こちら初春
「ひえー!!」
「飾利ちゃんどうしたの!?」
今初春は上条達の知り合いにメールを送っているのだが…(ちなみに最大宗教に招待状を送ったのは初春である)
「大変ですよ!!上条さんってイギリスの女王様達と知り合いだそうです!!」
「「「「「「(超)何だって!?」」」」」」
「しかも!女王様達はよく解りませんが借りが有るそうなんです!!」
「「「「「「何いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」」」」」」
「これが一応上条さんの知り合いリストです。御坂さんのお父さんのお知り合いも含まれていたんで重複したのはお願いしたんですけれども…。」
「フ~ム、騎士団長とは飲み友達だが…凄いなこりゃ。一国の元首並みのコネクションだなぁ、英国女王と知り合いとは…。」
「フ~ム、騎士団長とは飲み友達だが…凄いなこりゃ。一国の元首並みのコネクションだなぁ、英国女王と知り合いとは…。」
「ところでこんな情報いつ手に入れたの初春?」
「へっ?イヤ、ちょっとゴニョゴニョゴニョ………」
「へっ?イヤ、ちょっとゴニョゴニョゴニョ………」
「ん?この画像ファイルは何だね?」
「え?ああそれなんか上条さんのケータイから失敬した画像の一部ですけれど。」
「超犯罪行為じゃないですか、それ?」
「え?ああそれなんか上条さんのケータイから失敬した画像の一部ですけれど。」
「超犯罪行為じゃないですか、それ?」
「まあまあ。とりあえず開けますよ♪」
そういって初春はEnterキーを押す。
そこに映し出されたのは…
「超なんですかこの3人の美女。超カメラ目線アンド超カメラ用笑顔です。」
「何処で見たことが有るような……」
「超なんですかこの3人の美女。超カメラ目線アンド超カメラ用笑顔です。」
「何処で見たことが有るような……」
「ちょっと調べますね~…あっヒットしました。」
「早いねえ。」
「ええ。私もちょっとびっく…」全員そこで息をのむ。
「早いねえ。」
「ええ。私もちょっとびっく…」全員そこで息をのむ。
何のことはない生まれただけで年表に乗る様な方だからすぐ見つかったのである。
つまり今の絶句の意味するところは驚愕。
つまり今の絶句の意味するところは驚愕。
「「「「「えーっ!?英国王女様達!!??」」」」」
「ちょ、超驚きです。これ超ケータイのカメラですよね。」
「驚いたな。この3人性格が違いすぎて公式の場以外では一緒に写真に写らないといわれてるんだよ。」
「驚いたな。この3人性格が違いすぎて公式の場以外では一緒に写真に写らないといわれてるんだよ。」
公式の場以外では一緒にいることが皆無に等しい。
「これって超レアもの?」「ですよねですよね。」
「しかしよくも撮れましたね……。」
「しかしよくも撮れましたね……。」
「調べれば調べるほど上条さんって凄すぎです……」
そのころ
上条さん宅では「上条の宿題&補修プリントの山」
を前にした二人が絶句していた。
上条さん宅では「上条の宿題&補修プリントの山」
を前にした二人が絶句していた。
「「多すぎ。」」と。
上琴が絶句している頃、パーティー主催者一行は御坂家に到着していた。
ちなみに刀夜はというと、何故か詩菜に引きずられており、初春達と会った頃にはボロボロの状態で気絶していた。
ちなみに刀夜はというと、何故か詩菜に引きずられており、初春達と会った頃にはボロボロの状態で気絶していた。
「じゃあ私は刀夜さんに喝を入れてくるから美鈴さん、飾利さんのことはよろしくね~」
「了解。というわけで父さんも悪いけど、上条家で待機してもらえる?」
「……ふむ、そうゆうことか。分かった、終わったら呼んでくれ」
「了解。というわけで父さんも悪いけど、上条家で待機してもらえる?」
「……ふむ、そうゆうことか。分かった、終わったら呼んでくれ」
刀夜、詩菜、旅掛は上条家、残りの面々は御坂家と入って行く。
御坂家のリビングに通された初春、佐天、絹旗はパーティーについて話すと思っていたが、
御坂家のリビングに通された初春、佐天、絹旗はパーティーについて話すと思っていたが、
