所変わって友愛高校、翔太の能力制御の訓練だが『二体の人形を一体ずつ焼く』という課題を一度もクリアー出来ていない状況だった。
訓練を開始してはや一時間、十回のチャレンジをして成功ゼロという現実に落ち込んでいる翔太を結標が慰めている所だ。
訓練を開始してはや一時間、十回のチャレンジをして成功ゼロという現実に落ち込んでいる翔太を結標が慰めている所だ。
「木山先生?翔太ちゃん落ち込んじゃってますから、少し休憩したほうがいいんじゃないですかー?」
甥っ子を心配した小萌先生の言葉で、月夜も少し息を切らしながら提案してみる。
「はぁ、はぁ、私も賛成です。・・・彼の炎を消すのは結構集中力が要りますから・・・」
「うむ・・・、そうだな少し休憩にするか。ハァ、それにしても・・・暑い!」
「うむ・・・、そうだな少し休憩にするか。ハァ、それにしても・・・暑い!」
休憩宣言の後の暑い宣言で服を脱ぎだす『脱ぎ女』こと木山先生。
「だからって脱がないでください!ここ学校の校庭ですから!」
小萌がそう言ったも、木山は服を脱ごうとするのを止めなかった。
「仕方ないですね。じゃあ月夜ちゃん、いつもどおり凍らせてください。」
「分かったよ。とりゃ!!」
「分かったよ。とりゃ!!」
小萌が月夜に木山を凍らせるように言うと、月夜は木山を凍らせた。
ちなみに、月夜が木山を凍らせるのはいつものことになっている。
ちなみに、月夜が木山を凍らせるのはいつものことになっている。
「あの、木山先生を凍らせて良かったのですか?」
「翔太ちゃん、別にいつもの事ですから気にしないでいいですよ。」
「翔太ちゃん、別にいつもの事ですから気にしないでいいですよ。」
「「いつもの事なの!?」」
転校してきた月結は木山を凍らせるのがいつものことだという事に驚いてた。
「とりあえず二人も休憩しといてください。特に翔太ちゃんはまだこの後もやるんですから。」
「分かりました。」
「分かりました。」
というと月結は木の下で日陰になっているベンチに座った。
「ふう。あ、そうだ。淡希ちゃん♪」
「何?月夜」
「ただ特訓をみてるだけで飽きないのかなーと思って」
「別に飽きないわよ。翔太のがんばり見てるのは結構楽しいからね♪」
「そっか、それならいいんだけど♪」
「何?月夜」
「ただ特訓をみてるだけで飽きないのかなーと思って」
「別に飽きないわよ。翔太のがんばり見てるのは結構楽しいからね♪」
「そっか、それならいいんだけど♪」
10分後
木山先生を氷から出した後、特訓を再開した。
さらに一時間が経過したのだが特訓の成果も出ず、またしても翔太は落ち込みだし、他の皆も疲れが顔に表れてきた。
そんな中またしても木山先生の暑い宣言。
さらに一時間が経過したのだが特訓の成果も出ず、またしても翔太は落ち込みだし、他の皆も疲れが顔に表れてきた。
そんな中またしても木山先生の暑い宣言。
「だから、脱がないでください!!」
木山のいつもの行動を目の前で行われた為、小萌が叱咤したのだ。その返答は
「いや、まわりが炎で熱せられて暑いじゃないか」
「たしかに暑くなりましたが、だからってここで脱いで涼もうとしないで下さい。生徒の目があるんですから」
「たしかに暑くなりましたが、だからってここで脱いで涼もうとしないで下さい。生徒の目があるんですから」
その生徒の目のうち翔太は落ち込んでいたため、結漂は翔太を慰めていたため気づいていない。
真夜は木山の暑い宣言直後に赤音によって目隠しされている。
つまり、今ストリップを見ているのは月夜と学校に残っていた僅かな生徒たちと先生たちだった。
