「すっきりした? 初春」
「はい、もう大丈夫です。新生初春飾利、上条さんと御坂さんに最高のクリスマスを祝福と共に届けます!」
「はい、もう大丈夫です。新生初春飾利、上条さんと御坂さんに最高のクリスマスを祝福と共に届けます!」
泣き終えた初春は詩菜に涙を拭いてもらいながら、高らかに今日のパーティーの成功を宣言した。
そこでいよいよパーティーの段取りを組もうとした5人だが、
そこでいよいよパーティーの段取りを組もうとした5人だが、
「よく言ったのよね健気な愛しき我が姫君! この建宮斎字、全身全霊を以って貴女をバックアップするのよ!」
ガラスを突き破って乱入し、どさくさに紛れて初春の手を握ってきた建宮に阻止されてしまう。
初春は建宮に迫られたことで怯え、残る4名も呆気に取られて即座に反応できなかった。
初春は建宮に迫られたことで怯え、残る4名も呆気に取られて即座に反応できなかった。
「ヒ、ヒイッ! な、何ですかあなたは!」
「怖がることは無いのよ我が愛しき飾利姫。我ら天草式十字凄教が貴女の願いを必ずホウッ! ゴフッ!」
「初春から離れなさいよこの変態!」
「超キモいです。浜面と超いい勝負のキモさです、この超おっさん」
「怖がることは無いのよ我が愛しき飾利姫。我ら天草式十字凄教が貴女の願いを必ずホウッ! ゴフッ!」
「初春から離れなさいよこの変態!」
「超キモいです。浜面と超いい勝負のキモさです、この超おっさん」
初春を救い出したのは佐天の金的と絹旗の『窒素装甲』による右ストレートだった。
派手に吹っ飛ばされた建宮を警察に突き出そうとした美鈴と詩菜だったが、旅掛に止められる。
派手に吹っ飛ばされた建宮を警察に突き出そうとした美鈴と詩菜だったが、旅掛に止められる。
「みんな驚かなくてもいいし、警察を呼ぶ必要も無いよ。彼も私が呼んだパーティーの客人だから」
「そ、そうだったんですか? ごめんなさい!」
「気にする必要はありません、初春飾利さん。あの馬鹿にはちょうどいい仕置きです」
「そ、そうだったんですか? ごめんなさい!」
「気にする必要はありません、初春飾利さん。あの馬鹿にはちょうどいい仕置きです」
旅掛の後ろから現れたのは刀夜と神裂だが、神裂は浮かない顔だ。
それもそのはず、パーティーに乱入するはずの騎士団長が旅掛に呼ばれた客だったのだから。
戦う覚悟を決めていた神裂、しかし自分もパーティーに呼ばれているので肩透かし感一杯である。
それもそのはず、パーティーに乱入するはずの騎士団長が旅掛に呼ばれた客だったのだから。
戦う覚悟を決めていた神裂、しかし自分もパーティーに呼ばれているので肩透かし感一杯である。
「建宮のことは思う存分こき使って構いません。それと私も微力ながら力になります。上条当麻には恩がありますから」
「そうなのよね! 愛しき飾利姫の為ならたとえ火の中水の中なのよな!」
「建宮さん、でしたっけ。初春にあまり近づかないで下さいね。この子には刺激が強すぎますから」
「もし初春さんを超怖がらせたら病院送りだけでは済みませんよ」
「そうなのよね! 愛しき飾利姫の為ならたとえ火の中水の中なのよな!」
「建宮さん、でしたっけ。初春にあまり近づかないで下さいね。この子には刺激が強すぎますから」
「もし初春さんを超怖がらせたら病院送りだけでは済みませんよ」
神裂のことは受け入れた女性陣だが、建宮は明らかに初春を狙っているので子供達からは警戒されていた。
とはいえこのままでは何も始まらないので美鈴がパーティーの確認を始める。
とはいえこのままでは何も始まらないので美鈴がパーティーの確認を始める。
