ・フォークマン

元虚空機関機動部隊Ωチーム隊員。アリア・フランケンシュタインの収容違反を対応したΩチームはエキドナを残して壊滅、数日後回復したエキドナは、アリアの解析データを盗み出して姿を消した。数年後独自に、カルロスの作ったものに酷似したダーカー因子を作成、自らに移植してその力を得ると、犯罪者や違法アークスをまとめ操り、お金や情報、食料を集めるようになった。
エキドナは彼女にとっての脅威を生み出しかねないカルロスと距離を縮め、彼の情報を集めるために部下を器用に操ってアークスになった。市街地ダーカー襲撃は、長い間研究所にこもっていたカルロスが急に帰宅したのを不審に思って起こしたものである。



カルロス・フランケンシュタイン

カルロスは、ダーカーに襲われ致命傷を負い研究所に回収、保護されている彼の妻アリアの、ダーカーに致命傷を与えられて尚生命を維持し続けられている仕組みに注目し、ダーカーと戦い続けるアークスのためと、アリアを回復させるために研究を始めた。
フォトンを扱える者ならば誰でも不死身の肉体を手に入れられる、制御されたダーカー因子を完成させるも、公式的な発表の直前でエキドナに阻止されてしまった。
彼が行方不明になるのと同時に、ノートの不鮮明な物理資料以外のデータは全て消去されている。
未だ彼の消息は掴めていないが、必ず何処かでアリアを救う方法を探し続けているだろう。



アリア・フランケンシュタイン

元アークス。カルロスの妻。16歳から4年アークスとして働いた後カルロスと結婚。その後5年間アークスの仕事から離れたが、次女と長男になる双子を出産した1年後に復帰した。しかし5年のブランクのせいかダーカーに襲われ致命傷を負ってしまう。表ではKIAとされたが、強いフォトンと精神力によってダーカー侵食をくい止め、生き続けている特異なケースから、虚空機関に回収された。虚空機関での収容違反を起こした後からは、カルロスの務める研究所地下にて保護されている。
精神のほとんどが体内のダーカーと戦うことに注がれ、外界との交流は難しくなっている。
カルロスがアリアを助けるまで、彼女は彼女の中で、永遠にダーカーと戦い続ける。





カタギリ製薬
+ 片桐
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カタギリ製薬/前身組織

ソウゲツ、アベル、ザッカリーをはじめとした貴族によって創設された生類研究組織。「究極生物」や「不老不死」、「遺伝子融合」などの研究をしていた非アークスの集まり。
ザッカリーの事件で多くの犠牲を出して以降は市民用の薬品や健康食品の開発を主とし、創設から29年後、「カタギリ製薬」に名前を変え、完全に製薬会社となる。
しかし第11代目社長が就任してから「不老不死」等の研究に逆戻りし、生物兵器の開発も始まる。伯爵らによって会社が倒産させられるまで、反政府組織や過激派宗教団体などへの兵器売買を商売の要としていた。



研究所
+ 研究所
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研究所

Dr.ヴァレンタインやDr.デッドネス、ロズ・フランケンシュタインの勤める研究開発施設。アークス上層部より管轄され、主にアークス向けの技術開発を行っている。
市街地区地下に建設された大規模な施設で、研究員個人の研究室や実験、実戦場に加え、一流シェフが腕を奮ってくれる食堂やスパまで用意されている。
最下階層には重要なレリックや生物、そしてアリア・フランケンシュタインが収容されている。最下階層は、Dr.デッドネスを除いたほとんどの職員は降りることを禁止されている。




戦闘部対人機動班

六芒均衡ヒューイの統括する戦闘部に配置されている、アークスシップ内の人事要因事件を専門にした機動隊。
本来は情報部エージェントにより解決される事件に、例えば人員や勢力不足する場合、出動する。しかしそのような事件が起こることは珍しい為、構成員は普段通常のアークス業務に務める。
合計17の班に別れており、常時3班以上が出動可能になっている。
+ ''対人機動班 第一〜第十六班''
  • (''対人機動班 第一〜第十六班'')

第一班 the spoon
攻守のバランスに優れ、様々な任務へ向かうことができるが、それ故に器用貧乏な班。出動数が多いためメンバーの入れ替えも多い。

第二班 the wall
メンバー全員ハンター適性が高く、前衛で盾となったり敵を引き付ける囮となったりする。大規模な戦闘で活躍。

第三班 the eye
隠密や擬態を得意とする。元々シキ1人の班だったが、優れた変装能力を持ったそぼろが参加したことで行動力が増した。
ゲリラや潜入任務の出動を主とする。

第四班 the monkey
アクロバットな三次元的戦闘を得意とする班。
市街地や森林での戦闘で活躍する。

第五班 the chariot
陸用車輌の扱いに長けた班。常用車や大型トレーラーから、工事用車輌、戦車まで、陸を走れば何でも操縦可能。
軍用車での援護や追跡任務に出動する。