真夜は木山の暑い宣言直後に赤音によって目隠しされている。
つまり、今ストリップを見ているのは月夜と学校に残っていた僅かな生徒たちと先生たちだった。
「つ、月夜ちゃん、木山先生を凍らせて!早く!」
「む、無理・・・赤音ちゃん、疲れて力出せなーい」
「えーじゃあどうするのこの状況?」
「白雪さんがダメなら、赤音さんが収めるしかないと思うんだけど」
「あ、そっか♪じゃあ二人とも耳栓してー」
「「オッケー」」
「スゥゥゥゥゥl、ワッ!!」
「む、無理・・・赤音ちゃん、疲れて力出せなーい」
「えーじゃあどうするのこの状況?」
「白雪さんがダメなら、赤音さんが収めるしかないと思うんだけど」
「あ、そっか♪じゃあ二人とも耳栓してー」
「「オッケー」」
「スゥゥゥゥゥl、ワッ!!」
二人は赤音に合図を送り、それを確認した赤音が木山先生めがけて力を行使した。のだが・・・
耳栓をするように言われた二人と赤音以外にいた学校の生徒&先生たちが気絶してしまった。
耳栓をするように言われた二人と赤音以外にいた学校の生徒&先生たちが気絶してしまった。
「あ、あれ?」
「あ、赤音ちゃん・・・何気に力あがってなーい?」
「あーこれじゃあ、今日の特訓続行不可能だね・・・」
「あ、赤音ちゃん・・・何気に力あがってなーい?」
「あーこれじゃあ、今日の特訓続行不可能だね・・・」
「でも、この状況どうするの?」
「わたしたち以外全員気絶したとなると、真夜くん一人じゃどうしようもないよね」
「うん、さすがに無理」
「うーん。あっそうだ。今、元春が黄泉川先生と一緒にいるはずだから連絡すればいいんだよ」
「「あ、そっか」」
「わたしたち以外全員気絶したとなると、真夜くん一人じゃどうしようもないよね」
「うん、さすがに無理」
「うーん。あっそうだ。今、元春が黄泉川先生と一緒にいるはずだから連絡すればいいんだよ」
「「あ、そっか」」
その頃、『打ち止め見守り隊』と言うと、
「キスは一日何回しますか!!」
「そのシロモヤシは美咲華様のなんですの!!」
「出会いはどんな感じ何ですか!!」
「同居してますか!!」
「親公認ですか!!」
「どんな感じに恋人まで進みましたか!!」
「そのシロモヤシは美咲華様のなんですの!!」
「出会いはどんな感じ何ですか!!」
「同居してますか!!」
「親公認ですか!!」
「どんな感じに恋人まで進みましたか!!」
質問攻めだった。
「待て待て!!お兄さん達が困ってるだろう?今黒板に書いてやるから、大人しく手を上げて発言しろ」
「「「「「「「「「「「「はーい!!!!!!」」」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「「「はーい!!!!!!」」」」」」」」」」」」
さすが井ノ原家、すぐに子供たちを静める事が出来たのだった。
そこにちょうど土御門に月夜からの電話がかかってきた、間の悪いことに。
「月夜、なんつータイミングの悪い時に電話掛けるんだにゃー……」
『え? どうかしたの? 黄泉川先生に代わって』
「あーっ! チンピラ兄ちゃんが電話してるー。もしかしてくみちょーさんからの電話ー?」
「絶対そうだよ! きっとてっぽー玉になれって言われたんだよ! ところでてっぽー玉ってどうゆう人なんだろ?」
『え? どうかしたの? 黄泉川先生に代わって』
「あーっ! チンピラ兄ちゃんが電話してるー。もしかしてくみちょーさんからの電話ー?」
「絶対そうだよ! きっとてっぽー玉になれって言われたんだよ! ところでてっぽー玉ってどうゆう人なんだろ?」
