とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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とある二人の育児体験




寮監「御坂、それに白井」

黒子「なんですの寮監様、私たちを呼びつけるなんて。」

御坂「何か用でもあるんですか?」

寮監「ああ・・・ちょっと頼みたい事があるんだが・・・」

御&黒「「頼み事?」」デスノ?

寮監「大圄先生がインフルエンザらしくてな」

御坂「大圄先生って・・・あぁ、あすなろ園の先生の」

寮監「3日後の事なんだがな、私も仕事が立て込んでて急遽ボランティアが必要らしい」

御坂「・・・で、私達にボランティアをやってほしいと」

寮監「その通りだ、どうだ御坂、白井、やってくれるか?」

御坂「私は全然良いですけど・・・黒子は?風紀委員の仕事とかある?」

黒子「あ~・・・最近は風紀委員の仕事が多いので行けそうに無いですの、まだ仕事が残ってますし」

寮監「そうか、それならいい。御坂はすまんがもう一人誘ってみてくれ、なるべく体力がありそうな奴を誘ってくれると嬉しいんだがな」

御坂「体力がありそうな人かぁ・・・



翌日
とある街中

佐天「御坂さ~ん!」マンメンノエミ

御坂「あ、佐天さん。何か用?やたら機嫌が良さそうだけど」

佐天「ッ・・・!!さすが御坂さん・・・!!こうも早く気づかれるなんて・・・!!」マンメンノエミ

御坂「アハハ・・・で、何かあったの?ま、まさか彼氏でも出来たんじゃ・・・!!!」

佐天「いやいやそんな事では無いんですけど!?ただのライブですよ!一一一のライブのチケットが当たったんです!!!」マンメンノエミ

御坂「あ、ゴメン!私ったらつい早とちりを・・・」アタフタ

佐天「いやいやいいですって!!それより御坂さんも一緒に行きませんか?初春が風紀委員の仕事で来れないんですよ、明後日ですけどどうします?」

御坂「ん~ゴメン!!!私も明後日は忙しいんだよね~」

佐天「・・・デートですかぁ~」ニヤニヤ

御坂「ただのボランティアよ、それに私に彼氏なんか・・・」

佐天「え~?確か前に白井さんから類人猿がどうとか・・・」ニヤニヤ

御坂「ア・・・アイツh」

佐天「確か名前は・・・上条当麻さんでしたっけ?」

御坂「」プシュー

佐天「あれ・・・やり過ぎちゃったかな・・・?おーい御坂さ~ん」

御坂「ふにゃー///」ビリビリ

佐天「あれ、これはヤバいんじゃ」

??「こんなところで能力を使っちゃダメなのですよー!!」

御坂「・・・はっ!私は何を!?」

佐天「たっ・・・助かった~」ホッ



とあるファミレス

ワイワイガヤガヤ

御坂「・・・すいません!!私興奮するとつい能力が・・・!!」オジギ

小萌「分かれば良いのですよー、それにしてもその制服に電撃ってことはー・・・まさか常盤台の御坂さんですかー?」

御坂「そうですけど?」

小萌「やっぱりそうなのですかー、先生はあなたのことよく知ってますよー」

御坂「(あ、やっぱり都市伝説のあの人だったんだ。しっかし本当に実在するとは・・・学園都市って怖いわね・・・)」

小萌「どうしたのですかー?悩み事があるなら先生に相談してみるのですよー」オロオロ

御坂「いやー悩み事は別に・・・あるのかな?」

小萌「ぜひ聞かせてくださいなのですー!!」

御坂「はい、それが私にボランティアの話が来てて――」カクカクシカジカ

小萌「そんな事なら先生に任せてほしいのですよ!!」

御坂「本当ですか!?」

小萌「ウチの学校の生徒に聞いてみるのですよー、えーと・・・なるべく力が強い人で、明後日用事がないような人を誘ってみるのですよー」

