キノウツン藩国 @ ウィキ

アメショーが跳ぶ日

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アメショーが跳ぶ日


「よし・・・こんなもんだろう」
出来上がったアメショーのポスターを前に、凝った肩をコキコキと鳴らす摂政DB。
人手が足りないため、得意とするところのデザイン技術で、新規試作I=Dであるアメショーのプレゼン用ポスターも摂政が手がけていたのである。
新鮮な空気を吸いに、執務室の扉を開け外へから出る。



若い葉を茂らせている庭園の木々を眺めながらゆっくりと歩く。
広い廊下を通って、門から外へ。
壁に囲まれた宮廷の外周をひとまわりするのが、DBのお気に入りの散歩道であった。
道程を半ばほどまで進んだとき、主に重臣や吏族が使用する宮廷専用の小さな飛行場に、一機の真新しいヘリが駐機しているのが目に留まった。

ヘリのそばでは、何やら打ち合わせをする整備士と稲垣の姿。
「重量は設計時のそれより5%ほど落ちています。それとエンジンをNYA-マークⅤに換装して、機動性をあげてあります。」
「・・・・・・(こくこく)」
「細かい点はこちらの資料をお読み下さい。では、失礼します。」
「・・・・・・(こくこく)」
整備士が去っていくのを見計らって、稲垣に近づくDB。

新しい機体を見上げながら、朗らかに稲垣に声をかける。
「やあ、稲垣先生。・・・これが先生が設計された新型機ですか。」
「・・・・・・(こくこく)」
「なるほど、これならツン様もお喜びになるでしょう。いい機体だ・・・ご苦労様です。」
「・・・・・・(にこにこ)」
機体を見つめながら、何かを思いついた様子のDB。
「・・・ふむ。そうだ、少し待っていて下さい。」
「・・・・・・(きょとん)」
頭の上に?マークを浮かべる稲垣を尻目に、DBは駆け足でその場を離れた。

~数十分後~

「よし、出来た。うんうん。」
真新しいキャットバスケットの横腹には、見事なエンブレムが描かれていた。
「・・・・・・可愛い(ぽっ)」
「やはり、我が国にふさわしいエンブレムは必要ですから。はっはっは。」
「・・・・・・絵、上手・・・(じー)」
「なに、ほんの趣味ですよ。アメショーの目をあしらいました。藩王陛下のお作りになったアメショーの目が、故郷和国の平和を監視するというわけです。」
背伸びして、エンブレムに手を伸ばす稲垣。
「あ、まだ塗装が乾いていな・・・。」
DBの言葉は一瞬遅かった。
稲垣の手に黄色い塗装が付く。
あ、という表情で黄色くなってしまった手を見る稲垣。
あちゃー、という表情で制帽に手をやるDB。
「・・・・・・くすくす。」
「ぷっ・・・はっはっはっはっは。」
小さく笑う稲垣につられて、DBも笑い声をあげた。


真新しい緑のボディに輝く黄色いエンブレム。
晴れて制式採用された、その腹にはキノウ=ツン藩王のアメショーの目が日の光を浴びて輝いていた。


謝辞

CatBasketのエンブレムを制作するにあたり、下記の方々のデザインソースを流用させていただきました。ここに、名前を挙げると共に、感謝の意を表します。
にゃんにゃん共和国旗
皐月さん
I=D01 アメショー ver キノウ=ツン
キノウ=ツンさん

なお、CatBasketのエンブレムに関しては、アイドレスに関連することであれば、自由に使っていただきたいと思います。Photoshopなどへ張り込むための、PDFファイルを展示場の方へ、アップロードしてあります。ご入り用の方は是非、ご活用下さい。
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