八月の詩 2
午前4時、上条の部屋にケータイのアラームが鳴り響く。
上条「んぁ、ふぁ~あ」
大きくあくびをすると、顔を洗いに洗面所に歩いて行く。
ふと、昨日のことを思い出す。
舞夏「アレーどーした? 上条当麻? 固まっているぞー」
上条「はっ!!」←正気に戻った
上条「何で、常盤台なんてお嬢様学校のバイトなんだよ! もっとスキルのある人が行けばいいだろ!」
舞夏「それはなー、上条当麻ーとある電撃使いがいつも漏電するから、巻き添えにあってあまりの恐怖にみんなやめてしまうし、それが口コミになって誰もバイトに来なくなってしまったから、この際、誰でも良いって事になったんだぞー」
上条「ナニソレ!? そんなデンジャラスなところに上条さんはいきたくありませんのことよ!??」
土御門「まあ、落ち着くぜよ。かみやんには幻想殺しがあるじゃないかー」
上条「そんなこと以前にあちらは女子校ですよ? 男が行っていい場所じゃないでしょ!!」
舞夏「大丈夫だぞー上条当麻ーコックにも男はいるし、常盤台はみんなLV3以上だから変な気を起こしても返り討ちに遭うだけだからなー」
上条「そ、それなら大丈夫かな」
土御門(……かみやん納得早すぎだにゃー)
土御門「まあ、それならかみやんのバイトも決まったところだし、酒でも飲むぜよ」
……で、酒を飲んだところまでは覚えてるんだけど続きが思い出せない。
上条「そうだ!! 今日の5時からバイトだったんだ!!」
未だに何か思い出せてないけどとりあえず急いで常盤台に行かなければ!!
こうして上条は、準備を終えて常盤台に向かった。