御坂「ありがとうございます、なんか私が悪いことしたのに・・・こんな頼み事までしちゃって・・・」

小萌「大丈夫なのですよ御坂さん!先生は皆さんの悩みを聞くのが好きなのです!また何かあったらいつでも相談してくださいなのですよー!」

御坂「・・・今日はありがとうございました・・・ってもうこんな時間!?」アタフタ

小萌「ほわっ!?思ったより長い間お話してましたねー、先生も居候の子を待たせてるので帰りますね!」

御坂「さようなら~」

小萌「さよならなのです~」



結標「小萌ったら遅いわね・・・」

小萌「ただいまなのですよー、ごめんなさいなのです結標ちゃん♪」

結標「やけに機嫌がいいじゃない、どうせまた誰かの悩み事でも聞いてあげてたんでしょ?」ハァ

小萌「な、何で分かったのですか!?まさか結標ちゃんは読心術を使えるのですかー!?」

結標「顔に出てるわよ」

小萌「ふぇ!?まぁいいのです、急いでご飯の支度を――」

結標「あぁ、私がやっといたわ。冷蔵庫の中に入ってるから」

小萌「」

結標「どうしたのよ?」

小萌「結標ちゃん・・・?どうして野菜炒めが泡を出して火をあげてるのですか?」ブクブク

結標「ッ・・・知らないわよ」

小萌「結標ちゃーん!確かに先生の専攻は発火能力ですけど普通の野菜に発火能力を覚えさせた事は無いのですよー!!」

結標「ちょ・・・!?それはいくら何でもヒドイでしょ!!だって私が冷蔵庫に入れた時は凍ってたわよ!?」

小萌「いや凍るのもおかしいのですよ!?結標ちゃんの常識はどうなってるのですかー!」

冷蔵庫「俺の『未元物質』に常識は通用しねぇ」(キリッ

小萌「」

結標「」



翌日
とある学校

小萌「・・・という訳で今日の授業は終わりなのですよー」

ワイワイガヤガヤ

青ピ「あぁ・・・小萌先生はいつみても可愛らしいなぁ~」ハァハァ

土御門「いつみても可愛らしいのは認めるにゃー、でも一番可愛いのは舞夏だぜい・・・ッ」ハァハァ

上条「いいよなお前らは・・・近くに可愛い女の子がいてさ・・・」ハァ

土御門「」

青ピ「」

上条「え?」キョトン

青ピ「とりあえずー」ボキボキ

土御門「一回地獄を味わった方がいいぜよ・・・!!」ボキボキ

上条「な、何で二人とも指を鳴らしてるんでせうか!?」アタフタ

青・土「「くたばれぇぇぇ!!」」

上条「ハイィィィ!?」

ピーンポーンパーンポーン

小萌『上条ちゃーん、今すぐ職員室に来やがれなのですー』

上条「おーっと!!私、上条さんは小萌先生に呼ばれたので職員室に行かねばー!!」ダッシュ

青・土「「待てぇぇい!!このフラグ野郎ぉぉぉ!!」」

ー職員室ー

小萌「上条ちゃん、先生は少しお話したいことがあるのですー」

上条「(助かったには助かったけど・・・あぁ、なぜ上条さんだけ呼び出されたんだ・・・補習を皆の倍やれとか言われるに違いない・・・不幸だ・・・)」ハァ

小萌「あのー、1つお願いしたいことあるのですよー」

上条「へ・・・?」キョトン

小萌「それがボランティアの話なのですけど・・・」カクカクシカジカ

上条「別にその日は空いてますけど補習はどうなるんですか?」

小萌「特別に補習は免除なのですー」

上条「絶対行きます」キリッ

小萌「上条ちゃんならそう言ってくれると思ったのですよー、シスターちゃんは家で預かっておきますので心配しないでいいのですよー」

上条「本当ですか!?ありがとうございます!!」ガシッ

小萌「ふぇ!?か、上条ちゃん!?手を離して欲しいのですー!!」アタフタ

上条「あ、スイマセン」バッ