「えーっと主賓だけど当麻君と美琴ちゃん、それとハワイで会った3組のカップル、それと」
「浜面さんと滝壺さんです。この5組をお披露目&祝福するのが目的です」
「基本的にはその五組をいじりながらみんなで楽しくお喋りしたり料理をつついたりするのよね~」
「そうね。料理は私と詩菜さんだけで大丈夫だと思ったけど参加者多そうだから神裂さん、手伝ってくれる?」
「浜面さんと滝壺さんです。この5組をお披露目&祝福するのが目的です」
「基本的にはその五組をいじりながらみんなで楽しくお喋りしたり料理をつついたりするのよね~」
「そうね。料理は私と詩菜さんだけで大丈夫だと思ったけど参加者多そうだから神裂さん、手伝ってくれる?」
美鈴からの突然の指名に神裂は驚きながらも、快く了承した。
パーティーの飾りつけや力仕事は基本、男性陣(時々絹旗)で決定した。
次に初春が自分の中で目玉と考え、一番やりたいことを発表する。
パーティーの飾りつけや力仕事は基本、男性陣(時々絹旗)で決定した。
次に初春が自分の中で目玉と考え、一番やりたいことを発表する。
「じゃあゲームとかは佐天さんと絹旗さんに考えてもらうとして、私から二つ提案があります!」
「よっ! いいぞー初春ー♪」
「一つは昨日の女性陣の恥ずかしいコスプレ以上に恥ずかしいコスプレを男性陣にしてもらいます!」
「……それは女性陣は喜ばないんじゃないかな?」
「よっ! いいぞー初春ー♪」
「一つは昨日の女性陣の恥ずかしいコスプレ以上に恥ずかしいコスプレを男性陣にしてもらいます!」
「……それは女性陣は喜ばないんじゃないかな?」
初春の提案に異を唱えたのは刀夜で横では旅掛と建宮も頷いている。
しかし初春は慌てることなく、
しかし初春は慌てることなく、
「心配いりません。御坂さん、白井さん、白雪さん、アホ毛ちゃん、滝壺さんなら恋人さんがどんな格好でも萌えてくれます!」
「……なるほど。それで衣装のチョイスは誰がするんだい?」
「建宮さん、お願いできますか?(何だか変態さんの匂いがするから期待出来そう)」
「……なるほど。それで衣装のチョイスは誰がするんだい?」
「建宮さん、お願いできますか?(何だか変態さんの匂いがするから期待出来そう)」
初春に指名されたことで建宮は顔が見えないくらい何度も何度も首を縦に振り続けた。
そして初春はこれがメインとばかりにこんなプランを提示した。
そして初春はこれがメインとばかりにこんなプランを提示した。
「二つ目は5組のカップルの女性の方にはウエディングドレスか白無垢を着てもらいます! そこでみなさんに誰がどっちが似合うか決めてもらいます♪」
と初春が力説している所に…
「「「騎士団長!!」」」
「よお!!久しぶりだな!!しかしお前の娘と上条当麻が付き合っているとは驚いたぞ!!」
「まあな、そういやお前はどうして上条当麻のことを知っていたんだ?」
「そんな情報どっから持ってきたか知りたい物だが…まあいいか、将来はお前の息子になるかもしれないのだからな。」
「おっと、その前にこちらが上条刀夜、上条当麻の父親だ。」
「どうもはじめまして、よろしくお願いいたします。」
「いやいやこちらこそよろしくお願いします。」
と握手を交わした。
「では、少々息子について知りたいのですが…」
待ってました!!と全員振り返る。
「んん…彼はよくイギリスに貢献してくれた…いや、これは世界に貢献したと言ってもいいか…」
とそんな時に騎士団長の電話が鳴った。
「ちょっとすいません…はいこちら騎士団長…何!?女王達に例の招待状が届いただぁ!?