見た目から完全なチンピラ扱いな土御門、子供達の悪意ゼロの質問に心底困り果てることに。
月夜は月夜で状況がさっぱりなので慌てながらも土御門に尋ねる。
月夜は月夜で状況がさっぱりなので慌てながらも土御門に尋ねる。
『え? え? どうゆう状況なの? 何だか子供が一杯いるよね? ……まさか』
「月夜は考えすぎですたい! 決して浮気とかじゃないから信用するにゃー! 俺には月夜しか居ないんだぜい♪」
『もうっ、元春ったら♪』
「あれれー? もしかしてチンピラ兄ちゃん、彼女と電話してるのー? ていうか彼女いたんだねー」
「バーカ、ちがうって。あれは見栄を張ってるだけだよ。あんなサングラスに金髪のいかにもチンピラな兄ちゃんに彼女なんて居るわけないって」
「月夜は考えすぎですたい! 決して浮気とかじゃないから信用するにゃー! 俺には月夜しか居ないんだぜい♪」
『もうっ、元春ったら♪』
「あれれー? もしかしてチンピラ兄ちゃん、彼女と電話してるのー? ていうか彼女いたんだねー」
「バーカ、ちがうって。あれは見栄を張ってるだけだよ。あんなサングラスに金髪のいかにもチンピラな兄ちゃんに彼女なんて居るわけないって」
せっかくのいい雰囲気をぶち壊された土御門、さすがに我慢の限界を超えてしまったが、
「こんのクソガキ共、大人しくしてりゃつけ上がりやがって……。俺にだって恋人だって居るんだよ! いい加減にしねぇウゴッ!!」
「いい加減にするのはお前の方だ。子供達相手にいちいちムキなるな、まったく。ホラ、お前達もこのお兄ちゃんに謝るんだぞ。いくら何でも言い過ぎだ」
「いい加減にするのはお前の方だ。子供達相手にいちいちムキなるな、まったく。ホラ、お前達もこのお兄ちゃんに謝るんだぞ。いくら何でも言い過ぎだ」
井ノ原母のヤクザキックを脇腹にモロに喰らい、その場に蹲って動けなくなってしまう。
足癖最悪の井ノ原母だが、子供達にも非があることは理解しているので謝罪するように促す。
子供達が素直に言うことを聞き、土御門に「ごめんなさい」をしたその光景に真昼と黄泉川以外の『打ち止め初登校見守り隊』の面々は驚くのだった。
足癖最悪の井ノ原母だが、子供達にも非があることは理解しているので謝罪するように促す。
子供達が素直に言うことを聞き、土御門に「ごめんなさい」をしたその光景に真昼と黄泉川以外の『打ち止め初登校見守り隊』の面々は驚くのだった。
「しかしまだ彼女が居ることに納得してないようだな……よし、ちょっと電話借りるぞ。もしもし、お前、この電話の男の恋人か?」
『……え? お、女の人? あ、あなた、元春の一体何なんですか?』
「あー、こいつは元春って言うのか。心配するな、私は元春とは会ったばかり何の関係も無い。私は井ノ原朝陽(あさひ)、41歳の小学校教師だ」
「い、井ノ原? えっと、もしかして井ノ原くんや井ノ原さんのお母さんだったりします?」
『……え? お、女の人? あ、あなた、元春の一体何なんですか?』
「あー、こいつは元春って言うのか。心配するな、私は元春とは会ったばかり何の関係も無い。私は井ノ原朝陽(あさひ)、41歳の小学校教師だ」
「い、井ノ原? えっと、もしかして井ノ原くんや井ノ原さんのお母さんだったりします?」
井ノ原母こと井ノ原朝陽(以降は朝陽)は土御門に恋人が居ることに納得していない生徒達に気付く。
朝陽は子供達のため、ひいては土御門の名誉の為に行動を起こす。
朝陽は子供達のため、ひいては土御門の名誉の為に行動を起こす。
「なんだ、あんたも私の息子と娘を知ってるのか。まあ、それは後で聞くとして悪いがウチの学校に来てくれ。元春の名誉を守る為に」