小萌「じゃ、じゃあ明日忘れないようにして下さいねー」




その夜

小萌「ただいまなのですー」

結標「お帰りー、冷蔵庫捨てといたわよ」

小萌「おぉ!!ありがとうなのです結標ちゃん!!」カンゲキ

結標「そうそう、途中で少し感電しちゃってさー」

小萌「あ・・・」

結標「ん?」

小萌「上条ちゃんに御坂さんの事言うの忘れてたのですー」

結標「?」

小萌「いえいえ、こっちの話なのです」

結標「あっそ、ん?メール?」

『明日、いつもの場所に集合だ、一方通行と海原も呼んである』

結標「ハァ・・・・」

小萌「どうしたのですか結標ちゃん?」

結標「こっちの話よ」


とあるアパート

上条「という訳で、明日からインデックスは小萌先生の家へ行ってくれ」

禁書「わかったんだよ!」

上条「あまり迷惑かけるなよ」

禁書「う~分かってるんだよ!」

上条「冷蔵庫勝手に漁ったりとか、物をつまみ食いしたりとか、人のご飯とったりとかするなよ!」

禁書「とうま、それじゃあ私が食べることしか考えてないみたいなんだよ!!」ギラリ

上条「わ、悪かったって!だからその歯をはやくしまってください!」

禁書「もう遅いんだよ!」ガブッ

上条「ぎゃあぁぁぁ!不幸だぁぁ!」



ボランティア当日

御坂「・・・んで?何でアンタがここに居るのよぉぉぉ!!」ビリビリ

上条「危なっ!」キュイーン

御坂「さっさと私の質問に答えなさい!」バチバチ

上条「バカ!帯電してんじゃねーよ!」

御坂「アンタがここに居るから悪いのよ!!」

上条「ハイィ!?そんなにお前は俺の事が嫌いなのか!?」

御坂「・・・いや、別に嫌いって訳じゃ無いけど・・・」モジモジ

上条「へ?何て言った?まぁいいや、俺はだな―」カクカクシカジカ

御坂「あー、あの人アンタの担任だったの?」

上条「そういう事だ、まぁ宜しくな御坂!」ガシッ

御坂「そ、そうね!仕事はしっかりしないとね!うん!」テレテレ


園内

上琴「「こんにちは~」」

コーンニーチハー

上条「えっと上条当麻です。レベルは0です、よろしくお願いします」

御坂「御坂美琴です。レベル5です、よろしくお願いします」

先生「はい、自己紹介がすんだところで・・・遊びたい人ー!!」

ハーイ!

先生「じゃあ早速園児の相手をしてもらおうかな?」

ネェチャンアソボー!オニーチャンダッコシテー!!

御坂「いいわよ、何して遊ぶ?」

上条「おーしいいぞー!」ガシッ

ワタシモダッコシテー!!ワタシモー!

御坂「アイツったら意外と人気ねぇ~、特に女の子とか・・・まさか園児にまでフラグを!?」アタフタ

上条「どうした御坂?顔色悪いぞ?」

ドウシタノー?オネェチャンダイジョウブー?

御坂「大丈夫よ!全く私ったら・・・考えすぎよ・・」ハァ





御坂「(あれ?女の子がひとりも見つからない?)」

上条「あのー・・・皆同じ場所に集まると動きにくいんだけど・・・」

オニーチャンダッコー!オニーチャンオンブー!イッショニオベントウタベヨー!

御坂「アイツの周りに女の子全員いるじゃない!結局フラグ建てるんかいぃぃぃ!」バチバチ

上条「何のことだぁぁぁ!!」

オネェチャンスゴーイ!カッコイー!

御坂「へ?あれ?」キョトン

モッカイイマノミセテー!ヤッテヤッテー!

御坂「そんなに見たいの!?じゃあ・・・それっ!」ドガーン

上条「うおぉぉぉぉ!?」キュイーン

モットヤッテー!

御坂「いいわよー」ニタァ

上条「・・・御坂さん?なぜお顔がにやけているのでせうか?」ガクブル

御坂「この子達の頼みだもん、やってあげなきゃ可哀想よねぇ・・・」

上条「無理しなくてもいいんでs」

ゼッタイヤッテー!

