とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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小ネタ とある科学のレールガンちゃん



<簡単な設定>
「とある魔術のいんでっくすたん」のインデックスと同じ頭身の美琴。要は2頭身。
能力は見た目相応まで低下。


美琴 「ああ!そうじゃない!ここは、こうだってば!」
上条 「へーへー。そう言うなら自分でやれっての…」
美琴 「出来ないから言ってるんでしょ!!」ピリッ
上条 「いたっ!?静電気は地味に痛いって!?」
美琴 「じゃあやる!」

私、上条当麻はただいま相当久方ぶりに自宅の勉強机に向かっております。なぜか?もちろん勉強ではありません。それは…

美琴 「これくらいすぐに縫いなさいよ!」
上条 「無茶言うな!!こちとら裁縫とか初めてですよ!」
美琴 「口動かす前に手を動かすの!」

初めてやる裁縫のためでございます。机に乗り俺の指先を注視している手乗り御坂の急な思いつきにより、俺は馴れない事に指が穴だらけになる勢いで頑張っております。
ちなみに手乗り御坂の主な移動方法は俺の胸ポケットに入ってか頭の上に乗るかのどっちか。

美琴 「ほら!後ちょっとだから頑張って!」
上条 「あーちょっと静かにしてろ…!」
美琴 「そう、そこはそうやって…!あ!そこはこうやった方が…!」
上条 「……………おし!出来たぁ!」
美琴 「やったぁ!!」

うーむ。意外と達成感があるもんだな。大変だったけど、御坂が喜んでるならいいか。

美琴 「ゲーコー太ー!!!」
上条 「おーおー、似合ってんじゃねぇの?」
美琴 「ホント!?やったぁ!次はケロヨンね!」
上条 「なんでまた着ぐるみなんぞ作らなきゃならん!?」

そう。俺が作ってたのはゲコ太の着ぐるみ。手乗り御坂専用サイズ。
着ぐるみなんて初心者が作るものじゃないと身を持って知った。

美琴 「…ダメ……?」

うっ、この潤んだ目には弱いんだよなぁ…。

上条 「~~~~!…ケロヨンだけな!」
美琴 「やったぁ!!」
上条 「あんまはしゃぐなって」
美琴 「ゲコ太♪ゲコ太♪ゲっコっ太ー♪」
上条 「ま、いいか…」
美琴 「わーいわーい♪そーれ!回っちゃうぞー!」

おー。1回転、2回転、3回t…

美琴 「ありゃ…?」

落ちた。

上条 「っておい!?」
美琴 「ゲ~コ~…」
上条 「全く…」

やれやれ…。まぁ、ベットに寝かせときゃ大丈夫か。そんな高いとこから落ちた訳でもないしな。
ほーれ、上条さんお手製、手乗り御坂専用ベッドですよ~。ふかふかですよ~。

美琴 「ふにゃ~…」

……、幸せそうな顔しちゃって、まぁ。やれやれ…。

上条 「さて、と。ケロヨンでも作りますかね~。……っ!ってぇ~…。…ホントに穴だらけになっちまうな、こりゃ…」


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