とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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匿名ユーザー

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小ネタ 第8回 異教のサルでもわかるツンデレ語講座




こんばんは。
異教のサルでもわかるツンデレ語講座の時間です。
[前回の吹寄制理さんの回で、「大覇星祭」と表記するところを、
 誤って「ナチュラルセレクター」と表記してしまった事を、改めて深くお詫び申し上げます。]
今週は2回目の登場となります。御坂美琴さんを例に見ていきましょう。
まずは日常会話から。

美琴 「…ねぇ、アンタってさ……その…女友達多いじゃない? かか、彼女とか…ほ、欲しくない訳…?」
上条 「そりゃできるなら欲しいけどさ……俺なんかを好きになってくれるヤツなんていないだろ?」
美琴 「ひ、一人くらいいるんじゃないの!? アンタのことが好きでアピールしてる人が!!」
上条 「例えば?」
美琴 「た、例えば……いつも帰り道で偶然出会ったり、お、お揃いのストラップやペアリング渡されたり……
      あ、あ、あくまでも例えばだからね!?」
上条 「……そんなの御坂しかいねーじゃん」
美琴 「ア、アレー? ソー言エバソーネー、グ、偶然ネー」
上条 「ったく、からかうなよ。一瞬本当に『御坂が俺のこと好きなんじゃないか』って思っちまったじゃねぇか」
美琴 「あ、あはは! もう、そんな訳ないじゃない! あはははは…はは……はぁ……」

お互いにもう一歩、といったところですね。
では早速ツンデレ語を標準語に訳してみましょう。

美琴 「アンタってさ、彼女とかは欲しくないの?」
上条 「そりゃできるなら欲しいけどさ……俺なんかを好きになってくれるヤツなんていないだろ?」
美琴 「そんなことないわよ! アンタが気付いてないだけで、アンタのことが大好きな人はいっぱいいるんだから!」
上条 「例えば?」
美琴 「目・の・ま・え! 誰がいる?」
上条 「……そんなの御坂しかいねーじゃん」
美琴 「えへへへへ…そういうこと!」
上条 「ったく、からかうなよ。一瞬本当に『御坂が俺のこと好きなんじゃないか』って思っちまったじゃねぇか」
美琴 「い、一瞬だけ!? も~~!!私は本気なのに~~~!!!」

はい。とても微笑ましい会話となりましたね。
次は勉強を教えてもらった後の会話を見てみましょう。

上条 「ぶはぁ~~~終わった~~~!!! サンキュー御坂、おかげで助かったよ」
美琴 「別にいいわよ。大したことじゃないし」
上条 「けどわざわざ休日に呼んどいて、宿題手伝ってもらった挙句、このまま帰すのは悪いよな……
      お礼したくても金も無いし……何か俺にしてほしいことってあるか?」
美琴 「は、はあ!? な、無いわよそんなモン!!」
上条 「あっ! じゃあご褒美のチューなんてどうでせうか?」
美琴 「なっ!!!? バ、ババババカじゃないの!!? そそ、そんなのご褒美どころか罰ゲームじゃない!!!」
上条 「…いや、冗談だよ……」
美琴 「え? あ、うん…冗談ね。うん、も、もちろん分かってたわよ? うん」

このままでもいい感じですが、ツンデレ語を訳して見てみましょう。

上条 「ぶはぁ~~~終わった~~~!!! サンキュー御坂、おかげで助かったよ」
美琴 「私もアンタん家来れて楽しかったから、おあいこよ」
上条 「けどわざわざ休日に呼んどいて、宿題手伝ってもらった挙句、このまま帰すのは悪いよな……
      お礼したくても金も無いし……何か俺にしてほしいことってあるか?」
美琴 「それは…まぁ…いっぱいあるけど……」
上条 「あっ! じゃあご褒美のチューなんてどうでせうか?」
美琴 「……………いいの?」
上条 「…いや、冗談だよ……」
美琴 「やだ! 私もうスイッチ入っちゃったもん! チューしてくれるまで帰らないもん!!」

標準語に直しただけで、とてもストレートになりましたね。



それでは次は、インデックスさんも交えた会話を見てみましょう。

禁書 「……何で短髪がここにいるのかな。ここはとうまと私のお家なんだよ!」
美琴 「確かにここはアイツの寮だけど、アンタはただの居候でしょ!?」
禁書 「だからって短髪が来る道理は無いんだよ! かーえーれ!かーえーれ!」
美琴 「よっしゃ、そのケンカ買ってやろうじゃない!」
上条 「……あのさぁ、お前等…前から思ってたんだが、何でそんなに仲が悪い訳?」
禁書 「とうまがそれを聞くのはおかしいかも!!」
美琴 「そうよ! アンタがはっきりしないのが悪いんじゃない!!」
上条 「はっきりって……何をだよ」
禁書 「それは……」
美琴 「ねぇ……」
上条 「?」

それでは早速訳してみましょう。

禁書 「……何で短髪がここにいるのかな。ここはとうまと私のお家なんだよ!」
美琴 「いたら悪い訳? 私だってアイツと遊びたいの!」
禁書 「だからって短髪が来る道理は無いんだよ! かーえーれ!かーえーれ!」
美琴 「うっさいうっさい!! アンタはいつでもアイツを独り占めできるんだから、たまにはいいじゃない!!」
上条 「……あのさぁ、お前等…前から思ってたんだが、何でそんなに仲が悪い訳?」
禁書 「とうまがそれを聞くのはおかしいかも!!」
美琴 「そうよ! アンタが、私かこの子かはっきり選べばこんなことにはならないんじゃないの!!」
上条 「はっきりって……何をだよ」
禁書 「それは……」
美琴 「これだけ言っても気付かないって…どんだけ鈍感なのよアンタは……」
上条 「?」

やはり上条さんは上条さん、という事ですかね。
それでは最後はいつもの様に、普段使っている言葉を、いくつかツンデレ語に訳してみましょう。

「好きになっちゃうじゃない」⇒「思いっきりカッコつけてんじゃないのよ!!」
「名前で呼んでよ」⇒「ビリビリ言うな!」
「だって…少しでも一緒にいたいんだもん」⇒「用事がある訳じゃないんだけど。……ある訳じゃないんだけどさ」
「もう! どれだけ心配したと思ってんのよ!」⇒「今日という今日こそこれまでの事全部話してもらうわよ!」
「ずっと一緒にいる」⇒「今度は一人じゃない」

と言ったところで、今週の、異教のサルでもわかるツンデレ語講座はここまで。
来週は麦野沈利さんを例に解説したいと思います。
それでは、またお会いしましょう。
次も見たいなら見れば!? わ、私は別に見て欲しいなんて、思ってないんだからね!!








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