第六班 the eagle
通常の戦闘機から旅客機まで扱える航空機のプロフェッショナル。大規模戦闘での援護や敵機の撃墜、その他輸送を行う。

第七班 the speaker
話術に長け、説得や籠絡を行う。この班こそ情報部の仕事と被るのだが、やはりいざ戦闘になった場合は彼らの方が対処できるので、敵の勢力によっては彼らが出動している。

第八班 the chassis
対人戦闘用ハイキャストの試験運用を目的とした班。
大規模な戦闘があるとき、他班から離れた位置で行動する。

第九班 the skeleton
第八班同様対人ハイキャストの試験運用を行う。第八、第九班が同時に出動することはない。

第十班 the trump
超高火力、制御困難な異常性を持った人間で構成された、所謂「切り札」的な班。
通常はまず出動しないので、普段は各々戦闘以外の好きなことで貢献する。

第十一班 the one
年齢不詳の老キャスト1名のみの班。
日に二、三度フラッと出かけては傷を増やして帰ってくる。それが何の為の傷かは不明。

第十二班 the fully
第十三班 the force
第十四班 the funeral
第十五班 the free
四人構成の通常な班。得意不得意なく多くの任務に出動する。第十二〜第十五班は全て同様の班で、第十二班をリーダーに一つの部隊として動くこともある。

第十六班 the smith
試作武装の試験運用を行う。試作品は事故が付き物のようだが、彼らは毎回必ず生還する。技術者でかつ体力に自信のある者がメンバーとなる。

第零班
人事要因事件にヒューイが出向いた際の通称。
しかし彼の気まぐれが多いので、重要なものかどうかは報告があるまでわからない。






医学に精通したアークスで構成された傭兵集団。構成員は依頼を受けて他アークスのクエストに同行し、衛生兵として働く。
実際の彼らの目的は、同行したアークスを対象とした、彼らが開発した新薬の試験であり、クエスト報酬は全て新薬開発の資金にされている。
構成員は全員痛覚を除去されており、どのようなクエストでも「無理ができる」ようになっている。
試験のためにわざと負傷させられる同行アークスの報告がしばしばある。
情報部からは、「収容または排除すべき対象だとは断定できないが、重要な監視対象ではある。」とされ、職員を送り込んでの彼らの新薬の記録や、Dr.アウトブレイクによる「改良」を受けたアークスの後処理も行っている。
[SCI]本部は海底に存在するとされているが、月毎にその座標は移動が確認されている。
+ [SCI]
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[SCI]とは、[Sougetsu Creatures Institution]の略称であり、カタギリから追放されたソウゲツによって創設された。ソウゲツは開発した薬品を持ち出したがそれは既に弟オウガツにより手が加えられていたモノであり、[SCI]で誕生する人ならざる者の9割9分が人肉食、極甘党、過激思想の怪物になってしまっている。オウガツが自身をよく見せるために用いたルナソルだけは思考がまともで、彼女は[SCI]の中でも教育係であったり他組織との交流であったりと、他方に良い印象を持たせるための役割を担っている。



とある研究
+ Dr.フランケンシュタインの研究
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「制御されたダーカー因子」


(物理資料一部)


ダーカー、フォトン、造龍の力の均衡によって成り立つ、異常な再生能力を持つ因子。
研究員カルロス・フランケンシュタインはプロトタイプを完成させ、器として作られたハイドレンジアに移植した。
カルロスの娘リィアにロズが作成した「制御されたダーカー因子」が移植されたが、不完全な資料をもとに作られたものであったため3つの力のバランスが微妙に違い、副作用を引き起こしている。ダーカーの本能、【深遠なる闇】の「フォトンを扱う者を敵とみなす」意思により食料をフォトンを扱う人間の肉以外受け付けず、また身体の損傷が激しい場合にダーカーの暴走が起こってしまう副作用が確認されている。暴走は、肉体の完全な再生、或いは高出力のフォトン照射で抑制できる。
エキドナの因子はよりダーカーの力に特化し、ダークファルスのような存在に近づいている。ダークファルス同様、ダーカーを自身の身体の一部として生み出し、動かすことができる。



+ Dr.ヴラホスの研究
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「菌」


(絶命直前、転送用のワームホールを作る「菌」 )


研究者が現在いないため、名称は不明。特定の人間の細胞にのみ存在することができ、宿主の摂取した養分によって生きる、寄生虫のような生物。その特性は、「菌」が特定の条件下で死んだ時にみられる。「菌」は、宿主が死亡した、または「菌」が他の人間の体内に移され、数週間後「菌」が十分な栄養を得られず衰弱死した場合、「菌」から半径30cm以内の有機物をランダムな別次元に転送、再構築し、同じ宿主の体内で活動を再開する。
研究者レイ・ヴラホスによって確認された「菌」の宿主は11人。その中には、レイの妻ニュクス・ヴラホスとその子供、メリクリウスの元妻と娘、ラケシスが含まれる。
イシスは、彼が人工的に「菌」を作り出そうとした計画の資料を、彼の死亡後虚空機関が盗み出し研究、開発したもの。
ニュクスの肉体を自身に取り入れたレイ,またメリクリウスの元妻と娘、その他彼の実験の犠牲になった対象の遺体は、別次元に飛んだものとされ行方不明である。





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最終更新:2017年12月03日 05:16