「さて、パーティーの段取りの前に一つだけ聞くわね。飾利ちゃんは当麻君のこと、好きなのよね? 正直に答えて」
「「えええええええっ!!」」
「「えええええええっ!!」」
美鈴の質問に驚くことしか出来ない佐天と絹旗の横で、初春は観念したかのように頷いた。
寝耳に水状態の佐天と絹旗はビックリしながらも、初春に当麻の件について尋ねる。
寝耳に水状態の佐天と絹旗はビックリしながらも、初春に当麻の件について尋ねる。
「ホントなの? 初春。一体いつから?」
「私も超知りたいです。一から十まで超打ち明けて欲しいです」
「二人とも落ち着いて。飾利ちゃんが困ってるでしょ。大丈夫よ、飾利ちゃん。当麻君にも美琴にも言わないから、ね?」
「……はい。元々の切っ掛けは上条さんに助けられたことです」
「私も超知りたいです。一から十まで超打ち明けて欲しいです」
「二人とも落ち着いて。飾利ちゃんが困ってるでしょ。大丈夫よ、飾利ちゃん。当麻君にも美琴にも言わないから、ね?」
「……はい。元々の切っ掛けは上条さんに助けられたことです」
初春はグラビトン事件で自分を助けてくれたのは美琴ではなく、当麻だと知ったのは事件からしばらく経ってからのことだった。
自分のしたことを誇示することなく、命の危険も顧みず助けてくれた当麻に興味を持ったのだ。
それ以来、初春は学園都市で事件が起こる度、幾度と無く当麻が誰かを助けていることを知る。
自分のしたことを誇示することなく、命の危険も顧みず助けてくれた当麻に興味を持ったのだ。
それ以来、初春は学園都市で事件が起こる度、幾度と無く当麻が誰かを助けていることを知る。
「凄いですよね。レベル0なのにどんな相手にもどんな困難にも立ち向かうんですから。気が付いたら上条さんのことを深く知りたくなってました」
(……それにしても公になっていない事件のことまで超調べ上げてる初春さんも超凄いです)
「でも気付いちゃったんです。上条さんは誰でも助けるんだって。私だから助けてくれたって思ってた自分が恥ずかしくなりました」
「当麻さんはそうゆう人ですからね~。飾利さん的にはそんな当麻さんを好きになっちゃったと」
(……それにしても公になっていない事件のことまで超調べ上げてる初春さんも超凄いです)
「でも気付いちゃったんです。上条さんは誰でも助けるんだって。私だから助けてくれたって思ってた自分が恥ずかしくなりました」
「当麻さんはそうゆう人ですからね~。飾利さん的にはそんな当麻さんを好きになっちゃったと」
そこへ刀夜に喝を入れ終えた詩菜が現れ、初春に当麻について聞くと初春は小さく頷いた。
「でも自分の気持ちに気付いたのは本当につい最近でした。そんな時、偶然ですけど上条さんと同じ宿に泊まることになったんです」
「そこで上条さんに告白しちゃったの?」
「してません。そもそも私は見かけただけで話してもいませんし、上条さんも忙しそうでしたから……」
「そこで上条さんに告白しちゃったの?」
「してません。そもそも私は見かけただけで話してもいませんし、上条さんも忙しそうでしたから……」
初春は当時のことを思い返しながら、いよいよ今の自分の気持ちを打ち明け始める。
「今度上条さんと出会って親しくなったら告白するつもりでした。でもその時はすでに御坂さんと……」
「成程ね。勝負する前に全て終わってたわけか。飾利ちゃん、失恋してショックじゃなかった?」
「ちょ、ちょっと! そんな超ストレートに言わなくてもいいじゃないですか!」
「大丈夫ですよ絹旗さん。……ショックはありました。でも御坂さんなら、私の大切な人なら祝福できる……って思えたはずなんですけどね」
「成程ね。勝負する前に全て終わってたわけか。飾利ちゃん、失恋してショックじゃなかった?」
「ちょ、ちょっと! そんな超ストレートに言わなくてもいいじゃないですか!」
「大丈夫ですよ絹旗さん。……ショックはありました。でも御坂さんなら、私の大切な人なら祝福できる……って思えたはずなんですけどね」
初春の肩が震えているのに気付いた詩菜は初春を優しく抱きしめると、あやすように背中を叩いた。