御坂「・・・だってさ、じゃあ遠慮なくいくわよー!!」バチバチ


上条「」
御坂「くたばれぇぇい!!」ドカーン

上条「不幸だぁぁぁっ!!」


10分後

御坂「ハァ・・・ハァ・・・」

上条「」シロメ

先生「皆仲良くやってるー?って何があったの!?」

オネェチャントオニーチャンガアソンデクレタノー!!

先生「あらそう、(ずいぶんハードな遊びしたのね・・・)はい、そろそろ帰りの支度しなさーい!!」

ハーイ!

先生「じゃあ二人は今日はここでおしまいね、また明日ヨロシク」

御坂「あ、はい」

上条「分かりました」ペコリ



グループアジト

一方「ンで?なンの用だ土御門」ギロリ

土御門「あぁ、今回の要件はこのテロ組織の壊滅だ」

結標「テロって最近テレビでやってる奴でしょ?確か老人ホームとか介護施設とか襲う」

土御門「あぁそうだ、弱い者がいる施設を狙い、尚且つ上層部に繋がる者を洗い出していく。オマケに能力者対策も万全らしい」

結標「ぬかり無いわね・・・」

一方「メンドクセェなァ・・・あン?そういえば海原のバカはどうした?」

土御門「知らん」


同時刻
あすなろ園裏門

海原「あぁ、御坂さんはいつみても美しい・・・」ハァハァ





上条「いやーすっかり遅くなっちまったな~」

御坂「う~ん疲れた~・・・」

上条「早く寮帰って休めよ、明日もあるんだからな」

御坂「言われなくても分かっt ・・・って門限過ぎてたぁぁ!」

上条「どうすんだよ?」

御坂「とりあえず黒子に連絡するわ」ピッ

黒子『お姉様!?いったいこんな時間にどこで何をしてるんですの!?』

御坂「あー・・・ボランティアが長引いちゃってー」

黒子『ハァ・・・今日は戻ってくるんですの?』

御坂「どっか適当に泊まるわよ」

上条「なら俺んとこ泊まるか?」

御坂「」

黒子『』

上条「え?」

御坂「え?じゃないわよこんのクソバカァァアー!!」バチバチ

黒子『いまの声は何ですの!?まさかこんな時間に類人猿と一緒にいると言うことは無いですわよね!?そして泊まるとはどういうことですの!?お゛ね゛え゛ざま゛ぁぁ!?』

御坂「」ピッ

上条「御坂さーん?」

プルルルル

黒子『お゛ね゛う゛ぇ゛ざ』

御坂「分かったわよ、今日はホテル泊まるから、寮監にはなんとか言っといて」

黒子『本当ですの!では私早速寮監に知らせて参ります!』

御坂「どーも、おやすみ黒子」

黒子『おやすみなさいですの!』

御坂「・・・ふぅ、話はついたわ」

上条「結局ホテル泊まるのか?」

御坂「お金なんか持って無いわよ・・・」

上条「じゃあ・・・」

御坂「あああア、アンタの家にと、とと泊まるわよ!」

上条「あぁ、いいぜ?」


グループアジト

海原「いやー遅れてしまって申し訳ありません」ペコリ

結標「気にしないでいいわ、一方通行と土御門はとっくに帰ったわよ?」

海原「いやー御坂さんが可愛すぎてつい・・・どうしました?」

結標「ほう・・・つまり貴様はまた中学生にうつつを抜かしていたのか?」ペリペリ

海原「・・・ショチ・・・トル?」

ショチトル「やはり貴様はアステカに連れて帰るべきだった」ズルズル

海原「ちょっ、引っ張らないで下さいぃぃぃ!!」



上条宅

上条「散らかってるけど入れよ」

御坂「お、お、お邪魔します」カチカチ

