とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

Part06

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集



エピローグ 乙女の願い


鏡騒動から3日後
美琴は上条をいつもの公園に呼び出していた。

「悪い、待たせたか?」
「遅い!何分待たせんのよ!」

「で、用ってなんだ?」
「改めてこの間のことのお詫びしたいと思って・・・・・・」
「お礼ならこの前ファミレスでご馳走してくれただろ?」
「アンタにはひどいこと言ったし・・・・・、あれだけじゃ私の気が済まないって言ってんのよ」

「・・・・・・ごめんな」
「なんでアンタが謝るのよ」
「俺が何も出来なかったせいで、お前を苦しめてしまった」
「違う!アンタは何も悪くない!!」
「でも」
「それ以上言ったら本気で怒るわよ?」
「・・・・・・わかった」

上条と美琴は並んで歩き出す。


「それにしても不思議な鏡だったよなー」
「そうね・・・・・・」

「ずっと気になってたんだけど、御坂があんな態度取ったのって鏡が出した元に戻る条件のせいなんだよな?」
「結局ウソだったみたいだけどね」
「鏡がお前に教えた元に戻る条件ってなんだったんだ?」

「えっ?そっそれは・・・」
「言いたくないなら無理に聞こうとはしないけど」
「―――ことよ・・・・」
「え?」
「大好きな人に嫌われるってことよ!」
「それって・・・・・どういうことですか?」
「だから私はアンタに嫌われようとしてたの・・・・・」
「なんで俺に嫌われようとしたんだ?」

「アンタのことが好きだって言ってんのよ!これ以上言わせんな!鈍感馬鹿!!」
「御坂―――」

今回の騒動で、上条は自分の胸の奥底に眠っていた美琴への気持ちに気づくことが出来た。

風が吹いた、暖かくて優しい風が吹いた。
まるで二人の未来を祝福してくれているような風だった。

鏡が出した条件は本当にウソだったのか?

好きな人から嫌われるということの真意―――
それは、どんなにひどいことをしても逃げ出すことなく想ってくれる真実の愛を見せること。

今となっては真相は闇の中だが、この物語はここで完結することにする。

『ふふ、少しは素直になれた?』



Fin






タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

目安箱バナー