「でもそんな簡単には割り切れないわよね。だから飾利さんはパーティーの力を借りて、全てを吹っ切って二人を祝福しようって思ったのね?」
「最低ですよね、私。祝福するって言っておいて自分の気持ちの整理の為にパーティー開いたんですから……」
「そんなこと無いわよ。だって飾利ちゃん、当麻君も美琴ちゃんも大好きなんでしょ? それに祝福したい気持ちも本心なんだし」
「でも、でもっ! こんな私が祝福したってお二人は……!」
「最低ですよね、私。祝福するって言っておいて自分の気持ちの整理の為にパーティー開いたんですから……」
「そんなこと無いわよ。だって飾利ちゃん、当麻君も美琴ちゃんも大好きなんでしょ? それに祝福したい気持ちも本心なんだし」
「でも、でもっ! こんな私が祝福したってお二人は……!」
本心を全てさらけ出した初春は自分がどんな状態なのか分からなくなっていた。
そんな初春を支えてくれたのは詩菜だけでなく、美鈴、佐天、絹旗からの抱擁だった。
そんな初春を支えてくれたのは詩菜だけでなく、美鈴、佐天、絹旗からの抱擁だった。
「大丈夫。当麻君も美琴ちゃんもそんなこと気にしないわよ。だって飾利ちゃん、こんなにいい子だもの」
「そうよ飾利さん。理由が何であれ当麻さんと美琴さんを祝福したい気持ちはちゃんと伝わってるから」
「私、初春さんのこと超誤解してました! 初春さんには祝福する資格、超バッチリです! そして今日から初春さんも私の超友達です!」
「安心して初春。誰もあんたのこと責めてないから。でもさ、今のままだと初春が笑顔になれないから一つだけやっておこうよ」
「な、何を、ですか?」
「「「「思いっきり泣きなさい」」」」
「そうよ飾利さん。理由が何であれ当麻さんと美琴さんを祝福したい気持ちはちゃんと伝わってるから」
「私、初春さんのこと超誤解してました! 初春さんには祝福する資格、超バッチリです! そして今日から初春さんも私の超友達です!」
「安心して初春。誰もあんたのこと責めてないから。でもさ、今のままだと初春が笑顔になれないから一つだけやっておこうよ」
「な、何を、ですか?」
「「「「思いっきり泣きなさい」」」」
抱きしめてくれる4人の優しさに初春はせき止めていたものが壊れたかのように大声で泣き始めた。
失恋の痛みを忘れるように、新しい自分に生まれ変わるように、そして当麻と美琴を笑顔で祝福できるようになるために。
初春が泣き止むまで御坂家の玄関の前で刀夜と旅掛はお互い何も言わずに待ち続けるのだった。
失恋の痛みを忘れるように、新しい自分に生まれ変わるように、そして当麻と美琴を笑顔で祝福できるようになるために。
初春が泣き止むまで御坂家の玄関の前で刀夜と旅掛はお互い何も言わずに待ち続けるのだった。
同時刻。
上条宅
「どうして分からないのよ~。」「ふえええぇ~上条さんギブですよ~。」
上条宅
「どうして分からないのよ~。」「ふえええぇ~上条さんギブですよ~。」
「今日帰省してそのあと正月くらいまでいるんだからこれくらいの課題ちゃっちゃと今日中に終わらせるわよ!」
「物理的に不可能だろ~。」
「物理的に不可能だろ~。」
「成せばなるっていうでしょ。手伝ってあげるからガンバロ♪」
「お、おう。」
「お、おう。」
土御門宅
「にゃー、舞夏と月夜のおかげで明後日までに終わりそうだぜい。」
「な~に言ってんの?今日はパーティーにお呼ばれしてるんだから課題はそれまでに仕上げるよッ!」
「にゃー、舞夏と月夜のおかげで明後日までに終わりそうだぜい。」
「な~に言ってんの?今日はパーティーにお呼ばれしてるんだから課題はそれまでに仕上げるよッ!」
「にゃにゃにゃんですと~!?」
「文句いう暇あったらやる!!」
「文句いう暇あったらやる!!」
青ピ宅
課題には手をつけていない。
目下それまで美琴に対してやっていたあ~んなことやこ~んなことを実行しようとする黒子と青ピの戦闘中。
目下それまで美琴に対してやっていたあ~んなことやこ~んなことを実行しようとする黒子と青ピの戦闘中。
そして何とか初春が泣きやんだあちらの方では…