上条「何緊張してんだよ?」

御坂「うっさいわね!緊張なんかして無いわよ!」バチッ

上条「ここで能力使うなぁぁあ!」ガシッ

御坂「な、ななな何手ぇ掴んでんのよ///」

上条「これなら能力使えねーだろ」ニヤリ

御坂「わ、分かったから手を離して・・・///」ドキドキ

上条「お、おう・・・(何か今の御坂すげー可愛かったな・・・って中学生相手に何考えてんだおれは!!)」パッ

御坂「ぁ・・・」

上条「え?」

御坂「・・・」

上条「・・・」

上琴「(気まずい・・・っ!)」

上条「メ・・・メシでもつくるか!」

御坂「そ、そうね!私も手伝うわ!」アタフタ

上条「おおサンキュー」

御坂「いいのいいの、何つくる?」

上条「ここは・・・豪勢にカレーだろ」

御坂「(豪勢・・・?)うん、それでいいわ、材料ある?」

上条「ルーと玉ねぎと人参なら」

御坂「じゃあアンタは人参切って、私は玉ねぎやるから」

上条「上条さんに任せなさい」

トントントン・・・

御坂「玉ねぎって目にしみるわよねー」グスッ

上条「(涙目・・・だと・・・!)代わるか?」

御坂「いいのよ!」グスッ

トントントン・・・
グツグツ・・・


御坂「できたー!」

上条「おお!旨そうじゃねぇか!」

御坂「ふふーん、常盤台なめんじゃないわよ!」ドヤ

上条「いやいや、問題は味だぜ・・・」パクッ

御坂「・・・どう?」

上条「うめぇぇぇえ!」

御坂「そんなに!?大袈裟じゃない!?」

上条「冗談抜きでうめーよ!オルソラとか五和とかと比べても遜色ねーよ!」ガツガツ

御坂「(女の子と食事してるときに他の女の名前出すか普通!?)」バチッ

上条「どした?」キョトン

御坂「何でもない・・・」

上条「しかしうめぇな・・・お前って案外子供にも優しいし、料理も出来るし、いつ嫁に行ってもいいんじゃねーの?」

御坂「よ、嫁ぇ!?ななな何いきなや飛躍してんのよ!?」

上条「飛躍?どういう事だよ?顔赤いぞ?まあお前と結婚するようなヤツはビリビリで大変だろうなー」

御坂「そんなの電撃効かないアンタしか・・・」ボソッ

上条「どーした?」

御坂「あーもう何でもない!ほら食器かして!洗うから!」

上条「へいへい」


土御門「うるさいにゃー」イライラ

舞夏「御坂がきてるんだなー、しかし上条当麻は鈍感すぎだぞー」ハァ

土御門「全くぜよ」バキッ

舞夏「アニキー、壁を殴るのはやめた方かいいぞー、殴るならこのサンドバッグを殴るといいぞー」


上条「何かパンパン聞こえるな」

御坂「隣は誰が住んでるのよ?」

上条「土御門ってシスコン野郎とその妹が住んでっけど?」

御坂「ああ舞夏か、何やってんのかしら?」

アア、イイゼヨマイカ・・・パンパン
ドウダーキモチイイダロー

御坂「」

上条「」

上琴「(何ってナニかよぉぉぉお!)」

御坂「わ、私お風呂入って来る///」アタフタ

上条「き、着替えは?」アタフタ

御坂「アンタのワイシャツかなんかでいいわよ」アタフタ

上条「じゃあ洗濯機のとこにあるから着ていいぞ」アタフタ

御坂「あ、ありがと」



御坂「お風呂出たわよー」

上条「おう・・・ってワイシャツ一枚だけかよ!」

御坂「バッ・・・!短パン履いてるわよ!」

上条「あ、そっか」ホッ

御坂「アンタも入ればー?」