『元春の名誉、ですか? それは別に構いませんがあの、黄泉川先生にこちらに来てもらうようにお願いしたいんですけど……』
「黄泉川? 何だかダメっぽいな。さっきから美咲華に夢中でそれ所じゃないらしい。私の学校は真夜でも捕まえて聞くといい、じゃあ待ってるぞ」
『元春の名誉、ですか? それは別に構いませんがあの、黄泉川先生にこちらに来てもらうようにお願いしたいんですけど……』
「黄泉川? 何だかダメっぽいな。さっきから美咲華に夢中でそれ所じゃないらしい。私の学校は真夜でも捕まえて聞くといい、じゃあ待ってるぞ」
そうして朝陽は一方的に電話を切ると、脇腹の痛みから回復した土御門に携帯を返した。
「みんなー、いいお知らせがあるぞー♪ 今からこの元春の恋人も来てくれることになったぞー♪」
「ちょ、そんな横暴、人の許可なアダッ!!」
「後でメシ代くらいは払ってやることを前向きに考えといてやる、それで我慢しろ。それとも何か? お前はあの子供達の楽しそうな笑顔を曇らせたいのか?」
「ちょ、そんな横暴、人の許可なアダッ!!」
「後でメシ代くらいは払ってやることを前向きに考えといてやる、それで我慢しろ。それとも何か? お前はあの子供達の楽しそうな笑顔を曇らせたいのか?」
抗議しようとした土御門を子供達に見えないように足を思いっきり踏みつけた後で、土御門の説得を始めた朝陽。
結局、土御門は朝陽の頼みを了承、子供達の特別授業の対象、しかも大トリを勤める羽目に。
結局、土御門は朝陽の頼みを了承、子供達の特別授業の対象、しかも大トリを勤める羽目に。
「井ノ原さん……貴女たち姉弟ってとんでもないご両親に育てられたのね。私も打ち止めをあんな風に育てた方がいいのかしら?」
「やー、それは止めた方がいいっすよ、芳川先生。あの母ちゃんの教育方法で非行に走らないのって俺と真夜しかいませんから」
「やー、それは止めた方がいいっすよ、芳川先生。あの母ちゃんの教育方法で非行に走らないのって俺と真夜しかいませんから」
一方、電話を切られた月夜は少しボーっとした後で土御門の名誉を守る為に彼の居る小学校の場所を真夜に尋ねる。
「黄泉川先生だけど来られないって井ノ原くんのお母さんが言ってたよ。それと私もその小学校に行くから井ノ原くん、場所教えて」
「な、何で母さんの小学校……まあ、後で母さんに聞けばいっか」
(真夜君と真昼ちゃんの事情をあまり詮索しない大らか過ぎる性格って絶対おばさま譲りだよね……。私達の付き合いも気にせず大歓迎だったし)
「な、何で母さんの小学校……まあ、後で母さんに聞けばいっか」
(真夜君と真昼ちゃんの事情をあまり詮索しない大らか過ぎる性格って絶対おばさま譲りだよね……。私達の付き合いも気にせず大歓迎だったし)
真夜が月夜に事情を聞かずに朝陽が勤める小学校の場所を教えてるのを見て赤音は思った、双子の大らかな部分は母親譲りだと。
小学校の場所を教えてもらった月夜は雪の翼を展開、宙へと浮かぶと針路を取り始める。
小学校の場所を教えてもらった月夜は雪の翼を展開、宙へと浮かぶと針路を取り始める。
「じゃあ私、行くね。元春の名誉が掛かってるみたいだから。後のことは二人に任せても大丈夫?」
「うん、もしかしたら助っ人を頼めるかもしれないから当たってみる。白雪さんは何も気にしなくていいから」
「ま~、真夜君がこう言ってることだし行ってらっしゃい♪」
「ありがと♪ いつかちゃんとお礼するから」
「うん、もしかしたら助っ人を頼めるかもしれないから当たってみる。白雪さんは何も気にしなくていいから」