…わかった、今すぐ空港に行く。」
…わかった、今すぐ空港に行く。」
「どうした?」
「どうして女王達のアドレスがわかったか聞きたい所だが…また空港に行ってくる。
どうやら女王達が日本にまもなく来るらしい。ではまた後で…」
どうやら女王達が日本にまもなく来るらしい。ではまた後で…」
そう言うと騎士団長は一瞬のうちに消えた。
(あのバカ団長!!素人の前で人並み越えた速さで動いたら怪しまれるに決まってます!!)
「では!!気を取り直してウェディングドレスと白無垢、どっちが似合うか選びましょう!!」
(助かった…)
神裂は心の奥底から安心した。
「超白無垢です!!」「いやウェディングドレスです!!」
「白無垢なのよゴギュ!!」「変態オヤジは黙っててください!!」
「白無垢なのよゴギュ!!」「変態オヤジは黙っててください!!」
(なんか、騎士団長の素早さに突っ込んでくれなかったのはよかったのですが……)
別の話題でヒートアップしている初春たち&バカ騒ぎがアークビショップ並みに好きな建宮をみながら神裂は思う。
(何か心配です。ちょっと仕切りますか。)
別の話題でヒートアップしている初春たち&バカ騒ぎがアークビショップ並みに好きな建宮をみながら神裂は思う。
(何か心配です。ちょっと仕切りますか。)
18歳のはずだが精神年齢は面倒見のいいおばちゃん教皇は咳払いをして言う。
「えーっと…ところで結局何人くらい呼んだんですか?」
「20人くらいですよね?旅掛さん」
「えーっと…ところで結局何人くらい呼んだんですか?」
「20人くらいですよね?旅掛さん」
「へっ!?君が把握してるんじゃなかったのか?」
「いや~、途中から数数えるの面倒になっちゃって…大体20人です。」
「いや~、途中から数数えるの面倒になっちゃって…大体20人です。」
「しかし招待客の名前がすごすぎませんか?」
「確かに…。英国女王へのは騎士団長にも出したから『一応』程度に出したんだが……。」
「確かに…。英国女王へのは騎士団長にも出したから『一応』程度に出したんだが……。」
「女王陛下はパーティーとかその他大騒ぎがお好きなので…今はクリスマスで公務も少ないですし、それで来たんでしょう。」
「それもお忍びのようなのよ。」
「それもお忍びのようなのよ。」
建宮が言う。
「空港に配置した浦上達の報告によればやけに上機嫌のものすごい恰幅の良い女性が連れとともに降りてきたと思ったらそれが女王だったということなのよな!」
「なんですって!?もう着いたのですか?パーティーは夕方からのはずでは。」
「空港に配置した浦上達の報告によればやけに上機嫌のものすごい恰幅の良い女性が連れとともに降りてきたと思ったらそれが女王だったということなのよな!」
「なんですって!?もう着いたのですか?パーティーは夕方からのはずでは。」
「女王は昔から日本が好きだと聞いたことが有る。観光でもするのだろう。」
「はぁ…ところで『連れ』とは…まさか…??」
神裂の問いに追加報告を受けた建宮が答える!
「最大宗教なのよね!!後、王女三人も来てるらしいのよな!!」
「「「「「「「「「何いいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」」」」」」」」」
「まさかそこまで凄い人種が一気に来るとは…」
「「「「スゴいですよね…」」」」
親達が呆然としてる間に中学一年生達は…
「私!!お姫様と話す権限があるはずです!!何てったって、私がパーティーに呼んだんですから!!」
「そうだよ初春!!次いでにこの写真のことバッチリ聞いといてね!!」
「そうですよ!!絶対に超聞いて下さい!!」
「任せて下さい!!絶対に聞き出します!!」
なんか燃えていた…
「ちょっと、盛り上がってるところ悪いんだけど・・・」
「なんですか?美鈴さん」