上条「そうだな、なんか疲れた」


上条「あがったぞー」

御坂「あー、うん」

上条「明日も早いし寝るか・・・」

御坂「そうね・・・ってどこいくのよ?」

上条「風呂場、お前はベッド使えよ」

御坂「何いってんのよ、アンタが家主なんだからアンタがベッド使いなさいよ」

上条「いやー、お客さんを風呂場で泊まらせる訳には・・・」

御坂「アンタを風呂場で泊まらせるのも私が負けたみたいで嫌なの!」

上条「何ソレ!?」

御坂「あ~・・・分かったわよ!私がベッドで寝るからアンタは下で寝なさい!」

上条「いやでも・・・俺は高校生男子ですよ?」

御坂「だから何よ?」

上条「いや、だから、いつ理性が飛ぶか分からない訳でして・・・」

御坂「な、何言っちゃってんのよアンタはぁぁぁあ!!べ、別に平気よ!」

上条「そこまで言うなら・・・」


御坂「」スヤスヤ

上条「(寝れねぇ・・・!)」

御坂「うーん」ゴロッ

上条「(おいおいおい、まずいって!)」

ボフン

上条「(なんでおれの布団に御坂が落ちるんだよぉぉお!)」

御坂「エヘヘ・・・」スリスリ

上条「(やべぇ!今度は頬擦りしてきやがった!)」

御坂「エヘヘ・・・」ガシッ

上条「(ホールドくらったぁぁあ!破壊力やべぇぇぇえ!!)」

御坂「」スヤスヤ

上条「(寝れねぇぇえ!何か幸せだけど不幸だぁぁぁあ!)」



翌朝

御坂「う~ん・・・ん?」

上条「」スヤスヤ

御坂「えぇぇえ!?」

上条「・・・朝か」

御坂「朝か、じゃないわよ!どうして私とアンタが同じ布団で寝てるわけ!?」バチッ

上条「これはだなー」カクカクシカジカ


御坂「そ、そそそんな事があったの!?」カァァ

上条「ああ、おかげで上条さんは寝不足ですよ?」ハァ

御坂「き、今日もボランティアあるから頑張らないと!」

上条「話そらすなよ」

御坂「朝ごはん作るから寝てていいわよ?」

上条「マジで!?ありがと御坂!」

御坂「いいのよ、この美琴センセーに任せなさい」

上条「よろしくなー」

御坂「(てかアイツ何もしてないでしょうねぇ・・・でもアイツになら何かされても、って何考えてんのよ私はー!!)」


御坂「できたわよー」

上条「」スヤスヤ

御坂「おーい」

上条「」スヤスヤ

御坂「完全に寝てるわね・・・こういうときはやっぱり・・・キ、キ、キスで・・・って何考えとんじゃ私はぁぁあ!」ビリビリ

上条「ぎゃぁぁあ!?何事ぉぉお!?」


上条「ごちそーさま」

御坂「お弁当も作っといたから」

上条「サンキュー、さてと・・・」

御坂「そろそろ行く?」

上条「おう」


御坂「おはよー」

オハヨー!オネェチャンオハヨー!

上条「おはよーっす」

キャーオニィチャーン!オハヨー!

先生「じゃあ昨日と同じ感じで」

上琴「分かりました」



上条「元気だなー」

御坂「そうねー」

オニィチャンオネェチャンイッショニアソボー!

御坂「いいわよー」

上条「何してあそぶ?」



テロリスト「動くんじゃねぇ!」

上琴「!?」

キャー!キャー!

先生「何ですかあなたたち!」

テロリスト「見ての通りテロリストってヤツだ」

上条「どうする・・・?」

御坂「どうするったって・・・やるしか・・・!」バチッ

テロリスト「能力者かぁ?これでもくらいやがれ!」

キィィィン!