「ま~、真夜君がこう言ってることだし行ってらっしゃい♪」
「ありがと♪ いつかちゃんとお礼するから」
月夜は真夜と赤音に一礼をした後で雪の翼をはためかせ、土御門の居る小学校へと向かうのだった。
意気揚々と月夜を送り出した赤音だったが、二人で気絶してる生徒をどうにかすることに頭を悩ませ始める。
意気揚々と月夜を送り出した赤音だったが、二人で気絶してる生徒をどうにかすることに頭を悩ませ始める。
「ところでどうするの? 私と真夜君だけでこの惨状を片付けるの? いくら真夜君でも一人じゃ無理があると思うよ、私」
「うん、俺だってキツイって分かってるよ。だから助っ人を頼むんだ。今日は始業式だけど部活もあるし、食堂は開いてるはずだよ」
「食堂? あ~、建宮さんね。ちょーっと気は引けるけどこの際ワガママ言ってる場合じゃないもんね」
(赤音さんも真昼さんも建宮のおっさんのこと、あまり良く思ってないけどどうしてなんだろう? 気のいいおっさんなのに)
「うん、俺だってキツイって分かってるよ。だから助っ人を頼むんだ。今日は始業式だけど部活もあるし、食堂は開いてるはずだよ」
「食堂? あ~、建宮さんね。ちょーっと気は引けるけどこの際ワガママ言ってる場合じゃないもんね」
(赤音さんも真昼さんも建宮のおっさんのこと、あまり良く思ってないけどどうしてなんだろう? 気のいいおっさんなのに)
ポリアモリーな関係になったばかりの頃、建宮は彼らのことを悪意は無いが冷やかしまくっていた。
真夜は気にしていなかったが、真昼と赤音はそんな建宮に好印象は持てず、冷やかされなくなった今でもちょっと苦手だったりするのだ。
早速建宮の所へ向かおうとしたが、そこに意外すぎる二人組が校舎から現れる。
真夜は気にしていなかったが、真昼と赤音はそんな建宮に好印象は持てず、冷やかされなくなった今でもちょっと苦手だったりするのだ。
早速建宮の所へ向かおうとしたが、そこに意外すぎる二人組が校舎から現れる。
「あれ? 姫神さんと闇咲先生? どうして校舎から? 無事だったのは良かったんですけど」
「なに、今まで生徒指導室で姫神に色々と相談されててね、ようやく解放された所だ。ところでこの惨状はどうゆうことだ?」
「これは。皆を華麗に助けて。私が一躍。スターになるチャンス?」
「姫神さん、私が起こした不祥事でスターになろうとしないでお願い」
「なに、今まで生徒指導室で姫神に色々と相談されててね、ようやく解放された所だ。ところでこの惨状はどうゆうことだ?」
「これは。皆を華麗に助けて。私が一躍。スターになるチャンス?」
「姫神さん、私が起こした不祥事でスターになろうとしないでお願い」
現れた闇咲と姫神に今の状況を説明した真夜、ついでに建宮が居るかどうかも闇咲に尋ねた。
その結果、建宮が食堂に居ることを確認した真夜は建宮に助っ人要請をしに食堂へと向かった後で、
その結果、建宮が食堂に居ることを確認した真夜は建宮に助っ人要請をしに食堂へと向かった後で、
「私も手伝おう。君達、それに建宮だけでは追いつきそうにないだろうからね」
「もちろん私も。安心して。下心はこれっぽっちも無いから」
「二人とも、ありがとうございます!」
「もちろん私も。安心して。下心はこれっぽっちも無いから」
「二人とも、ありがとうございます!」
闇咲と姫神の二人も気絶した生徒と教師の介抱を始める赤音であった。
そしてこの二人の協力、更には真夜と建宮が合流することで介抱は加速度的にペースを上げることになる。
そしてこの二人の協力、更には真夜と建宮が合流することで介抱は加速度的にペースを上げることになる。