とある家族の日常 1
当麻「み、美琴ネクタイ知らにゃいか?」
そう言ったのは大黒柱で喫茶店のマスターでもある上条当麻
美琴「にゃんちゃ、きょうひゅんししゅぎひょ(アンタ、興奮しすぎよ)」
カミカミなのは学者、御坂いや、上条美琴
今日は大事な娘、上条麻美の小学校入学なのだ
しかし当の本人は準備を終えているのに、父親がまだ着替え中
麻美「ぱぱ、まま、はやくしないと」
当麻「げ、ポケット破れてる……不幸だ」
美琴「帰ってから縫ったげるから、さっさと行くわよ」
麻美「はぁ~ぱぱじゃないけど、ふこうだ」
当麻「おぉーうはー最新のカメラは出来が違うなぁ」
ぱぱはそう言ってカメラと睨めっこ
美琴「……大丈夫、大丈夫よ黒子はもう立派な教師……いやしかし抱きついてきたし……」
ままは下を向いて考え事
??「お姉さま~」
そういいながら、高校生ぐらいのままのくーろんが……あれ?くろーんだっけ
??「こんにちはお姉さま、麻美ちゃん、お義兄さま」
この人は打ち止め現在は鈴科美鐘(すずしなみか)おばさんにあたる
美鐘「いいなぁ、うちはあの人が厳しいからね」
一方通行(あくせられーた)それが美鐘お姉ちゃんの旦那さんだ
美琴「アイツ守ってんのよ、私たちとの約束を」
美鐘「約束?」
当麻「あぁ、打ち止……じゃなくて美鐘が大学卒業するまで手を出さないって約束だ」
あれ?私いていいの?この場に
美鐘「あの人はやっぱりいつも通りなんだ……安心したよ、じゃね!お姉さま」
へー知らなかった、あくせらおじさまって優しいんだ
美琴「ねぇアナタ、私たちの約束覚えてる?」
当麻「あぁ、もちろんだ、俺は[御坂美琴とその周りを護る]」
美琴「私は[上条当麻とこの家族を護る]わ」
もう、ぱぱとままったら自分達の世界に浸ったよ……まぁしばらくしたら戻ってくるでしょ