御坂「この音、まさかキャパシティダウン・・・!」

上条「御坂!?」

テロリスト「んん?お前常盤台の『超電磁砲』じゃねぇか!おい、こいつには直接音ぉ聴かせてやれ!」

部下「はいっ!」

御坂「・・・くぅっ!」

上条「この野郎・・・!」



海原「これは不味いですね、早く皆さんに知らせなくては」


一方「あァ?」

海原『はい、テロリストが現れました』

一方「場所はどこだァ」

海原『幼稚園です』

一方「なンだとォ!?テロリストの野郎許さねェ!場所はどこだァ!」

海原『あすなろ園という場所です』

一方「すぐに行く!うおォォォ!」キュイーン


結標「テロリスト?場所は?」

海原『あすなろ園という場所です』

結標「そのテロリスト許せないわね、今すぐ行くわ」ヒュン


土御門「舞夏が熱出していけない、すまないな」

海原『分かりました(あの二人なら大丈夫でしょう)』


結標「待っててねショタの皆!今すぐお姉さんが助けにいくわよ!」ヒュン

一方「待ってろよ幼女ォォォ!!」


黒子「ジャッジメントですの!」

黄泉川「風紀委員じゃん?」

黒子「えぇ、犯人は?」

黄泉川「あそこにいるじゃん、ただアイツらは半径100メートルにキャパシティダウンを敷いている。人質もいるし近付けないじゃん!」

黒子「このままでは・・・っ!お姉様・・・!」

テロリスト「警備員!人質を解放してほしくばまず逃走用の車を用意し、貴様らには去ってもらう!!」

黄泉川「くっ・・・!」

テロリスト「どうする!!」

黄泉川「・・・分かったじゃん。全員退却!」

警備員「しかし!」

黄泉川「今は人質が大事じゃん!」

テロリスト「さぁ頼みの警備員は行っちまったぜ?」

上条「くそっ!(また・・・俺の不幸が皆に災いしたって言うのかよ!)」

御坂「くっ・・・!」

上条「御坂・・・大丈夫か、また、俺の不幸が・・・」

御坂「何言ってんのよ・・・っ、アンタはそんなこと気にしなくていいのよ!私は、アンタの不幸も、幸せも一緒に受け入れるって決めたんだから!」

上条「御坂・・・」

御坂「まずはコイツらを何とかしないと・・・っ」




一方「よォテロリストどもォ」

テロリスト「ああん?何だテメェ?」

上条「一方通行・・・?」

結標「随分沢山の武器持ってるのね、まぁ関係ないけど」ヒュン

テロリスト「・・・はぁ!?武器が無くなったぁ!?」

結標「私の能力は『座標移動』触れずとも800メートル先の物を移動出来るわ」

テロリスト「だがキャパシティダウンはまだ・・・!」

一方「音反射ァ」

結標「園児の平均体重は・・・っと」ヒュン

オネェチャンアリガトー!

結標「いいのよー(ショタが私の所にぃぃぃい!)」ハァハァ

テロリスト「くそっ!逃げるぞ!」

バゴーン

テロリスト「車が・・・バラバラに?」

海原「彼には彼女の周りの世界を守ってもらうと約束しましたから、その世界を汚す者は許しませんよ」ニコッ

上条「海原・・・大丈夫か御坂!」

御坂「うん、機械は一方通行が壊してくれたみたい」

上条「ってことは・・・」

御坂「ええ・・・もう許さないわよアンタたち・・・!!」バチバチ

テロリスト「ひ・・・ひいっ!?」

上条「御坂、お前は休んでろ」

御坂「でも・・・っ」フラッ

上条「無理すんな」

御坂「うん・・・」

上条「テメェらが、もし御坂とその周りの世界を荒らすって言うなら・・・」

テロリスト「ヒィィィィイ!?」

上条「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」バキッ

テロリスト「」



黄泉川「少年、協力感謝じゃん!」

上条「あ、はい・・・御坂!」

御坂「!?」ビクッ

上条「これからも、お前の周りの世界を守りたいんだ、だから・・・。俺と一緒にいてくれ!!」

御坂「・・・うん」コクッ

一方「ヒーローの野郎・・・やっとフラグ回収しやがって・・・」

結標「あら、あの子私結構好きだったんだけど(年下だし)ちょっと悔しいわ」

黒子「全く・・・あの殿方とお姉様の仲を引き裂く勇気は私にはありませんわ・・・お幸せに、お姉様」ニコッ

黄泉川「あれ?一方通行じゃん?」

一方「あン?なンだ黄泉川ァ」

黄泉川「なんでこんなところにいるじゃん?」

一方「なンでもいいだろうがよォ」

黄泉川「もしかして・・・助けに来てくれたじゃん?」ニヤニヤ

一方「なンでもいいって言ってンだろうがァ!」

海原「あの様子なら心配無さそうですね」


上条「今日はもう終わりだとよ、二日間いろいろとありがとうだってさ」

御坂「あー疲れて歩けない、ねぇ、おんぶして」

上条「ったく・・・しょうがねーなー」グイッ

御坂「ありがと、当麻」

上条「んー?」







「何か言ったか?美琴?」








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